五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想

2011年05月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2011年7月号

 「今月のタイスぺ!」

 その1 『笑って!外村さん』 『恋愛ラボ』

 その2 『トンネルの華子さん』 『ケータイしてね!』 『69億のクリスマス』

 

 次号、『じょしもん』ゲストー! そして、『夏乃ゴーイング!』が最終回!?

 今月号も、面白い作品多くて感想書ききれず・・・でした!

 

 

●パンむすめ (樹るう 先生)

 定休日にお出かけ2人。 お休みにも何だかんだでパン・ライフをすごす2人が生粋職人!

 今回、山本家のおばあちゃまがスゴイ人だと明らかに! となると、メガネくんも・・・ほほぅ。

 そして助言を得て、ゆとりを作ったこぐまベーカリー。 ますますのパワーアップに期待ッ!!

 

●たまのこしかけ (荻野眞弓 先生)

 たまこさんの旅行話。 水軒駅跡地にて、しんみり「共感」する女35歳の哀愁に涙(;◇⊂)

 旅先でのプロポーズにまで顔赤らめるほど、もはや余裕なしか!Σ(^∀^;) 十条くんは?

 でも、新幹線に乗り遅れても、様々な乗り継ぎでカバーしてしまう鉄子っぷりは、さすがや!

 

●ベツ×バラ (曙はる 先生)

 原田くんの免許の写真はロン毛! 見たいとせがんだ女性陣の反応、あるある~(´▽`;)

 そして別所さんが過去の写真から知る、カナさんの想い人・・・昔のカナさんも可愛いなあ。

 「社内恋愛」 別所さんのはしゃぎっぷりを、原田くんが気にする様子が、ちょっとよかった。

 

●えすぴー都見参! (岬下部せすな 先生)

 非番の日に喜んで草むしりする雪さん。 やっぱり直人殿のそばにいられるから・・・かな。

 しっかり者な直人殿も、雪さんの前では子供みたいだけど、それは「姉」として見てるから。

 ゆえに積極的に攻める雪さんだけど、【新事実】発覚で驚き! これは可愛すぎるでしょー!!

 

●ポンチョ。 (高嶋ひろみ 先生)

 新しい傘をもらって大喜びのポンちゃん、可愛らしい(●^o^●) 元気が有り余ってるな~。

 晴れで悲しい⇒雨で嬉しいの表情変化がよいですね。 傘がなくなってることに悲しむのも、

 「こども」という感じがウマく出ています。 そして、シホちゃんもポワポワしてて面白かった!!

 

●野菜畑でつかまえて (まつもと剛志 先生)

 「尊敬する人」というテーマで作文を書くことになった桃くん。 さて誰について書こうかな?

 さくらさんは月子さんだけど、その月子さんの【出来る女】っぷりが見事すぎて尊敬しちゃう!!

 そして月子さんの昔話から、父ちゃんのスゴさを知る桃くんだけど・・・父ちゃん~(^◇^;)

 

●おーがちゃん (コンノトヒロ 先生)

 いつもどーりに、おーがちゃんやジャッキーの可愛らしい面白さを堪能していたら、ひそかに

 スゴイ会議が開かれていたと判明! 「オーガ玉」とか「封神鬼哭覇王掌」とか面白いのに、

 雷ネタに大笑いしたのに・・・最後、コワかったよぉ~((((;=д=.)))) どーなってしまうのか!?

 

●シュガービーチ (下村トモヒロ 先生)

 合宿! となると、ここはお嬢様なこさんの別荘とか行くんだろう・・・という期待を打ち砕く

 なこさんの毒舌口撃がスゴかったー!Σ(゜Д゜;) 『け〇おん!』のたくあんさんとは違うッ!!

 「寝袋」は面白かったですけどね(;´∀`) 許嫁トーナメントなど、なこさんネタ豊富でした!

 

●早乙女寮別館ものがたり (小谷あたる 先生)

 松子さんの昇級試験も終わり、卒業後の進路について学友たちと語り合ってます(●^o^●)

 「仕事」か「お嫁」か、乙女の夢見る姿がふんわり楽しい。 結果発表の4コマとか、イイね。

 そして以前とは違う表情で、前に進もうとする松子さんの「成長」に、読者も破顔一笑です!

