先日、お席亭から頂戴したSEIKO5、これがなかなか具合が良い。
正確に記すと、3年ほど前にヤフオク(当時はヤフー・オークション)で冗談で入札したら落札したものをお席亭に幾らかで譲ったもの。
それを先月買い戻そうとしたら、”上げる”と言われお言葉に甘えた次第。
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さてこの時計、精度は思ったほど悪くなく、1週間に一度合わせれば、+60秒、-0秒の精度は確保できる。
デザインはすっきりしていて飽きないし、重さは程良い加減、厚さも最近のソーラ電波の腕時計などと比較すると結構薄い。 結果、手に馴染んですっかり愛用している。
大きな欠点が一つ、それもこの欠点から1週間に一度時刻合わせが必要となる。
それは、土曜、日曜の休日に外しておくとネジ切れで停止してしまうこと。
かれこれ30年位電池式の時計に馴染んで来たので、これだけは違和感を感じる。腕時計が未だ1個/人の時代に四六時中腕に付ける前提の時代にデザインされているから、しょうも無いことからも知れない。
でも純粋な機械仕掛けであることに、今では妙な親近感を感じる。時計もカメラも自動車もほとんどの機械製品は電気仕掛けになって久しいから、この位は機械式で残っていても良い。
セイコー5のファイブは、秒針付き、日付付き、曜日付き、自動巻き、防水の5大機能付きから命名されたとのこと。
ともかく腕に付けてさえいれば結構快適な機械で、平日は愛用している。
同じ機能でもっと重くて非実用的で性能の悪いブルガリとかロレックスとかだと20万とか30万で、買う奴の気が知れないですが。
この時計はアナログ復興のシンボルとして多いに勧めたいですね。
さて 6×7版カメラの65mm広角レンズが手に入りました。風景を撮るにはよさそうで 絵描きの取材に使えそうです。フィルムカメラはいいぞーー。リバーサルの発色はデジカメでは越せないと 思い続けてます。
先日の白川郷は6×6の80mm標準レンズだけで数枚の撮影をしましたが 「身の毛もよだつ」写りです。 さすがにツァイス 28/45/80/90で できれば150mmが欲しいな。
でも、銀塩カメラを使い続けて下さい。
機械製品は機械仕掛けであるべきです、これがご正道。