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夏の茶事 その1「初座」

やよい会の夏の茶事稽古が9月10日(月)に開催されました。

10:15分に客が寄付に集合。

▲寄付(よりつき):最初に通される部屋 

寄付で客は、掛物を拝見し、衣服を改め茶席に入る準備をします。

客が揃うのを待つ間、亭主の半東(はんとう)によって白湯(さゆ)が運ばれます。

客は案内を受けると、寄付を出て路地の腰掛へと進みます。

▲腰掛

正客から順に円座に腰を掛けて、亭主の迎付を待ちます。

▲迎付(むかえつけ)

亭主は、茶室の用意を整えた後、路地に水桶を持って出て蹲(つくばい)の準備をします。

蹲が整うと、亭主が中門を開け、つくばって一礼し、客もこれを受けて一礼します。

▲蹲(つくばい):水を汲んで左手を清め、柄杓を持ち替えて右手を清める。

もう一杯水を汲み、左手に水を受けて口もすすぐ。

正客から順に蹲で手と口を清めて茶室に入ります。

室内へ上がると、草履をそろえて沓脱石の近くに立てかけます。

床の間の掛物を拝見し、続いて道具畳にまわり、風炉などの飾りつけを拝見して客の座に戻ります。

客一同が座に着くと、亭主が正客から順にあいさつを交わす。

 

 

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