HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

渡會将士ソロワンマンライブ at 京都Sole Cafe

2015年08月24日 | FoZZtone
このライブを見たのは8月の事で書き始めた日から間があいて、今日は10月4日(日)です。今日は晴れ。
アメリカ行く前だった渡會さんはもうすでにアメリカでの一ヶ月を終えて帰国。
なんだか今さらな気もしますが、私の思い出としてここに記しておきます。

とにかく、今年はライブに行ってからすぐに感想を書く時間がなくて
まだまだ他のライブの事も滞っていますが、ただ自分のためにという感じで
細々と書いていくつもりです。

では8月の夏がまだ終わってないその時間へゴー!

この日記の日付もそのままにしておきますので8月です。



2015.8.21(木)雨のち曇り

久しぶりの渡會さんのライブ。
FoZZtoneが活動休止する前の関西ラストの大阪でのライブ以来。

毎回見るたびに髪型がいっしょだったことのない渡會さん。
やはりまた違いました。

彼のライブを見るのがほんと年に一度ぐらいな感じになっているからか
自分の中のFoZZtone、そして渡會さんがどういう変化をしてるのか
不安になり、来ない方がよかったと思ったりしたらいやだなと
思っていましたが、彼が登場し歌い始めるとその一音目でもう
そんな不安は吹っ飛びました。

あー、私はやっぱりこの声とこの歌とこの演奏が大好きなんだなと
痛烈に感じました。

実は彼のMCについてとかをiPhoneのメモにメモっていたのですが、
生まれて初めて私はiPhoneを水没させて、6月以来なぜかバックアップを
とってなかったので、そのメモはすべて6月までしか残ってなくて
消えちゃってました。ゆえにその時の記憶を思い起こして書くのには
ちょっと時間が経ち過ぎていて、覚えている範囲でしか書けません。

でも、思うに彼がアメリカ行くまでにいろいろと妄想してそれを
まるでお芝居のように1人二役で話していた内容とかぶる経験を
実際のアメリカからのツイートでしてたのがあとで思うと
不思議であり、おもしろいです。

実際無事に帰国されているから言える話ですけれど。

この日私がすごく感動したのはFunny Bunnyを
彼がカバーしてくれたことです。
この曲は私のこのブログの原点であり、
それゆえにそのブログ名を名乗っているわけで
それを彼が歌ってくれて、なんかそのブログ始めた頃は
渡會さんのことは知らなかったし、フォズも知らなかったのに
今こうして生でその演奏を聴いている自分がいて
すでにここへ繋がっていたのかなと感慨深かったです。

ある時期、私がすごく辛かった時にいろんな人が
この曲で私を支えてくれました。歌ってくれたり、
聴かせてくれたり。

だから、この曲はとてもとても大事な曲なのです。

私は最近、自分の道がどういう方向へ行けばいいのか
迷うことが多々あります。そんな時にこの歌を
渡會さんが歌ってくれたことに何か神様からの
メッセージがあるのかなとも勝手に思ったりしました。

自分らしく生きて行こう

そう改めて思いました。

私が初めて聴く曲もあり、
また生でもう一度聴きたいと願っていたベーコンエッグと
シェービングヒーローも聴けて感無量でした。

LOVEは最初は好きで、だんだんそうじゃなくなって
むしろライブで聴くとなんかアンチな気持ちになっていた私でしたが
この日のLOVEは本当に本当に素晴しくて、また大好きになりました。

そしてこの日バースデーだった人がいて、
その彼にとっては本当に思い出深い日になったと思います。
本当にうれしそうでした。

私も実は8月生まれなので、秘かにライブ後渡會さんに
あの言葉をいただきました。本当にうれしかったです。
ありがとうございます。

私が職場で、仕事場で一番人によくお話をするのは
渡會さんからもらった言葉たちだなと思います。
彼が作った歌の歌詞であったり、初めて出会った時に
もらった言葉から今に至るまでの8年間にどれだけ
彼の言葉にヒントをもらったり、助けてもらったり
ひとつに繋ぐ力になってもらったりしただろうかと。

そういう事も日々の忙しさやなんかライブから遠のいていた事から
忘れかけていて、それをこの日まるで走馬灯のように
初めての日から思い出して、なんかシュニハム~で泣きそうになりました。

ライブ後に物販で少しお話して、最後握手した時に
一瞬ぱっとあの京都のMOJOで初めてお話して最後握手してもらった時の
シーンが浮かんで、実は泣きそうでした。
で、握手しながら心で「この彼がずっと幸せでありますように。」と
願ったのでした。

一方で、ベビーレイズJAPANのPretty Little Babyの発売について
彼は何度も触れましたが、この曲はとってもいい曲だと思います。
彼がベビーレイズのファンの気持ちを理解して、書いている気がして
きっとファンはこの曲がすごく心に滲みるし、力をもらえるだろうなって。

また、他のアイドルとは違って、まるでイギリスのかつての
スパイスガールズを思い出す洋楽的ポップで
それがまたすごく愛おしく、渡會さんの歌を作るセンスと才能に
感動します。

だから、CDTVでチャートの上位にいましたものね。
こういう歌を歌うアイドルなら大好きです。

で、作り手の渡會さんがセルフコピーをしたわけですが
彼が歌うとまた彼らしくて本当に素敵でした。

生で彼が歌うこの曲が聴けて本当にラッキーでした。

渡會さんの作る歌にはいつもちゃんと絵があって
聴いているとそれぞれに映像が浮かんできます。
そこに人生だったり、生き様だったり、せつない思いだったり
心のひだだったりがあって、そこに聴く人は癒され
生きる力を得るんだろうなと。

映画を見終わった時になんか違う一歩を踏み出せるような感じになるように
本を読み終わった時にまだまだ行けるかもと思うように
彼の歌を聴いたら、下を向いていた自分が上を向けるようになる
そんな感覚をいつも覚えます。

これからも関西に来てもらって、
そして行ける日がうまく重なった時は
彼の歌を聴きに行きたいなと思います。

彼のとてもおもしろい妄想アメリカ旅行が
本当に行ってきたアメリカ旅行とどのあたりで
マッチングするのかが今後の彼の歌やライブで
明らかになっていくと思うので、それが楽しみです。

昔、英語の授業でコニーアイランドを旅するコインのお話が
あったのですが、そんなコニーアイランドへも行った渡會さん。
アンクルトムの小屋という物語を初めて読んだ時に知った
ニューオリンズにも行かれた渡會さん。
いろんな体験をされて、それを何倍にもして私たちファンを
きっと楽しませてくれることだと期待しています。

ではライブレポになってませんが、素敵なライブだった思い出を
ここの記します。




<セットリスト>もらいものです!

01.井戸を掘る
02.ハレルヤ
03.Mambo#6
04.Pretty Little Baby
05.Funny Bunny / the pillows
06.長崎雨だった
(京都は雨だった→長崎は雨だった→東京も雨だった)
07.Shuni-hum-Yoro-Kobiwo (キャノン ver.)
08.新千歳空想
09.夕立ベッドイン

~休憩~

10.Vernal times
11.I'm in Mars
12.I play the guitar
~ I Wanna Be Like You (Jungle Book)
~ When The Saints Go Marchin' In (聖者の行進)
~ Smells Like Teen Spirit / NIRVANA
~ I play the guitar
13.財布がない!
14.ベーコンエッグとシェービングヒーロー
15.GO JHONNY GO (1番のみ)
16.LOVE
~ Happy Birthday
~ LOVE

-EN-
17. Pretty Little Baby (ルーパーなし ver.)
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FoZZtone「Return to Earth」TOUR『+追加公演!新世界より後』at梅田Shangri-La

2015年03月01日 | FoZZtone
梅田Shangri-Laにて

2015年2月26日(木)雨のち曇り

1年3ヶ月ぶりのFoZZtoneのライブ
でも、これがしばらくのお別れとなるライブなんて。

1年前10周年を祝うイベントがたくさんあって
セカイイチともいっしょにやって
いつもみんな笑って、はしゃいでいて
これからもよろしくというような感じであったのが
本当は喜ぶべきだったのでしょうがなんかその明るさが不安で
実は私を混乱させていました。

そして、その状況とは裏腹になんか渡會さんのツイートが
荒れていたり、言動が辛辣だったりするのは
なぜなのだろうっていつも思っていました。

何かある、何かあるのだろう。

漠然とでしたが、思っていました。

同じ事務所のACIDMANが独立して
この事務所は大丈夫なのだろうかとも
内心不安でした。

そして、やっぱりと思ったフォズの事務所の移籍。

その経緯はどのようなものであったか想像するしかありませんが
この日のライブで渡會さんが話してくれました。

すごく不安だったと。

Reach to MarsからStomp the Earthを出して、Reeturn to Earthへと行く間に
その苦しく不安な時期があったのだと。

そんな苦しい時代を唯一支え続けたのがFoZZheadsといわれるファンの方たちなのでしょう。
彼女や彼らは本当に一生懸命にフォズを愛して支えて来てました。
それはライブハウスのスタッフや他のバンドメンバーから見ても一目瞭然です。
私はそんなファンの方達が眩しく、うらやましくも思えました。
私ももちろんファンのひとりです。でも、なんかそこに入りきれない
まあFoZZbacksって感じでしょうか。後ろでただ見てるだけしかできないような。

それでも自分自身では満足してたのですけどね。

私は彼らと出会った頃に、どうしてこのバンドがもっと世に広がらないのかと
自分に何かできないかと、なんかわかりませんがブログにいっぱい彼らの事を
書いていました。それを読んでファンになって下さった方もいて
それだけでもすごくうれしかったです。

ただ、人員を増やすっていうのではなくて、私はただ彼らの曲を
もっともっと聞いて欲しかっただけなのでした。

この大阪でのラストの日は平日だったので
仕事があり、結構バタバタしていました。
運良く外に出ないと行けない大事な仕事が前日だったので
この日は早めに出ることができ、無事最初から見れました。

あとでツイッターとか見たら、みなさんでフラッグを作成されていたようですね。
FoZZheadsらしいというか、何かしたいという気持ちが溢れていました。
私は参加はしてませんが、というかあとで知ったわけですけど。

でも、一応ロックキッズとして育ち大人になってもいまだにロックにこだわる
めんどくさい人間である自分はそういう寄せ書きは書かないのだろうなと思います。

まあ、職場では今の時期にはいやほど寄せ書き書いてますが。
で、渡會さんの言葉をちょっと拝借したりして。

「体はどんなに苦しくても生きることを選択し続けるんだ」って。

それにしても、自分で言うのもなんですが、やっぱり晴れ女なのかなと
どんなに雨の日でも自分がライブを見る時は会場への行き帰りは
雨止んでいて傘が結局いらないという。

さて、ロードストーンから始まったこの日のライブ。
大好きなロードストーンから入って
「ああ、そうか、新世界より後の日だものね」って
そこで納得するという状況の中
このロードストーンに対する自分の思いの強さが
心をぎゅっとしていきました。

この日はブランケットは結局やってくれませんでしたが
かつてこの同じ場所でブランケットを聞いた時の事を
思い出しながら、「あれ、こんなにもステージと
近かったのか。」と少し驚きました。

思い出の中ではなんかすごく遠くに渡會さんを
見ていた気がしたからです。

MCで彼が
「アルバムが完成して発売迄3ヶ月とかあると
あれもっと上手くできたんじゃないかとかいろいろ
考えて、気持ちが上がったり下がったりして不安になるんだけど、
新世界からいっしょに作っているエンジニアさんが真夜中に
メールをくれて

