遅いことは猫でもやる

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総選挙公示

2012-12-05 12:43:35 | 雑感


いよいよ公示された。正式に選挙はスタートした。

既存の小政党に加えて、第三極と云われる政党が設立され、12とも14とも云われる政党が百家争鳴状態である。
いったい何が争点で、判断基準はなんだろうか。

さすがのマスコミも手を付けあぐねている、といったところだ。2009年の選挙ではあれほど叩いた自民党に寛容で、民主党に厳しく、維新の党にはこのところ批判的である。
未来の党については様子見といったところか。あれほど叩いた小沢氏の影が見えるというのに。
マスコミと検察は「正義の味方」というポーズを取りすぎるのではないか。

権力をチェックする、のがマスコミの使命だとしたら、この3年間の民主党の棚卸を冷静にやって、この政権の登場によって出来た改善点と積み残し点を明らかにするというのが、チェックというのではないか。
やたらあら捜しをするのがチェックではないと思うが如何。歴史的にこの政権交代はどんな意味があったのだろうか。3年前を振り返ってみれば、自民党でも多かれ少なかれ、経済運営の失政、外交の急迫、官僚運営の失敗、などは、多々有った。それを論った民主党もこのありさまであるが、
民主党の失敗を鬼の首を取ったように言える義理ではないのである。

おおよそ政治は、未来の日本を作るに何をすべきか、というのが最も大事ではないのだろうか。勿論東北大震災の復興というようなことは、当然喫緊の課題であるが、今日明日の問題ばかりに目を奪われていると、ポピュリズムとなりかねない。
「百俵の米」が今の政治の決断に必要ではなかろうか。だれを選ぶかは、後世の子供・孫に素晴らしい日本を残すには何が必要か、を基準にすべきであろう。

その点で言えば、官僚主導政治、体制こそ打ち破らねばならぬ根幹だと思う。又原発はすぐにでもやめねばならぬと思う。この2つは今のままでは「使いこなす」ことは不可能である。小手先で治るようなものではない。
今までの利益誘導型制度の構築から、使命遂行型へと脱皮させ、役人と電力会社をその気にさせるのが政治家の役割だと。思うのだが、書生論だろうか。

何れにしても3週間、じっくり考えて、自分の意思を表したい。投票した者にも他人ごとではなく、応分の責任はあるのだ。

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