江坂で評判をとっていた「麺処えぐち」が4月27日に開店。
翌日に訪問。いつもはこんな新もの食いはしないのだが、仕事場から
近かったため行ってみた。開店18時を待って4,5人。
中に知った顔の同業者もいた。
師匠である「カドヤ食堂」橘さんからも、ラーメンJET、天神旗、
新御堂挟んで向かいになる「情熱うどん讃州」久保さんからも
花が届いていた。華々しいオープニング結構である。
券売機で食券購入タイプ。やはり、師匠譲りの中華そばを行きたい。
外で待った時間も合わせて、45分待った。
空腹は最高の調味料なり。
中華そば750円。 スープはまったりとして、何度もレンゲを口に
運ぶうまさ。チャーシュー、海苔、メンマ、刻みネギ、どれも過不足
なく、スキがない。
麺はスープがよくからむ自家製の中細ストレート麺。
煮玉子100円をオプションで加える。
賛否分かれる海苔だが、ボクはあった方が良いと思う。
原点に対するリスペクトの象徴として。
仕事は丁寧である。
待たせてもいい、雑にならず突き進んでいただきたい。
ツレが頼んだつけ麺。しっかりとした麺を味わうならばこちらを。
えぐちでは割スープなどするのかどうか、メニューに明記されて
いないが、スープを飲み干すには余りに濃い味なので、書いておく
方が親切というもの。
カドヤ一党にはスープの温度が低いと指摘する声もあるが、
成程、若干の低さを感じたが、何度も息を吹いたりせずザザッと啜る
には合理的ともいえる。気持ち的にはもうちょい高い方がいいかな。
ラーメンは快調に食べ進むも、麺が残り少なくなるにつれ、
スープの塩辛さが目立ってきて、最後はちょっと濃すぎる感あり。
魚系が立ってくる。ちょっと荻窪春木屋を思わせた。
まだまだ馴れない…と店主。
麺の激戦区豊崎。
ますます火花を散らして切磋琢磨して行ってもらいたい。