遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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旅日記 スロベニア・クロアチア(4)プリトヴィッツェ湖群国立公園

2010-08-12 17:34:54 | 行ってきました
7/1 本日はプリトヴィッツェ湖群国立公園。中国九寨湖と並び称される透明
度の高い水や滝をもつ、湖沼群。

ブリストルホテルを8:15発。3:30の長旅。このツアーは阪神航空フレン
ドツアーで6夫婦+1人の13人でほとんど私達より年配の方々だ。日程も比較
的ゆったりと取ってあり、一日一箇所を原則としているみたいで、和やかな雰囲
気である。現地参加は私達だけだが、すぐとけ込めた。





ホテルを後に海岸線を延々と走る。大きな入江あり、荒涼とした白っぽい岩石の島(クルク島)
あり、の道から内陸部へ入る。草原の道になり、道脇の家にはまだ内戦時の銃弾
の跡が残っている。



公園内のイエゼロホテルへ12時少し前につく。ロッジ風の風情。部屋にはクー
ラーも冷蔵庫もないが、緑の庭に面した小奇麗な国立ホテル。


入り口で仔牛の丸焼き


活気のある調理場

デザートの揚げドーナツ

昼食は近所のレストラン。サラダ、スープ、ローストビーフ(じゃがいも付け合
せ)、揚げドーナツ。スープはソーメンみたいなヌードルの入った、こってりし
た味のおいしいものだった。



そこから歩いて入場門へ。いきなり大滝に出会う。小さな湖を通って滝へ。
水あくまで透明。ウグイ、ニジマス、鯉などが湖面に群れる。道は木道完備。
現地ガイドはマリアさんという売れっ子ガイドで、年400回ほど案内するそう
だ。





上湖、下湖の標高差156m16個の湖と92の滝があると聞くが、実際には遥
かにそれを凌駕する、水の饗宴だ。水中は樹木が石灰華になり、滝の飛沫が涼気
を呼ぶ。一時間ほど歩いて、コジャク湖という大きな湖では電動ボート遊覧船に
乗る。樹間は 爽やかな日陰だが、湖上も気持ちの良い風が吹き渡る。
船から降り、いくつかの湖沼群を抜け、小滝の連続を見ながら大きめの湖にでた。少し登って公園内の電動バス乗り場についた。ブレッド湖が静ならここは動の水である。いずれも真っ青な水に満たされていることに変わりはない。






環境保護が徹底している。近くの売店でビールを買い部屋で飲む。夕食はハウス
ワインを500ml,デキャンタで。食後この公園の紹介ビデオを見て部屋に。



旅日記 スロベニア・クロアチア(3) ポストイナ鍾乳洞

2010-08-09 11:44:11 | 行ってきました
6/30

ポストイナ鍾乳洞ーオパティア
予想を超える、洞窟内の景観と、リゾート地。


夜明けのブレッド城(左) ブレッド島と聖母マリア教会

湖畔の鳥たち

昨日は早寝をしたので、明け方に目が覚める。湖畔のパークホテルは静寂に包ま
れ、遠くのブレッド城と教会がライトアップされて浮かび上がる。物語の世界だ。
この湖は電気か手漕ぎ以外の船は禁止。水の悪化を防いでいる成果すこぶるきれいだ。

6:45~7:40朝の散歩に湖畔を歩く。森の中の道を小鳥の声を聞きながら、
さわやかな空気の中を歩く。同じように散歩をする人、ジョギングを楽しむ人に
沢山出会う。ブレッド湖は一周6kmほどだが、2.5km地点のヨットハーバー
で引き返す。今日も快晴で気持ちの良い朝だ。朝食後一時間ほどで、ブレッド湖
を後にし、ポストイナ鍾乳洞へ。


鍾乳洞入り口の案内所

鍾乳洞入り口

ポストイナ鍾乳洞
正直、今回のツアーの中で此処だけは「どうでもいいや」と考えていた。
飛騨でも、沖縄でも、鍾乳洞は数多くみてきた。本場は火山国日本ではないかと
思ったからだ。しかし世界は広い。世界3番目とも6番目といわれる規模のポス
トイナは全長20km、観光用には5.2kmそのうち2kmの往復はトロッコ
電車に乗って行くという規模である。