 

●放課後のピアニスト (十野七 先生)

 コミックス1巻が、7月7日発売決定!・・・十野「七」先生だからってわけじゃないですよね?

 今回は、シド先輩の完璧主義がもたらす欠点が、コミカルに描かれていましたけれども、

 このタイプは波が激しいけど成功するよね・・・? ララ先輩は良い人材ゲットしてますよ!

 

●ないしょのミルクティー (吉岡七見 先生)

 今回は2色カラーで登場です。 ゆかりさんの高校の時の同級生が訪れて・・・どうなる?

 無邪気にテストの点数を喜んで、ゆかりさんに早く伝えたいと急ぐチカさんの心が切ない。

 ゆかりさんの「再会」が今後どのようにチカさんとの関係を変えてゆくのか、時間はゆるり。

 

●丸の内! (藤島じゅん 先生)

 コミックス1巻が7月7日発売決定! ということで、もみ手攻撃で読者にゴマする丸の内!

 おだてヨイショで多くの人を懐柔してますけど、はたして読者に通じるか!? もみ手可愛い。

 「千手観音」と、もみ手をウマく(?)使った「奥義」にゃ笑った゜(*゜´∀`゜)゜ 売れるとイイね(ォィ

 

 


◆ 今月のタイスぺ! その2

2011年05月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2011年7月号 「その1」のつづきです。

 「その1」は、『笑って!外村さん』 『恋愛ラボ』の感想です。

 

 

●トンネルの華子さん (松田円 先生)

 コミックス1巻、6月7日発売!!

 Manga_time_sp_2011_07_p017

 夏の間だけトンネルに現れる幽霊・華子さん。

 彼女が見える人間は何か悩みを抱えており、それを華子さんに相談して・・・という物語。

 

 この相談⇒解決の流れがコミカルながらも、どこか遠い夏の日を思わせる雰囲気。

 相談事が解決してしまうと華子さんが見えなくなってしまうというのも、

 なかなかに沁みる感覚を残してくれて、楽しいながらもよい感じな作品になっています。

 

 今回からは新章ということで、家出少女がトンネルに野宿しようとするお話。

 彼氏との駆け落ち延期の理由と、華子さんによる彼氏への「返信」には笑いました゜(*゜´∀`゜)゜

 転校がイヤとのことだけど、これがどのような流れで「解決」してゆくのか・・・

 家出少女・久美さんと華子さんとの交流は始まったばかり。 今後が楽しみです!

 

 

 

●ケータイしてね! (山内八子 先生)

 山内先生の新作ゲスト!

 Manga_time_sp_2011_07_p109

 ケータイの等身大・擬人化。

 34歳会社員である「ご主人様」と、その携帯電話である“ケータイ”ちゃん・・・最新型やで。

 

 そんな2人によるコメディ4コマで、おもにケータイちゃんの多機能さがネタになっています。

 「目覚まし」「電卓」「マナーモード」などなどの機能によって、ご主人様とのコミュニケーション

 をとる姿が面白味になっている印象。

 献身的でけなげなケータイちゃんの努力に笑・・・涙しますよ( ;∀;)

 

 

 等身大擬人化ということで、「いつも身近にいる男女」な雰囲気も悪くない。

 ケータイのデコ=少女のオシャレとなっている点も、面白いところですね。

 それに何より、ケータイちゃん可愛いし・・・・・・今月号の「可愛かったで賞」第3位。

 Manga_time_sp_2011_07_p113

 こんな2人のやりとりに、笑いながらロマンス的なものを感じたり、

 なかなか楽しい作品になりそうなので、期待です!

 

 それにしても、山内先生は前作『六畳一間ようかい系』も面白かったんですけどね・・・

 新作で登場なので、あちらはもうないのでしょうか? ちと残念かも。 

 あと私見ですが、作品を重ねるごとに作品の質が向上しているように思われます。

 もしかすると山内先生は、急成長中の期待株な作家先生かもしれません・・・よ?

 ということで本作品、今後の展開を楽しみにしております!

