GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

水沢競馬場

2007年12月07日 | 競馬場
2004年12月初旬、岩手水沢競馬場を訪れたときの話。

東北本線で水沢駅から無料バスにゆられること15分ほど(だったかな)、町の文化施設の一画に競馬場があり、厩舎と町民体育館が隣りあわせといった風情。さすが馬文化が根付く岩手だと、感動した覚えがある。
一番驚いたのは、親子連れが多かったこと。府中や中山などJRAの競馬場はすっかりファミリーが多くなったが、南関東の競馬場(特に川崎や船橋)はどこか女性や子供には近寄りがたい雰囲気が残っている。それに比べたら、水沢競馬場はアットホーム、「おらが村の競馬場」ムード。立派なグッズショップもあった。
寒い日だというのに、たくさんのお客さん。

競馬場を後にして新幹線水沢江刺駅へはタクシーで10分ほど(だったかな・・・)。運転手さんがしきりに競馬場の自慢話をする。水沢競馬は黒字であり、市民にも受け入れられている娯楽だという。盛岡ばかりが赤字を累積させていて、水沢がとばっちりを受けていると嘆いていた。

小雪が舞う中、冬の陽射しが時折差し込む。競馬場の空には一日中虹がかかっていた。この時期、そんな光景はよくあるのだと聞いた。
是非もう一度行ってみたい競馬場だ。

岩手競馬の存続がまた騒がれている。
(詳細は、当ブログからリンクしている「競馬サロン◇ケイバ茶論」http://hirotomi.cocolog-nifty.com/blog/12月4日付けの記事をごらんください)




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