トロッコで洞窟内へ

洞窟内は肌寒い。10度前後だそうだ。ウインドブレーカーを羽織って入場。ト
ロッコでは立ったり、腕を外に張り出してはいけない、という注意のとおり、狭
いトンネルの中を10分ほど進む。中は撮影禁止なので、お伝えできないが、天
井はかなり高く、10mくらいか。英語、ドイツ語、スペイン語のガイドに分か
れて歩き始める。沖縄の鍾乳洞よりかなりスケールが大きい。ロシア橋という小
橋まである。大一次大戦で捕虜になったロシア兵が作った橋だそうだ。白色、赤
色の石筍や、スパゲッテイホールと名づけられた、細い管状の鍾乳石が下がった、
ホール、コンサートホールといわれた、文字通りオーケストラが入ることができ
るほどの大ホールの空間などを巡る。また類人魚(両生類、一年近く食べなくて
も生息)も見ることができた。

中は多少の上り下りもあるが、道はコンクリートで整備され、金属の手すりも完
備している。再びトロッコに乗り外へ、外は30度近い暑さだ。

昼飯は近くのレストラン。川崎のナガイさん(歴史好き)、茅ヶ崎のユリさん
(語学が堪能)と同じテーブル。スープ、チキンの揚げ焼き、果物、のメニュー。


オパティアへの道

ブリストルホテル

海水浴で賑わうオパティア海岸

そこから一時間でリゾート地オパテイアへ。途中スロベニアークロアチアの国境
を通り(簡単なパスポートチェック)ブリストルホテル泊。ホテル前が富豪が愛
妻アンジョリーナの名前をつけた別荘(今は公園)=近代舞踊の祖で、奔放に生
きたイサドラ・ダンカンの像がある。を散策。公園の前では海水浴を楽しんでい
る人が大勢いた。

インペリアルホテル横のスーパーでビールを買い、ホテルへ。本日はW杯は試合
がなく、ウインブルドンテニスを観戦。

夕食は須田さん(メンバー中最高齢・胃の全摘出手術)川島さん、安藤さん(名
古屋在住・コカコーラ)とご一緒。一行はこのほか、お昼に一緒だったナガイ、
ユリさん夫婦の計6夫婦と一人参加の田村さんの13名である。

本日はバイキング。部屋でビールを飲んだので、本日はグラスワイン一杯にとど
める。


旅日記 スロベニア・クロアチア(2)

2010-08-08 11:49:14 | 行ってきました
リュブリアーナはこじんまりとした空港。



タクシーで30分ほどのホテルへ。グランド・ホテル・ユニオン・ビジネスとい
う名前なので、ビジネスホテルかと思ったが、玄関前に噴水がある立派なホテル
だ。15時間を越える長旅であったが、案外疲れていないが、9時過ぎには眠る。

6/29日
時差ぼけもなく、朝食を楽しみ、朝の散歩にでた。
ホテルのすぐ近くに、いつかTVで見た三本橋がある。通勤の人々が歩いていた。
8時になると、教会の鐘が賑やかに鳴り響く。広場では果物、野菜、花、衣類、
靴などを並べ、朝市の準備が始まっている。ドラゴン橋からの川沿いの道は木々
の緑も濃く、小さな酒場が軒を並べ風情がある。


リュブリアーナの街角 古いが清潔 自転車道が整備されている。

店の前の道を掃除しているおばさんがいた。同じように散歩をしていたおじさん
は、川の鴨を指差しなにやら話しかけてくるが、さっぱりわからない。感じの良
い街だ。

ホテルへ戻り、昨日12時過ぎに着いたツアーの連中と合流。添乗員は梶谷英子
さん。良く気のつく人だ。


プレシェーレン広場と三本橋

ホテルから徒歩で観光へ。といっても先ほど散歩をしたコースと同じほうへ。三
本橋前の広場はプレシェーレン広場といい、国歌になっている詩人の像がある。
若者が待ち合わせに使っているようだ。


ドラゴン橋の所以

リュブリアニツア川のほとり

山の上のリュブリアーナ城へ。ケーブルカー料金3.2/一人が団体で1.8ユー
ロ。牢獄が併設されていたところだ。小さな教会もある。

聖ニコラス大聖堂、扉に歴代司教の像が着いているユニークで格式の高い教会。
ヨハネ・パウロ法王も来た。ミサの最中でほんの入り口のみ見学。

教会の尖塔


市場。此処で買ったのではないけれど

後は自由行動で、市場や川沿いの魚市場を見学。さくらんぼ1kg3ユーロ購入。
魚はケースの中に並べられ、スズキ、サバ、カレイ、サーモンなど見慣れた魚が
並ぶ。これも親しみが湧く。

