権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「日本の一番ながい日」

2024-08-04 19:32:07 | 映画

またまたこんな季節がやってきた、もはやこの季節のマイ風物詩の様な「日本の一番ながい日」鑑賞。
昨年の8月にも見ていた。
何回みても良いものは良いし、毎回見るたびの新しい感動を味わえる、今回は編集の見事さに感心。

〔内容〕
 広島と長崎への原爆投下やソ連の参戦など、日本の敗戦が決定的となった昭和二十年八月、特別御前会議でポツダム宣言の受諾が正式に決定した。だが終戦に反対する陸軍将校たちはクーデターを計画、一方、終戦処理を進める政府は天皇陛下による玉音放送を閣議決定する。終戦反対派は各部隊ごとにバラバラに行動を開始、やがて終戦を受け入れようとする近衛師団:師団長を射殺したり、玉音放送を中止すべく録音物を奪取しようとするなど、その行動が徐々にエスカレートしていく。
(出典:全洋画オンライン)


この映画の畑中少佐(陸軍省軍事課員:黒沢年男)と椎崎中佐(陸軍省軍事課員:)の狂気は凄い!、それと高橋悦史は名優だなぁと感心。

8月中旬までは、岡本喜八監督の特集をしているのでまたぞろ繰り出そうかと思っている。やはり戦中派の人達はあの戦争の描き方が見事。
もし2015年版のを見て感動した人たちは、是非こちらで本物を知って欲しい、比較にならないことに驚くと思う。
ちなみに上映まじかの空席状況。(毎年上映していてもこれだけ集まるのはやはり傑作という事かも)

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「かわず亭みなみ落語会」@両国

2024-08-03 17:25:45 | 演芸

Xで紹介のあった「かわず亭みなみ落語会」に行って来た。
女流落語家でどんなものかと迷いもあったが、やはり生の語りはすばらしい。

前座:立川生ぼう
   前座さんは真福寺の落語会でもおなじみの人、今回は「牛ほめ」で先ずは場内の緊張を解きほぐしてくれた(と、思う)
雲水師:遊山舟
    上方噺で、橋の上で夕涼みしながら金持ちの舟遊びを揶揄するといった内容。
    でも今回は下に振った枕が結構面白くて、これはやはり生でないと、、、、
坂本頼光(活動弁士)
   大正時代に作られた無声映画「石川五右衛門の法事」を投影された映像に合わせて語る、昔ながらの無声映画の再現。
   これが面白い、とりわけ映画に興味を持つ身としてはこんな芸があるんだ、今ならではの芸と深く納得。
   一応、枕でいろいろと語ってくれたが、場内を暗くしてからは昔の無声映画に興じたひと時だった。
   (どれくらいの時間かは全く分からない、その位面白かった)
かわず亭みなみ:死神
   どんな話ぶりか全く予備知識無しで聞いたらこれが良かった、それほど分かる訳では無いが上手いんじゃないかと。
   表情やら話芸ぶりとかに関心した、高座に上がった姿や語りの顔等々が実に綺麗、真福寺の落語会にもこんな噺家が欲しい。

なお最後の抽選会で11月の落語会の招待券が当たった、是非いかなくちゃぁ~と。
最初の画像は開演30分前の風景、次のが手作りの招待券。   


そもそも落語を生で聞くなぞと言う洒落た事は21世紀も5/1過ぎた辺りまでまったく縁がなかった。
それまではTVのチョコット芸の落語(日本の話芸などをチョコットという表現は大変に失礼だと思うが)とかユーチューブの公開された内容とかで楽しんでいた。 (興津要の古典落語をまとめた本なんかも愛読書だった、と言うかこれで知った話も多い)
まぁ年も年だし贔屓の噺家の2~3人も居ても良いかなと思うこの頃で、この人も候補かも。
そう言えばその昔「落語娘」なる邦画があってこれが滅法面白かった記憶がある、そして朝ドラの「チリトテチン」も良かった。

〔おまけの動画〕
落語「中村仲蔵」かはづ亭みなみ

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今週末は楽しいぞ!(ご報告)

2024-08-01 23:32:06 | 日記・エッセイ・コラム

久々に土曜と日曜の両方の予定が埋まった、嬉しい限りです。

さて土曜;
かわず亭みなみ落語会」に行きます。
贔屓の立川雲水師のX上での紹介でしりましたが、まぁ間違いの無いことでしょう。
どこへ出しても恥ずかしくない高齢者の一人としてもう2~3人贔屓を増やしても良いかな、などと。
因みに今の贔屓は真福寺の落語会で御目文字した立川雲水師、立川ざんば師、立川談幸師、立川志遊師。
なによりTVの安っぽい演芸番組なんかに縁のない所が大好きです。


そして日曜;
岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を観に映画館に行きます。
この映画は多分TV放映を含めれば10回は観ていると思うが未だに楽しめる、超一級の(季節の)邦画で、本当にワクワクします。

日本のいちばん長い日(1967年版)予告編

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