1巻作品4つと、単巻(1巻表記がない)作品1つです。
他にもいくつかあるのですが、まだ読んでいないので次回以降に・・・
『アリョーシャ!』1巻 (近藤るるる 先生)
女子高生は暗殺者!! (オビ文)
暗殺者アリョーシャ=スターリナ。
とある密命を帯び、日本の高校へ潜入していた彼女だったが、本国の政変により任務変更!その新たな任務とは・・・「普通の高校生になること」だった!!
アリョーシャは冷徹なる暗殺者なのですが、任務以外のことには無知・無頓着な女の子。ケーキやアニメなどとの出会いによって「普通の女子高生」の何たるかを学び(?)、平和な日常を過ごす姿が楽しくて仕方ありません。
しかし、元暗殺者ゆえ敵から狙われたり、FBI捜査官に追われたりと、緊張感をはらんだ内容もあって飽きさせない内容になっていて、かなり面白かったです!
『うみねこのなく頃に散 Episode5:End of the golden witch』1巻
(原作・監修:竜騎士07 先生 作画:秋タカ 先生)
「うみねこのなく頃に」解答編スタート!
孤島の大惨劇は、いまだ終わらず。魔女の真実に迫ろうとする右代宮戦人は、第5のゲームに挑むことになるのだが・・・
原作既読。ゆえに先の展開も存じておりますが、このエピソードで描かれる「真実とは何か?」「無実の罪に陥れられる悲劇」はもちろん、物語の大転換ともいうべきラストなどには、かなり期待しております。
また、私の好きキャラクター・夏妃さん中心のお話でもあるので期待なのですけども、同時にツライ内容でもあるため、読むのがキツイ!でも、違った服装の夏妃さん、めっちゃ可愛かったです・・・ハァ。
そして、ノックスの十戒など、ミステリ・ファンにとっては必須の定義も出てきて、ますますのめり込むこと必定!
『ココロ君色サクラ色』1巻 (桑原草太 先生)
さわやかすぎる青春コメディ!
小春と葉介は幼なじみ。葉介くんはいつでも直進!小春さんに正面からさわやかアタックしていますけども、彼女の方はぴんときてない様子・・・?
そんな2人を中心に、家族や同級生やらとの交流、そして様々なさわやか恋模様を描いた作品です。
感想は、「すっげーさわやか」以外に何と言えばよいのやら。
幼なじみ同士の距離感が、つかず離れず(やや離れず強)の2人を見事に包んでいる点や、描かれる恋模様の大半が、女性優位にみえる点が特徴でしょうか。(そればかりではありませんが)
私は「キス」の話と「ボタン」の話が、とくにお気に入りですかね~ニヤニヤ。
『あかつきの教室』1巻 (板倉梓 先生)
海辺の理系女教師ものがたり (オビ文)
海辺の小さな町。そこにある中学校に赴任してきた理科の教師・暁千夜子。
彼女と、彼女に出会った人々との交流が描きながら、それぞれの日常やわだかまりの物語がつむがれます。
千夜子先生は美人だし、しっかり者だしで、なかなか魅力的なのですが、どこか影を背負った雰囲気もあってミステリアス。そして、それは物語全般の空気感にも重なっています。
のどかな楽しさの中に、暗い寂しさが透けているような、そんな感覚が独特の緊張感を伴って読み手をつつみ込みます。基本は楽しく、優しい希望が感じられる作品ですけども、この空気感には不思議と引き込まれてしまいますね。
『エデンの東北 高校編』 (深谷かほる 先生)
外見よし性格よし、織田尚の青春物語!
(企画記事)
1970年代、東北の小さな町で暮らす高校生たち。
主人公の織田くんは、外見も成績も性格も抜群の男子高校生。しかしそんな彼にも、大きな悩みがありまして・・・
といった感じに、周囲から頼られがちな人望厚い織田くんの学生生活を描きつつ、彼の悩み交じりな青春の物語となっています。
織田くんの悩みというのは、片想いなんですけどね。その辺は上記の企画記事をご参照ください・・・ついでに感想も(ぉぃ。
しかし、「あとがき」の冒頭に書かれていたことには、思わず「えっ!?」と声を上げてしまいました・・・本当ですか、これ??
とにもかくにも、私の大好き作品なのであります!