五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららキャラット 感想①

2011年09月30日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2011年11月号

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 いつ定期的に書けなくなるか不明ですが、出来るところまで何とか・・・

 

 今月の「新たな道を往くで賞」は、『CIRCLE さーくる』より、小金井さん!?

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 とんでもない展開になりましたね~。 これが終了フラグなのか、さらなる物語の幕開けか?

 いずれにせよ、どうなることかと楽しみです・・・ あっ、ちなみに画像は関係ありません(ォィ

 

 

●けいおん! (かきふらい 先生)

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 今回、修学旅行な3人と、居残り1年生組2人、それぞれのお話でした。

 修学旅行トリオの重要シーンは・・・お風呂ー! 思ったよりも、憂さんのおっぱ(以下略)

 

 それはともかく、就寝時に1年生から送られてきたメールをめぐって、

 梓さんに他2人が「部長」攻勢をかけていたのは面白かった!

 1年生2人が梓さんにだけメールしてきたことに、不満げだったり、うらやましがったり

 しながらも、梓さんを「部長」と呼ぶことでそれを肯定して、なおかつ梓さんへの好意も

 示しているというのが見事だし、気持ちがよかったですね~。

 

 起床後、純さんの頭が爆発していたり、憂さんの「何もしないで朝ごはんが・・・」発言など、

 いろいろ楽しい修学旅行でありました。 純さんの頭ネタは定番になりそう(^^;

 もっといろんな場所を巡ってほしかった気もしますけど、1年生と別行動になりますからね。

 

 

 そして、1年生コンビ。

 菫さんと奥田さんの会話は間がもたない・・・ おもに奥田さんが原因ですが(´▽`;)

 そこで、菫さんが提案したことは「名前呼び」!

 「直」と恥ずかしそうに呼ぶ菫さんに対しての、奥田さんの一言には笑った!゜(*゜´∀`゜)゜

 

 まあ、でも何だかんだで「菫」「直」と呼び合うような仲になった1年生コンビ。

 菫さんの嬉しそうな顔がよろしい(●^o^●)

 沢ちゃん先生の株が急下降してますが、軽音部それぞれの絆も深まりつつある様子。

 最後の、“思い出のお土産”からも、梓さんの先輩への敬愛の念が感じられてニヤニヤ。

 そんな感じで、ますます今後も楽しみです!

 

 

 

●ラッキー・ブレイク (平つくね 先生)

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 居残りちゃこさんのお話。

 社員旅行でみんなは海外。 1人残ったちゃこさん、そのワケは・・・猫がいたから?

 その名も「タマちん」 ・・・ふむ、卑猥だ(ォィ

 

 そんなちゃこさんのお昼寝ドリーミン。

 なぜかみんなと一緒に海辺でバカンスしてますが、これは夢。

 砂に埋まって「巨乳」にされるのはお約束ですけど、「これが真の姿」て、お茶目(^◇^;)

 途中からは、いわゆる明晰夢なのに自分の思い通りに動かせず、

 陸さんやデイさんにいじられまくって、ウフン・アハン。

 「おっぱい」だの「裸」だのの言葉が飛び交ってて、面白かったです(ぇ

 

 そこに兵頭さんがやって来たりしてましたけど、彼女の述べた一言が、

 ちゃこさんに「変化」を自覚させる流れと、その後の「さんぽ」への出発シーンが良い感じ。

 みんなを出迎えに行ったのも、「早く顔を見たかったから」でしょうからね~。

 陸さんとおんなじです(●^o^●)

 

 しかし、猫に「恥ずかしい名前」つけたり、ちゃこさんデレすぎ~。

 素直になれないところが可愛らしいやね。 ツンデレや、ツンデレ。

 そんなちゃこさんと、帰ってきたみんなの今後、ますます楽しみです!

