GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

新宿御苑

2006年09月10日 | 馬徒然
根岸の馬の博物館でテーマ展「馬の伝説」開催中。身近な場所に、馬の逸話があったことを知った。
江戸時代、家康が内藤町の殿様に、馬を放牧できるほどの土地を下さった。それが新宿御苑がある場所だという。しかし、馬は広い放牧地を駆け回りすぎて、果ててしまったとか。馬を哀れんだ殿様は、神社に馬を祭って霊を慰めたという。それが内藤新宿多武峰神社の駿馬塚。
以前、乃木将軍の愛馬、壽号のことを取材したおり、今の赤坂御所のあたりも、馬を追う土地だったことを知った。新宿御苑も、赤坂御所も、神宮の森近辺は、昔、馬がかけまわっていたところだったとは・・・。
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秋競馬開幕の日

2006年09月09日 | 馬徒然
ベランダの紫式部の青かった実が紫色になった。今朝、初めて気がついた。
蜂の巣に家族が増えている。8匹になった。狭い所帯なのに、ひしめき合っている。猫のチビの発作が起きなくなり、食欲が旺盛になった。1日3食、すごい勢いで食べる。エンゲル係数がぐっと上った。
今日は、秋競馬のスタート。中山の紫苑ステークスの注目は、史上初の南関東3冠牝馬になったチャームアスリープ。そういえば、中山競馬場のまわりは、梨の直売店が並んでいることだろう。
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三社祭の馬

2006年09月08日 | 馬徒然
コニカミノルタプラザのフォトプレミオの作品に、馬の写真があった。作者に伺ったところ、浅草の三社祭で見かけた馬だという。最近は、気のせいか、どのお祭りにも馬が登場する。きっと、絵になるんだろうな。そうやって、少しずつ、少しずつ、馬が活躍する場が増えれば、嬉しい。サラブレッドでも、木曽馬でも、遠野馬でも・・・。
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「雑」と名のつく命

2006年09月07日 | 馬徒然
アスファルトのすきまから、「雑草」が元気に顔を出す。「イヌタデ」の赤い花も咲いている。雑草とは、本当に力強い。どこでどうやって、その種を、その芽を育むのか、不思議だ。人間が無関心でも、いや、無関心だからこそ、どこでも生きていけるのかもしれない。
犬や猫でも「雑種」といわれる命がある。我が家のベランダ猫チビも、もちろん雑種。サラブレッドも「サラ系」といわれる馬たちがいる。競走馬でもなく、木曽馬や道産子などの「日本在来馬」に指定されるわけでもなく、かろうじて命をつなぐ馬たちがいる。隠岐や下北の馬たちがそうだ。「在来馬」の指定を受けない彼らは、保護の対象になることはない。でも、生きている。
雑草だって、雑種だって、「競争成績が優秀でなかった」と報じられた船橋競馬場の火災の犠牲馬だって、命なんだから!!!!
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犠牲になった馬たちへ

2006年09月06日 | 馬徒然
先日の船橋競馬場厩舎の火災で、ゆかりの馬が亡くなったことを知った。1頭は、お世話になっている牧場に深く縁のある2歳馬。母馬、父馬、そして兄弟馬も、私には格別の思い入れがあり、その名を目にしたときは絶句してしまった。まだまだこれからの馬だった。もう1頭は、3年前の台風の被害の中で奇跡的に生き延びた馬だ。これも当時『乗馬への道』で取材させてもらった牧場の生産馬だ。あの被害の中、生き延びた当歳馬は運が強いに違いない、と打ちのめされていた牧場の人たちの希望の星だった。水に流されて命を落としたほかの馬たちの分まで、がんばってと、望みを託されて競走馬になった馬だった。
なんともやりきれない。亡くなった馬は全部で9頭。合掌・・・。
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CUBE BOOK HORSES

2006年09月05日 | 馬徒然
夏競馬が終わり、今週末からは中山に競馬が戻ってくる。JRAの報道申請のため、六本木へ。小さな洋書屋さんを見つけた。20%OFFのセール中。早速物色すると、馬の写真集が見付かる。野生馬から、馬術、競馬、ポロ、トロッター、女王陛下の騎馬隊、ロデオ、なんでもあり。全725ページ、かなり見応えがありそう。今日はすごく暑かったけれど、さすがに秋の夜長、6時過ぎはもう薄暗い。ゆっくり拝見するとしよう。
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日本酒とジャズ

2006年09月04日 | 馬徒然
昼間は暑くても、夜は涼しいこのごろ。夏の間は焼酎一辺倒。でも、今日は日本酒の気分になった。秋の虫の声が心地よくて、神宮球場もナイターがなく静かで、ビル・エバンス「Moonbeams」のピアノが心地いい。空や風、夕暮れ時は秋を告げているけれど、嗜好の変わり目も季節の変わり目。
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原宿のお祭り

2006年09月03日 | 馬徒然
遠隔地の遠野のお祭りは、何度か見る機会に恵まれた。が、地元のお祭りは、といえば、神社の縁日は浴衣などを着て行っていた時代もある。最近は無関心・・・。
今日、数十年ぶりに日曜日の表参道を歩いたら、なんとお祭りだった。人ごみと車の渋滞をぬって、御神輿。昔からやっていたっけ・・・?御神輿の担ぎ手は、地元の人・・・?でも道行く人は、御神輿にはさほど関心も示さず、ショッピングに夢中といった感じ。様々な格好が当たり前になっている表参道では、祭りのはっぴでさえ奇妙なファンションの一つになって、だれも振り向かない。
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ぬいぐるみホース

2006年09月02日 | 馬徒然
以前、競馬場の応援幕におもしろいキャッチコピーのものを見つけた。「めざせ!ぬいぐるみホース!」。競馬場のグッズショップ「ターフィー」で競走馬のぬいぐるみが売られている。でも、GIレースを勝たないと、「ぬいぐるみ」にならない。応援馬に「ぬいぐるみホース」になることを期待した応援幕、気持ちがよくわかる。
今日、久々にプラザエクウスのショップに立ち寄ったら、コスモバルクのぬいぐるみが並んでいた。今頃気付くなんて、遅い!かもしれないけれど、嬉しくて即購入。バルクは中央所属ではないし、活躍馬ではあっても中央のGIはまだ未勝利。それなのに、あのディープインパクトと並んで「ぬいぐるみ」になったのだ。これは歴史的快挙だ!!!シンガポールの国際GIレース優勝が、功を奏しているのだと思うが、すごい、すごい。
競馬ファンでない方には、意味不明のことだと思うけれど、つまりコスモバルクという馬は、ディープインパクトと違う意味で、次々記録を塗り替えているすごい競走馬だということなんですー!
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寒立馬の写真展

2006年09月01日 | 馬徒然
今日から9月。一日雨降りで、気温もぐっと下がった。
秋の声と同時に、いろいろな写真展のお知らせをいただく。
今日は、その中の一つ、秋田在住の写真家・小林義男さんの写真展「下北牧歌 寒立馬の四季」をご紹介。9月13日(水)~9月26日(火)銀座コダックフォトサロンにて。AM10:00~PM6:00(最終日PM3:00まで)日曜・祝日休館。小林氏は、下北半島尻屋崎の馬たちを、長いこと撮影している。数年前、代官山のギャラリーでも寒立馬の写真展を開催された。下北半島尻屋崎・・・一度訪れたいと想いながら、未だかなわず、小林氏の写真展で寒立馬の姿を堪能したいと思っている。
頂いた案内状をアップロードしようと思ったのに、なぜかできない。なんで・・・?せっかくの美しい写真、アップできずに残念。
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