GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

冬の調教

2008年01月18日 | 馬徒然
遠野は乗用馬生産で名が知れた土地。でも競走馬の休養地、育成地として施設が整い、ここで休養したスズカフェニックスが高松宮記念(GI)を勝っている。

競走馬を預かるということは、とても厳しい仕事だと思う。
冬のある日の午後、雪が積もるコースをウォーミングアップしている馬たち。MS遠野、そしてグランド牧場さんの馬たちである。
天候は関係ない、休養している現役馬やデビューを控えた馬たちが日々トレーニングしている。厩舎では健康に留意し、馬房を清潔に保ち、飼料を調整し、調教ではタイムや個々の馬の細かなデータをとる。
スタッフたちの仕事は次から次へ。でも彼らは実にきびきびと仕事をしている。その表情に曇りのない誇りすら感じる。

フェニックスの妹や弟が休養に来ていた。
地道な日々の仕事の積み重ねが、馬たちの晴れ舞台の土台を築いていく。
それは、乗用馬も競走馬も同じなのではないだろうか。
コメント
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