HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

大晦日☆さよなら2005年

2005年12月31日 | Weblog
今年は目まぐるしい一年でした。上がったり、下がったり・・・命のありがたさを身に滲みて感じたり。出会いがあって、別れがあって。でも、今年もいっぱい素敵な曲に出会えて、また宝物が増えました。昨日は30日という忙しい日なのに掃除もせずに、まずはカットをしに行き、夕方からは京都へ・・・そうです。例の春からず~っと待っていたギターを手にいれるために。このギターの詳細はまた新年明けてからゆっくりと書きたいと思いますが、すごくかっこいいギターでした。ブラックのボディに緑色のインレイ。しかも12フレットのところにはこうもりの絵のインレイ。ちょっとティム・バートンの世界・・・これはポールリードスミスのSEですが、輸入ものです。USAでも限定品だったので、おそらく店頭にふつうに並ぶことは少ないのではないでしょうか?とにかく、やっぱり音がよくて、弾きやすいギターで、ノイズがほとんどないというグッドなギターでした。定価より安く手に入れられたしね・・・

でも、これは私のではないんです。弟子Aのもので、彼女はこのギターのためにずっとお金をためておりました。実はこのギターを知るきっかけを与えてしまったのはこの私ですので、一応私が窓口となって(まあ、彼女はまだティーンなので)ギター屋さんと情報交換していたわけです。ギター屋さんからこの前電話があった時、その方も私もなぜかハイテンションで「やっときました~!」「やっときたんですね~!」って感じでお互いに電話を通してですが、喜びが伝わりあいました(笑)

この年末になって、いいライブに行けたり、こうしてギターが届いたり(私のではなくても・笑)いい映像を撮らせてもらったりとやっぱり音楽が私の一部分なんだな~って改めて感じました。もちろん、私自身は音楽的な才能があるとは思ってませんし、今からでは何をするにも遅すぎます。でも、未来のある人たちを応援していくことはできるので、来年もまたできる範囲で未来の音楽家たちを応援していきたいなと思っています。

たとえば、ライブに行けて無くても、そしてそのミュージシャンたちに忘れ去られてしまっていたとしても、私はあなた達の音楽はちゃんと聴き続けていますから。そして、私がそのバンドやアーティストの音楽を大切に思い続けていけば、必ずその音楽は私のもとに届くということが最近わかったわけで・・・

忘れられることは恐くありません。でも、忘れることはとても恐いです。

何歳になっても幾度新しい年を迎えても私は忘れないから・・・

ではここを見て下さっている皆様、どうもありがとうございました。
いいお年をお迎え下さい。
そして、2006年もどうぞよろしくお願いします。
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くじら

2005年12月30日 | 音楽・映画・本
くじらと聞いてみなさんは何を想像するだろう。映画『八月の鯨』というのを見た人はいるだろうか?ある2人の老姉妹の話なんだけど、私は見た時、なんかすごく大きな何かを感じた。ずいぶんと昔のことなので、しっかりすべてを覚えてはいないんだけど、彼女たちは海辺の家に住んでいて、「めったに見られない鯨を生きているうちに見る事ができるか」そして「鯨が見れたら一体自分はどんな風に感じるのか」ということが深いテーマとなって、彼女たちの人生と重なりあっていくそんな話だった気がする。

矢井田瞳が主題歌を手掛けた妻夫木君主演の映画『きょうのできごと』もくじらが海岸に打ち上げられたニュースがいろんなことに悩んでいる若者の心に何かを投げかける。

ふと思った。私は実際にこの目でクジラを見た事があったっけ?

遠い昔に見たような気もするんだけど、最近はもちろん無くて、ゆえに本当に見たのかどうか定かではない。そう考えるとすごく見たくなった。

あの大海原をゆったりと泳ぐクジラを。
そして、潮を吹いて浮かぶクジラを。

名作「ピノキオ」にもクジラが出てくるけど、自分のいたずら心から、おじいさんの家を飛び出し、社会の厳しさ、悪なんかを知り、酷い目にあって、たどりついたのがくじらの中。そこで、ゼペットじいさんと再会する。不思議な話だよね。なんでくじらの中なんだろう?

