Kオジサンの気の向くまま

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昭和日常博物館

2013年08月25日 22時55分14秒 | お出かけ

北名古屋市に北名古屋市歴史民俗資料館が有ります。
この場所は旧師勝町時代に出来た施設ですが、町が合併して北名古屋市となりました。
これまでも、昭和の頃を再現する企画展を何回も開催してきまして、20年程となりました。
今では、館の名に「昭和日常博物館」と付けるにまで至りました。

こちらの施設は撮影がOKです。他の来館者も、バシバシと撮っていました。



8月30日まで企画展が開かれています。


民俗資料館ですが、図書館と一緒になった建物です。



館に入ると入口にはミゼットが置かれ、駄菓子屋が再現されています。



丸い茶ぶ台のある部屋。
懐かしい感じがします。



棚の中に懐かしい品々が並んでいます。



今では、すっかり見なくなった殺虫器。
あの頃は、ハエも多かったです。



アイスキャンデーのボックス。
自転車の後ろに乗せ、村や町を売り歩いたのでしょう。
このボックスを後ろに乗せ、旗を立てて、鐘を鳴らしながらの自転車。
そんな、様子が想像できます。


これは、アイスキャンディーですが、子どもの頃に親戚へ行った時の事です。
このような箱を載せた自転車で売りに来ました。
アイスキャンデーではなく、氷売りでした。
固定したカンナで氷を削っていました。
右手は氷を削り、左手はその氷を受けているのです。
ブリキか銅製の物だったのでしょう。円形の容器で真ん中が蝶番になっていて、削った氷が貯まると両側から押さえました。
グッと圧縮して、切ったスイカのような形になりました。
それに、竹串を差し、密をかけた物でした。

記憶が薄くなり、どんな形でカンナが固定してあったか、覚えていません。
今の時代なら、余り衛生的では無いですが、そんなものを買って貰えた。
記憶が断片的になってしまいましたが、買って貰い、子ども心に喜んだのだと思います。



古いモデルのテレビや冷蔵庫が並んでいます。



お父さん。お母さん。そして子どもたち。
お父さんは自分が子どもの頃に、こんなジュースがあったのだよと説明していました。
渡辺のジュースの素です。
大人は懐かしく。子供は始めてみるもので、珍しく感じるのでしょう。



ケースの中には、子どもの学習のヒントになる物が展示して有りました。


昭和の時代が遠くなってしまいました。
ここには昭和が詰まっています。
昭和の頃の映画を製作するとき、ここへ拝借に来るのかも知れません。
大人にとっては懐かしく。子供にとっては珍しく感じる場所です。


コメント (4)
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