「これ凄くいい。神曲だよ。俺天才だ。そしてそれを
作った君も天才だ。」と

興奮気味の内容で、なんだあなたの自慢ですかって
笑いながら思いつつも、落ちていた気持ちがそのメールで
元気になって、救われました。

その曲をやります。」

というような(そのままの言葉ではありません、そんな感じだったという)
事を言ったあとにやってくれた

『口笛男』

もう涙で前が霞むのをどうにか阻止しながら
全身全霊で聞きました。

私の大好きな曲。

彼らとの蜜月の頃の曲。

彼らの苦しさをいっしょに共有したいと願った曲。

この曲がもっともっと多くの人に届くにはどうしたらいいのだろう?
それは今も思います。こんなに素晴しい曲があまねく日本中に届くには。

これは彼らが活動休止したって、ずっとずっと考え続けます。

この日の竹尾さんは本当にキッスのジーンシモンズみたいに髪の毛を
回してギターをかきならしてました。

頭大丈夫?っていうぐらいに。

久しぶりに彼を見るせいか、なんか前より余計顔が小さくなったように見えました。
彼が地元大阪を愛してくれているのが彼の表情や言葉から伝わってきて
大阪出身ではないですが、幼少時に大阪で育った私はうれしかったです。

菅野さんはグッズの紹介の時、いろいろ回りから言われようとも動じず
自分のペースで紹介していて、なんか初期の頃よりドンと落ちついて
より男らしくなられたな~って思いました。

武並さんはこの日はあまりしっかり見れませんでしたが、クールな
感じでした。渋いといった方がいいのかしら。
彼はこれからGLIM SPANKYで忙しくなられるかもしれませんね。
CMのジャニスの歌。あれまさか彼女が歌ってるなんて思いませんでしたから。
すごいボーカリストですよね。

さて1983で渡會さんが会場に降りてこられて、きっと後ろの方まで行こうと
されたのでしょうが、あまりにファンの方たちの彼に押し寄せる波に押し返されて
すぐにステージへ戻られました。

今回久しぶりに行ったせいか、以前と違うイメージの会場の雰囲気でした。
新しいファンの方もたくさんいらっしゃったようで
男性の方たちもすごく盛り上がってたし、本当に「大好きだ!」という思いが
以前に増して会場にぐるぐる回っているようでした。

Return to Earthのアルバムの中の曲をもちろんメインで
やってくれたのですが、私はどれも生で聴くのは初めてなので
「ああ、初めてで、暫くはもう聞けないんだな。」と
思うと本当に切なかったです。
そして、CDよりやっぱりライブで聴くほうが数倍も
分厚く素晴しくなるなと改めて感じました。


もちろん新世界の曲たちも当分生で聞けないんだと
思うと、ほんとうに自分の血となれ肉となれ的な
感じで聞いてました。
体の細胞に覚えさせて、絶対に忘れないぞって。


今回のツアーグッズは鯨がモチーフになったものが
あって、それがすごく愛おしいです。

「白鯨」「溺れる鯨」と鯨の曲がフォズには
二曲もあって、鯨というのはいろいろな文学作品の
モチーフにもなっていて、そして、自分の幼少から
今までの人生にも大事な時に鯨が登場してきました。
だからこそ、こんなにも多くの生物がこの地球にいるのに
フォズが「鯨」を選んだのかが奇跡であり、私がフォズと
出会うゆえんだったのかしらと思う訳です。


いろんな作家が鯨を登場させる小説を書いていますが、
日本では柴崎友香さんの「きょうのできごと 」が
関西が舞台なので印象に残っています。

日常の鯨。

なんなのでしょう。鯨を観に行くことって。


アンコールは「LOVE」で始まりました。
会場がクラップしてフォズへの感情が
押し寄せる中、それぞれが思いを放っていました。
この日の「LOVE」は今まで私が聞いた中で
一番大好きな「LOVE」でした。
なんかすごく真っすぐに心に体に届きました。

体はいつも生きたいんだって本当に
この歌から強く感じるようになりました。

辛くてもお腹はすく。
髪の毛は伸びる。
ヒゲもはえる。

生きたい!

体はそういつも答えているのですよね。

この梅田シャングリラでできたという
「Shangri-La」がラストでした。

もちろん、そうなりますよね。

このライブハウスだから生まれた曲ですから。
みんなで渡會さんのフリをまねしてやるところ。
本当に笑顔、笑顔、笑顔のお花畑のようでした。
笑うはそもそもお花が咲くというところから来てますものね。

そして、これでもう終わりなのかと思ったら、

ラストのラストにもう一度高速バージョンの
「Shangri-La」をやってくれました。

高速なので、フリも高速。
ほんとうにおかしいやら、楽しいやらで
涙もふっとんでました。

終わった後に、みんなが口笛男を合唱してました。

最終日2月28日(土)の東京の赤坂ブリッツにはもちろん行けませんでしたが
素敵な時間になったことと想像します。


お休みに入ってしまいましたが、
毎日を忙しく生きていたら、
案外早く戻って来てくれたと思うかもしれません。

私はFoZZtoneが大好きです。

だけど、音楽というものが何よりも大好きです。

だから、私は新しい音楽を見つける旅を相変わらず続けて行きます。
フォズがお休みしててもしなくても、これは私の性分です。
好きな音楽と出会えば、体が熱くなり、そのライブを見たいと思います。
それが音楽バカの症状です


活動休止中で私が待っているバンドは3つになりました。

ELLEGARDEN
ABSTRACT MASH
そして
FoZZtoneです。

どのバンドが最初に復活するのかしら。

その間も私は音楽とともにいつもいる所存です。

Stay with Music!

一頭の鯨が世界を一周してきた頃にお会いしましょう!



<Set list>
ロードストーン<south>
MOTHER ROCK
開きっぱなしの扉か俺は
Anomaly
Master of Tie Breaker
Stone in the black boots
Fish,Chips,Cigarettes
1983
溺れる鯨
青い炎
風によろしく
Cry for the moon
世界の始まりに
Keller Water
GO WAY GO WAY
Gloria
口笛男
Fortune kiss

En)
LOVE
Stairway to you
Shangri-La
Shangri-La(高速ver.)

P.S. フォズのアナログ盤絶対に欲しいと思っていたので
買えて本当にうれしいです。

そして、25年ぐらい前に買ったKENWOODのステレオのカバーを
十数年ぶりぐらい開けて、果たして動くのかと思いつつ
そおっと電源いれてplayボタンを押したら、ゆっくりと
針がレコードに着地して、その音を聞かせてくれました。
ステレオなのですごく迫力があって、ドンドンと
ベースやドラムが響いて、まるで目の前で演奏してくれてるように
感じました。同時にレコードらしいノイズもたまに聞こえて
それが温かい気持ちにさせてくれました。

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FoZZtone活動休止とマッサン

2015年02月11日 | FoZZtone
今年早々の2015年1月13日にFoZZtoneがオフィシャルサイトで
2月のツアーをもって活動休止すると発表しました。

それを知り、フォズとの思い出が走馬灯のように回り始めました。

2008年2月17日

私は初めてフォズのアルバムを買いました。
「VERTIGO」と「カントリークラブ」です。

当時、私はとても仕事に行き詰まっていました。
「もう、やめたい。」と毎日苦しんでいたのです。
このままじゃ死んでしまうかもしれない。
電車を待つプラットホームで絶望のままそんな事を考えていました。

そんな日々に突然降りて来た曲が「黒点」でした。
この曲の沸き上がる強さに私は突き上げられたのです。
「くそっ」って思いながらでも「負けるか」っていう
気持ちが出て来たのです。

ほんとこの曲に感謝します。

当時の暗い日々。夜、一人で茫然と職場から駅までの長い一本道を歩きながらも
この曲をiPodに入れて聴いてたのを思い出します。

ただただ歩く。

そこにこの曲が「独りぼっちだとしても わりと行ける 行けてしまうだろう
なぁ そうだろ」と語りかけてくれるのです。

私はそして思うのです。「ほんとに。わりと行けるかもしれない。」って

そして「人に答えではなく 理由を買い与えた」という歌詞に納得するのです。

その年の4月に職場が変わりました。

心がボロボロだった私で、自分が再生していくのを自分が見守っている感じでした。
少しずつ元気になってきた頃、5月に私は初めてFoZZtoneのライブを京都MOJOで
見たのです。

そのライブ当日にチケットを直接MOJOに電話して予約したのですが、
今でもその自分が予約した時の光景や太陽が差し込んでいる建物の廊下だとか
を覚えています。

「今日のFoZZtoneのライブ予約まだできますか?」

「大丈夫ですよ。お待ちしています。」

これが私が初めてフォズと直接会った日でした。

その日のライブについては過去の↓日記に書いているのでまたよければ見て下さい。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/ca09fd079e3fc66b3b3fd2d3eea84c7f


この日「一年前にここ京都でメジャーデビューを迎えたので思い出深いです!」と笑顔で話す
渡會さんの顔が今でも忘れられません。

ライブ後、渡會さんに「カントリークラブ」というタイトルについてたずねたら
「ああ、これはおえらいさんたちがするあれのこと(ゴルフ)ですよ。」
って返ってきました。

当時の彼が使っていた青いギターについても聴いたら
「これはカスタムメイドなんです。」って教えてくれました。

好きな言葉についても聴いたら「和を持って尊しとする」と聖徳太子の言葉を
ノートに書いてくれました。

また、竹尾さんにギターのこといろいろたずねたら
「自分、よく知ってんな~。」って言われてちょっとうれしかった記憶があります。

その日最後に渡會さんと握手した時にただの握手ではなくて結構長いあの握手
(映画「スクールオブロック」を見られた方ならご存知だと思いますが
見られたことがない方はまた見て下さい。)をして下さったので
そういうの映画で見ただけだったからきっと驚いた顔を私はしてたと思います。

それから過去に出た音源で手に入れられるものはすべて手に入れ、
そんなあとに出たのが「音楽」

音楽バカな私にはその思いがそこに代弁されているようでとても嬉しかったです。

MVの印象とかでもインパクトがあったのが「茶の花」と「The World is Mine」
なんていろんな引き出しがあるバンドなんだろうって思いました。

その後に出たアルバム『The Sound of Music』は過去の音楽(洋楽)をリスペクトしているのが
伝わるアルバムで、音楽ファン側からの思いが溢れていて
「このバンドは本当に音楽そのものを愛してやまないバンドなんだ。」というのが
感じられて本当により大好きになりました。


でも、世間ではそういう路線は受け入れられなかったのか
その後、彼らはメジャーを離れます。

その前後はきっと彼らにとって辛い時期だったと思います。

たぶん昔なら彼らをもっと育ててみようという事になったと
思いますが、今はCD業界も音楽業界もとても大変な時代と聞いています。
だから、会社としてもすぐに結果が出ないとすぐにまた新しいものへと
シフトせざるを得なかったのでしょう。


だからEMIのエンジニアさんたちも彼らの事をすごく残念に思っていたから
その後も彼らのレコーディングなどにいろいろ関わってくれたのだと思います。

でも、ある意味自由になった彼らはいろんな企てをしかけてきました。
オーダーメイドアルバムがその代表です。

これがすごく楽しかったです。自分で選曲して並べて1枚のアルバムを作るのです。
誰もが「自分の選曲は最高だから」と「音楽」の歌詞のように思ったわけです。

そして、まるでプログレアルバムのような2枚組アルバムを作ったりと
本当にすごいエネルギーがそこに溢れていました。

MVの募集もあって、初回とにかく自分は応募の数をあげるだけでもいいと
応募しました。ある意味、その時が一番楽しかった気がします。結局結果は
でませんでしたが、その時はまだなんかみんな純粋な感じだったし、なにを
どうすればいいかもわからない中で彼らの企画をとにかく成立させることに
協力できたことがうれしかったです。その後もそれで続くことになったわけですから。

