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郡上八幡散策 奥美濃の小京都 福よせ雛を訪ねて

2014年03月16日 23時46分37秒 | お雛様を愛でにお出かけ

いま、岐阜県郡上市の八幡町で「おひなまつりと福よせ雛」が開かれています。
福よせ雛はメインの郡上八幡博覧館で飾られていますが、街中の店先で可愛いお雛様たちに会えます。
そんな町へ行ってきました。
それに「ぎふローカル鉄道博」と言うイベントが取り組まれています。
http://gifutetsu.net/menus/52a9cc3c7777771c23050000
それで、長良川鉄道に乗り郡上八幡に行ってきました。




福よせ雛のパンフレット。


長良川鉄道に乗って
長良川鉄道は、かつて越美南線で有った鉄道ですが、第3セクターとして運営されている鉄道です。
美濃太田駅から乗車し、郡上八幡を目指しました。

関から来た列車は美濃太田で折り返しとなりました。
行き先表示はアナログで、表示がロール状になっていて、クランクを回して美濃白鳥に変更しました。
車両の外に出て来て、行き先を確認しています。



自動販売機と郡上八幡までのキップ。



列車は美並町地内を走行しています。
右側は国道156号線で、その右側が長良川です。



乗ってきた列車は郡上八幡駅に着きました。
少しでも営業収益に結び付けようと、広告が描かれています。



素敵な乗り鉄のおばあちゃん。
最初、美濃太田駅で会った時、キップ売り場は何処かと聞かれたので、あそこの自動販売機で売っていると教えたのです。
おばあちゃんは、フリーキップを求めていましたが、美濃太田駅の自販機では扱っていません。
運転手に聞いていましたが関駅で買えるのだそうでした。
列車が関駅に着いた時、鉄道会社の女性がキップを持ってホームまで来ていました。


風貌からすると80歳に近いようなおばあちゃんですが、長良川鉄道の時刻表を手に持っていました。
話しをしていたら、このキップで終点の北濃駅まで行くのだと言っていました。
このおばあちゃんが凄いと思ったのは、その行動力です。好奇心から鉄道に乗ってみようと思ったのでしょうが、行動に移すことが素晴らしいと思いました。
そんな活発なおばあちゃんでしたが、何処から来たとか何歳かとか、敢えて聞きませんでした。
行動力が凄いですし、聞くことが失礼だと思えたからです。
一期一会の出合でしたが、美濃市駅で下車していきました。
この後は、途中駅で下車しては北濃駅を目指すのでしょう。


行動的なおばあちゃん。
このように好奇心旺盛で活動していれば、ボケるなんて事は無いでしょう。


サンプルビレッジ・いわさき
郡上八幡駅から5分ほどで着きます。
私たちが付いたのは10時前でしたが、暫くすると始まり、訪れた他の客も一緒にサンプル作りを体験しました。

野菜のてんぷら材料。
これらを中心にして、てんぶらの衣を絡めます。
野菜全体を衣で覆うのでなく、何のてんぷらか判るように、一部を露出させます。



先生役の男性。
先に、えびのてんぷらの作り方が有りました。。
そして、これはレタスの作り方の指導です。




カミさんが、えびのてんぷらに挑戦しました。
お湯に衣色したロウを垂らし、衣を作ります。
中心にエビを置き、衣の形を整えれば完成です。



食品サンプルだけでなく、魚の標本も有りました。



土雛の周りに県知事のサインが有ります。
どれも平成25年8月9日の日付けとなっています。
中部圏知事会議が、この地で行われ、その後にここでサンプル体験をしたのでしょう。



カミさんがサンプルビレッジ・いわさき で制作した作品です。
帰宅してから撮影しました。
レタスが思うように作れなかったと話していました。



杉錠
郡上八幡で熊肉や鹿肉を販売している店があります。
こちらでは猪肉も扱っており、買ってきました。
杉錠の玄関です。



この店に寄り、猪肉を買いました。
上は表に有ったウリ坊の剥製と雛人形です。
若い店主が猪肉をスライスしてくれました。



買ってきた猪肉。左はこのような包装紙で包んで有りました。
右は包装紙から出したところです。
猪肉のことをボタン肉と言います。
赤い色をしています。



自宅に戻った時、夕食はボタン鍋にしました。
猪肉は豚肉に似た味ですが、豚肉を野生的にした感じがしました。
噛み応えが有りましたが、脂身にはコクが有ると言った感じです。


丸一精肉店
お肉やさんの店先でコロッケが売られていましたが、多くのタレントが寄った店でした。

ここで飛騨牛コロッケを買いました。
揚げ立ててで美味しかったです。
ステッカーが何枚も張って有りましたが、多くのタレントが訪れていました。
この地方で放送されている番組のタレントが多いのですが、他局が放送したものを自分のところもと、ならずに独自の店を探して欲しいものです。