 

 

 

●69億のクリスマス (三谷知子 先生)

 クリスマスをめぐるオムニバスストーリー、隔月連載。

 Manga_time_sp_2011_07_p145

 今回は「恋のリース」前編ということで、2回にわたる物語のようです。

 「約束だよ先生 明日のクリスマス デートして」

 

 100点とったらデートする約束をしていた女性教師。

 100点とっちゃった男子生徒・相模圭介くん。

 そんな2人のクリスマスデートなお話・・・だったのですが、

 大人な先生にはお付き合いしている男性がおりまして、

 少年の純粋な想いにはモヤモヤと霞がかってしまいましたという展開。

 

 ストレートに、だけどスマートに、先生への想いをぶつける圭介くんの明るさが、

 “デート”中に時間を気にする先生を見ていて、次第に曇ってゆく描き方が秀逸でした。

 「リースの輪は永遠の愛の証し」

 少年の本当に純粋な想いに対して、その場限りの対応をしてしまった大人の女性の後悔。

 

 それらが、クリスマスの寒さを感じさせる空気感と相まって、見事な雰囲気を創りだします。

 この物語が、どのように後編で動いてゆくのか・・・とても楽しみです!

 

 

まんがタイムスペシャル感想へつづきます。

 


◆ 今月のタイスぺ! その1

2011年05月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2011年7月号

 Manga_time_sp_2011_07

 「まんがタイムスペシャル」今月号のピックアップ!

 今回は2つに分けます・・・長いので。

 

 ちなみに今月号の「可愛かったで賞」(異論容認)は、

 『えすぴー都見参!』より、草むしりをする雪さんでございました。

 Manga_time_sp_2011_07_p057

 可愛かったのは、そのお姿だけでなく、内面もでしたけどね。

 それについては簡易感想の方で・・・

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 コミックス2巻が6月7日発売ということで、巻頭カラー!!

 春野さんと映画に行く外村さん・・・の巻。

 Manga_time_sp_2011_07_p003_2

 外村さんの好きな「俳優」のりお目当てで観る映画を決め、

 いよいよ当日の待ち合わせ! この待ち合わせネタでの外村さん、おもろいわ~。

 「春野さんとのお出かけ」にそわそわして、考えすぎるあまりに妙な行動につながるところが

 滑稽でありつつも、内面の可愛らしさを感じさせてくれていますね~。

 でもって立ち姿のカッコイイのが、これまた笑いを誘う(^◇^;)

 

 

 しかし、あれですよね、春野さん。

 イイ人なんだけど、外村さんで遊んでいるというか、観察して楽しんでいるとこがある(^^;

 Manga_time_sp_2011_07_p006

 まあ、そんなところも親友っぽいのか・・・な?

 外村さんのことを、きちんと考えてはいるわけですし。

 

 そして、最後のネタでの外村さんが持っていたパンフレットについて。

 コレが例によって、誤解によって入手した望んでいないパンフなわけですけども、

 前のページでは春野さんが、別のパンフレットを「・・・あげるよ」と優しく言ってくれています。

 

 しかしながら、このとき外村さんは、春野さんからそのパンフレットをもらっていないことが、

 最後のシーンからわかるんですね。

 

 外村さんにとっては、のどから手が出るほど欲しいパンフだったはずなのですが、

 春野さんから「あげるよ」と提案されても、「いや、それは悪い」などと言って断り、

 欲しいパンフをもらわなかったであろうことが、容易に想像できるわけです。

 最後に外村さんは、自分の欲しいパンフレットではなく、

 誤解で入手したパンフレットを持っていたわけですから・・・

 

 つまり外村さんは自分が欲しいモノよりも、春野さんのことを優先的に考えたことが、

 ここから察せられて、笑いながらも微笑ましい気分になれたりしました。

 などなど、今回も笑いとほんわかアリの外村さん。

 コミックス2巻は6月7日発売ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 マキ、喜んでます。

 Manga_time_sp_2011_07_p009_2

 ということで、前半は『恋愛ラボ』生徒会モード!

 なのですけど、いま流行りの「魔法少女」って・・・なんぞ?