その時だけでしたが、「ここが気に入ってますよ。」って講評して下さったことを
今でも大事に思っていますし、その言葉が宝物のようです。

その後も応募しましたが、いろんなしがらみも出て来たのか
最後の方はある意味いらぬことを私が個人的に言ってしまって
ぎくしゃくする感じになり、申し訳ないことをしたと思っています。
最初の時の真っ白な気持ちでいられたらよかったのにと
本当に時っていうのはたまに残酷になりますね。

私は「口笛男」という曲が大好きで、これを聞きながらいろいろな
景色を頭の中で描いていました。MVもありますが、そうではない
自分だけの景色を。いまでもこの曲が彼らのターニングポイントの曲だと
思っています。そして「Enemy」という曲もすごく力をくれる曲で
コレっという苦しい曲に聞きます。これを聴くと自分と闘えるのです。
自分に負けられないと思うのです。

これらが入っている「New World」は素晴しいアルバムだと思っています。
すべてがキラキラしているのです。

少し余談になりますが、
口笛男と呼ばれる人が関西に実際にいました。この間
関西で人気のある番組で「すごい口笛男がいるから探して」という
依頼のもとで芸人さんが探し出したのですが、その口笛男さんはほんとうに
プロな感じでパッフェルベルのカノンを吹いたりして、でもいつも自転車に
乗って吹いていらっしゃるのです。渡會さんに会ってほしいな~。

さて、話を戻しますが、その後
「INNER KINGDOM」を出しますが、このあたりから少し私の中では不安が出て来ました。
彼らは内に入り過ぎた気がしたのです。もちろんその世界観は「村上春樹」的な感じで
私は好きですし、ベーコンエッグとシェービングヒーローなんて最高です。
でも、この頃からファン層が独特になって来た気がするのです。

ファンも真面目な一途な感じの凝り性な方が多いのがフォズファンの特徴だと
思うのですが、そのファンカラーが強くなりすぎて、一般の人がフラットな感じでライブに
行けないムードが漂うようになってきてました。
バンドとファンとの繋がりもかなり密なムードになってきていて
なんだかよくわかんなくなってきました。

たとえば、the HIATUSとかバックホーンとかACIDMANとかのライブに
行く時はほんと気楽なのです。大好きな音楽を聞ける!というドキドキ感は
あるけれど、解放された感じがあって、誰も知らないけれど、みんな同じ
思いで大好きなんだと感じられるのです。

でも、フォズはなんかコアなファンの結束が堅くてなんか自分は入れない感が
ライブ行くたびに強くなってきて、でもフォズのメンバーはそうして
自分たちのライブに毎回来てくれて立ててくれるファンを大事に思っているんだなと
それも当たり前な事だけれど、強く感じられて、そんなに行けない私のような
ファンはある意味どうでもいいのかもしれないな~なんてマイナスに考えて
しまうこともありました。(もちろん実際はフォズの皆さんはそのような
事を思っていないと思いますが。)

昔あるインディーズのバンドのフロントマンが言ってました。
「ライブ来てくれてなんぼだし、CD買ってくれてなんぼだし
やっぱりライブに人が入らないとやっていけないわけだし。」

でも、それでがっかりした私はそのバンドを離れました。
で、そのバンドは結局解散して今はどこで何をしているのかわかりません。

音楽ってそんなものなのか?
ならふつうに仕事したらいいのにって思います。

最近、私の好きなアーティストの1人が言ってました。
「音楽をもう仕事とか収入源とか思っている時代じゃない。
音楽でお金もうけはもうできない。」って
だけどその人は音楽をやり続けるそうです。
それは音楽が彼の生きている証であり、
生きる力であり、音楽が大好きだからだそうです。
その日暮らしができればそれ以外に別にお金いらないからとも
言ってました。

でも、実際は独身の人だから言えるのですよね。
結婚してたら、そういうことは言えません。

だって、子どもが生まれたら本当にその子を育てる義務が
ありますもの。そのためなら、やはりバンドだけでの
収入で苦しいなら、他に仕事を見つけたり、いろんな
方法で安定した収入を得なければなりません。

難しい問題です。
ミュージシャンにも生活があるわけですから。

話がそれました。

さてフォズのファンにも圧倒的に支持されている「LOVE」という曲があります。
ライブのたびにこれが始まるとすごく盛り上がります。

もちろん良い曲には違いありませんし、最初に聞いた時は凄い曲だなと思いました。
でも、私にはやっぱりフォズの代表曲は「黒点」であってほしいのです。
「LOVE」はいつもライブでやるけれども「黒点」は最近はやってくれないことが
結構あります。これが嫌でした。
正直「LOVE」では私は救われません。「黒点」では救われます。

確かに歌詞は凄いです。この歌詞は道徳の時間に先生が使えそうな内容です。
ライブでこの曲の時の盛り上がりを見て、ここにいる人たちは
ある意味幸せな人達が多いんだなと思いました。もちろん悩みがない人は
いないとは思いますが、死ぬか生きるかぐらいの切羽詰まったような
絶望で足がガクガクするような思いの人は少ないんだろうなと。

彼らの歌は少しずつそういうファンに見合った曲に変貌してきた気がしました。
心から血がにじんで、でもそこから這い上がってみせるぞという沸き上がる強さが
薄れてきたのです。
メンバーも幸せになってきているのかもしれません。
「Reach to Mars」もとても素敵な曲が溢れています。
ただ、自分の日々に当てはめて力をもらえる曲というよりは
映画かドラマを見ているような向こうの世界のような曲のような気がしました。
小説を読んでいるような。
もちろん、そこからも希望や夢や力ももらえることもあります。
でも活動休止前に出た「Return to Earth」にはかつてのようなみなぎる
ギラギラ感や底から這い上がる感はありませんでした。

だからこそ、活動休止になったのかもしれませんね。
もう一度ギラギラするために英気を養うということで。
私はそれをすごく心待ちにしています。

まったく別次元なのですが、

なんか、ふと今朝ドラでやってるマッサンとフォズがダブっています。

マッサンが自分が本当に作りたい味ではないけれど
大衆にうけるウイスキーを作り出そうと試行錯誤する。
そして、会社の人たちはこれは飲み易いと売り出すが
結局売れない。そして鴨居社長はまた別のを考えてくれと
マッサンに要請するが、そもそも自分の本当に作りたい
ウイスキーの味を押し殺して、やっと大衆受けしそうだと
思った本当は不本意な心が入っていないウイスキー作りで
精一杯だったのにさらに作るなんてと
ついにそこで彼には限界が来る。

フォズもそんな気がします。
本当にやりたい音楽と大衆に受ける音楽との狭間での苦しみ。
そして今限界にきて、新たな一歩を踏み出そうとしているところ。


マッサンは北海道を目指しましたが
フォズのボーカルの渡會さんも北海道に少し
住んでみたいと思っているんじゃないかと最近思うのです。
彼の北海道でのソロのライブ後の言葉とか読んでいてそう感じました。
あと、ウイスキー好きですものね。渡會さん。


去年1年、考えてみれば、私はフォズのライブへ行く活動休止を
していた気がします。まあ、時間が合わなかったりもしたのだけれど
それをある意味いいことに少し冷却期間を持ちたいと思っていたのも
事実であります。

その理由はセカイイチとフォズトーンという新しいバンドができました!って
いうところに少し違和感があったのもひとつの理由です。
セカイイチも好きだし、フォズも好き。でもこの2つのバンドをいっしょに
してのひとつのライブ枠っていうのがどうも合点が行かないというのか。
彼ら自身がそうして楽しんでいるのもわかりますが、私はそれぞれの
音楽をリスペクトしたいのです。共演するのはいいし、対バンもいい。
でもいっしょくたにやるのはいやです。好きだからいやです。
それぞれを大事に思いたいし、それぞれを尊敬したいし、
それぞれを1つで素晴しいと思っていたいからです。

そんな中で一度だけ渡會さんのソロのライブに行きました。
そこで彼が「銀の匙」の作者の話をとても楽しそうに
話してくれました。

これはご存知の方もいると思いますが、北海道の農業高校が舞台です。
この作者の荒川弘さんの話をしていらっしゃる時の渡會さんの目が
キラキラしていて、そこからの流れで私に次のような言葉を
教えてくれました。

「オレに出来ることはお前にも出来る。」

これはその作者さんがお父さんに言われた言葉だそうです。

とても力強い言葉ですよね。

そういえば、私はフォズと出会ってからいろいろな言葉を
渡會さんからライブやブログやツイッターなどで教えてもらった気がします。
その言葉を私は自分だけでもっているのはもったいなくて
いろんな人に教えたりもしました。するとその言葉でさらに元気になる
人たちが出て来て、フォズを知らない人にも影響が出て来ました。

彼の言葉にはいつも力とオーラがあります。
だから、これからもそのオーラを失わないように
フォズの活動休止中も放っていってください。

フォズとは関係ないのですが
思い出せば、6年前にELLEGARDENが活動休止した時
細美くんはどうして北海道に行ったのでしょう?
その理由は今もわからない私ですが、
そんな彼が北海道にしばらくいて、そこからthe HIATUSへ繋がる曲
を作る原石を磨いていたのが、のちにSilver Birchという名曲を
聞いた時にわかりました。北海道にいる時に彼が「白樺」のことを
話していたのが印象的だったからです。


渡會さんはツイッターでは外国に行くというような事を書かれていましたが
どうなのでしょう。今はどうも海外はちょっと緊張感がありますから。
でも、行くのならやっぱりイギリスに行ってほしいです。

昔、イギリスにいる時に出会った日本人の方が北海道から来られた方で
なんか景色が北海道に似てると言ってたのが印象に残っています。

マッサンでもスコットランド出身のエリーが北海道に来て
故郷に似てると言ってましたよね。私は実のところスコットランドには
住んでいたのですが、北海道にはまだ行ったことがないのです。
だから似てるかどうかはわかりません。
私もいつか北海道に行ってみたいです。
びわ湖は知ってるので、イギリスの湖水地方(ピーターラビットとかの)
に行った時は「滋賀県みたい」と思いましたけれど。

活動休止の発表があるまではもちろんそんな事を思いもしてませんでした。
ただ、動物的勘というのか、2月のライブは行こうと前からチケットは
取ってました。
少し距離を置いていた私ですが、ふとある日「このまま解散とか
なったら一生後悔しそうだから行ける時はやっぱり行っておこう。」という
気持ちになって、チケットを取ったのです。

そうしたら、こういう残念なお知らせが。

でも、やっぱり今のFoZZtoneにはバンドとしての休暇が必要なのかなって
アルバムから感じます。

この休止を聞いた時になぜかジュール・ベルヌの「二年間の休暇」という
本を思い出しました。「溺れる鯨」という歌からもそのイメージが
湧いたのかもしれません。この「二年間の休暇」というのは
「十五少年漂流記」と言った方がメジャーかもしれません。
でも、フランスの原作の直訳では二年間の休暇なのです。
最初はこのタイトルだったのが、ある翻訳者の方から「十五少年漂流記」へと
変わって、今もそれになっているようです。

これは少年達が無人島に漂流していろんな困難を超えて、最後はやっと自分たちの国に
戻って行ける話です。二年間かかったのですね。

「Return to Earth」のアルバムを聞いていて、

♪急ごう 心と体がバラバラになって意味を失う前に(「Return to Earth」から)
♪嗚呼、嗚呼、嵐がずっと遠くでこちらを今見た、見た 見た(「溺れる鯨」から)
♪どうしてこんなにボロボロなんだ(「開きっぱなしの扉か俺は」から)
♪進んでるか止まってるか見分けもつかぬ仕事を抱えながら続けるだけじゃどこにも辿り着けない(「Message from the front」から)
♪苦しみはそれ自体が目的のようなフリをする(「Gloria」から)
♪教えてくれた名前を呼ぶと祈りに似ていた(「青い炎」から)
♪本当は違うここは何処だ(「Anomaly」から)
♪血の気は枯れて今を生き急いだ(「Cry for the moon」から)
♪僕は戻るよ 風によろしく(「風によろしく」から)
♪また俺は元通り泥まみれの男に戻る いつでもどこにいても幸せの方角を知っているから(「Fortune kiss」から)

