GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

流鏑馬の馬

2009年09月25日 | 馬徒然
馬事公苑のイベント「愛馬の日」に、毎年必ず披露される流鏑馬。

撮影していた場所で、「今日の馬は流鏑馬初体験の馬なので、危ないから離れてみてください」と、流鏑馬保存会の関係者の方がお客さんに案内している。
場内を流れるアナウンスも、「流鏑馬保存会の方は出張先で馬を調達して芸を披露しており、難しい局面もあります」と紹介している。
なるほど、伝統行事に専門に携わる馬がいないのだ。

流鏑馬に向いている馬とはどういう馬なのか。流鏑馬どころか馬術、いや、乗馬すらおぼつかない私にはわからない世界である。ただ、競馬、馬術、それだけでなく流鏑馬という日本の伝統行事でも相応の馬が求められていることは確かである。

そういえば、由緒ある流鏑馬に関わっておられる方が、遠野の馬は流鏑馬に向いているとおっしゃっていた。今度お目にかかったら、その真意を伺いたいと思う。

それにしても馬事公苑で披露された武田流流鏑馬の型の美しさ!
流鏑馬のエキスパートの馬による流鏑馬を、是非是非見たいと思った。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
流鏑馬写真の射手です (伊村 直也)
2009-12-19 10:59:19
すばらしい写真です
こんなに歯をくいしばって的を射る自分は
初めて見ました
この芦毛には大変苦労しました
本当にすばらしい写真
感激です!!
返信する
ありがとうございます。 (grass)
2009-12-19 19:27:36
伊村様、コメントありがとうございました。
「愛馬の日」の流鏑馬の射手の方に御覧いただけたこと、本当に嬉しく思います。
流鏑馬の保存にあたり、専門の馬がいないということは最近知りました。初めてまたがる馬で、あれだけの技術を披露される皆様はすばらしいですね。
返信する
写真使用についてのお願いです。 (吉濱徹二)
2010-09-06 13:25:04
日本古式弓馬術協会の吉濱と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
写真の射手(伊村)の所属する会の者です。
こちらの写真を当会案内用ポストカード(無料配布用)に使用したいのですがお許しいただけますでしょうか?
copyrightをご指定いただけましたら記載いたします。
何卒、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
日本古式弓馬術協会
(武田流鎌倉派)
吉濱徹二
<yoshihama@arksys.co.jp>
返信する
ポストカード (grass)
2010-09-06 18:54:33
吉濱さま
コメントと嬉しいお申し出をありがとうございました。
皆様のHPを見つけましたので、そちらにメールをいたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
今年も「愛馬の日」は、撮影に行く予定です。
返信する

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