でも、クジラのお腹からおじいさんと脱出して、ピノキオは本当の人間になれた。

クジラのお腹はお母さんのお腹なのかな?

くじらは哺乳類なので実は人間とどこか繋がっている気がする。遠い遠い昔に人は海から生まれたわけだから、どこか懐かしい何かを・・・母なる何かを・・・くじらに感じてしまうのはあり得ないことではないのかもしれない。

くじらはもちろん水族館に行けば見れるだろう。でも、私が見たいのは海で泳ぐクジラ。

そうだ来年は海にクジラを見に行こう。いったいどこの海に行けばクジラが泳いでいるのを見れるのかなんて知らないけど、もし見れたら、少しは何かを変えられるかもしれない・・・

ゆったりとゆったりと自分の生き方を見つめ直したいな。クジラのように・・・
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仕事納め

2005年12月29日 | Weblog
今日でやっと仕事納め。それにしてもなんで忙しかったんだろう?なんか帰宅したら、全身から疲れた~って感じで、半分眠っている感じ・・・でも、今日の仕事中もそんな今もある曲がぐるぐる頭の中で回っている。いい曲だ・・・いつか光輝く曲になっていくようにと願う。

今度の日曜日はもう2006年。長かったのか短かったのか・・・でもいい出会いもいっぱいあったし、去っていく人もいた。大切なものは何か・・・これからも探し続けていきたいな。

明日はちょっとうれしいことがある。やっとギターが・・・といっても私のではないけど。またどんなギターなのか写真でも載せようかと思ってる。それにしても御対面まで待ちどおしいな。ちょっとは弾かせてもらおうっと・・・
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お笑い

2005年12月29日 | スポーツ/芸術/コラム
皆結構M-1グランプリ見ているんだね。私はその日はライブに行っていたので録画してもらってて、後で見た。ブラックマヨネーズ優勝おめでとう!京都出身バンザイ!(笑)

今年は私の音楽の師匠が関わった人がトップにたった。その中の一組はこのブラックマヨネーズ。師匠は今年の夏頃だったか、仕事の関係でこのブラックマヨネーズと関わった。ゆえに、師匠はしっかりM-1グランプリを見ていたわけだ。

師匠は彼らを見て、どれだけ練習に練習を重ねたかがしっかり伝わってきて感動したそうだ。

何ごともやっぱり努力は大切なんだね。運も努力あってこそその力を発揮してくれるわけだ。師匠はいつも練習をしている。楽譜見て初見で実はさらりとピアノが弾けてしまう人なんだけど、それを自慢げに弾いてみせる人ではなくて、さらに完璧を目指して、きっちりと練習してから披露する。ゆえに彼の演奏と歌を聴く人を感動させるわけだ。

そして、彼は言う「間(ま)というのはとても大事」だと・・・

ゆえにお笑いから勉強することはいっぱいあるそうだ。間の取り方・・・これは音楽にも大切みたいだ。この間のさじ加減が観客の心を掴むそうだ。ゆえにお笑いをばかにしてはいけないとクラシックしか聴きませんというような音楽家には「お笑いを見ろ!」というらしい。

私も間の抜けた人間にならないように日々精進・・・
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simple minds

2005年12月28日 | 洋楽
「Don't you(forget about me)」っていう曲を聴いたことあるかな~?今だに現役のスコットランド出身のオルタナ系バンド。最初はニューウエーヴ系でデビューしたそうだけどね。U2とかと同世代バンド。この曲ぐらいしか浮かばないけど、この一曲がすごくインパクトがあるんだね。そういうのってすごいと思う。

「だめだよ!僕のこと忘れちゃ」って感じなのかな?難しいな、全体の歌詞がわからないと。

つい最近まで、実はすっかりこのバンドのことを忘れていた。

しかし、某サイトで「Simple」という言葉を見た途端、頭の中で「ドンチュ~フォゲッタバミ~」っていうフレーズが回り始めた。

そんな中、それとはまた別にシンプルという言葉を見つけた。

「大切なのは通じ合うことではなくて、いかに強く、いかにシンプルに、誰かを信じ続けられるか、ということ。それは常に片想いだ。片想いでいい。」(某雑誌編集長の言葉)

