Western Swingの王 Bob Willsは酒に強かった。しかしアル中気味で、酒によって命を縮めた側面はある。
Bob Willsを引き合いに出すまでもなく、外国人のアルコール分解酵素は日本人の比ではない。
Seldom Scene、Country GentlemanのJohn Duffeyはカティサークの瓶持ち込んでグイグイやってたし、
Sam Bushもスカッチ、氷なしだった。
西部劇みたいにクイッと呷るのはカッコイイが、日本人が真似してると、まぁ、たいがい胃がイカレますな。
日本酒とでは土台、アルコール度数がちがいまさぁ。
男らしくない、などと言われても構わないので、水のみながら酒飲みたいもんだ。
畏友、北畠健三師匠いわく、「酒が好きなんぢゃない、酒場が好きなんだ」
そうなのだよ。
酒場にただよう詩情を味わいに、あっちこっち丁稚してる訳で、
ただただ酒が飲みたいならば、ワンカップ買って、自販機にもたれて呑んでらぁ。
いい飲み屋には歌があるもんだ。 スイングだい。 いやさ、ブルースだい。
詩情は旅情が加わると、尚更沁みてくる。
なので、何処にいても、古い酒場を探すことになる。
壁一面の、品書き。 いいねぇ~!
こういう駅裏の酒場で、流れ流れて、どこぞの踊り子と一杯やりたい・・・
イワシのたいたん 370円
おでん 1個130円 でかくてちょっと困った。
富山の酒一 純米大吟醸 一杯1200円が530円に値下がりしてた。
猪口も大ぶり。
ろうそく色のきずし 和歌山の人、このペラペラのバランもどき、好きだね。
山芋のじゅじゅ焼き 530円
これはオリジナルだな。お好み焼きより軽い。
たぶん、名物。 いわしの団子汁 480円
汁ものをすすりながら、酒をやるのはいい。
駅裏といっても、こんな立派な街中にある。
酒屋の角打ちが大きくなって居酒屋になったふう。階上では宴会もできる規模。
水了軒、つぶれたが会社更生法などで、復活してるのだろうか・・・。
和歌山も、ちょいと元気なかった。
多田屋 和歌山市美園町5丁目
和歌山は商店街が元気がない。地元の連中、都会のケツなど追わず、徳川家の残した質素倹約は美徳だけど、バンバン商店街で買い物してくだはい!