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静岡研修会①

▲ 東海道五十三次にも描かれた丁子屋

今年は研修会として静岡に行ってきました。

8時前に津を出発して、昼食は静岡市にある鞠子(丸子)宿の丁子屋。

400年以上の歴史と伝統を受け継ぐ丁子屋はとろろ汁の名店で、歌川広重の

東海道五十三次に描かれ、十辺舎一九の東海道中膝栗毛にも登場します。

▲ 丸子(とろろ汁・麦飯) ¥1,450

名物のとろろ汁は、おひつからお茶碗にご飯をよそっていただきます。

静岡県産の自然薯を使った白みそ仕立てのとろろ汁は、あっさりした味でスル

スルっと口に流し込めるため何杯でも食べ続けることができます。

その昔、峠越えの旅人からは精が付くと喜ばれたそうです。

▲ 芹沢銈介美術館

昼食後は市内の登呂遺跡公園内にある染色家の芹沢銈介美術館を訪れました。

芹沢の作品は、琉球紅型を参考にした「型染」といって、型紙と糊を使って

染める技法です。1956年に「型絵染」で人間国宝になり、1984年に

88才でなくなりました。

▲ 芹沢銈介の家

1987年に芹沢の自宅があった東京・蒲田から静岡に移築され、庭の樹木の

一部も移植され、往時の雰囲気が再現されています。

▲ 登呂遺跡

▲ 河津川沿いの桜並木

早咲きの河津桜は2月上旬から咲き始め、ちょうど見ごろとなったこの日は

大勢の見物客が訪れていました。

河津川沿いには4㎞にわたって800本が、町全体では約8000本の桜が

咲きます。

駐車場は1000円。夕方の4時頃でも出入りの車が途絶えませんでした。

この日の宿泊先は東伊豆の名湯、稲取温泉です。

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