マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ないないと騒ぎ過ぎたるうの字かな

2016-11-21 01:26:24 | 大阪 南森町


かつての仕事仲間たちと飯を食う会あり。

私以外は全員女性。 飲まない方もちらほら。

2007年の初回は寒風吹きすさぶ中、南地のてっちりに行った。

回を重ねて22回目は、うなぎに相成った。

南森町の「うな次郎」。 7品¥6500のコース。



 



季節外れな感じがするだろうか。

実はうなぎなんてぇものは年中美味い。

夏の土用に欲しくなるのは人間の勝手であって、

猛暑を超えて、少し活動的になって来てからの方が美味いに決まっている。

稚魚が獲れないとか、大騒ぎするのはやめて欲しい。

そんなものある処にはあるに決まっている。 あやかり組が値上げしたり、

近大のなまず丼が脚光浴びたり、まったく平和なことである。




 

 

まず最初に、生ハムサラダ。

なんで生ハムとも思うが、まずベジーファーストで野菜を喰っておくのは賢明。

ビールを頼むと、恰好なるアテが。







揚げたてのうなぎの骨煎餅。

ポリポリと小気味よし。

保存がきくから、いつ揚げたの…と思うようなのが出て来る店があるが

あれはいけない。





 
うざくですね。 うなきゅうとも。

ロケもので渡米、ロス郊外のメキシコ人接客の日本食レストランで、

やしきたかじん氏が「うなきゅう」たのんだら、なす田楽が出てきた。

「なんでやねん…」と盛り上がったことがある。






 

八幡巻と時雨煮とあっちゃあ、どうあがいても日本酒へ。 

いろいろと取り揃えていて、出席者の分も選んであげたが、何飲んだか忘れた。


のんびりとうなぎを肴に一杯やるのは最高であるが、

飲まない連中がさっさとうな丼なんぞに行かれた日にゃあ、焦っていけない。

うなぎの場合は、飲まない人とはなかなか間合いが合わせにくい。



 

 

う巻き。 

そもそも、うなぎは江戸の昔でも庶民の手が届かぬご馳走だった。

あの当時、すべて天然ものしかない。

しかも漁場から生かして運ばねばならなかった。

川魚は鮮度の問題なのだろう、さばく直前まで生かしてないといけない。

うなぎの蒲焼を、高嶺の花である卵焼きで巻く…なんて贅沢だったのだろう。

いかんいかん…俺もめしにする!

ごはん、くださ~~い!






 
コースなので丼ではなく、蒲焼にごはん。

ご飯はアツアツでなきゃね。

一切れ、ごはんの間に挟んで、上に乗っけて自由自在。

奈良漬を最初にうなぎに付けた人はセンス良いと思う。



最初から山椒かける人もいるが、作り手に失礼だと思う。

そもそも臭み消しだし、二口、三口喰ってから、風味を変えることをお勧めしたい。



おいおい、誰だい、こんなことしてんのは。

挽き立ての国産山椒なので、山椒好きな一人はごはんへ。

野暮なことしやがんなぁ~~。




 

 

キライぢゃないけどね。

 

コメント
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