権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

そして今度は”The History of American Folk”

2016-03-16 21:28:40 | 日記・エッセイ・コラム

ブラザーズ・フォアのファンを長いことやってきて、ここに来て漸く彼らの原点にたどり着いた様だ。
今度は「アメリカ・フォークの歴史」なるCD(1950年代の録音をデジタルでそこそこ綺麗にしたもの)3枚、全75曲。
主な歌い手は、ウッディ・ガスリー、ピート・シガー、ウィーバーズ、バール・アイブス、等々。
 

最近、通勤で電車におる時間が往復90分加えて歩く時間が60分、なのでこれらはMP3に落とすと良い伴侶となる。
さて "The Weavers"→"The Kingston Trio"→"The History of Amrican Folk"と来たこのクラシックCDたち、どれも素晴らしいが、やはり The Weaversは際立っている。ちなみにキングストン以外はほとんどがモノラル録音、でもそんなのはものともしないアコースティック・サウンドの極みとでも言うべきか、
ところで The History of Amrican Folkの中で何曲か歌っているバール・アイヴスと言う歌手は、映画「大いなる西部」で下品ながら男らしい親父を演じた役者(ドラ息子(チャック・コナーズ)を自ら射殺する親父)、顔はともかく何とも甘く切ない歌声で少々びっくり、有名なフォーク歌手だったそうな。

ブラフォー以前の音楽を聴いてますますブラフォーが好きになった、と言うのはやはり彼らのアレンジとコーラスは洗練されていると思うし、彼らはオリジナリティは希薄ながら幾多の名曲を広めてくれたという役割が大きいし。
思えば物心がついた1970年代初めには、ブラフォーは既にポピュラー音楽へと軸足を移して、オーケストラをバックに歌う様になっていた。1960年代後半は電気ギターが全盛を迎えるとともにフォークは全体的にすたれていた様だ。

ところで今度は「ブルーグラス」でも掘り下げようか。

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