師走に入ってもなかなか気温が下がらず年末という感じがしないが、暦は確実に進んでゆく。
完全リタイア-してから少しずつではあるが、家事の手伝いをするようになってきた。
実際に現場に立ってみると、炊事、洗濯、掃除、買い物、修理修繕と家事は多岐にわたり、家人は次々とそれらをこなしてきた。これらをやっつけ仕事ではなく、一つ一つ工夫をしながら、45年近くこなしてきたのには頭がさがる。見ていると実に手際が良い。私などは同じ作業に遥かに時間をかけるのだが、出来栄えは今ひとつである。やはりキャリアが違う。
年の瀬ともなると通常の掃除だけでなく、窓ガラス拭き、照明具拭き、庭掃除、なども手掛ける。これに網戸掃除、障子張替えなどが加わる年もある。最盛期にはこれらを育児の傍らやってのけたのであるから驚異的である。
とにあれ年の瀬である。今年は何処まで手掛けるのか。私はとりあえず猫の額ほどの裏庭の落ち葉掃除と草抜きをやってみた。
十分な出来栄えとは行かないが、少しだけ綺麗になって新年の準備ができたような気がする。