遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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遅ればせながら

2016-05-14 15:57:13 | 雑感


ずいぶん暖かくなってきた。もういい加減良いだろう、ということで冬用のスノータイヤを夏用の通常タイヤの交換に行った。最近は山裾を走っても雪に出くわすことはとんと無く、新緑が輝く季節になってきた。少し遅がけだが夏バージョンに車も衣替えといったところだ。

クラウンのほうはもう一ヶ月前に交換してあったのだが、ジムニーは山歩きにも駆り出すということでスタッドレスは履いたままであった。冬用に変えたのは、山に来た長男が手際よくやってくれたのだが、この連休では遊びに忙しく取り替える暇がなかった。

タイヤ館に持って行って交換してもらったのだが、流石に手際が良い。ついでにオイルやフィルターバッテリーなどを点検してくれ、汚れを指摘される。暫く触っていなかったのでフィルターとオイルを交換した。空気圧も点検してくれ、夏の山歩きには万全となった。

日本刀の薀蓄

2016-05-11 03:14:55 | 


山本兼一「黄金の太刀」刀剣商ちょうじ屋光三郎 講談社文庫2011年刊

「利休にたずねよ」で直木賞をとった著者の刀剣商シリーズ。著者は刀剣(特に日本刀)が好きらしく随所にその部所、鍛え方の薀蓄が披露される。

物語は江戸末期、流行の黄金鍛えの刀をめぐり一万両の刀剣詐欺が勃発。その犯人を追って旗本、刀剣商、刀鍛冶の3人が、江戸を西に下る。日本刀「五か伝」の地、相州、鎌倉、美濃関、京、奈良、備前長船へ。

2,3回、犯人と遭遇するが事件をいいようにはぐらかされ、結局取り逃がして江戸へ戻る。そこからの結末は興味を半減させるので触れないが、このあらすじと、語り口は一流のものである。

「利休にたずねよ」も面白かったが、この作品も面白い。ただテーマは狭いのでこのシリーズは続きにくいのではなかろうか。

迎撃ー女王蜂

2016-05-10 06:07:09 | 雑感


今年もハチ退治の季節がやってきた。連休中に、遊びに来る息子とトラップを仕掛ける算段をしていたのだが、何かと出掛けることが多く、機会を逸してしまった。

五月はまだ飛んで来る数は少ないが、女王蜂が様子を見に飛来する。昨年効果を上げた「ハチ激取れを」設置することにした。一回目は女王蜂を狙い、二回目は兵士蜂を捕獲しようというわけだ。

昨年2回めは真っ黒になるくらい入った場所に、5基設置した。雨が暫く降らないと好いのだが。まだ蜂の来襲はそんなではない。今年もスズメバチが入ってくれると安心なのだが・・・。

入笠湿原ハイキング

2016-05-09 03:52:08 | 登山・ハイキング
   沢入駐車場の標識
   山道を元気に歩く
   入笠湿原入口到着

GWの一日、次男一家と我々一緒に入笠山にハイキングに出掛けた。天気は良くさわやかな五月の風に吹かれて沢入駐車場に到着。新緑の道脇に立つ別荘には普段留守が多いのにかかわらず、ポチポチと人が入っていた。

駐車場も多くに車が駐車し、係の人も忙しそうだった。孫も息子夫妻も元気に山道に入り、昨日ちょっと飲み過ぎの私は息が切れた。

雲が低く、濃い灰色になっているが、足取りは軽く、鶯の声を聞きながら予定通り1時間で入笠湿原に到着。鈴蘭はまだだが、水芭蕉、坐禅草は盛りを過ぎたとはいえ、湿原に咲いていた。

湿原のすぐ上の「山彦荘」で昼食をとった。一年の中でもかきいれどきとあって普段はまばらな食堂にお客が入り、小屋のおじさんも大忙しであった。お茶配りや配膳も愛想がよく、草花の案内に外まで出て指差し案内していた。

私が食した冷たいとろろそばは山菜も入ってなかなか美味しかった。

外へ出ると雲行きが怪しくなり、山頂にはガスがかかって来たので、山頂行きは諦め引き返すことにした。帰りは「リフトに乗ろう」という孫をなだめ、全員徒歩で帰途についた。

往復2時間強のハイキングはコースも整備されていて気持よく歩けた。

    木道を渡り湿原へ
   木道を歩く
   水芭蕉は盛りを過ぎていた

乗馬体験

2016-05-08 03:00:36 | 雑感
    道路に面した看板

ここら近辺には乗馬体験をさせるクラブが数多くある。GWのさなか「ロングライディング」クラブにでかけた。私が乗るのではなく、息子たちが孫を乗せるためである。孫は結構ウマ好きで、今までも何度か色々なところで馬に乗っている。

厩舎には5頭の馬が繋がれ、ブラッシングや蹄鉄内などの手入れをされている。馬場ではベテランらしい人が歩行、並足、駆け足を左回り、右回り、S字歩行、で行い。急停止、急発進などを繰り返している。馬もかなり自在に動いている。

手続きを終えたのち、孫を鞍に乗せ、係の指導員が簡単な手綱さばきの教習をする。まずは停止の状況、スタート、右回り左回りの4つの要素を教える。何度か実演をした後、実習を行い、係員が手綱をとって林の中に。