歌詞がそれぞれに絡み合っていて、これは休止前のメッセージだったんだと今だから感じられます。

でも、戻るよってあるように
彼らは戻ってくることを約束してくれています。

二年間の休暇となるのかもっと短いのか長いのかわかりませんが、
彼らの冒険(Adventure)がこれから始まるのですよね。

その冒険話をまた聞かせてもらう日を楽しみに待っています。

最後に、初めて大阪梅田のシャングリラで聞いた「ブランケット」をもう一度聞きたいです。
あれは本当に最高の最高の最高に素晴しかったひとときでした。
生涯絶対に忘れないシーンであり、ライブでの曲です。

長々とひとりよがりな思いを綴りましたが

言えることは

FoZZtoneは終わらない

ってこと

楽しかったフォズトーンとの日々の思い出の1つの風景↓

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Rainbow Singing~渡會将士、岩崎愛、井上陽介~at 公○食堂 in KYOTO

2014年09月23日 | FoZZtone
2014年6月21日(土)京都
晴れのち雨のちくもり

7ヶ月ぶりぐらいにFoZZtoneの渡會さんの歌声を聴いて来ました。
その間、彼は金髪にしていて、黒髪に戻したと聴いていたので
金髪の彼が見れなかったな~って思っていたら、この日金髪でした。

カートゥンネットワークにでてくるアメリカンボーイっぽい雰囲気で
また違う感じの渡會さんがそこにいました。

このイベントは最初行くのは無理かな~ってあきらめていたのですが
チケットが残りわずかという時に行けることになり、ギリギリセーフで
行けることとなりました。

このイベントはよく考えてみたら、皆さんゴッチと関わっている方達ばかり。
Turntable filmsはアジカンのナノムゲンで初めて見て、聴いて一番印象に
残ったバンドだったので、回り回ってフォズの渡會さんといっしょにイベントで
見れるなんて、なんて不思議なんだろうって思いました。

井上さんのバンドTurntable Filmsと出会った日のことは以下に書いています。
http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/35c21e5c4dc7600c7df58fa75b6f9eed

岩崎愛ちゃんはお兄さんとのライブとフェスでのアジカンのライブで見させてもらって
いつもすごくきれいな声と声量で一度聴いたら忘れられないボーカリストなわけで
しかも愛ちゃんのアルバムやライブにサポートとしてthe HIATUSのmasasucksやテナーや
ナッシングスのひなっちが参加しているところも「繋がってる!」って感動するわけです。

その二人と愛すべきFoZZtoneのボーカリストの渡會さんが共演っていうのがなんか
ゴージャス極まりないわけで。

ここまで書いて言っておきますが、このブログきっと長くなります。

京都の二条駅に近いこのライブハウス。京都の老舗ライブハウスが移転して新たに立ち上げた
グローリーの同じビルの上にある同じ系列のカフェでこのライブはありました。

もちろん、初めて行くわけですが、このあたりは昔の職場の近くなので
懐かしい場所でもありました。

結構、ライブに行く場所が自分の昔探し的な場所にあるのを最近感じます。

トップは井上さん。

ライブの時のイメージとはちょっと違って、
正直、見た目くるりの岸田さんでした。

実際に本物の岸田さんにも「似てるな~」って言われたそう。

このライブの前日にも京都精華大学で岸田さんの講義に参加してきて
チューリップの歌を何度も歌わされたという話をされていました。

バンドの時は英語詩ばかりだったので、そういう歌なんだろうなと
思っていたら、ほとんどが日本詩でした。その日本詩の世界観も
どこかくるりと重なる部分がある気がしました。京都出身のバンド観なのかも
しれませんね。

この井上さんのバンドからもソロからも感じるのは
スコットランドのバンドのトラヴィスの空気感。
私はトラヴィスが大好きなので、やっぱり惹かれるんだろうなって
感じました。

一曲目はその日のイベントのタイトルからその日に作ったという曲を
披露してくれました。rainbowを入れこんだこれは英詩の曲ですが、
同じフレーズがくりかえし歌われるのですが、トラヴィス感満載でした。

くるりの曲の「ハイウエイ」もカバーしてくれました。

1時間持ち時間があったようでたくさん歌を歌ってくれました。

2番目は愛ちゃん。

この日愛ちゃんと実は渡會さんが同じ新幹線だったようですが、
何度も通路を通りすぎる渡會さんに手を振ってもまったく反応がなくて
「きらわれている」というようなツイッターをされていて
それであとで「まったく気がついてなかった」と弁明をする
渡會さんでしたが、どうやら渡會さんは新幹線で自由席で席をとれなかったようで
東京から京都まで大変だったようです。ゆえにきっと彼には座席しか見えてなかった
とその大変さを想像いたします。

愛ちゃんの声はほんとうに分厚いのに美しくて
気持ちよい厚みをもって心に入って来ます。
何度もしつこく言うけど、彼女の歌声聴いているとリンダ・ロンシュタットを
思い出すのです。

彼女の「東京LIFE」という曲を聞いて、私がもし今東京に行って一人暮らしを
始めたりしたなら、この曲をきっと毎日のように聞くのだろうなって
なんか漠然とではありますが、感じました。(まあ、今のところその予定はないですが)

「ALL RIGHT」っていう曲をみんなでかけあいながらの歌う愛ちゃんの笑顔が
すごく好き。でも、やっぱり兄妹だな~って思うのは、どこかこの曲は
お兄さんの慧さんのセカイイチの曲に繋がる感じがあって、いっしょに
聴きたいな~って思ってしまう。


そうそう、ユーミンのカバー「ひこうき雲」も歌ってくれました。
この曲聴くときゅんとなりますよね。


そして、
彼女のアルバムをライブ後やっと買えたのでよかったです。
すごく素敵な歌ばかり。
しかもアルバムに参加しているメンツが凄い。
まず、プロデューサーがアジカンのゴッチで
サポートメンバーにthe HIATUSのマサや
Nothing'sのひなっち、アジカン伊地知さんに
バンアパの荒井さんとか豪華過ぎます。

ここでthe HIATUSと繋がった~!
Nothing'sとも繋がった~!

不思議ですよね。こんなに世には沢山音楽があるのに
好きな人たちはやっぱり繋がってて。

そして、
久しぶりに渡會さんの歌声を聴くチャンスが巡って来ました。

何度もしつこいようですが、髪の毛が金髪になっていて、昔からというか
彼らフォズトーンと出会ってからのライブごとに
彼の髪型がいっしょだったことはなかったな~って。
もちろん、同じツアーに何度も行く人はそういうことは
ないのだろうけれども、私は1回のツアーで行けるのは
1回だから、そう感じるのでしょうね。
行けないツアーもあったし。

肌の色が白いから金髪も清潔感をもって彼に似合ってました。

一発目が私が初めて聞いた曲。
「ひとりぼっちのミュージカルスター」
この曲は初めて聴いてすぐに好きになりました。

その歌詞にある「ためいきは酸素の無駄だから
かわりにマイケルジャクソンのマネして吐き出そう(フォー)」

っていうのを聴いて、懐かしくなりました。

4年ぐらい前かな、渡會さんがツイッターでこれを
ツイートされていて、「これっていいかも」って自分も実践してみたものだな~って。
そして、ついついいろんな人にそれを言いたくなってしまったな~って。

なんか心で「くすっ」としてしまいました。

私はこういう曲がすごく好きです。FoZZtoneらしいというか
渡會さんらしいというか、日常を包み込む感じの曲が大好きです。

この曲が最初なのにすごく盛り上がって、なんかみんなで合唱になったのが
おもしろかったし、彼のエンタティナーな側面が出ていて楽しかったです。

「Morning Glory」も初めて聴きました。
タイトルからはオアシスを思い出しましたが、曲はまったくもって
違いましたが、フォズとしても渡會さんとしても新しい要素が入っている
感じがしました。

愛ちゃんとの新幹線でのエピソードからか、
「ひかり」を久しぶりに聴けてよかったです。
これもすごくフォズらしい曲ですよね。

「slow flicker」を久しぶりに聴いて、
なんか胸の奥が詰まりました。
あのアルバム『NEW WORLD』の頃が私が
すごくフォズの好きな時代のひとつだったなって。
フォズ自体は苦しかった時代から抜け出そうとしてた
時期だったのかもしれないけれど、そういう時って
人間にはみんなあって、そういう時の自分に重ね合わせられる音楽が
あの『NEW WORLD」の音楽たちでどれだけ支えてもらったかと
思い出し、心が熱くなったのです。

「ベーコンエッグとシェービングヒーロー」は
ほんとにほんとに大好きな曲。
これを久しぶりに聴けて本当に幸せでした。

もし、セットリストで叶うなら
「黒点」「口笛男」「Enemy」「Sir Isaac!」「ブランケット」
そして「ベーコンエッグとシェービングヒーロー」を同じ時に
聴きたいです。


「Stairway to you」も初めて聴きました。
これはちょっと大人なテイストな曲で
イメージがなぜか湘南という不思議なかんじです。
あくまで私の感じ方ですが。
洋楽っぽいふりをして、しっかり日本の空気感の曲だな~って思いました。

「Return to Earth」も初めて聴きました。
こういうマイナーメロディで入る感じがすごく好きです。
これは洋楽の香りがすごく漂って、海外の風景を思い浮かべてしまいます。

地球ならthe Earthになるけれど、Reach to Marsと語数を合わせたら
Return to Earthになって、これだと「土に帰れ」ってことになってしまったって
渡會さんが言ってたけれど、ふとイエモンの「球根」を思い出しました。
まったく関係はないけれど、その歌の「土の中で待て命の球根よ。」という言葉と
なぜかリンクして、FoZZtoneが今、球根になって、力強い花を咲かそうとしている
気がして、なんかまたぐっと気持ちに迫って来るものがありました。

事務所も変わって、ロゴも変わって、きっとこちらの知るよしもないいろいろな
大変な事もあった時期にこの曲はできたのかな~って。
でも、それは悲観的なものではなくて、もっと前向きな未来に向かって行くそんな感じで。

アンコールの「Shuni-Hum-Yoro-Kobiwo」
これが聴けてほんとうによかったです。
これを聴くと昔、お芝居見て、とても悲しい結末であっても
幕がふたたび上がった時には明るい曲とともに出演者たちが笑顔でみんな
そろって登場して、また幸せな時がやってくるんだと思わせてくれる
あの時の感じを思い出して、
「まだまだ続くんだ。」と思えるのです。

FoZZtoneはこれからも続く。
アンコールで「また次ね!」っていう感じがほんとに余韻として残る曲を
してくれたのが本当にうれしかったです。

めずらしく「LOVE」が無かったけれども
私はその方がこの日はよかったです。

「LOVE」もとても素敵な曲なのですが、
ときどきその力強さに押しつぶされそうになることもあって
心が弱っている時には優しいテンポでそっと包んでくれる
「Shuni-Hum-Yoro-Kobiwo」のような曲が元気をくれるのです。
不思議ですね。こうして曲にもそれぞれの時があるのですね。
聴く人に寄り添う曲はその役割を担ってくれた時に
より大きく感じられるのを知りました。

ライブ後久しぶりに渡會さんとお話しました。

彼とお話していると新しいことを知れて
なんかまたひとつ世界が広がった気がします。


Return to Earthが何かを耕すっていう意味もあったりするのかな~とか
土というもの土臭い自然というものに彼が今、どこか心惹かれているのかな~とか
お話の中から感じました。

