ふるまご呉服店
三重県津市上浜町2丁目62
電話(059)228-3996
和風生活 かやくごはん
織りのきものと帯
織りのきものと帯のコーディネイトです。
▲ 長井紬 微塵綾織
山形県の伝統工芸品である置賜紬の一つ、長井市で織られている長井紬の着尺です。
ここで紹介する長井紬は、経緯共に生糸を使用しているため光沢があります。
機械による綾織で地紋を織りだしているため、一見すると八丈機のような雰囲気の
きものです。
色目は上品なシルバーグレーで、お洒落着としてだけでなく色無地代わりにお使い
いただくことのできる活用範囲の広いアイテムです。
▲ 吉野間道九寸名古屋帯(藤山千春)
江戸時代に寛永の三代名妓吉野太夫に京の豪商が贈ったといわれる、名物裂の一つが
吉野間道です。
東京品川に工房を構える藤山千春さんは、この吉野間道に長年取り組んできました。
糸はすべて草木染で卓抜した配色センスと都会的な色彩感覚が高く評価されています。
藤山さんのおかあさんが八丈島の南にある青ヶ島の出身で、子供の頃に見た八丈島の
織物の風景が思い出に残っているそうです。女子美大の工芸科で染織の基本を学び、
卒業後は当時学部長であった柳悦孝氏の工房に弟子入りし、そこで悦孝氏が復元した
吉野感動の技術を学び、修行を積みました。
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