HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

佐々木亮介というロッカー

2012年06月15日 | a flood of circle
いろんな事で脳みそのヒューズが飛びそうになって
心もその影響で暗くなって
あ~しんどいと思っていた日に
a flood of circleの佐々木氏の弾き語りライブをニコ動で
見る事ができた。

“Rooftop公開対談2012年7月号編 -弾き語りもあるよ-”だ。

途中から見たそのライブで
彼はブラックバードとI love youとブルースマンを
やってくれた。

改めて私はこの人が好きだと思った。

私の年齢からするとかなり年が下なのだけれど
彼の音楽的存在感は素晴らしいと思っている。

好きっていっても「きゃーきゃー」いう若い女の子の
ハートマークの好きではなくて
音楽バカが好きになる好きだよ。わかってくれますよね?

この声そしてメロディ、そして演奏。
すべてが私をとことんひっぱりこんでくれる。
これが「ロックだ」と電気ショックをくれる。
弾き語りであってもだ。

それは先日大阪で見た時もそうだった。
まだ彼のバンドで彼を見てないのがくやしいから
年内には彼らのライブに行きたいな。

こんなにヘトヘトで精神的にも参っている時こそ
佐々木氏の歌声と演奏はおそらく「レッドブル」(飲んだ事ないけれど)
以上に活力をくれると思う。

そんな彼がいつも着ている革ジャンはRude galleryのものだ。
彼は革ジャンが好きっていうのではなくて、そのRudeの店長さんが
好きで、その店長さんが作っているものだからその革ジャンが好きなんだって。
音楽やってなくてもロックな人がその店長さんだって。

これすごくわかる。
私は2年前にひさしぶりに東京に行った時に
(それも2ヶ月のうちに2回も)寄ったところが
そのRude galleryだった。男性もののお店だから
自分のを買うとしたらTシャツぐらいなんだけれど
小物もあったりして、そういうのを買った。
どうしてもこのお店のものを持ちたかったんだ。

というのもこのお店にはthe CLASHの写真が飾ってるんだ。
そう私の生き方を支えてくれたバンドの。

それだけでこのお店がどういうお店か想像できるよね。
そして、その店員さんや店長さんがまた素敵な人ばかりなんだ。

すっごく丁寧に接してくれたし、NCISのウブさんの話や
the Birthdayのチバさんの話で小さな花が咲いた。

その時はまだフラッドのことをちらっとしか知らなかったけれど
やっぱりこのお店と繋がるバンドだっていうのは
音楽を聴いてたらわかる。

さらに今彼が読んでいるのは谷川俊太郎の詩集らしい。
私も彼の詩が好きだ。

最近のお気に入りは「明日」だ

一節だけ引用すると

「明日は今日になってこそ生きることができる」

っていうのが大好きなフレーズだ。

私は本格的にフラッドにそして佐々木亮介というロッカーに
のめりこみそうだ。

補足ながら
この佐々木氏の字が好きだ。
すごく味のある美しい字なんだ。
彼の人柄はきっとその字に現れていると思う。


I LOVE YOUを聴きながら今日はいい夢をみたいと思う。
どこか映画「トレインスポッティング」の曲のような
the JAMの曲のようなこの曲を聴きながら。

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I LOVE YOU

2011年10月10日 | a flood of circle
先週末に久しぶりに地元のタワレコに行った。
そこで買ったのはa flood of circleの2枚のシングルと
Fat Propの「Brand New World」と
ONE OK ROCKの「残響リファレンス」