しかも彼はいうんだ。両思いなんてなくて、片想いと片想いがからみ合って、ひとつになっていると感じる錯角が両思いなんだって。

だとすると、その絡んだ思いが解けてしまうと、その恋は終わるんだね。

だから、片想いと片想いをおもいっきり複雑にもつれさせてしまえば、永遠に解けなくなって、ずっといっしょにいられるわけだ。

でも、まずは片想いをすることから始めないとね。でも、それは男女間だけのことではないんだ。親と子だったり、友達同士だったり・・・

信じていた人に裏切られることはとてつもなく辛い。
でも、どんなに傷ついても、やっぱり出会った頃のようにその人を「信じる」自分はSimple mindなやつなんだろうな・・・

がんばれ~!シンプルマインドな私~そして そこの君たち~!



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『TASOGARE Night vol.4』

2005年12月27日 | 邦楽
25日に行ったイベントのタイトルは『TASOGARE Night vol.4』でした。主催はセンチライン。出たバンドはsweep、Good Dog Happy Men、JET KELLY、そしてセンチラインの4バンド。もちろん、JET KELLYのライブを見に行ったわけですが、共演するバンドにも結構期待していました。

対バンするバンドって結構重要ですよね?

対バン形式のライブの場合、絶対にお気に入りのバンドが1組は出ていないといかないわけで、料金も実はそのバンドのライブに支払うつもりでいくわけです。たとえば、JET KELLYが出る時は彼らのライブとしてチケット代を支払うわけ。

しかしながら、今回のように対バンのバンドもよかったとしたら、ものすご~く幸せな気分になります。2000円のチケットが黄金のチケットに変わるわけ。

(まあ、今回はサンタさんからのチケットなので、当たり前かもしれないけど・笑)

実は私は今回はそういうことを考えて無かったけど(しつこいけど、サンタさんからのチケットだからね)いつもは対バンのバンドも考えていくことにしています。メインのバンド以外につまんないバンドばかりだと嫌だものね。音楽というのは好きな音は心を潤すけど、嫌いな音はストレスをためていくから・・・考えると恐いね。

今回、あれって思ったのはsweepというバンドが共演するのがわかった時。実は先月『HELLO!!』という2nd Lineの企画オムニバスCDをたまたま手に入れていました。というのもそれには解散しちゃったけどJohnny Aceの「レター」という私の好きな曲が入っていたから。それには他に14バンドの曲が入っていたのだけど、その中でsweepというバンドの「日のあたる場所」という曲が印象に残っていて、一曲だったけど、i-podに入れて通勤中に聴いていたんです。そのバンドが出るとわかった時は、なんかやっぱり音楽って繋がっていくんだな~って思いました。

実は24日に神戸でもJET KELLYといっしょに出たGood Dog Happy Menだけど、この24日には私のよく知るバンドAIR MASTERも出ていて、やっぱり繋がっているんだな~って。残念ながら、クリスマスイブだったので、サンタさんからのチケットは間に合わなかったけど・・・

それで、一番バッターのsweepのライブだけど、すごく気持ちよかったです。さわやかな感じだったな~。伸びやかなボーカルに風景が見える歌詞・・・少年っぽさがまだあって、どの曲も心地よかったです。そして、やっぱり「日のあたる場所」を聴いた時はテンションがあがって・・・。確か、ここのベースさんがレゴが好きだといってましたね~プレゼントの時に。レゴについてなら、音楽と同様に私もかなり話せるから、時間があったら話したかったな~(笑)もちろん、弟子Bもかなりなもんですよ。なにせ以前、ミルクランのメンバーをフィギュアで表して、ライブ会場を再現してCDから音楽鳴らして、ビデオクリップを作っていたぐらいだから。弟子Bも妙なやつです(笑)