 あれですか、マキさんは大きな世間の一部で流行っているアレをご存じなの?

 それともネット情報に踊らされてるのん?

 ああ、この人そーゆーとこあったよね( ̄▽ ̄;)

 ちなみに私は、紅茶が似合うティロ・フィナーレ派です。(聞いてねえ)

 

 それにしても、「ちょっとよそいきのかわいいワンピ」に関するイメージが、

 リコとマキで大違いなのには大笑い!!゜(*゜´∀`゜)゜ 自信たっぷりに何イメージしとんだマキ!

 リコの方は可愛らしいですよ、ええ。 「可愛かったで賞」今月の第2位ですね。

 

 

 でもってエノ先輩が、うらやましすぎるあまり色々文句つける言動が面白い。

 Manga_time_sp_2011_07_p010

 「うらやましい」という気持ちを下敷きにしながらも、「一理ある」ことを言っているのが、

 エノらしいといえばエノらしいかな? まあ、そんなところも可愛らしいんだけどね(ぇ

 あと、サヨによるエノへの“サポート”が「親友」らしくてよろしい(^∇^;

 

 ところでエノって、壁際で男子の腕にはさまれるカタチのシチュエーション好きですよね?

 某女性声優さんみたいだな・・・ああ、ドラマCDでスズ役やってましたね、あの方。

 ご存じない方は、「壁ドン 黙れよ」にてご検索されることをお勧めしいたします。

 

 

 後半は塾モード!

 しかし、まさかのリコ・パンチラ! 一撃ノックダウンなナギくん、おもろ(^◇^;)

 あーうん、アレは驚くわ~。

 そして相変わらずのリコ&ナギやら、マキ&ヤンやらが展開しておったわけですが、

 マキはヤンの“意外な一面”を見て「プーススス」と笑ってますよ、酷いなあ。(注:違います)

 

 でもって花火大会へ・・・

 なのですけども、私がここで気に入った1コマ。

 Manga_time_sp_2011_07_p016

 男子コンビの後ろ姿に重なる、リコの一言。

 屋台を「一緒に」見て回りたい。

 その思いを言葉にするシーンで、男子の後ろ姿が映っているというのは雰囲気あります。

 なんだか夏の日の1ページといった風の、甘酸っぱい期待を抱く少女の気持ちが

 見事に表現されているように思います。

 

 などなどありましたが、最後のリコの行動がさすがすぎて、笑いながら感心感心゜(*゜´∀`゜)゜

 「少女的妄想」から「ワイルドの君」への転換が見事すぎました!

 さて、そんなこんなで花火大会がどーなっていまうのか・・・今後も楽しみです!

 

 

その2」へつづきます。

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想

2011年05月22日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2011年7月号

 「今月のくらオリ!」は、『虹色ブックマーク』 『社食めしのススメ!』です。

 

 しかし、新星4コマサバイバルは今回で終わりなんですねえ。

 本企画出身の作家先生には、期待の方が多いのですけども・・・

 

 次号、穂月想多先生が新連載のほか、奈々巻かなこ先生が3ヵ月連続掲載。

 そして、まんがライフWINから『姫のためなら死ねる』がゲスト登場です!

 あと、こうしたものを紹介するのもどうなのかと思うのですが、

 「姫ため」清少納言のtwitter が面白いです! ファンの方による非公式なものですけども。

 

 

●うちの姉様 (野広実由 先生)

 姉様と倫くんの雨宿り。 そこで倫くんの担任・高橋ひろし先生と、姉様の学友2名に遭遇!

 しかし、姉様をのけ者にしてしまう遠野くんがフツーにヒドイんだが、気にしない姉様さすが。

 最近、遠野くんも妄想づいていて面白いんだけど、やっぱり堅葉見くんのが上だわ(´▽`;)

 

●つくねちゃん+30 (ひらふみ 先生)

 お弁当屋さんの小田三成くんは、都さんの同僚〈草食系代表〉市川くんのお友達だったー!

