勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

毎月21日はお大師さまの日

2021-04-21 22:12:06 | Weblog

毎月21日はお大師さまの御影供。ここ数日は、総社市においても新型コロナウイルス感染症の発生が相次いでおり、再び緊張感が高まっている感がある。Gikoohはお大師さまに終息を願うも、人々の意識が改められて、それが行動に伴わないと元の社会に戻るのは難しいと思った。

1月の日替わりブログでも書いたけど、令和3年の干支は「辛丑」(かのとうし)。Gikoohの手鑑に、十干の辛(かのと)は、万物成長変化して実が新たに成るを意味する一方で、辛痛困難も示唆していている。十二支の丑(うし)は、紐(むすぶ)の意味がある。季節的には寒さ厳しい冬の頃(1月)で陽気はまだ進まず、万物は陰気に押えられて十分に伸び得ないありさまをいう。

干支の象意から想像すると、新型コロナウイルス感染症の猛威は、今年は更に厳しくなることを予想している。自然災害もどうなるか分からない。そんなことを案じてばかりではけないけれど、気にし過ぎるのも良くない。でも、何かあった時のことを常々頭の隅において生活したいと思う。昔の穏やかに凪いだ社会が懐かしい。

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