2番目はGood Dog・・・で彼らはなんとドラムとパーカッションがいて、ボーカルとベースとギターを両サイドから固めていて、おもしろい配置で演奏してました。ボーカルさんの雰囲気が独特で、どこかバンプの藤原君に似ている気がしたんですよ。歌い方もなんとなく・・・物販コーナーにあった彼らのグッズも個性的で雰囲気がありました・・・どこか中世の騎士風デザインで。バンドの名前からして、なんかそういうイメージが私にはしましたね。もちろん、彼らは普通の格好で鎧なんて着てませんよ(笑)ごく、ごく普通のジーパンにTシャツスタイル。でも、どこか騎士道・・・(笑)曲も妙に絡み付く、よい感じの曲でした。

3番目はお待ちかね!JET KELLY。一曲目は新曲でした。そして、全部で7曲。そしてラストには私の大好きな「楽園」をやってくれました。また、細かい感想は別の機会に書きますが、今回はある事を許可していただいたので、それがすごくうれしくて、一方で緊張もしたわけです。

4番目は主催バンドの「センチライン」・・・名前のとおりセンチメンタルなラインで、いわゆる胸きゅんサウンドを展開されるバンドでありました。どの曲もさわやか系なんですよね。それでいてTシャツは「ラモーンズ」で(笑)・・・その感じもよかったな~。

そうそう会場はバンドのセッティングの時は幕のかわりにスクリーンが降りてきて、それに私の好きなティム・バートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」が映されていました。もう最高です(笑)クリスマスムードが会場にはあふれていて、林檎型のローソクがあったり(でも、ちょっと危ない感じだったので、スタッフのお姉さんがそっと消されましたけどね。そんな気配りが好きです)

とにかく、クリスマスらしいクリスマスを過ごせて、ハッピーナイトでした。家に辿り着いたらもう26日になってましたけどね。そして、2時頃寝て、朝6時に起きて仕事場へ・・・かなり会社でぼ~って頭はしてましたけど、忙しかったので体だけは心ここにあらず状態で動いていました。でも、あの楽しさはまだ余韻として残ってます。

センチラインさん、SWEEPさん、Good Dog Happy Menさん、そしてJET KELLYさん素敵な夜をありがとうございました。

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サンタさんはいた!!!

2005年12月26日 | JET KELLY
25日は弟子Bが私の分までチケットをサンタさんに頼んでくれたので、クリスマスにライブに行けた。やつは心憎いやつなのだ。そのライブとはセンチライン企画のイベントで私の好きなバンドJET KELLYも出るライブだ。

弟子Bは私以上に大のJET KELLYファン。男の子だから、ほんとうに純粋にJET KELLYの音楽が好きみたいで、歌詞なんかも結構しっかり覚えている。昨日、ライブに行く前に「アイスクリーム」が聴きたいと言っていた。アイスクリームなんて夏の歌みたいなタイトルなのに、実は「粉雪」という言葉が入っている曲だ。私も自分では大のJET KELLYファンだと自称しているけど、年のせいもあって、すべての歌詞をメモリーできない。ゆえに、彼が「夏の歌のようで実は冬の歌」と言うこの曲を是非とも生で聴きたいな~って思っていたら・・・な、なんとやってくれたではないか!すごい確率だ。しかもこの曲って私の好きな曲ではないか!(なのにタイトルをメモリーしてなかった・・・)彼らは結構持ち曲があるし、しかもインディーズ時代のシングルにカップリングとして入っていた曲なのでそういつもやってくれるわけではない。彼の思いが届いたみたいでなんかすごくうれしかった。

しかし、奇跡はそれだけではなかった・・・

昨日は大阪福島にある「2nd Line」というライブハウスに行ったのだけど、ここは初めて行く場所だった。ゆえに「こんなところにあるのかな~」ってこわごわ歩いていったら、高架の下にぽっと赤いネオンが「2nd」と浮き上がっていた。センチライン企画イベントで4バンドが出た。今回ははずれのバンドがない、充実したイベントで大満足だった。それぞれの感想は次回に順を追って書こうと思うけど、今日はその奇跡について。

チケット交換と同時にクリスマスだからなのか、ヤクルトとお菓子とナンバーのついた缶バッチを渡された。そして、イベントの終了時に各バンドからのクリスマスプレゼントががらがらを回して出た番号をもっている人に贈られることになっていた。4バンドなので4人がもらえるわけだ。会場は結構いっぱいだったので、当る確率はかなり低い。しかも、自分の一番お気に入りのバンドのとなるともっと難しいはずだ。

