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遠野にはどんな馬がいるのか、よく聞かれる。
遠野の乗用馬の種馬は、少し前だったらセル・フランセとアングロ・アラブ、現在はウェストファーレン、トラケーネン、アングロ・アラブだ。セル・フランセもウェストファーレンも、ヨーロッパでいろいろな馬をかけあわせて作られた品種で、セル・フランセはともかく、ウェストファーレンは、ドイツのウェストファーレン州で生産される乗用馬のことを一般的にそう呼んでいる。つまり雑種。
遠野の母馬たちも多種多様、サラブレッドもいれば、昔ながらの半血もいるし、日本では珍しいハノーバー、それから海外から輸入されてきたセル・フランセ、ドサンコもいる。だから生まれてきた子馬たちはみんな「混血」だが、「日本スポーツホース種」という表記で、セリに上場される。
サラブレッドのように、「競走」という単一の目的で生まれてくる馬たちとはちがい、乗用馬の用途はいろいろ。今は「日本スポーツホース種」として世に出る遠野の馬たちだけれど、いつかウェストファーレン種のように、遠野で生産される馬が「遠野種」と呼ばれる日が来るんじゃないかな・・・?
写真の芦毛の母馬はサラブレッド(父バイアモン 母キリクリスタル)だが「日スポ」と表記され、ウェストファーレン種を父にもつ仔馬は「日本スポーツホース種」としてセリに登場した。
遠野では農用馬も生産されているが、現在の種馬は栗毛の美しく若いブルトン種。昨年までは芦毛のベルシュロン種がお勤めを果していた。
遠野の乗用馬の種馬は、少し前だったらセル・フランセとアングロ・アラブ、現在はウェストファーレン、トラケーネン、アングロ・アラブだ。セル・フランセもウェストファーレンも、ヨーロッパでいろいろな馬をかけあわせて作られた品種で、セル・フランセはともかく、ウェストファーレンは、ドイツのウェストファーレン州で生産される乗用馬のことを一般的にそう呼んでいる。つまり雑種。
遠野の母馬たちも多種多様、サラブレッドもいれば、昔ながらの半血もいるし、日本では珍しいハノーバー、それから海外から輸入されてきたセル・フランセ、ドサンコもいる。だから生まれてきた子馬たちはみんな「混血」だが、「日本スポーツホース種」という表記で、セリに上場される。
サラブレッドのように、「競走」という単一の目的で生まれてくる馬たちとはちがい、乗用馬の用途はいろいろ。今は「日本スポーツホース種」として世に出る遠野の馬たちだけれど、いつかウェストファーレン種のように、遠野で生産される馬が「遠野種」と呼ばれる日が来るんじゃないかな・・・?
写真の芦毛の母馬はサラブレッド(父バイアモン 母キリクリスタル)だが「日スポ」と表記され、ウェストファーレン種を父にもつ仔馬は「日本スポーツホース種」としてセリに登場した。
遠野では農用馬も生産されているが、現在の種馬は栗毛の美しく若いブルトン種。昨年までは芦毛のベルシュロン種がお勤めを果していた。
けれど私自身は、遠野生れの馬たちのお尻に平仮名で「と」という烙印をおしていることを大切にして「とおの種」と命名してほしいと思っています。