バスに乗りブレッド湖へ。

「アルプスの瞳」と称されるだけある、山と森に囲まれた透明な水を湛えた静か
な湖。中の小さな島(ブレッド島)に教会がある。湖畔のレストランで昼食。スー
プ、マスのグリル、名物のケーキ。白ワインで。食後にアメリカンコーヒーをた
のんだら、ワインよりも、エスプレッソよりも高かった。


崖の上がブレッド城

食後、手漕ぎボートでブレッド島へ。此処の聖母マリア教会は「結婚式を挙げた
い教会」No1だそうだが、船着き場から教会までの99段の階段を花嫁を抱え
て登らねばならない、というから、花婿は大変だ。

この教会の鐘をロープを引いて鳴らせば、鳴った時には望みがかなうといわれ、
かなり重いロープを引き、無事鐘は鳴ったのだが、肝心の願いを忘れた。

湖の水はあくまでも透明で、マスなどが泳ぐのが良く見える。水浴びの人たちが
岸辺で楽しんでいた。

ブレッド城へ。湖畔にそびえるスロベニアで最も古い城。展望は素晴らしく、先
ほどの島や教会がきれいに見える。午前中のリュブリアーナ城と同じで、売店な
ど現代の建物が相当侵食している。ワインの試飲をさせてくれたが、神父さんが
一生懸命説明し、3種類試飲したが結局誰も買わなかった。まずくはなかったが、
旅行は始まったばかりで、重い壜を運ぶのには抵抗があるのだろう。

見学は早めに切り上げW杯日本ーパラグアイ戦をホテルで観戦。日本は必死に守
りスコアレスでPK戦。後攻めで、遠藤、長谷部、の後駒野がバーに当て、外す。
本田は決めるも、パラグアイは外さず3-5で決着。残念。

ハーフタイムにホテルの近くのスーパーで500mlビール2本と1.5lの水
一本で、1.5ユーロだった。食料品の安さにびっくり。

夕食、バッフェで川島夫妻と意見交換。帰りにロビーの大スクリーンでスペインー
ポルトガル戦を見るがハーフで眠くなり引き上げる。

今日一日充実した日であった。

鄙には稀な

2010-08-07 05:51:18 | 雑感
鄙には稀な

近くの高倉市場(ローカルな話題ですみません)の一隅に最近開店したレストラ
ン。まだ仮オープンだが、近所なので行ってみた。

店名「高倉」意外にいける。掘り出し物に出会った気持ちである。

地産の野菜中心のメニューで、味付けもソフト。量もわれわれ年寄りにぴったり
だ。何より価格がリーズナブル。(コースがなんと3500円)

といっても気取ったところはなく、箸でたべられる。野菜が新鮮。
聞いてみたら、築地町の「上々」と「パンドラ」のコラボ出店だそうだ。

しかし、めしやは味とサービスが勝負である。
私はすっかり気に入ってしまった。ヘルシイで胃にもやさしそうだ。


此処はお勧めといってよいお店だ。

旅日記  スロベニア・クロアチア(1)

2010-08-03 10:14:55 | 行ってきました

フランクフルト空港 搭乗口脇のスタンド

若干の雑事の中、およびワールドカップで日本が予想以上の健闘を見せる中、か
ねて予約をしてあった(といっても、旅行の手配は家内が全てやってくれる。ま
るで個人添乗員と旅に出るようなもので至極快適)セントレアから地球一回りの
旅に出た。

まずはスロベニア・クロアチアからはじまる。

イタリアとアドリア海を挟んで西側に位置する旧ユーゴスラビアのこの二国へ、
日本からのツアーに現地参加するという形だ。

大まかな日程は
スロベニアの首都リュブリアーナ-ブレッド湖(泊)-ポストイナ鍾乳洞ーオパ
テイァ(泊、ここからクロアチア)-プリットヴィッツェ湖群国立公園(泊)-
シーベニック-トロギール-ポドストラナ(泊)-スプリット-ドブロブニク
(泊)-コトル-ブドヴァ-ドブロブニク(連泊)-ザグレブ(泊)-別れてロ
ンドンへ。

朝のセントレアは比較的空いていた。ルフトハンザでフランクフルトへ。
フランクフルト空港では、到る所でW杯の中継をやっていた。勿論我々もラウン
ジでモニターの前に陣取り、組み合わせ表やら、サッカーボールをかたどったチョ
コレートなどつまみながら観戦。お客の層もあるのか、比較的皆静かに観戦して
いる。

しかし、皆良く飲み、食べ、議論する。出発ゲートB11の脇でも、スタンドで
のんでいる。人間は口を動かし続ける動物だ。

やっとアドリア航空でスロベニアの首都リュブリアーナへ。(つづく)


初めてアドリア航空に乗った