ところが・・・JET KELLYの番になって、ベースのビリーさんが回したところ、出てきた数字は「18」。なんとそれは弟子Bの持つバッチのナンバー!彼の喜びようといえば・・・。前に出てJET KELLYからじきじきに手渡されたプレゼント。コメントとサイン入りのクリスマスカードにロフトで彼らが選んで買ってきてくれたという手袋。弟子Bの手にぴったりだった。

これはサンタさんの仕業だ。

私はそう思った。彼に最高のクリスマスプレゼントをくれたサンタさん。ありがとう。
そして、JET KELLYの皆さんありがとう。
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クリスマスキャロル

2005年12月25日 | 音楽・映画・本
イギリスの文豪のチャールズ・ディケンズの作品の『クリスマスキャロル』を読んだことありますか?この季節になるとこの作品を映画化したものやアニメ化されたものなんかが放映されます。今までにいろんなバージョンを見ました。これはものすごくケチで冷酷な金持ちのスクルージがクリスマスイブに三人の幽霊(過去・現在・未来の幽霊)と出会って、自分を見つめ直し、クリスマスの朝には彼も彼の周囲の人々も幸せな気持ちになれるという温かいストーリーです。ゆえに何度見ても楽しめるんです。機会があれば、そのタイトルの映画をTSUTAYAなんかで借りて見てみてください。

さて、昨日の夜はごちそうをいっぱい食べて、はっきり言って苦しかった(笑)といっても手作りなもので用意も大変でしたが・・・

ここをちらりとご覧になっている皆さんはどんなクリスマスイブでしたか?そして、サンタさんはやってきてくれましたか?

私は弟子B君のお陰で今日ライブに行くことができます。うれしくて、うれしくて・・・

では楽しんでまいります!
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写真

2005年12月24日 | スポーツ/芸術/コラム
以前にも書いたことがあるけれど、私は写真を撮るのが好きです。高校時代に2人の女性写真家に出会ってから、写真に目覚めました。一人はクラッシュのライブ写真とかを撮っていたペニーでもう一人はサラ・ムーン。実に対象的な2人でペニーはリアルな感じの写真でサラは絵のような写真を撮る人です。共通なのは2人ともイギリス人ということですね。

その後、私は石川文洋さんというカメラマンと出会い、戦場写真というものを知ることとなります。それは涙だったり、叫びだったり、憎しみだったり、でもそんな中でもある笑顔だったり・・・私はそんな写真にすごく心を打たれました。それから、ロバート・キャパやブレッソンらが作った写真家集団「マグナムフォト」の写真展に行ったり、写真集を買ったり、本を読んだりしました。日本でも一ノ瀬 泰造の「地雷を踏んだらサヨウナラ」という本(これは浅野忠信さん主演で映画化されています)や「ライカでグッドバイ-カメラマン沢田恭一が撃たれた日」(青木 富貴子著)という本なんかも読みました。

戦場という中で武器ではなく、カメラを持って危ないところに飛び込んで、何かを伝えようとする気持ち・・・一枚一枚の写真からそれは本当に強く伝わってくるのです。当時の私は実は真剣にフォトジャーナリストになろうと思ってました。ところが、やはり根性がなかったのか、そこまではなれませんでした。でも彼らからいろいろ学びました。人間の本質やその体温やら空気やらをいかに伝えるか・・・なかなかそれは難しくて、どうしていいのかわかりません。でも、私は人の汗だったり、涙だったり、写真の中の人がそこにいるような写真を撮りたいといつも願っています。

ただ、最近は大事なカメラを潰して修復できていないこともあり、ビデオ撮影ばかりしていますが、ビデオであっても、その撮っている人の内面に迫る勢いでファインダーをのぞいて、その人のいい部分をできるだけ伝えられたらとあれやこれやと勉強しています。