 都さんの本名を教えずに、繰り返し小田くんをからかう市川くん、性格悪いがおもろ(^◇^;)

 しかし、遅刻におびえる都さんを「社畜」とののしるのはNGだ、つくねちゃん。 大変なのょ。

 

●S・Aで会いましょう (胡桃ちの 先生)

 母の日は盛り上がるのに、父の日はさにあらず(;;) 父の日のプレゼントは何がよい?

 「男子の喜ぶモノ」で、ソレが出てくるってどーゆーことさ!?Σ(゜Д゜;) 喜ぶ・・・のか??

 しかし、コトキ&狂の「父」話はハードやな~。 フクちゃんさんの旦那、いつか登場しそう。

 

●ちぃちゃんのおしながき 繁盛記 (大井昌和 先生)

 「父の日」をテーマにした作文が宿題。 教室では笑顔のちぃちゃんも、家ではしょんぼり。

 そこで三葉さんが聞かせる昔のおのろけ話が、小粋なラブラブ・ストーリーになってて面白!!

 店主と女子高生のささやかな交流から知る、娘への特別な想い。 そして戻る笑顔がよい。

 

●ヒジキのお仕事 (山野りんりん 先生)

 肉球写真コンテストって・・・なんぞ? と思って検索したらホントにあるんですね( ̄▽ ̄;)

 鰐石さんの応募するコンテストでは、グランプリに高級和牛肉ということで、力入ってます。

 力入りすぎてアッパーくらってますけど(^^; 猫たちのリラックス絵と、「副賞」がよかった!

 

●のぶながちゃん公記 (くりきまる 先生)

 信長ちゃんの秘密を知った竹千代くんの存在によって、帰蝶様の存在がかすんでしまう?

 と心配でしたが、【満面の笑み】【困るなあ】の2本でのデレ⇒ツンな帰蝶様の描き方が

 見事すぎて、楽しませていただきました(^◇^;) 「かかみの」を可愛がる帰蝶様、可愛い。

  

●「もしもくらオリキャラが男女逆転しちゃったら!?」

 くらオリ作家陣競演! 姉様が兄様になったり、あつし君がグラマー小学生になったり(^^;

 堅葉見くんやタケ兄の女性化も面白かったな~。 遠野くんが意外とカワイイと思うんだ・・・

 4コマ目のあおいくんがスゴかったり、池ヤンが充実してたりと、笑わせていただきました!

 

●ヒナ書房へ行こう (都波みなと 先生)

 雨に喜ぶ一同の理由に、納得できてしまう私もけっこうヒドイ?(^^; でも湿気は大敵!

 濡れた傘を持って入ってくるお客とか、読んだ本をきちんと戻さない人とか、店員には大敵!!

 本作品は、このように書店さんの「本音」が聞けるようなところに面白味がありますよね~。

 

●アバタもミロクさん (志野ぱっぱか 先生)

 今回、ミロクさん以外のアバター登場! 地蔵のアバター・地蔵ちゃん、短髪イジワル系。

 「本体と分身は・・・別人格」という設定により、ミロクさんも地蔵ちゃんも「別人格」という

 言い訳が成立しているようです・・・分身に欲求不満のしわ寄せが!? 他の仏も登場期待!

  

●青春ドーパミン (航本佳奈 先生)

 「放射性物質」と「放射線」と「放射能」の違い・・・最近、方々でツッコミを見かけました(^^;

 今回、ツッパってる?女子生徒が登場してましたけど、Mな池ヤンにはその威勢もご褒美。

 つか、縛り方が本格派だ!!Σ(^∀^;) あと、先生たちの「条件反射」が、私わからな~い(ォィ

 

●病んカノ (唐草ミチル 先生)

 黒須さんって真剣に怖いから、はたして読者ウケがよろしいのかどうか気になります(^^;

 八重樫くんのおびえっぷりを楽しむ作品でしょうか・・・ね? ヒモパンは笑ったけど゜(*゜´∀`゜)゜

 しかし、黒須さんが「にゃん」と誤魔化す姿と、最後3コマ目の顔のギャップがスゴすぎるー!!

 

●げぇ~むプレイ日記 (田宮まちこ 先生)

 今回紹介の『ヒラメキパズル マックウェルの不思議なノート』は、興味津々な作品です!

