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国際芸術祭 あいち2022  ボランティア 7回目

2022年09月21日 23時57分50秒 | 国際芸術祭 あいち2022

あいち2022です。今回、7回目のボランティア です。
今回も一宮会場での担当で、一宮会場では3回目の担当となりました。
今回の担当場所は一宮会場の内で、豊島記念資料館です。豊島記念資料館は一宮市の図書館でしたが尾張一宮駅に新しい図書館が移転したので、その後を繊維機械の資料館として整備した場所です。

一宮市本町商店街

今日の担当場所、豊島記念資料館に向っています。
歩いているのは一宮市本町商店街ですが、この道。かつての鮎鮨街道です。
美濃と尾張を結ぶ街道でして、かつては将軍家に献上する鮎鮨が運ばれました。
今はアーケード街となっていて、上から旗が下がっています。



上から垂れ下がっている旗です。
これも芸術作品なのでしょう。


豊島記念資料館

豊島記念資料館に来ました。
立派な建物です。
資料によるとこの場所はかつて図書館だった所です。一宮商工会議所の会頭だった豊島半七の意思で昭和41年に建設されたと有ります。




館に入ると、いきなり沢山の繊維機械が迎えてくれます。
この図書館。平成25年に尾張一宮駅に隣接して一宮市中央図書館が開館したのに伴い、図書館の使命を終えました。その後、平成27年から豊島記念資料館としてスタートしました。
繊維の街。一宮市。
沢山の繊維機械が運び込まれています。



昔の機織り機械です。
木製の機械。
かつて布を織った織機たちです。


遠藤薫の作品

遠藤薫の紹介です。
羊と眠ると言うタイトルとなっています。



作品の紹介です。




左は羊と女工の銅像。右は成人式に配られていたミニチュアです。
左の銅像は、今は市役所の裏に設置して有ると書いてありました。
このミニチュアを貸したと言う女性が来館しました。
恐らく昭和40年代に成人式を迎えたのでしょう。






4点の動画が有りました。
その内の1点。
旧日本軍の落下傘を背負って歩くです。
機械と機械の間。
モニターが奥の方に設置して有りました。



旧日本軍の落下傘を背負って歩くです。



旧日本軍の落下傘を背負って歩くです。
この撮影場所、一宮市尾西地区です。
木曽川の堤防です。見える橋は濃尾大橋です。



事故で亡くなった子羊の動画です。
亡くなった子羊を解体しているのです。



こちらは羊毛の落下傘でくるまって眠るです。
パッと見。
何かわからないですが、黒いのは作家の頭髪です。




こちらは戦時中に織物工場にて風船爆弾を織っていたと証言。
お婆さんが作家からインタビューを受けていました。




2階に展示して有る羊毛製の落下傘です。
周りには羊の皮が展示して有りました。



着物姿の美女二人。
許しを得て後ろ姿を撮影させて貰いました。
そしたら私たちを写してとスマホを手渡れました。



この羊毛製の落下傘の下までは行けないようになっていました。
ボランティアが1階と2階で担当に着く時間帯が有りました。
2階にボランティアが居ない時は無理だが、居る時は作品の近くまで行かせても良いのではないかと思いました。




スタッフの控室となった部屋です。
動画に出ていた落下傘が無造作に置いてありました。


最後に
ボランティアの面白さ。
今回は豊島記念資料館でのボランティアでした。
来館者に積極的に話しかけました。
4点の動画のモニターが設置して有る場所を話し、羊の解体の場面は苦手な人は見ない方が良いと言ってあげました。羊毛の落下傘の中に有るのは作家の頭髪だと説明しました。
来館者と話しをするのを面白いと思いました。

ミニチュアを成人式で貰ったと言う女性が訪れました。
かつての一宮は集団就職の女工さんが沢山居たのです。
ミニチュアに関連付けて集団就職の女工さんが活躍した時代です。
そんな時代が有ったのを作家は知っているのだろうか。



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