私は昔、こんなストーリーを書いてたことがあります。

小さなケースにいつも土を入れて持ち歩いている男の話。
彼は仕事で歩き回る営業マン。彼はときどき疲れてきたら
そのケースの中の土のにおいを嗅ぐことで心を穏やかにする。
その土は自分の故郷の田舎の土。
都会にはすぐそばに土がたくさんなくて、あっても子どもたちが遊ぶ公園の
土も糞やごみで汚かったりする。都会の子どもや大人たちが
イライラするのは土のせいではないかと彼は考える。
そこで、いつもきれいな土の公園を作ろうと奔走する話。

なんか今書いていて思い出したのだけど、細美さんも東北で公園作ってたなって。
汚染されてない土で。なんかもう10年以上前に書いていた自分のこのストーリーが
こうして渡會さんや細美さんに繋がるのも不思議な気がしていますが、
あくまで個人的に書いていたもので(シナリオ科の学生だったころ)
また、ちゃんと書いてみようかなって思いました。いつになるやらですが。

今年はまだフォズのライブに行けてません。
とても残念な事ですが、また行ける時は来ると思うので
それを待っていたいと思っています。

このライブレポートが書きかけのまま何ヶ月も置かれていて
(日々に追われて時間がなくて)今頃の投稿になりました。

でも、私は夏の始まる前の素敵な時間を
また思い出して、心をふんわりさせているかんじです。

最後まで読んで下さった方ありがとうございました。



セットリスト

ひとりぼっちのミュージカルスター
Morning Glory
ひかり
slow flicker
ベーコンエッグとシェービングヒーロー
Stairway to you
She said
Return to Earth
夕立ベッドイン
TWILIGHT

En) Shuni-Hum-Yoro-Kobiwo
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FoZZtone at 京都磔磔

2013年11月30日 | FoZZtone
2013年11月28日(木)晴れ

この日は京都でこの秋というか冬というか一番の寒い日でした。
仕事からのライブなので仕事仕様の服装でやや大変でしたが
服装より楽しむ事を第一に行ってきました。

この日は
片山ブレイカーズ presents「磔磔よいよい七日祭」というイベントで
片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティと仲間たちという感じで
この日はFoZZtoneとthe PINBALLSがいっしょに一夜を飾りました。

磔磔は京都のひっそりした町中にある元は酒蔵だったところなので
建物も回りの雰囲気も京都らしく、中の木造の壁などにはその年数の
深さが刻まれていて、1988年の誰それとかの名前とかもあったりして
フォズのメンバーも生まれてたかっていう感じの年代のもありました。
ここでどれだけの音楽が時代を作ってきたかわかりません。

最近は撮影してたりしてフォズのライブでは結構後ろの方で見てたのですが
この日は前方へ行きました。

<セットリスト>
レインメイカー
Fish, Chips, Cigarettes
blow by blow
口笛男
go way go way
Shangri-La
LOVE

この日は最初がthe PINBALLSだったのですが
とってもロックンロールなバンドでちょっとフラッドを彷彿する感じで
ミッシェル系というか、服装もそういう感じでした。
ぴしっぴしっっていうメリハリがあるし、なんか引き込まれるエネルギーを
もっているバンドでした。
結構、最初からテンションあがってしまって、拳が自然とあがる感じでした。

そんな彼らの音が結構いい感じに聞こえてたので
前方でも大丈夫かなって思ってそのままいたら
FoZZtoneになって、最初のレインメイカーがちょっと音的にあれ?って
感じで動揺しました。久しぶりにこの曲をバンドで聴けたというのに
出だしの演奏と歌がモウアモウアっていう感じでバラバラに聞こえてしまって
スピーカーの位置のせいかなにかわからなかったのですが
「なんだこれ~!」って感じでほんと焦りました。PINBALLSとスピーカーの位置
そう変わってないと思うのに。
でも,途中からだんだん落ち着いてきて、ようやく2曲目からはいつもどおりに
聞く事ができてほっとしました。ゆえに1曲目は顔がこわばってたと思います。
で、2曲目からは笑顔になれました。

FIsh, Chips, Cigarettesはやっぱり大好き。
ダリとガラのくだりが特に好き。
アートな香りとジム・ジャームッシュの映画な感じが渾然一体となっていて
味わい深いそんな名曲です。

blow by blowもこの歌からはいつも本当に風が感じられて
心にさわやかな風が吹いて来ます。

そして、なによりこの日来てよかった~って思ったのは
「口笛男」が聴けたことです。

冬といえばこの曲っていう感じのMCからこれが始まったのですが、
冬といえばもう一曲「ブランケット」も聴きたかったです。

でも「口笛男」が聴けてほんとうに全身全霊でこれを体に
吸収するていで、歌う渡會さんの姿やギターを弾く竹尾さんや
ベースを刻む菅野さんやドラムを鳴らす武並さんをひとりひとり
目に焼き付けるように見ていました。
これを聴けたら、しばらく会えなくても大丈夫だって
そんな気がしました。

この曲がなぜにこんなに好きなのか?
これは渡會さんが苦しんでいた時に生まれた曲だと聞いたことがありますが
その苦しみは多くのこの世界に生きている人たちが
共有できる痛みというのか、みんなそれぞれの場所や立場で孤独なんだけれど
その孤独が朝の電車のプラットホームやありふれた道の上で
繋がって行き、ひとりなんだけれどひとりじゃないっていうような
逆転現象を感じさせる曲なのです。

もうだめかもしれないと電車を待ちながらそこにない風景をぼんやり見つめている自分が
ため息をつきながら道を歩いている自分が、自転車に乗って無邪気に口笛を吹く男の人や
電車の中でぶつぶつひとりで楽しそうに話している人に一瞬気を紛らわされ、そして
それがクッションとなって、悩んでいる自分が一瞬消えて、息をつけるというのか
そんな感覚を呼び起こす歌なのです。

私はこの曲は一生涯大事にしていくと思います。

go way go wayはテンションが自然にあがっていく曲で
あ~かっこいいな~って思える曲でもあります。
武並さんのドラムスティックの動きを見ていると
棒がしなってみえるから不思議です。やわらかくなっちゃっているかのように。
それだけすごいドラミングなわけです。

Shangri-Laはやっぱり楽しい曲で、ふりもやりたくなっちゃいますよね。
これを小さな子どもたちといっしょにやりたいな。

ラストはやっぱりLOVEでした。

この曲は彼らにとっては代表曲としての位置づけなのですね。
本当に名曲ですから。

でも、私はこの曲も素敵だし、歌詞も大好きなのですが
彼らの真髄は「黒点」だと思っています。
「黒点」から彼らの宇宙が始まっていると思うのです。

だから「黒点」こそ欠かさずにいつもやってほしいと願います。

LOVEという言葉は「口笛男」の作られた頃には
「Help」に聞こえてましたが、
今では「Happy」に聞こえて来ます。

もちろん、まだまだ大変なこともあるでしょうけれど
新たな挑戦をくりかえして、前へ前へ進んで行ってほしいと
心から願っています。

さて、とりはもちろんこのイベントの主役の
片山ブレイカーズ。
名前は昔Jet Lily StarかJet Kellyと対バンしたと思うので
聞いたことはありました。

彼らは活動を一時休止していたのですね。
その復活祭だったようです。
フォズとも昔からよく対バンしていたようですね。

彼らもロックンロールという言葉がぴったりのバンドで、
もう楽しくて楽しくて仕方がない音楽で溢れていました。
日本語歌詞ですが、どこかオーストラリアのバンドの
ナックを彷彿させるリズムというかメロディというかで
懐かしさもあったりしました。

彼らもまた始まります。チャプター2という感じでしょうか。
これからもチャンスがあればライブみたいなと思いました。

そういえばこの日の渡會さんの服装はぴしっとした
ロックンロール仕様というかミッシェル系の服装でしたね。
イベントのカラーに合わされたのでしょうか?

ライブ終了後、菅野さん手作りのネックレスを買いました。
鳥のついたものです。
その時はさりげなく見つけたみたいなふりしてましたが
実際は絶対に鳥が欲しいと思ってました(笑)
ツイッターかなんかの写真で見た鳥のがすごくかわいくて
そして、少しだけ離れる今の私にぴったりな気もしたわけです。

FoZZtoneはとてもきれいなバンドです。このきれいは外見を言ってるのではありません。
もちろん、メンバー全員に清潔感があり、男前なのは確かですが、
曲に透明感があるというか、きれいな音や歌詞を作り出すバンドということです。
だからこそ、私自身の心がちょっと濁ってきている今は、そんな気持ちで聴いて
それが汚れてしまったらいやなので、ちょっと距離を置こうかなと思っています。

今私には痛みをともなったような、命を削ってるような音楽が
必要な気もします。私の心が汚れていても受け入れてくれるような音楽。
ドロドロしていても「飛び込んでこい」って言ってくれるような音楽。
美しくなくても「ブスだなお前」って笑いながら受け入れてくれるような音楽。
年齢なんて関係ねぇよって仲間にいれてくれる音楽。
遠くにいてあまりライブに行けなくても「いつも聴いてくれてるなら安心だ」って
肩をたたいてくれる音楽。

FoZZtoneをずっとずっと大好きでいたい。あの出会った頃の感動をずっと持ち続けていたい。
だから、また私の心が澱みを消した頃に会いにいきます。
もちろん、会いにいかなくても、音楽は聴き続けるし、CDも買います。

FoZZtoneに出会えてほんとうによかったです。

ありがとう。
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渡會将士ソロワンマンライブ 「I'm in Mars」完成打ち上げ at 京都Sole Cafe

2013年10月19日 | FoZZtone
2013年10月15日(火)雨

台風が接近してきている天候だったので
雨が降っていたけれど、それほどきつい雨ではありませんでした。

「I'm in Mars」アルバムリリース打ち上げライブということだったからか
(っておそらく偶然でしょうけれども)火曜日にやるっていうのも
なんかぴったりだな~って思いました。
 
日、月、火、水、木、金、土っていう曜日は
確か太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星っていう感じでできたのですよね。

こじんまりしたいつものat homeな京都のSole CafeでFoZZtoneのボーカル
渡會将士さんのソロライブがありました。

今まで見たので、彼が一人でっていうのは私は初めてだったので
なんか新鮮でした。でも、ちゃんとマネージャーさんはいらしてましたが。

セットリストは

ベーコンエッグとシェービングヒーロー
Fish, Chips, Cigarettes
I'm in Mars
スペースカスタネットボーイ
新千歳空港
チワワ
森には帰れない
猿飛
Wild Card Garden
FOOL
夕立ベッドイン
海老名前
Shangri-La
バンドマン
海へ行かないか

19時から始まって、終演は21時半を回ってました。

この間、2回ほどトイレ休憩なるものがあり、その休憩中や次の始まりの時に
ブルブルズのテーマやシンガロン、umbrella(アカペラバージョン)、NAMEも
一部やってくれました。

今回、彼はルーパーなるものを彼の機材にくわえて、
それを練習なのか場数を踏むためなのかかなり
それを導入して(ほとんどかな?)演奏してくれました。

これはセカイイチの慧さんが以前使っていて、それを見た時に
凄いな~って思ったのですが、満を持して渡會さんも導入されました。

弾いた旋律を録音してそれをくりかえしていくという
ものですが、その録音した旋律が次の旋律としっかり重なって
他に演奏者がいるような重厚感を出す手伝いをするのが
凄いですよね。リズムとかが少しでも変だと
合わなくなるのに、さすがミュージシャンは
そういうのをしっかりと合わせられるんだなって。
私だったら、絶対に無理だと思いながら、それを
ルーパーを「あ~でもないこ~でもない」と操作しながら
歌って行く渡會さんってある意味おもしろいなって思いました。