カメラアイという言葉がありますが、同じ風景でも人によってどこを切り取って写すかは違うものです。そこにそれぞれの感性があらわれるわけです。よくTVで舞台を放映しますが、そのシーンカットはまさにそのカメラマンの目が選んだもの・・・実際に自分がその場所で見ていたら、違う場所を見ているかもしれません。ライブ映像でもそう。すべてはカメラマンに委ねられているのですよ。そのうち、自分が好きな撮り方をするカメラマンがわかってくるわけです。映画監督なんかでもそうですね。たとえば、私は岩井俊二監督のカメラワークが好きなんですが。

自分の人生においても、おそらく自分で思い出をいいシーンで切り取って、心に貼っていっているんでしょうね。ゆえにそこだけ鮮明なんです。

さて、久々に心に眠る思い出の写真集を開いてみようかな・・・(笑)
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クリスマスソング

2005年12月23日 | 音楽・映画・本
クリスマスになるといろんなクリスマスソングが街のいろんな場所やラジオからテレビから流れてきます。皆さんはどんなクリスマスソングが好きですか?

私はやっぱり「サンタクロース」by ELLEGARDENですね。去年の今ごろもこの曲についてブログに書きましたが、これはせつない大人のファンタジーです。ちょっとピーターパンのイメージもかぶるのですけどね。ある意味大人になったウエンディとピーターパンの後日談なのかもしれない・・・って勝手に思ったり・・・

これをライブで聴くとほんと会場が一体になり、皆が歌うのですよ。ほんと心が熱くなります。そして、それを歌う細美くんの笑顔が最高なんです。まさにELLEGARDENの代表曲の1つですね。

あの大合唱を忘れられません。皆といっしょに歌える歌って素敵ですよね。オアシスの「Don't Look・・・」みたいにね。

もし、私がサンタクロースなら、私の応援する人たちの曲を抱えて、すやすや眠っている子どもたちの耳もとでそっと流して、夢の中で聴けるようにしたいな~。もちろん、激しすぎる曲ではなくて、優しい曲を選んでね。きっとその曲を聴き終わった時には子どもたちは眠りながら、そう天使の笑顔を見せてくれるでしょう。

私の音楽弟子AもBもまだ、今だにサンタクロースを信じています。もちろん、半分は正体はわかっているのでしょうが、まだファンタジーを信じていたいわけです。最近の子どもたちは現実的すぎて、あまり夢をもたないから、そういう子どもたちもいていいのかな~って思います。彼らに何を頼んだの?って聴くと、Aは「ホルガ」というトイカメラで、結構カメラ好きの間では今流行っているアナログカメラを頼んだそうです。彼女は自分でオリジナル缶バッチを作って、ギターケースにつけたりしている人なので、今度はまた何か作ろうと企ているのかな~?でも、彼女は今年でサンタさんを卒業するらしいです。なんか成長が眩しいです。そしてBは某バンドのライブチケットを2枚頼んだそうです。なんと、1枚は私の分らしくて・・・なんといい弟子なんでしょう。大人の私の分までサンタさんに頼んでくれるなんて・・・さて、どのバンドの何のライブチケットが届くのか楽しみです(笑)

実は私は今までにいろんなサンタさんをしたことがあります。結婚している友達が彼女の子どもがサンタさんからの手紙が欲しいと言うからと頼まれた時は、英語で彼らに手紙を書き、某幼稚園の先生に英語で届いたサンタさんの手紙(よくあるでしょ?申し込んだら本場の北欧からサンタさんからの手紙が届くというもの)を子どもたちにわかりやすく日本語に訳してくれと言われて、自分がサンタさんになったつもりで日本語に訳して先生のお手伝いをしたり。あるいは施設の子どもたちに毛糸の靴下を編んだり(これは高校時代にしたのですが、カトリック系の高校だったので、必ず何かしましたね)・・・案外サンタさんになるのは楽しいものです。

アルバイトとかでサンタさんの服なんかを着て、子どもたちに取り囲まれている人もここを見ている方の中にはいるかもしれませんね。誰かがサンタさんのふりしているとわかってはいても、子どもというのは案外うれしいものなのです。ゆえに、じゃれてくる子どもたちには笑顔と優しい言葉をかけてくださいね。

今年のクリスマスはなんか楽しそうです☆
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