GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

宮古馬を訪ねて(1)~子馬の誕生~

2009年04月23日 | 日本の馬
皐月賞翌日の4月20日から、沖縄・宮古島に在来馬の宮古馬を訪ねました。

羽田から直行便で宮古島に着いたのは午前10時、宮古馬関係者の方との約束が午後2時過ぎだったので、レンタカーをして、まずは宮古馬がいるという宮古島市内の熱帯植物園に向かいました。

散歩コースにも最適という広大な植物園の一画に、宮古馬の放牧地があります。
初めて会う宮古馬。ドキドキしながらのぞいてみると・・・、なんと小さな赤ちゃんが母馬のそばにぴったり寄り添っているではありませんか!
その日の朝方に生まれたばかりの女の子だそうで、名前はすぐに「早紀」と命名されました。
おりしも宮古島は、前日までトライアスロン大会で全国から選手が集っていました。たまたまその日に宮古馬に会いに来ていた女性アスリートの方の名前が、そのまま子馬の名前になったのでした。
子馬誕生のニュースは、地元の新聞でも大きく報じられました。
母馬は、美羅(ちゅら)8歳、父馬はタケハラ21歳。
美羅にとって4頭目の子馬だそうです。

早紀が生まれた晩、大雨となりました。
翌朝行ってみると、早紀の毛はびっしょりと濡れ、震えていました。でも午後には不思議と綺麗に乾き、元気に母馬のまわりを飛び跳ねていました。
在来馬の子は逞しい!

着いたその日の朝に生まれた子馬に会うことができるなんて、とても幸運でした。
写真は、生まれて2日目の早紀。

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