この日の一発目が私の大好きな「ベーコンエッグ...」でした。
これはフォズのライブではなかなか聴けないので、ほんとうれしかったです。
この曲の歌詞の一部が渡會さんのソロアルバムのジャケットの絵だと思っています。
彼にとって、苦しい時代のスケッチがこの歌だったのではと。

「LOVE」という曲はこの「ベーコンエッグ...」でヒゲをそりはじめる主人公が
行き着いた彼の心の答えなのかなと思いました。

やなせたかしさんの「手のひらを太陽に」の曲ができたエピソードですが
やなせさんは自分がもうだめかなと思ってたときに
自分の手のひらにふと懐中電灯を当ててみると血管が赤くきれいに見えて
「自分は元気がなくても、血は元気なんだ。」って思ったら
なんか力が湧いて来て、そこから「手のひらを太陽に」の歌詞ができたそう。
そして、一番目の歌詞に「生きているからかなしいんだ。」ってあるのは
生きているからこそ「悲しい」って感じられるし「悲しい」って感じるから
楽しいって感じられるというような事を言われてました。2番目にはだから
「生きているからうれしいんだ」ってあるのですね。そして3番目の歌詞には
「生きているから愛するんだ」。この歌を子どもの頃から当たり前のように
歌ってきて、どこかで聴いたことがある名前だって思ってて、今頃わかるなんて。
やなせたかしさんの詩だったのですね。
そして、このやなせさんの感じたことと同じことを渡會さんは
自分のヒゲで感じられたのですね。
「自分が生きる気力を失っていても、ヒゲは伸びて行く。体は
いつも生きようとしている。」って。そこからできた「LOVE」は
歌詞が何よりも素晴しいですよね。
もしかしたら現代の大人の「手のひらを太陽に」なのかもしれません。

そういえば、私がフォズと出会った「黒点」の歌詞に
♪掌に太陽~っていう歌詞があって
そこがすごくインパクトがあったのですが、
ここですでに繋がっていますね。

♪必要なのはロックンロール
それは腹を空かした怪物だ~

で、アンパンマンはお腹をすかした人たちを助けるヒーロー。

まったく違う次元のものがどこかで交わる感じがしました。

やなせさんが言うように「食べること」の大事さ。

「LOVE」にもそれが歌われている気がします。
どんなにつらくてもお腹は鳴るって渡會さんが以前言ってましたよね。

さて、話がライブの感想とはぜんぜん違う方向へ行ってますが
まあ、私のはいつもこんなのですから許して下さい。

「チワワ」をまたやってくれました。Soleではこれを
いつも聴いている気がします。彼が言うには
この場所が夜の学校っぽいからかな~って。
まあ、夜の学校はちょっと怖いですけどね(笑)
そういえば彼がスニーカーに替えた理由みたいなのを
言われてました。

今までフォズはなぜかブーツっていう風に思われて来てて
自分たちもそう思ってはいてたけれど、実は渡會さんは
スニーカーがすごく好きだったのですって。
で、今までの衣装的なのから脱してカジュアルになろうっと
思った時にそうだスニーカーにしようって思って
NIKEのエアフォース1だったっけ?白いのを履いているとのこと。
私も職業上スニーカーは必需品でNIKEは愛用していますが。

そうそうこの日の渡會さんの登場のBGMは
「2001年宇宙の旅」の曲でした。
I'm in Marsからの宇宙だったのかなと。
ただ、2001年宇宙の旅はたしか木星に行く話だったかと。
めちゃくちゃ幻想的な映画でした。
これをパロディったのが映画「チャーリーとチョコレート工場」
にありましたよね。

この映画に猿が出て来るからか、関係ないかもしれないですが
この日「猿飛」が聴けたのはよかったです。
実は京都ではよく猿がおでかけするのですよ。ほんとに。

彼のソロアルバム「I'm in Mars」からの曲たちを聴いて感じたのは
彼の考えは約7年ほど前と少しも変わってないんだなと。
「やがて来る死を思うより、明日も生きることを考えよう」と言い続けている人であり、
関西から東京へ帰る時には「やっぱり東京が俺の街」って思ってしまうほど東京が好きな人なんだなって。
アルバム「景色の都市」はどこかアルバム「I'm in Mars」と繋がる感じがしました。

「森へ行かないか」をやってくれたのもすごくうれしかったです。この曲もすごく
心象風景を感じるので、いろいろな事を感じさせてくれるのです。

そういえば中盤まで渡會さんはだてメガネをかけてましたね。黒ブチの。
どこかデレクターズラボの博士のような。

大阪でのタバコ屋さんの話もおもしろかったです。
私はタバコを吸わないし、細かい名前まで知らないので
なんとかメンソールロングのなんとかの話ですが、
それをライブハウス近くのタバコ屋さんで買おうとして
1万円を出したら、売ってもらえなかったから
コンビニで細かくしてまた別のタバコ屋さんへ行って
それを買おうと言ったら、おばちゃんにそれはこういうんだよ
って「プレメンワンロング」。「言ってみ」って言われて渡會さんが
くりかえして言わされたって話。
英語でいう「Please repeat after me!」の世界が
大阪で繰り広げられたわけですね。笑っちゃった。

別の話で彼は中学の時におもしろ半分で生徒会長に立候補したら
みんながノリで入れちゃって真面目な子が落ちて自分がなってしまったという話で
だから、いろいろ言われてなんか学校へ行きたくなくなったり、
一人になりたかったりして、夏休みだったかにお父さんに
山みたいなところに引きこもりたいって言ったら
3万円渡されて、できるだけ都会へ行ってこいって言われたという話を
されました。
何を言いたいかというと、都会の人ごみの中が一番孤独になれるということ。
知らない人がいっぱいいる中にひとりいる状態。
これから私が浮かんだのは「jaguar in the stream」でした。
ちらっとこれをやるのかなっていうようにギターを弾かれたのですが
これはなかったです。

まさにそうですよね。人ごみでは自分はひとりぼっち。
それと同時に人を見失う場でもあります。
私は昔ある人ととあるお店で出会いました。
そこでは会話するけれど
名前は知ってるけど、そこを出るとどこの誰か知らない人。もしその人がそこから
いなくなったら、このたくさんの人の海の中に紛れて
見つけることはできないのだな~って思いました。
解散してしまったバンドのメンバーなんかもそうですよね。
音楽活動をやめてしまったら、もうどこに行ってしまったのか
人の海では見つけられませんよね。

この日渡會さんがお話されて一番心に響いてきたのは
こういう話をされた時でした。

「Reach to Mars」という自分たちにとっての最高傑作を
作った時、これがドカンと来ると思っていたのに
実際には思うほどでなくて、それで落ち込んでた時に
I'm in Marsができたというような話でした。

なんか心が痛かったです。彼は笑いながら言ってましたけれどね。

レベルが違うかもしれないけれど
自分では「全力で作った最高作品!」って思ったMVが
さほど評価されずに「LOVE賞」にも値しないのかと
落ち込んだ自分と重ねちゃいました。

でも、私は気がつきました。
自分で「最高!」って思う時点で負けなのですね。
ほんとうにいいものを世間が認めるものを作る人は
「最高!」なんて決していつも思わない。
むしろ「無」になるために自分が抱えているものをすべて吐き出して
それが作品になり、また「無」からのスタートにしていくのですよね。

昔、テストでできたと思ったテストが案外そうでもなくて
できなかったと思ったのがよかったりするのと似ているのかもしれないです。

これからは「評価されるために作る」のではなく
「自分がただ作りたいから作る」という人になりたいです。


メインではないけれど、みんなが「これやって欲しい」というのを
これは無理とかいろいろ言いながら、まずはシンガロンをやってくれて
この曲の時代が私にとって第一期FoZZtoneの黄金期だったので、
なんかホロっときてしまいました。いっしょにやってくれた
NAMEも同じアルバムに入っていますし、
私にとってとても大事な一曲でもあります。
過去の日記にもこのタイトルで書いてます。

この曲たちが入っているアルバムは『The Sound of Music』なのですが
これは数曲亀田誠治さんがプロデュースされているアルバムであり
EMI時代の最後のオリジナルアルバムでもあります。
アルバムジャケットやブックレットのカメラマンは橋本累さんでした。
このアルバムにEMIもフォズもすべての関係者の人たちも賭けていたと思います。
このCDがParlophone仕様なのも印象的でした。

だからか、ちょっとだけあのアップルレコードのバッドフィンガーを
思い出してしまいました。バッドフィンガーを知ったのはもちろん
彼らが現役の時ではありませんが、彼らの曲は名曲ぞろいで
なにのアップルレコードでの彼らは決して華やかな経歴を残したわけでは
ありませんでした。彼らの曲を聴くとせつなくなります。でも心が優しくなります。

もちろん、FoZZtoneはそれを超えて、新しい時代を自分たちで作り始めたのです。

この日演奏してくれたシンガロンもNAMEも亀田さんのプロデュースした曲です。
でも、この日に渡會さんが話してくれた秘話は「亀田さんがこの曲はどうしようもない。」
って言ったという話でした。プロデュースはその曲がさらにいいものになるように
するのだけれど、この曲だけはどこをいじってもなんか変になるから、ほんの
一部しか触れないという感じだったそうです。ある意味得体の知れない
曲だったのでしょう。でも、その得体の知れないところがオリジナリティが
溢れていて、私は大好きです。この曲で彼は洋楽の要素を取り入れる曲作りに
目覚めたそうです。

今年同じ10周年を迎えて、いっしょにライブもしているセカイイチの
デビュー曲の「石コロブ」も亀田さんのプロデュースでやっぱり
これもなかなか手を加えられない曲だったらしいです。

ちなみに今やっている亀田さんの音楽学院がすごくいい番組で勉強になります。

このアルバムでコッシーこと越川さんが去りました。やっぱりひとつのチャプターは
ここで終わったのですね。

umbrellaは演奏はリクエストがあったけれど無理っていって、そこでアカペラでやってくれました。
みんながいろいろリクエストしても急にだとやっぱり歌詞とか思い出せないのも
あると思います。。実際、私のiPodに入っている彼らの曲(ライブバージョンも含めて)
217曲もあるし(渡會さんのソロ抜きで)。ソロ入れると231曲?ハンサム入れると234曲?
よくわかんなくなっちゃった(笑)あくまで私のiPodの中に入っているものですが、
かなりの曲数ってことです。

実はブランケットをやってほしかったけれど、今回は結局やってもらえなかったです。
彼が「バンドマン」を今までのライブでやったことがあるっていうのは聴いてましたが、
この日にセカイイチの名曲の「バンドマン」のカバーをやってもらえるとは思ってなくて
ほんとうに聴けてよかったです。

私はこの同じSole Cafeでそれぞれの10周年の年に一人で歌われる岩崎慧さん(セカイイチ)と
渡會将士さん(FoZZtone)のそれぞれの「バンドマン」を聴けて本当に幸せです。

渡會さんが言うには、この「バンドマン」はミュージシャンの心をすごく揺らす曲なので
東京のあるライブハウスでセカイイチがライブしているとわかると、他のライブハウスで
演奏してた人たちが「これからバンドマンの時間だ。」とそのセカイイチのいるライブハウスに
集まって来るぐらいだそうです。まるで水戸黄門の印籠が出されるあの瞬間のように。
(この水戸黄門を例に出したのは渡會さんです。)

最後は「LOVE」とかいろいろ出てましたが、結局渡會さんがやりたい曲を選ぶということで
「海へ行かないか」で終わりました。彼がどうして「LOVE」ではなく「海へ行かないか」
を選んだのか、それはわかりません。一応最後の2曲はアンコールも含めての曲だとは
言われてましたが。

