子安温泉
黒姫方面への遠望
まだ青々とした山
展望台の標識
展望台と地元のおじさん
戸隠からの帰り道は草津経由とした。やはりここまで来たからには温泉に浸かろうという魂胆だ。途中山田温泉への分岐へ脇道を入り、子安温泉の看板を見て此処に飛び込む。「山の鄙びた温泉」という形容詞がピッタリの温泉。子供を背負った奥さんが店番をしているところへ入場料を払って、湯治場然とした湯殿に入る。
この温泉は、珍しく脱衣所と湯船が分かれていて、野沢や草津の外湯とは異なる。早速地元の人に混じって黄土色に濁った湯に浸かる。「遠くに来たなあ」という実感。ゆっくり浸かって湯を出ると、家人と長男は入り口の野菜売り場で待っていた。暖かくなった身体でドライブ再開。元の道へ引き返し、万座目指して峠道を行く。
緑が豊富な道が次第に峠に近づくにつれ、白樺の葉が黄ばみ、赤く色づいてきた葉が増えてくる。途中展望台があり、眼下の谷間には温泉が沢山湧き出していると、地元のおじさんが色々説明してくれた。このあたりは長野、群馬、新潟、の3県の境だと言う。
まだ紅葉の全盛ではないけど、所々はきれいに紅葉していた。白根山の駐車場には沢山の車と自転車が停まっていた。群馬県からは自転車で登ってくる人が結構多くあり、ここはそれらのメッカであることが分かる。白根山は活火山なのか硫黄の匂いが強烈だった。
このにおいは万座温泉、スキー場迄続き、車の量も急に増えた。渋滞気味の車両の後ろを追い昼過ぎには草津に到着。なかなかいいドライブコースだった。
僅かに秋の気配が漂う
峠近くにはさすがに秋の気配
山田牧場
白根山