   実際に乗る馬と対面

   「よいしょ!」いよいよ馬に乗る

   中々様になっている

   馬場の中での実習

実習を終えていよいよ林の中で。ここらは緑と坂が豊富なのでホースライディングにはもってこいである。林の中に付けられた小径をポクポクと係員に付き添われて歩く。孫も気持ちよさ気に馬上から係員と話をしながら林の中を進む。

   林の中をスタート
   係員と話をしながら
   時には馬がいうことを聞かないことも
   指導により徐々に慣れてきた
   すっかりマイペースで

孫は徐々になれ10份も過ぎるとすっかり慣れ、緊張感も取れリラックスしてきた。およそ30份に及んだ乗馬体験は大成功で、大人も今度は自分がやりたいという始末。さわやかな気候と新緑の中無事にライディングを終えた。

上高地散策(2)

2016-05-07 01:50:10 | 行ってきました
昨日の続き。

   明神館の前から振り向けば明神岳がピラミッド状に聳える。

   左岸を川沿いに遡ると時折水の澱みに出会う

   東斜面には雪がまだ残っている

   横尾尾根方面に開けた河原

   道の両側にびっしり雪が残る

    平らな林に出ると彼方にテントが見えてくる

   徳沢園テント場

明神から小一時間歩いて徳沢園に着く。20張りくらいのテントで賑わう。小屋の前、テント用の炊事場脇で我々も昼飯。バーナーで飯を炊き、アマノフーズフリーズドライの玉子丼を作る。思ったより風味があり中々イケる味であった。持参のミルで挽いた珈琲も楽しみ更に奥へと進む。

   間もなくまるまると太った猿に出会う。全く人を恐れない。

   新村橋はワイヤーがけの吊橋で少々揺れる

   渡りきった向こう岸からの新村橋

徳沢園から、奥又白出合いの信大山岳部慰霊碑を目指すが、思ったより距離があり、新村橋を渡って500mほどのところで断念。引き返す。

   徳沢園の山小屋はまだ空いていた

   行きには蕾だった二輪草が帰りにはまだ少しだが咲いていた

   徳本峠への分岐を過ぎれば明神はすぐそこだ

   明神橋を渡り嘉門次小屋へ

   営業中の嘉門次小屋

   絶品のイワナの骨酒

明神に近づくにつれ細かい雨粒が落ちてきた。これは帰りを急ぐかと明神館前で一服をして元気を取り戻すと、やっぱり嘉門次小屋の骨酒を通り越すわけには行くめえと、川を渡りイワナの骨酒目指し歩く。雨が降ってきておりお客は少なかったが、ここの骨酒はやっぱり絶品でほっといい気分になった。

左岸の道に戻り、河童橋目指してポクポク歩き、4時位に今日の宿西糸屋に到着。ゆったりとお風呂に入り、ビールを楽しんだ。昨年もお世話になったのだが、一段とサービスが良くなり、料理も季節感、地元感があり美味しかった。長男との酒が賑やかに進み少々飲み過ぎた。料金も手頃でここはおすすめである。

翌日はあいにく朝から空模様が怪しく、小雨も降っていたので早々にバスに乗り沢渡に。沢渡に着いたら空は晴れてきた。

のんびりした、いい散策だった。

上高地散策(1)

2016-05-06 00:33:30 | 行ってきました
    梓川と河童橋
    水面煌めく梓川
    焼岳方面を振り返る
    河童橋の袂

GW前半は長男と上高地へでかけた。朝早かったのと前半早々だったせいか人出はそんなに無く、比較的静かな上高地だった。以下写真スケッチ風に紹介する。

    橋の上から穂高連峰を望む。何時見てもここからの景色は素晴らしい

    河童橋からは右岸を遡り、林の中の木道を歩く。

    豊富な水量の谷川は透明で美しい

    常緑樹林帯を歩く

    遊歩道が川沿いになったら間もなく明神池

    透明な水が豊富に流れ水底まで陽が入る

    橋を渡り振り返れば明神岳が聳える

    左岸の道に出たところの標識

    明神館の脇を通り徳沢園へ

何時来てもここは気持ちが休まるところだ。落葉松の新芽は少し早かったが遠目には薄っすらと緑掛かって見える。明るい日差しの中、整備された木道を、せせらぎと常緑樹の濃い緑を縫って散策を続ける。開けた河畔に出て明神橋をわたり対岸の明神館に出て一休みをした。(続く)

黄金週間

2016-05-05 10:14:02 | 雑感
    遊んだおもちゃが所在無い

ゴールデンウィークも終わりに近づいた。我々にとってもこの一週間は黄金週間ともいうべき時間だった。我々は境遇からすれば毎日が日曜日なので、祝日や休日が多かろうと少なかろうと関係はないのだが、この休みを利用して、息子や孫が遊びに来た。

私達にとってはそれが何よりのゴールデンウィークだ。前半は長男が単独で、後半は次男が一家で遊びに来た。それも今日が最終日で、先ほど駅へ親子3人を送り届けて終了。家は老夫婦二人の家庭に戻り、一気に静かになった。

学生の頃、時の学部長が「春の宵孫の残した独楽回す」と詠まれていたが、その年令よりはるかに年をとって、ようやくその心境が分かるようになってきた。

賑やかな且つ充実した一週間だった。明日からまた平凡な日常に戻ろう。