♪いろんなことがあった
 わけがわからなかった

そんな言葉が織り込まれているこの曲を聴くと
なぜか私はイギリスのブライトンの海を思い出します。

日本から脱出っていう感じでイギリスに来たものの
いつまでもここにいるわけにはいかない。
これから自分はどうなるのだろう?
どんな人生がこれから待っているんだろう?って
海を見ながら思いました。
海のずっとずっと向こうには自分の国の日本があるんだ。
そろそろ帰ろう。帰って自分のまた新しい一歩を踏み出そう。
そんな事を風に吹かれながら思ったあの感覚、あの景色を
今でも忘れません。

彼らFoZZtoneは火星に行き、今、渡會さんは火星のような日本にいます。
火星には海はありません。だからこそ、彼は「海に行きたい」と
思ったのかもしれません。水が喉を潤すように海を見ると心が潤うのかもしれないですね。

ライブの感想より違うことばかり書いてしまいました。

私も金星にでも行こうかと思っています。
ゆえに火星は遠くてなかなか会いに行けないかもしれません。

♪いろんなことがあった
 わけがわからなかった

それゆえに
FoZZtoneそして渡會さんの音楽をこれからも
変わらずに大事に思っていたい。

だから私は金星へと行くのです。

金星への行く予定はとりあえず11月のフォズのライブが終わってからということで(笑)









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セカイイチ主催イベント『光風動春』パート1

2013年09月29日 | FoZZtone
2013年9月28日(土)秋晴れ

サマソニ以来久しぶりのライブ。
まったくジャンルも場所も違うけれど
やっぱり音楽を全身で浴びるっていうのは最高だなと
思ったライブに昨日行ってきました。

場所は梅田AKASO
ここには栄喜さんのライブで前に来たことがあり
今回で2回目。もとバナナホールの場所です。

セカイイチ主催イベント「光風動春』
彼らの10周年を記念し、そして同じく10周年を迎えたFoZZtoneを
共演に選んだライブでした。そして若手のバンド代表として
ここではThe Oral Cigarettesが登場しました。

まず、オーラルですが、もちろん初めてライブを見るバンドです。
でも、彼らはこの間行けずにテレビでだけ見たRUSH BALLの
これからの期待するバンドのところで出演してたし
滋賀でのイナズマロックフェスにも出ていました。
RUSH BALLでの映像を見た時はあまりピンと来なかったのですが
実際に生でライブを体感するとノリのいいバンドでした。

最初からすぐに体が動いちゃうような感じだったのですが、
この日がフォズやセカイイチのファンが多かったからか
ファンがあまり揺れない感じでそれがちょっと残念でした。
フェスとかにいくと自分のお目当てのバンドではなくても
音楽バカが集まるので、自然と体を動かしてノっていく感じなのですが
あまりそういうのに慣れてない人たちが多いのかな~って

だから、ノリノリで、でもタオルはフォズとかだったり、セカイイチとかの
Tシャツ着てる人を見つけるとうれしかったです。
こういうファンが増えると両方のバンドももっともっと
多くの人に支持されるバンドになるのだろうなって。

そう音楽その音楽を真底愛して、メンバーがかっこいいとか
そんなのどうでもいいけど「いい音楽、いいロックを聞かせてくれ!」って
いうファンが大集合したら、それこそ「世界一」愛されるバンドに
なれる気がします。

フォズやセカイイチやオーラルのファンが入り交じったからか
昨日はちょっといつものファン層とは違って、フェス系の人たちも
いて、それがなんか新鮮でありました。

本能的なのか「本当の音楽バカ」か「男前目当て」なのか
そのファンを見ていて自分で勝手に仕分けしちゃっている感が
あって、それはよくないのだろうなって思いながらも
「音楽バカ」最高!って思ってしまうのです。

もちろん、男前で音楽最高は素晴しいのですが、
そこのひとつのバンドだけに留まらず、他の五万とある
素敵な音楽をもっともっと貪欲に聴き、貪欲に探してほしいなって。

そうすれば、余計にフォズの素晴らしさやセカイイチの上手さが
わかると思うわけです。

結構年齢層も高い人たちの集団とかもいて
そういうのもいいなって。

年齢なんて関係ないのですよ!よい音楽には。


さて、話を戻して
オーラルのさいごにやった「大魔王参上」
とてもおもしろい曲だったと思いますが、
私は最初の方の楽曲たちの方が好きでした。
この曲が結構目玉的なのはわかるのですが。

で、この曲を聴いた時に彼らの誰かが
音楽の授業で聴いた「魔王」から
ヒントを得たのかな?って
ちょっとストーリー似てるもの(笑)

なんか自分を中学や高校時代に置き換えて
そんな風にクラシックをロックバージョンに
かえて喜んでいる図を思い出してしまったわけです。

オーラルの次はFoZZtone

ここは幕が降りないのでステージでサウンドチェック等しているのが
そのまま見えました。

ここからはセットリスト書くのでまだ見たくない方はページをかえてください。

<セット>
Reach to Mars
GO WAY GO WAY
茶の花
レインメイカー
Shangri-La
LOVE

ここからセカイイチが加わって

リトルダンサー
退屈な僕と小さなギター


この日はフォズのいわゆる初めての人でもすんなり入って行ける的な
ある意味シングルカット仕様な感じの選曲でしたね。

それにしても「レインメイカー」を彼らはすごく好きな気がします。
これはアコースティックライブでもどこでもやる感じがします。

リ~ラ シャングリラ~♪は
ほんとNHKの「みんなのうた」でやってほしい。
子どもたちにも絶対にうけると思います。あのふり。

この6曲だけであったのにセカイイチのメンバーが登場するころには
渡會さんはかなりエネルギー消耗してた感じで
汗の量が半端なかったです。ダンガリーシャツが色変わってました。
ふだんワンマンするよりずっと曲数が少ないのに
どれだけ全力投球で最初から全開で歌ってきたかがわかります。
それだけこのイベントへの思いが強かったのですね。

セカイイチが出て来てた時ふらついてましたものね。

リトルダンサーを生で初めて聴きましたが
ほんと楽しい曲で、みんなで踊れる曲ですね。
ほんと踊れる空間があったので踊ってました!
楽しかった!

この曲を作ったのが渡會さんなのですが、
彼はみんなで踊ったり歌ったりできる曲を
作るセンスが半端ないですね。
彼はもしかしたら、学校とかで歌う曲とかを
作る才能があるのかもしれないです。
いつか全国合唱コンクールの課題曲を
作る人になるかもしれません。
っていろいろ妄想する私ですので、気にしないで下さい(笑)

そして、岩崎慧さんが作った「退屈な僕と小さなギター」
は彼が言うには7人でやるのに自分は昔のひとりぼっちの時の
自分を思って作ったと笑いながら言ってました。

友達もほとんどいなくて、音楽だけが支えだった時のことを
思って作ったということですが、音楽にはそういう力があるのですよね。
私もロックと出会ってなかったらどうなったんだろう?って

そして、そんな自分が今こうして7人でやっているのを
昔の自分に教えてやりたい!って言ってました。
なんか少年時代の彼の姿がふんわり見えたような気がします。

いうなればドラマ「あまちゃん」で
昔の春子さんが今の様子を見て微笑んでいるのと
だぶらせてしまいました。

昔の慧さんがにっこりと今の様子を見てる感じ。

そういえば細美くんも言ってましたね。同じ事を
昔の自分に言ってやりたいって。

オーラルが世界一の景色を作りましょうって最初言ってましたが
細美くんは自分が今見ている景色、会場のファンのみんなの景色を
見て、最高だと言ってくれてました。

思うに最高の景色かどうかはそれぞれの心で決めるんだと思うのです。
会場にぎゅうぎゅうにファンがいても、いなくても
その人が見て「美しい!」と思えば、いつでもどこでも最高の景色になるのでは
ないかと思う訳です。
ファンからしたら、ステージからの最高の景色はわかんないけれど、ミュージシャンの表情を見てたら
「きっと今最高の景色なんだろうな。」って感じられるのです。

この日はドラムがふたつ最初からセットされていて、
ほんとゴージャスでしたね。

7人で演奏なんてほんとすばらしいです。
ベースはキャノンだけというそこも凄い。
竹尾さんがエレキで中内さんがアコギ。
それにしても、慧さんと渡會さんの声ってすごく相性がいいというのか
きれいに混じり合いますよね。聞いていてほんと気持ちがいいです。

さて、主催者であるセカイイチについては
2で書きます。

P.S.

FoZZtoneのマネージャーさんがフォズのステージの間何度もステージを見ては戻り見ては戻りされていて
本当はずっと見てたいんだろうなって。あるいは何か気になることでもあったのかな?って
思いつつ、秘かに私はマネージャーさんのファンなので、これからも女性ながら男性陣に負けないで
仕事していってくださいね!



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音楽からReach to Marsへ

2013年09月23日 | FoZZtone
なんだか本当申し訳ないぐらいにブログ書いてませんでした。
書きたくないわけではなくて、ほんと仕事に追われ過ぎて、家に帰ってネットに
繋ぐ元気すらないような日々を更新しておりました。

書きたいと思うことはその時に書かないとすぐに鮮度は落ちて
やがて書く気もなくなるわけで、それは仕方がないのかなと
思っています。

ただ、今日は久しぶりに今書くぞ!っていう気になって
書いてます。

今から5年ぐらい前の事です。
FoZZtoneが「音楽」という曲をリリースしました。
その曲を初めて聞いた時に私は
「Sci-Fi、あのSci-Fi、明日を照らして」というフレーズが
とても耳に残りました。

そして、その頃にはすっかり忘れていた
レイ・ブラッドベリを思い出し、
そして彼の作品のひとつである
「火星年代記」を思い出しました。

今考えてみれば、この時にすでに
「Reach to Mars」の種は蒔かれていたんじゃないかと
思うわけです。

今年で10周年のFoZZtoneですが、
この5年間の間に目まぐるしくいろいろな事がありました。

まさに♪「同じ毎日」なんて言葉は無いよ♪でしたね。

そして♪君に聴かせたいよ
僕の選曲を 素晴しいから♪

とオーダーメードアルバムというものもその5年間に
3回もやってしまったわけです。

その第一回目の選曲のひとつに私が選んだ「白鯨」という曲。

この曲も実はレイ・ブラッドベリが繋がるわけです。

ブラッドベリは火星の話も書きつつ、映画「白鯨」の
シナリオも執筆していたのです。

この執筆中のアイルランド滞在記をブラッドベリは書いてるのですが
そこには「音楽」が溢れていました。

「たしかにこの世で大事なのはおカネだよ。」
「だけど、この世のいざこざをおさめてくれるのは音楽だ。」

この言葉が特に印象に残っています。

そして、去年ブラッドベリはこの世を去りました。
でも、彼の描いた火星を彼の愛した音楽で
歌にしているバンドがこの日本にいるのです。

FoZZtoneというバンドです。

このFoZZtoneのフロントマンである渡會さんはソロの曲で
「I'm in Mars」という曲を作って歌っています。

私は今この地球にブラッドベリがいないのがとっても残念です。
もし、今地球に彼がいたなら、このフォズの曲を彼に聴いてもらえたのにって。

あと、この5年の間にいろいろあった中で
いっとき、地面に縛り付けているような時期もあったけれど
今「火星」へと思いを巡らすようになったフォズは
また音楽によって自分たちを解放したんだなって
広い世界を抱くようになったんだなって。

そして、この地球はそれぞれの考え方によって
小さくも大きくもなるんだなって思いました。

小さな地球だからこそ環境とか人々の暮らしとか
大事にしなくちゃいけないし、
大きな地球だからこそ自分を見失わないように
夜空に光る星やそして惑星たちに心を馳せて
地球を感じていかないといけないのかもしれない。