遊童館
郡上市八幡町にある水野政雄の個人美術館です。
郡上八幡の自然や風物を愛し、 折り紙・切り紙・和紙人形・油彩・水彩・和紙絵・木ぼっくり・木彫と多彩な作品で表現しつづける水野政雄さんの
心の森ミュージアム遊童館。
入館はしませんでしたが、紙工作の材料や絵葉書などが並んでいて、クラフトを土産に買い求め、そちらの女性から「シックトリムシ」の作り方の手ほどきを受けました。

やなか水のこみち。
水が流れ。郡上八幡らしい風景が望めます。



遊童館の外側からの眺めと店内です。
紙コップの耕作など、色々のモノが並んでいました。



孫への土産を買いました。
こちらの水野先生の耕作をテレビで見た事が有ると話しましたら、女性が「シャクトリ虫」の作り方を指導してくれました。



孫への土産を求め、勘定をした時、咄嗟に指導してくれたのです。


松葉屋
お昼近い時間となりましたので、そば屋の暖簾をくぐりました。
松葉矢の表。



松葉屋での昼食。
左が注文した中華そばです。
カミさんに言わせると、煮干しの味だ。と言っていました。
右はショーケースの中の雛人形です。

坂東
手ぬぐいやハンカチなどの小間物の店です。
ネコが好きなのでしょう。ネコ柄のものを多く見かけました。


ここでは手ぬぐいを買いました。



街を歩く観光客視線が雛人形に注がれます。



雛コンの人形が飾って有りました。

新橋。

吉田川に架かる新橋から下流を望みました。



新橋の警告とたもとから見た新橋。
夏に、ここで飛び込みのコンテストが開かれます。
下は博覧館で上映していたコンテストの模様。


郡上八幡 博覧館
郡上八幡の歴史や風土を紹介する施設です。
郡上踊りの実演が行われます。
福よせ雛のメイン会場でした

博覧館に入ります。



郡上おどりの実演をやっていました。



雛人形のツアーです。
沢山の人形でツアーを表現しています。



旅行社のいろいろのフラッグ。
中国の旅行社でしょうか。
知らないところばかりです。



今年はソチオリンピックの有った年です。
ゲレンデ再現されています。


スキーのジャンプ。
スノーボードの平岡 卓君。



テレビカメラで撮影する雛。
スノーモービルでゲレンデを飛ばす雛。


ソチオリンピックにちなんで構成された雛たち。

雛人形でどんな場面を演出するか、苦労したのでしょう。
雛に動きが有り、物語性が有ります。
色々の姿が有って面白いです。



ゲレンデの下に沢山の人が集まり、その中にはマージャン卓を囲んでいました。



マージャン卓をアップで。
国士無双で上がった場面でした。



売店に来ると甘酒のサービスが有りました。


高速バス
帰りは岐阜バスの高速バスに乗りました。
東海北陸自動車道を走る高速バスです。
白川郷と名鉄バスセンターを結ぶバスがありますが、私たちが乗ったのは白鳥と名鉄岐阜を結ぶもので、大和や美並ではICの外に出て、バスストップで乗客を乗せていましたが、
八幡町の町内では彼方此方のバス停に寄っていました。

城下町プラザへ来た高速バス。
定刻どおりにバスストップに来ました。



私たちを乗せたバスは郡上ICから再び高速に乗りました。
バスの車窓から見えた郡上八幡の街。
左下を流れる川が長良川で、小高い山の山頂は八幡城です。



下車するときに撮影した料金表。
八幡の町中の停留所を何箇所か寄りましたので、同じ料金が並びます。



高速各務原で下車しました。
郡上八幡から高速各務原までは1,370円でした。
ここから自宅までは30分ほどを歩きましたが、岐阜まで行き、JRで自宅近くの駅へ行っても、同じような時間になったことだと思います。


長良川鉄道と高速バス

左は行きの長良川鉄道です。
右は帰りの高速バスです。
バスは進行方向に向かって、みんなが同じ方向を向いています。
長良川鉄道はロングシートで乗客同士が向かい合って座っています。
乗り物の構造からそのようになるのですが、鉄道には乗客同士が仲良くなれるドラマ的な要素を含んでいました。



最後に
往路は長良川鉄道で帰路は東海北陸自動車道の高速バスを利用しました。
郡上八幡へ出かけた事であり、猪の肉を買ってくることが出来ました。
郡上八幡の街を歩きましたが、小さな町で、テーマパークを歩いていような感じがしました。
色々の味が楽しめましたし、カミさんがサンプルつくりを体験しました。
このような体験が出来たのも面白いことです。

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