遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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多面性を持つ国 キューバ3

2013-05-26 08:38:04 | 行ってきました
ピーニャ・コラーダを売る売店
これがそのコラーダ。ラムはお好みで。

三日目(5/16) 本日はリゾート地 トリニダーへ。
要塞の近くの海底トンネルを潜り、ひたすら荒地、ジャングルの続く片側2車線の道を東へ走る。9:30頃休憩。ピーニャ・コラーダ(ラム,砂糖、ココナッツミルク、パイナップルジュース)のカクテルを試飲する。
シェンフェゴスの街並み
人気歌手ベニーのイラスト入り箱
仏様式の建物

世界遺産の街シェン・フェゴスへ。フランス風の町並みというが、手入れが行き届いておらず、少し薄汚れている感じである。市庁舎、学校、公園は手が入っておりきれいだ。

市役所
波止場に続く道
市役所前の教会?

波止場まで出てみた。ウイークデイなのに若者が数人談笑している。途中の街角にも所在なさげに座っている老人を見かけた。カリブ海は濃いブルーだ。小学校は下校時で迎えに来ている親?が数人いた。治安は悪く無いと聞いているが、何故だろう?

昼食のレストラン
ヨットハーバー


更に走り、昼食はヨットハーバーにある、レストランへ。テニスコートやプールも付いているクラブで、スペイン、フランス、メキシコなどのヨットが係留されている。社会主義国?昨日の五番街のようなものだろうか綺麗で大きい邸宅がならぶ。
ボデギータでもそうだったが、ここでもビールはソフトドリンクと同じで、昼食に付いているのが嬉しい。ここでも欧米の団体客と同じになった。日本人、中国人、韓国人には会わない。食事終了後トリニダーへ。ここも町並みが世界遺産だというが、カラフルなペンキ塗りの家屋が続いているが、古びていて、それほど感慨がわかない。

カンテーロの屋敷
塔の上からの景色
塔から降りる階段
カンテーロ邸のリビング

カンテーロ(医者であり、サトウキビ農園主で財を成した有力者)の屋敷跡で家具、食器などを見、小さな塔へ登ってみる。部屋に控えている説明のおばさん(これも公務員か?)によれば、18世紀イタリア、フランス、インドからの者を使用していたのだそうだ。キューバはカリブ海に浮かぶ西インド諸島の中でも、かなりスペインなどの欧米、ラテンアメリカ諸国から有力視されていたのだろう。

古い教会
カン・チャンチャラを飲んだタベルナ
トリニダーの街並みと道路
トリニダーの露店

休憩にタベルナ(レストラン)で「カン・チャンチャラ」というラム・カクテルを味わう。ラム、レモン、ハチミツの簡単なカクテルで、革命軍兵士が考案したものだそうだ。この街は、凸凹ではあるがポンペイの遺跡のように石畳が敷かれ
、中央線が大きい石で書かれている。この石は貿易船が積んできたものだそうだ。街を作る直前ミサを行った広場、古い教会やロマンティック博物館(工事中)等を外から眺め、露店の脇を通って車へ帰ろうとした。ここで女性軍が露店のテーブルクロスやテーブルセンターに目を留め、足が止まった。あれこれ3箇所以上の店で交渉し、購入し、買い物を楽しんだ。意外だったのは、露店の横では男も混じってクロスの刺繍をしており、商品に興味を示すと見るや、ご主人らしき男が手を止め売り込みに出てくるという働き者だ。発展途上国の常で、街角では若いものがぶらぶらしているが、暗さや、不気味さはない。小さい子供を釣れたお母さんも街を多く歩いている。

デルマルのロビー
歓迎のラテンダンス
ホテル内のプール

町を後にして、半島部にあるホテルへ。ホテル・トリニダー・デルマル。バー、レストランが数箇所、プレイルーム、プール、演奏舞台がある本格的リゾートホテル。到着したら、カーニバルの衣装をつけた踊り子が出てきて歓迎のダンスをしてくれた。
夕食前に、早速バーでモヒートを味わいのんびりした。部屋は冷房がガンガン効かせてあるので寒いくらいだ。サービスというより電気の無駄使いではないかと心配する。

3階の部屋からの眺め
ホテルの我々の部屋

明日が遅い出発なので、夕食後もゆっくりし、プールサイドでうたた寝を楽しむ。バンドの演奏音も気にならない