ブラッドベリのアイルランド滞在記の中に出て来た言葉
「行動せよ」
まさに
 GO!ですね。

7月の大阪でのライブの時に最初が「Reach to Mars」で
アンコールが「音楽」という、まさに私にとっては
とても感動的な繋がりでした。

これからまた彼らがどんな風になっていくのか。
私は陰ながら見守っていけたらと思っています。









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FoZZtone at 梅田Shangri-La 「Reach to Mars」TOUR

2013年09月08日 | FoZZtone
2013年7月20日(土)晴れ

夏真っ盛りの事を今頃書くという
なんとも気の抜けたサイダーのように
思われても仕方が無いのですが、
フォズのライブ後いろいろありすぎて
ちゃんと書こうを思えば思う程、書けませんでした。

ゆえに昨日9月7日(土)に赤坂ブリッツにてファイナルの
ワンマンライブを迎えた後に書くということで
ここをもし、ブリッツのことかと思って来られた方すいません。
私はその感想は書けません。

とりあえず、だいぶ遠い事なので間違ってたらごめんなさいですが
セットリストを

Reach to Mars
世界の始まりに
Jumping Girl
ニューオリンズ殺人事件
情熱は踵に咲く
She said
Go way go way
21st Century Rock'n'roll Star
1983
Master of Tie Breaker
Shangri-La

EN)
音楽
LOVE

2ヶ月近く経つとMCとかはさすがに薄れてきますが
竹尾氏が友達のレスポールをもらったっていうのを
ステージで言って、既成の事実を作ったぞって言って
それに対して渡會さんが「大人はちゃんと返すということで」
とフォローしたのが印象に残っています。

で、結局返されたのかな?
レスポールって高いもの。

ニューオリンズ殺人事件の時にメンバー紹介があったのですが
この曲はドラムの武並さんが作曲された曲で、この曲中に
メンバー紹介とソロを見せてもらえたところにフォズの粋な計らいを感じました。
彼らが武並さんをしっかりリスペクトしているというのが
伝わって来て、なんかうれしかったです。

この日はオープニングアクトにU-22の大阪代表に選ばれた
TALOWSが登場しましたが、スタイリッシュでかっこよかったです。
ちょっとOKAMOTO'Sっぽかったけれど。

そして対バンはLUNKHEAD
音源は1枚だけ遠い昔に買ってもってましたが
実際のライブを見るとすごく男っぽくって
男気あふれるロックだと感じました。

その時にちらりと「おんがく、そのおんが~く」と歌われたので
ここで「あ、今日はフォズ音楽やるんだな。」ってわかっちゃいましたけれど(笑)

この日本編のラストにもってきた「Shangri-La」
おそらく他の場所ではこの曲がラストはないのでしょう。
ここだけのレアなラスト。
というのもこの曲はこの梅田シャングリラで生まれた曲だからです。
そのできあがりをシャングリラで聴きたいと切望されていた店長さんは
なんとこの日お友達の結婚式が入ってしまっていなかったという。
でも、その歌声はきっと届いたことでしょう。

REC OK! TOURだったので撮影されていた方もたくさんいました。
私も撮影してましたが、あとで見て、こんな風に自分が撮ってたのかと
記憶のない部分もたくさんありました。
それほど素敵なライブだったからです。

「1983」では渡會さんがマイクだけ持ってフロアに降りて来られて
みんなにもみくちゃにされつつ、満面の笑顔で歌い続けられてました。
ステージのメンバーも笑顔中の笑顔っていう感じで。

FoZZtoneの独特の世界がそこに展開されて
唯一無二なステージがあって
そんなステージを見れるのは本当に幸せだなと思いました。

これから一体どれぐらい見れるのだろう?
そんな事も思いました。

若い人たちや時間や仕事やお金が融通つく人たちは
これからもたくさん行けるのだと思いますが、
若くもなく、時間とお金も自由に使えず、仕事も融通がきかない私の場合
ほんとライブに行くことは奇跡のような感じです。

だからこそ、毎回毎回とても大事に記憶に留めようと全身全霊で参加します。
「これがラストになるかもしれない。」と

赤坂ブリッツでのファイナルで今後やらないだろうという
曲たちをされたそうです。

「VERTIGO」というアルバムの中の全曲だそうです。
とても名曲ぞろいのアルバムなのでファンの支持も高い曲ばかりなので
悲しんだ人たちもたくさんいたと想像します。もちろん私も昨日どころか
もうずっと前に聴いただけで、これから聴けないと思うと悲しいです。

が、バンドが存続していく限り、いつかは必ずやってくれると思うのです。
一巡二巡したら、きっと。

バンドが解散したり、活動休止してたりするとほんと二度とやってくれない可能性も
あるわけで、そうじゃないまた新たな1ページをめくって進んで行くバンドには
そんな悲しい結末はいりませんものね。

どこかのページまで行くと、きっと
「さて、ここからはエスパーの話をしよう」と「フラッシュワープ」の章に入ると信じたいし
「なんかコーヒーをずっとブラックで飲んでたけれど、久しぶりにミルク入れようかな。」って
「polka dots」を思い出してくれるかも知れないし
「誰だったんだろうか?今話したのは。」ってある日、どこかで会った人と別れた後に
「MOB RULE」が頭で流れるかもしれないし
夏にココナッツの香りがした時に「水際」やりたいなって思うかもしれないし、
地面に座ってふと土を触った時に「puddle」をつい鼻歌で歌ってしまって
で、ものすごく歌いたくなってギター持って来て弾いてしまうかもしれない。

バンドが続いていたら、きっとそういうページは訪れるはずです。

そこまで長編小説を読み続けなきゃ。

私はそれらの曲だけでなくて多くの曲といつもどこかで再会できると
信じています。頻繁にライブに足を運べないからこそ、1曲1曲と
毎回一期一会なのです。

ライブごとに同じ曲を聞き比べれるほど行って無い分
毎回「初めまして」の気持ちで聴くので、心を真っ白にして聴けます。
だから、今まで「今日のライブはちょっと。」っていうのに
フォズの場合出会ったことがありません。
いつもその余韻で相当の時間幸せでいられます。

ゆえに2ヶ月ほどたっても7月のこのライブの余韻にまだ浸れるのです。

C'mon MVのコンテストがありました。
みんなの思いがそれぞれに込められた作品が出そろいました。
もちろん好き嫌いはあると思います。
それがふつうです。みんないっしょなら気持ち悪いです。

映像テクニックが半端ないなっていう人もいます。
人を集める力半端ないなっていう人もいます。
それぞれの個性です。

人それぞれの考え方で作っているので
正解はないのです。

で、私がフォズのライブの感想を書けなかった理由もここにあります。
自分も作っていたからです。

私は一カ所しか参加できてないので、そこで撮った映像の中から
選び出して作ったわけですが、たった5秒でこんなに時間がかかるのかって
いうほど時間がかかりました。何度も「もうだめ」と泣きそうになりながら。
だって最初の5秒を納得いくものにするのに8時間かかったんです。
仕事はあるし、家の事もいろいろあるし。
ほとんど休みの日は徹夜状態でした。気がつくと夜明けの時間になってました。

「世界の始まりに」という曲のMVなので
ライブでその曲の映像を撮ったのを使うかというとそれだけでは作れないのです。
ゆえに他の曲のすべてをコマごとにチェックしつつ合う映像を選んで行く作業が
かなりの時間がかかるし、それを重ねていくのに0.1秒とかのズレがうまくいかなくて
またやり直しのくりかえしなのです。色を重ねるのも「ここはこの色重ねるけど
ここは重ねない」というところも少しずれるとぐちゃぐちゃになるわけです。

でも他の方のを見たら、すごい事をされているんだろうなってなんか
自分がいやになっちゃうのです。

誰かと協力っていうのは一切できなくて(人と会う時間もないので)
すべて自分1人の孤独な戦いでした。
だからこそ、たくさんの人とやっている人を見ると泣きそうになりました。

私が唯一曲げなかったのは、曲の良さを伝えること。
決して映像が邪魔をしてはいけないということ。
そして、同一人物が撮ったからこそ同じトーンで作れたってこと。

フォズとはあまり接点のない、とあるギター少女に登場してもらいましたが、その子には感謝しています。
唯一の協力者です。短いシーンでしたが。

もうほとんど決まっているのだと思いますが
こういうのを作った人間もいたよって事で見ていただけたら報われます。




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FoZZtone インストアライブ at 大阪梅田NU茶屋町 タワーレコード

2013年06月26日 | FoZZtone
ちょっと時間が経ったけれど
先日大阪でのフォズトーンのインストアライブに行きました。

NU茶屋町のタワレコでは今までもいろいろなアーティストのインストアライブを
見ていますが、フォズは初めてだった気がします。

この日はミニライブとサイン会がいっしょにありました。

セットリストですが
記憶があいまいですがきっと下記のようだったかと。

LOVE
世界の始まりに
Shangri-La
GO WAY GO WAY
She said
Reach to Mars
Master of Tie Breaker

アコギバージョンだったので
GO WAYとか
Master of~とかは
大変だ~っと言われていたような。

アコギの時のキャノンさんがいつも弾いている
ウッドベースは彼が言うに
「借りたままずっと使ってます。」ということで
もう彼のものになりつつあるのかな?

でも、それを弾く彼はとても渋いです。

渡會さんは髪の毛を少しカットされたので
それがさわやかさを醸し出してました。

竹尾さんは髪の毛にパーマをあて
ある意味シャープからマイルドに
なりつつあるのですが、
演奏の合間のMCの時にふと
どこかへ心がいっちゃったのか
「俺、家にいるような気分でいた。」とのこと
彼の今のハピネスさが溢れている感じでした。

誰がなんといおうとも
ロックンロール魂を忘れない彼は
薬指にキラキラ光る指輪をはめていました。
もう眩しいぐらいでしたよ。

おめでとうございます!

ってどうせあの日にバレているのだから
いいですよね。

MCとかもう思い出せなくなってますが
シャングリラの時のわっちのパントマイムのような
手の動かし方が好きです。

風や家やいろいろな言葉を手で表現するところ。

彼にもサイン会の時言いましたが、
こういうフリがあると子どもたちもまねして
喜びそうですね。

NHKのみんなのうたとかにこの歌とこのフリが
出て来たらすごく広がりそうって。

リ~ラ、シャングリラ~って
歌いやすいし。

これも全国的に広がらないかな~。


最近はずっと渡會さんが楽しそうなので
本当に見ていてこっちまで楽しくなります。

なんか次つぎに新しい事が始まる予感がいっぱいで
進撃をやめないかんじ。

まさに進撃のフォズトーン

音楽業界の古いやり方を食ってしまおうぜ!って感じですか?


握手もいつものような
スクールオブロックのようなロックな握手でした。
これはずっと変わらない。
出会った頃から同じです。

この間U-22のバンドの発表がありましたが、
どのバンドも「何かをもっている」そんな印象のバンド陣でした。

それぞれ実際に生で聞いてみたいなって思いますが
この企画に参加するバンドはやっぱりフォズのファンがいる
バンドがおそらくほとんどを占めるので、パワーロックみたいなのとか
ハードコアっぽいのとかはあまり応募がないのだろうなと感じました。
どのバンドもどこかフォズの影響を感じるので。

この日はRECはできませんでしたが、その分十分に楽しめました。
次は梅田のシャングリラでのライブ。
7月はまたいいライブが目白押しです。関西で。

8月はサマソニがあるし。

夏が来るのはほんとうにいつもうれしい。
熱くても暑くても夏はやっぱり最高なんだと
8月生まれの私は思うわけです。

って今日は土砂降りの雨で少し涼しかったですけどね。
梅雨ももうすぐ明けるのかな?





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