HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

偶像

2005年05月19日 | インディーズ
私は子どもの頃からバンドやアーティストを好きになる時はいつもその曲から好きになる。そして後でそのバンドのメンバーの顔とか名前とかパートとかを知る。ほとんどというか100パーセントそうだった。人から薦められて好きになるというのもほどんどなくて、自分からまず見つける・・・そんな感じだった。ヴィジュアル的にかっこいいアーティストも世の中にはいっぱいいるけど、ひねくれていたのでかっこよくてもいい人ばかりだなんてちっとも思わなかった。ゆえに「王子様」的に思うことはなく、追っかけの人の心理がわからなかった。でも一方で人間的に興味はあった。きっと話をしたらおもしろいだろうって・・・たとえ、いい人でなくても音楽をやるからには個性的だろうって・・・

私がちゃんと話をしたことがあるミュージシャンはあのYMOのベーシストの細野晴臣氏が最初だった。京都の某場所で会社関係者がらみでずっと昔にお会いした。テレビで見るよりずっと顔がちっちゃくて小柄でスリムで素敵な紳士だった。とても頭の回転が早くて、話をしていてとても楽しかった。やっぱり音楽をやる人って感性が豊かだな~って感じた。

この1年ほど私はインディーズバンドの方とお話する機会が結構あった。メジャーのバンドの方とくらべるとやはり近い存在だ。でも、やっぱりその中でもオーラが出ているバンドはわかる。あるいは原石として光っているアーティストもいる。だからこそ、音楽関係者に早く見つけてあげてと願う。ついついそういう原石はそうでないただの石の群れの中に紛れ込んでしまうことがあるから。

あっ、何をいいたいのだろう。私は・・・そうそう、インディーズの追っかけも世の中にはいて、それが時々私を滅入らせることがあるってこと。「君たち本当にロックが好きなのかい?」って・・・



コメント
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