 以前、成田良吾先生の対談記事を読んで、がぜん欲しくなりましたからね~(●^o^●)

 「自分なりの攻略法を見つける」という点がダテじゃない! 田宮先生の「はまぐり」笑った!

 

 


◆ 今月のくらオリ!

2011年05月21日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2011年7月号

 Manga_club_or_2011_07

 4コマ誌「まんがくらぶオリジナル」から、今月号のピックアップ!

 なのですが、わざわざこういう形式にしなくてもよかったような気がしてきた・・・

 

 

●虹色ブックマーク (まご 先生)

 Manga_club_or_2011_07_p027

 スペシャルゲスト! 「オタクと一般女子のすれ違い(?)学園生活★」

 「まこっち」こと沢村真琴さんと、クラスメイトの松本さん。

 自覚ありすぎなオタク女子と、さばさば系なクラスの人気者。

 そんな2人の交流が始まる・・・かな? というお話。

 

 

 Manga_club_or_2011_07_p028  Manga_club_or_2011_07_p029

 まこっちさん、「誰も私みたいなキモオタと話したくないよ・・・」なんて悲しいこと考えてます。

 けれども席替えで後ろになった松本さんから、フレンドリーに話しかけられたため、

 舞い上がっちゃって思わず【オタクでごめんなさい】な対応。

 ところが、松本さんの方は気にもせず、普通にお話。

 素で「全然キモくないしオタクっぽくないじゃん・・・?」なんて言っちゃうイイ人です。

 

 

 そんな2人の交流が、まこっちさん視点で描かれていて面白い!

 まこっちさんのオタクな内面と、それを意識しすぎるあまりに挙動がおかしくなる様子。

 一方で、それを気にもせず、さばさばカラっと応対する松本さんの態度。

 

 オタク・スイッチ入ってしまって暴走気味になったり、それを後悔して1人枕を濡らしたりする

 まこっちさんの感情の乱高下が作品の流れを飽きさせないものにしているのと同時に、

 松本さんの存在が「落ち着き」となり、まこっちさんが作り出す感情の渦を安定させる要素

 になっているので、安心感のある面白さがウマく引き出されているように思います。

 

 この2人のキャラクター、私は好きですね~。

 まこっちさんの内面も誠実で可愛らしいし、私は好ましいものに感じます。

 自意識過剰でコミュニケーション下手な少女と、さわやか健全少女の交流は、

 ジトっとした感覚とカラっとした感覚の見事な融合となって、読み手を楽しませてくれそう。

 

 それにしても最近、「友達いない」という設定の作品多いですよね。

 コミュニケーション不全の時代を反映した空気が蔓延しているのでしょうか?・・・なんて。

 まご先生といえば、以前のゲスト作品『きせかえラベル』も期待していたもので、

 こちらのつづきもぜひとも読んでみたいものです。 ということで、今後に期待です!

 

 

 

●社食めしのススメ! (宮嶋星矢 先生)

 Manga_club_or_2011_07_p147  Manga_club_or_2011_07_p150

 「東映東京撮影所」の社食にチャレンジ!

 ということで、様々な社員食堂の味を確かめるため、全国を駆け回る宮嶋先生。

 

 特撮ファンらしい先生には、今回たまらん企画だったようで、

 「仮面ライダー」とか「ゴーカイジャー」とか撮ってる・・・って、喜んでます。

 なんか、社食よりも所内を案内されてるときの方が嬉しそうとか、正直すぎますよ!

 友人K氏も同じだし(^^;

 

 本命の社食も、500円以内で無事食べられたようでよかったですけど、

 でも今回の話の本命は、パートのおばちゃんノセさんでしたねえ~(´▽`;)

 こんな風に、いろいろな社食を食べるというだけの作品ですけど、

 なんというか「食」という味覚を通しながら、様々な企業もしくは団体(学食とかもありました)

 の風景を見られるというのも、なかなかオツだと思うのですよ。

 

 私としては、そんな雰囲気に楽しさを感じて読んでいるので、

 もっともっと多彩な場所の色とりどりな社食をと期待しております。

 そんなこんなで、今後も楽しみです!

 

 

まんがくらぶオリジナル感想へつづきます。