GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

地方競馬の騎手

2007年12月06日 | 競馬場
朝日新聞の夕刊「スポーツ人物館」で、地方競馬の騎手にスポットを当てたコラム連載中。
1回目は宇都宮競馬の騎手だった内田利雄騎手。続いて名古屋の女性騎手宮下瞳騎手、大井競馬の的場文男騎手、内田博幸騎手、今日は、岩手競馬の菅原勲騎手。

地方競馬の衰退にともない、地方所属騎手のJRA移籍が当たり前のようになっている今、一般紙でこのようなコラムが連載されたことには意義があると思う。
少し前なら、安藤勝巳、岩田康誠などの騎手もとりあげられたのだろうに、今や彼らはJRA所属の騎手で押しも押されぬGI常連の活躍ぶり。
なかなかスポットがあたりにくい地方競馬で、ステッキだけで生きる騎手たちの生き様を改めて思う。

遠野乗用馬生産者組合員の中にも、水沢競馬の騎手のご家族がいる。
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『ホース・メイト』Vol.52発行

2007年12月05日 | 日本の馬
今年9月、在来馬と関わる人たちが、全国乗馬倶楽部振興協会の後押しで遠野に馬の研修に訪れました。その模様を取材させてもらい、『ホース・メイト』に寄稿しました。

馬の世界は思わぬ場所でつながるので、本当に驚かされます。
遠野は、乗用馬、農用馬の生産をしており、競馬やサラブレッドとは別の世界、まして在来馬はもっとかけ離れた世界だと思っていましたが・・・。
つながってしまうんですね。すべてが・・・。といっても、それは遠野という土地が、馬世界の台風の目みたいな存在にあるからかもしれません。

「馬は、種牡馬や繁殖牝馬を除いては、生涯に少なくともその生活地を三轉する運命を持っている」(岩波写真文庫『馬』より)という一文も、頭によぎります。

そんな馬の世界を網羅した雑誌『ホース・メイト』(日本馬事協会)が、次号をもって休刊になるそうです。
私も、随分お世話になった雑誌で、4ヶ月に一度の発行を楽しみにしていました。
本当に残念です。

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100勝達成!! 津村騎手

2007年12月03日 | 競馬場
ライターのヨーコちゃんと一緒に応援している津村騎手が、中京競馬場でJRA100勝達成!!おめでとう!!津村君は、船橋出身。津村君のお母様は女優さんで、美貌の人、ヨーコちゃんとは旧知の仲だそうである。(このエピソードはヨーコちゃんの本『三角のマリリン』に掲載されています)
中山競馬場では、盲目の母馬マイネカトリーヌの子、マイネアベニールが4戦目に初勝利。
阪神競馬場では、遠野ゆかりの馬たちが出走。遠野から戻って初戦を快勝した馬たち、クラスが上って善戦した。次回に期待です!!

悲喜こもごもの競馬場、馬も人もいろいろな思いを込めて・・・。


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「可愛い」サラブレッド

2007年12月02日 | 競馬場
中山競馬初日のパドックで、「可愛い!」顔をした馬を見つけ、パシャパシャ撮った。
「可愛い」顔のその馬は、そのレースで見事優勝。「やっぱりパドックでレンズを向けたくなる馬には、オーラがあるんだ」などと思いながらWSで待機していた。
が、ものすごくテンションが上った馬は、厩務員さんや調教師さんを引きずるようにして表彰式へ。「可愛い」顔と裏腹に、すごーく激しい性格のようである。
馬は見かけによらない、というけれど、こういう場面を見ると実感する。

日高でテンビーという種牡馬に会ったことがある。やはり涼しげなつぶらな瞳で「可愛い」顔をしていた。でも担当の人いわく、「この馬の顔にだまされたら大変。知らないで放牧地に入ろうものなら殺されちゃうよ」。
馬の愛らしい顔にだまされるな、とはよく聞く言葉である。

写真は、先週のJCを優勝したアドマイヤムーン。
サラブレッドの瞳には、独特の魅惑的な光がある。それは「馬に乗りたい、さわりたい」などという気持ちなどふっとぶような強烈な光。

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