 『けいおん!』同様、居残り組が「名前呼び」するという点が、重要ポイントでしたね。

 

 

 

●ねこのひたいであそぶ (なんにゃか 先生)

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 嗚呼、最終回~。

 最後は、神社で遊ぶチビッ子たちのお話・・・って、子供のころの4人ですね(^^;

 かくれんぼをしていましたけど、苗さんだけはまだ知り合いでなかったようで。

 いつも家にいる苗さんが、「外から聞こえてくる楽しそうな声」にひかれて外へ出てみた

 という行動が、出会いのきっかけになっているのは、なんだかよかったですね。

 

 最後に見つけた羊子さんの困りごとを、苗さん得意の“科学”が解決するという流れ。

 今まで家にこもって友達少なかっただろう苗さんが、こうしたきっかけで3人の友達を得る

 という展開が、幸せ感あふれていて微笑ましかったです。

 

 

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 ここでも重要だった「名前呼び」。

 自己紹介しあう4人ですが、ここで実紀さんが「呼び捨て」でよいと言っているのに対して、

 苗さんは「呼び捨て」にはいたらず、「ちゃん」付けで呼ぶことになりました。

 

 普通なら「呼び捨て」で友達関係が深まったと描かれることが多いと思うのですが、

 そこまで踏み込めずに「ちゃん」呼びだった苗さん。

 でも、これは決して友達としてダメかというとそうではなく、これが苗さんなりの友達呼びで、

 しかもこの「ちゃん」付けを喜んでくれる友達(綾音さん)もいると描かれていることで、

 この「ちゃん」呼びが特別なモノであることを感じさせる要素になっているのですね。

 それに、この「ちゃん」付けからは、苗さんの優しさを感じたりもします。

 

 

 そんなこんなで、昔の夢から覚める苗さん。

 でも、目覚めても変わらない日々。 あしたはなにしてあそぶ?

 本作品では、中学生になったばかりの少女4人の遊ぶ日常を通じて、

 その童心あふれる楽しい世界観が描かれてきました。

 

 私などは、まぶたを閉じ、少女4人の姿に自分の子供の頃を重ねて、

 この作品を楽しんでいたように思います。

 童心にかえるというだけでなく、その世界観に何か大きな安心感を覚えながら、

 今でも、あんな風にあそんでみたい・・・なんて思ってしまえる、そんな作品でありました。

 私にとっては大好き作品。 楽しませていただきましたー!!

 

 

 

●セカイ魔王 (双見酔 先生)

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 コミックス1巻が、10月27日発売!!

 そんなめでたい時期なのに、傷ついて包帯まきの勇者様。

 前回、マモノに襲われた人を助けようとして、自分もやられてしまった勇者・アルシャ。

 この物語は、そんな最弱の勇者・アルシャと、彼のお供をする妖精マオの旅を描きますが、

 じつはこの妖精さん、最強の魔王様の分身なのだから面白い!

 

 そんなお話の今回は、魔物について知ろうとする魔王様。

 ニッカさんに話を聞こうと言っただけで、超絶“百合”妄想に至るお付きの人がスゴイ。

 ・・・お付きの人、名前なんて言うんでしたっけ?(素で忘れた)

 それはともかく、ニッカさんにマオ=魔王であると思い知らせて話を聞いた魔王様。

 何やら某「魔王と勇者」の物語のような方向性になってきましたが・・・はたして?

 

 一方、置いてけぼりの勇者・アルシャ。

 前回ケガしていたおじさんが、無事だったのはよかったのですけども、

 ちょっと「見捨てられた感」が強いアルシャくんの立場が・・・悲し(;;)

 これは、孤独な勇者がどのような道を歩むのかという流れになりそうな・・・?

 さてさてどーなる、最強魔王と最弱勇者の物語。

 コミックス1巻も10月27日発売とのことで・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

●かためで! (shige 先生)

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 女子高生+刀の日常化4コマ!

 今回は、調理実習ないつもの3人。

 おっとりしたさやかさんは卵を忘れてくるし、暴走娘まのさんは暴走するし、

 3人のまとめ役な立場のみづきさん、苦労が尽きません(^^;

 

 そして、調理でも「刀」ネタは健在で、「二刀流」を意識するさやかさん。

 いつもなら剣豪、いや剣聖レベルな彼女も、こと料理となるとてんでダメなようです(;´∀`)

 そんなところが愛嬌あってイイですね~。

 あと、まのさんが迷惑かけたクラスメイトに、きちんと誠意あふれる詫びを入れていたのも、

 なかなか楽しい気分にさせてくれました(●^o^●) いいね、あのお好み焼き。

 

 最後も、しっかり者のみづきさんが、おだてられて舞い上がったり、

 でもお好み焼きは大好評だったり、そのおかげで採点不可能だったりと、

 楽しい内容のお話でした。

 「刀」がある女子高生の日常という奇異な世界観に、この3人の個性が加わって、

 独特の面白さがある4コマ作品ですね。 今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。