2011年6月号 ①のつづきです。
①は、『おとぼけ課長』 『ナイショのおままごと』の感想です。
うーん、画像使いたい・・・けど手間がかかるのと重くなるので、ジレンマ陥る今日この頃。
ここをご覧の方はどうなんでしょうね、どちらがよいとか見やすいとか・・・
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●みそララ (宮原るり 先生)
今回、語りたい点は主に2つ!
1つ目は、文章の構成講座。
しかし、これがチーフの口から語られるとは(^◇^;) デザイン畑の人なのに・・・
「つかみが大事」
ハイ、私が苦手としているところですね! じゃあ、その他はマトモか?と言われると(;´`)
チーフ先生の説明は、一番ドラマ性のある要素を、ウマく調理して初っぱなに持ってくる
というものでしたが、これがなかなか簡単にはいきませんよね~。
まあしかし、それがウマくいけば最高の「つかみ」になるというのは、よくわかります。
そのこと自体もなのですが、 私が何より感服したのは、ここでの絵的な表現ですね。
「文章の構成」をわかりやすく絵にしているというだけでなく、
その構成部分をちぎっているシーンがウマい表現だな~と、そんな風に感じました、
感覚的に「わかる」気にさせられますね~。
あと、脚色・誇張して記事を装飾するという話に、
麦みそさんが「できるだけそのままに出したいなぁ」と語っていたのは印象深い。
私もその方が好感持てるし、安心感を得られますからね。
そして、それを受けてもう1点!
麦みそさんにカジさんの一言、「俺はお前がいい」・・・・・・Σ(゜Д゜;) 告白かよッ!!
棚橋さんの「ナチュラルにたらし台詞」には笑った!
いや、本当そんな感じなんですよ、カジさん。 で、最後にオチつけちゃう。
私は彼なりの照れ隠しみたいなもんかな~と思ってるんですけどね、単に性格ですかね。
はじめのやりとりも、カジさんの一方的な毒舌で終わらず、
麦みそさんが「罰」を与えたりと、今までとは違った「対等な関係」を見せつけてくれて、
この2人アヤシイぜニヤニヤッ、とさせてくれる感じが面白い!
まだまだ全然、くっつきそうとかじゃないんですけどね、微妙な距離感がむしろイイ。
やっぱ時代は「カジみそ」ですかね~。
インタビュー記事作成も無事終了、良い仕事がまた1つ積み上げられて、めでたさ2倍?
なんて余韻を引きずりつつ、今後も楽しみです!
●うえぽん! (なつみん 先生)
最終回!
ということで、最後にキャノンちゃんのお父さん登場!
いや、これ、中にいるの? それともコレそのものがお父さんなの・・・?( ̄▽ ̄;)
そのスケールの大きさが、さすがキャノンちゃんのパパさんだと驚きますけど、
なぜにアメリカなのん・・・? キャノンちゃんて、姓は田中でしたよね? 日系??
あと、お母様がさらにスゴイんですけど・・・はたして人なのかどーなのか!?
そーゆー意味では、大佐も最後までナゾだったか・・・
それにしても、トビラの「空母から飛び立つキャノンちゃん」。
最終回を飾るにふさわしい絵だったわけですが、「空母」なのに「父」というのは面白い!
最初のネタで、先生が語る「父の日」。
生徒から「母の日」ですよとツッコミを入れられていますけど、
これが「空母」=「父」でしたという展開を暗示していたのかもしれませんね。
・・・考えすぎか!?
まあそうした感じで、
明日香さんとキャノンちゃん、そして山本さんと、
最後に大騒ぎで楽しかったのですが、今回で最終回!
私は好きな作品でして、ほぼ毎月感想書いていたくらいだったので、終了は残念です。
当初は、キャノンちゃんに明日香さん、そして音羽さんの3人組で動いていたのですが、
やがて2人中心になってしまって、音羽さんの無軌道なハチャメチャぶりを
あまり見られなくなってしまったのは、物足りなかったものです。
けれどここ最近は、キャノンちゃん大好き軍事マニアの山本さんが登場し、
良い具合にアクセントが加わったな~と感じていたのですが・・・終了とは。
先生や大佐、クマさんなど、準レギュラー・キャラクターも楽しくて、
毎度楽しみにしていたんですけどね・・・
頭にキャノン砲をつけているけど、心優しく控えめなキャノンちゃん。
砲塔が物騒な印象を与えながら、平和を願う少女の心を持っているというギャップ感。
その面白さはもちろんなのですが、そうしたものが、「軍事」と「平和」の良好な関係を
象徴しているような気がして、私はかなり興味を持って読んでおりました。
最後の平和な4コマも最高じゃないですかー!
キャノン砲という、いわば「軍事の象徴」が「平和」を喜ぶ情景、私は大好きですね。
キャノンちゃんの表情がイイ!
そうした感じで本作品、とても楽しませていただきました!!