遅いことは猫でもやる

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旅日記 スロベニア・クロアチア(7) プドバ/コトル(モンテネグロ)

2010-08-24 08:57:39 | 行ってきました
プドバーコトル(モンテネグロ) 往時がそのまま残る中世城砦都市。海の色が紺色に
なってきた。


ドブロブニクのメインストリート

ブロチェ門の衛士

ホテル前に浮かぶ帆船とヨット

昨日は良い気分でドブロブニクから帰還。
朝は爽やかに朝食。昨日、電飾を点けていた帆船も静かな姿を浮かべていた。

つい摂り過ぎてしまう朝食のバッフェ

朝の海

7/4(日)朝8:30ホテル発。南に下がるにつれ海の色は青黒く、紺色になっ
てきた。モンテネグロ国境で検査を受け、入国。この国は、犯罪者の追求が甘く、
マネーロンダリングも行われる。先ごろ逮捕された銀座宝石泥棒「ピンクパンサー」
もこの国にほんきょをおいていた。治安も不十分で、なんとなく不気味な国であ
る。車窓から見る海岸線に広がる砂浜にたくさんのパラソル、デッキチェアが並
ぶ。夏の休日を愉しんでいるさまは、日本より豊かな気さえする。


プドヴァの街


レストランで

ガイドのサーニャ(中)と添乗員のカジタニさん(左)

プドバ。小さな(人口3万人)の城砦都市。教会を中心に石畳の中世都市の様相
が残っているのは、いつものことだ。ガイドはサーニャという可愛い女性。
「可愛いね」といったら、『あなた今「可愛い」と言ってくれた?』とこの日本
語は分かっているらしい。港の近くのレストランで、昼食。蔦で天井を覆った戸
外でサラダ、シーフードリゾット、カニコロッケ、イカ・魚・ポテトのグリル、
アイスクリームの豪華なメニュー。ワインを飲みながら、須田さんに塩野七生の
「海の都の物語」を読むように勧められる。(実際読んでみた。プドバも登場す
る、アドリア海、地中海を巡って、ベネチアの千年の興亡を実証的に淡々と綴っ
た、物語である。)


川を利用した堀

城門

教会の門と山の上の砦

武器広場と罪人の晒し台


コトルの街へ 観光用客船


湾の中の修道院と岩礁の聖母

コトル。背後に山が迫る、世界遺産の城砦都市。狭い路地、石畳、教会、広場、
商店はどこも同じ。はるか山の上に砦がみえる。街は地震(1667)に見舞わ
れた歴史を持つ。ほとんどアジア人(韓国、台湾、中国)に出会わない。
自由時間、に小さな教会を覗いたら、神父さんが非常に愛想よく「ヤパンはフッ
トボールは残念だった」などといい、中に入って見てゆけと勧め、奥までみろ、
写真をとってあげようとサービスが良い。挙句の果てはドネーション(寄付)台
を示し、どうぞという。1ユーロで勘弁してもらったが、教会も生き残りに必死
のようだ。



7:00ホテルで夕食。夕暮れのアドリア海を眺めながら、ワインを楽しむ。