さてオダサク倶楽部 2月例会のための弁当企画・続編
朝から手分けして駆けずりまわって
弁当箱を20人分広げ、買い求めてきたものを端から詰めて行く。
酢味噌をかける、薬味を散らす、付け合わせを忍ばせる。
鰻のかば焼きを人数分に切り分ける。
私は復習してきた自由軒カレーを厨房借りて作る。
もう客が来る時間になる。なんとか開始の2時までに、滑り込みでできたのがこちら。
いかがなもんでしょう…。
別製オダサク弁当~織田作・味ごのみ (限定20食)
構成・桜井ひろし、監修・岡田昌之(黒門市場・招福庵)
上段右より
夜店の思ひ出「どて焼き」(元下大和橋屋台。よかろ」、種吉ゆかり「一銭天ぷら」(黒門市場・日進堂)、たこ梅ゆかり「タコの桜煮」(黒門市場・招福庵)、懐古正弁丹吾亭「関東煮」(黒門市場・招福庵)
中段右より
しる市名残「鰤西京焼き」(しる市が使用した大阪味噌 黒門市場・招福庵)、寿司捨郷愁「鯛皮の酢味噌」(黒門の鯛皮 黒門市場・招福庵)、望郷御蔵跡「本ぬか漬け」(黒門市場 伊勢屋)、蝶子を待ちながら「山椒昆布」(創業嘉永元年戎橋をぐら屋)
下段右より
旧楽天地横「自由軒名物カレー」(明治四十三年創業 自由軒本店)、甘党出入橋名代「金つば」(奉公時代、立ち食いの味)、相合橋東詰旧懐「まむし」(純系 船場いづもや)、色街南地名物「かやくごはん」(明治三十五年創業 大黒)
小吸「シュチュー」(アド・バルーンに登場 古典シチュー かね又食堂)、大甘党「ぜんざい」(法善寺 夫婦善哉)
オダサクファンならば、ゾクゾクする内容になってましょ?
参考製作 なので、さぁて、ホントのところいくら頂けばいいものか。
弁当を食べ始めると混乱するので、先にオダサクの食性についての考察を述べさせていただき、弁当が配られます。
フタを開けた時に挙がった歓声、これが嬉しくて疲れも吹っ飛びました。
しばらく虚脱状態のように眺めてしまいました。 こいつは食べるのもったいない…。
裏方のみなさん、お疲れさまでした~~!