自分で言うのもなんだけれど
なんて素敵なセレクトでしょう!って思う。

これらすべて「最高に素敵」なCDだから。

だからすべての感想をいっしょに書くことなんてできないので
今日はa flood of circleの2枚のシングルについて書こうと思う。

「I LOVE YOU」と「Blood Red Shoes」をメジャーとインディーズで
同時リリースした彼ら。

こんなにも血が沸き上がるというのか
全身がカア~っと熱く熱くなるロックと出会えてほんとうれしい。

もちろん前からフラッドの曲は好きでCDも持っている訳だけれど
なんか今までよりさらにまっすぐ血潮に溶け込む音楽になった気がした。

彼らはきっとミッシェルの跡継ぎになれる。そんな気がした。

まさにロックンロールがここにある!って感じ。

あ~大好き
大好き
大好き。


こういう音を聴くととにかく
身体が熱くなって
嫌な事があった時なんて
最高に体内の毒を飛ばしてくれるよね。

歌い方も
ギターの音も
ドラミングも
ベースも

ライブに行けない身でも
こういう音源がいつもそばにあると
ぐわ~っとか
感情を放出できるよね。

I LOVE YOUも素敵だけれど
BLOOD RED SHOESなんて
聴いてて感情が高まって
泣きそうになっちゃうよ。

こういう音楽やってくれるバンドがいるっていうことが
ほんと素晴らしいと思うよ。

こういうバンドと
私が愛するFoZZtoneがまた仲間だというのが
さらにうれしいよ。

この2バンドの対バンなんて私にとっては
最高っていう以外ないよね。

でも、まだ見た事ないんだ。
いつか見てみたい。



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a flood of circle

2009年11月29日 | a flood of circle
私が彼らの名前を初めて意識したのは
FoZZtoneの対バンに彼らの名前があった時。
彼らの他にdetorit7がいっしょに回っていた時だ。

detorit7は以前から知っていてかっこいいバンドだと
思ってたので、そのバンドとフォズといっしょに
回るバンドは一体どんなバンドかすごく興味があって
YOU TUBEで調べた。「Buffalo Dance」を聴いて
心にストライクが入った。

それからしばらくして、FoZZtoneのHPで
竹尾さんがa flood of circleのアルバムに
ギターで参加するとあって、なぜ参加するのかな
って思ったら、a floodのギタリストが失跡って
あった。

失跡?なぜ?ってその時思った。
今だに連絡はついてないようで
結局、脱退ということになったと
HPでは書いてあった。

最初これを聞いたとき
マニック・ストリート・プリチャーズ
のギタリスト失跡事件を思い出した。

突然の失跡というのは
バンドをかなり揺らしただろうし
苦しめただろうけど、
それを超えた音楽を私は聞く事ができた。

もちろん、フォズのおかげで知ったし、
竹尾さんが参加しているからと
タワレコで視聴したんだけど
一発目の「博士の異常な愛情」
(ってタイトルの映画あったよね。
見たことないけど。)
を聞いたとたん、
「はい、買います」って自分の心が
返事した。

聞いててすごく気持ちがいいんだよね。
ベタベタしてない音楽。
ギタリストの脱退なんて感じさせないアルバム。

それにしても4人の参加ギタリストがすごい。

椿屋四重奏の安高さん
FoZZtoneの竹尾さん
THE BACK HORNの菅波さん
そして、wash?の奥村さん。

奥村さんは実際にサポートギタリストとして
a floodのライブに参加しているからか
一番、いい感じにバンドと溶け込んでいる気がした。
でも、他の3人もそれぞれの持ち味がしっかり出てて
よかったし、そんなギタリストの味を生かしながら
A flood の色もしっかり出てて、それがすごいなぁ~
って思った。たぶん、彼らはそれぞれのギタリストに
あった曲を渡したんだと思う。
それが、どんぴしゃでそれぞれの本領が発揮できたんだと思う。

竹尾さんはやっぱり王道のハードロックなギターを弾いていて
それが、すごく気持ちいいくらいに「アンドロメダ」という曲を
彩っている。この曲を聞いて、思い浮かんだのは20代の頃の
SIAM SHADE。なんか若気の至りの熱さが伝わってきて、
なんか自分まで若返りそうな勢いのある曲。
歌詞もいいんだよね。

♪名も無い孤独の粒が人知れずこぼれた~

ってなんて素敵な詩を書ける人なんだろう。

SIAM SHADEもだけれど
ミッシェルガンエレファントの若い頃のチバさんも
思い浮かべてしまう。

「プリズム」も竹尾さんがギター弾いているんだけど
フォズでの時はあまりわかんなかったんだけど
このa floodのを聞いて、竹尾さんの音色や音の選択が
DAITAさんに似ているっていうのがわかった。

そう私の日本でのギタリストの師のような人。
大好きなギタリストのDAITAさん。

だからかもしれない。どこか竹尾さんの参加してる
曲はSIAM SHADEをついつい思い出す空気が漂う。
佐々木さんの歌い方も栄喜さんにどこか似ているところがある。

一方で、奥村さんが参加している曲は
洋楽っぽい。「Ghost」なんて出だしは
マイケミかって思うものね。

「博士の異常な愛情」はすっごく好き。
なんで、こんなにかっこいい曲できるの?
って感じ。ブルースをうまくエッセンスとして
入れこんだロック。

♪狂っている~

あたりがものすごく好き。


惚れる音楽っていうのはこういうのを言うんだね。


全体的にすごくクオリティの高いアルバムだと思う。
しかもやっぱり若気の至りっぽい青い情熱が溢れていて。
彼らの今しか出せない音をしっかり詰め込んでて。

あ~私もこんな時代に戻りたいって思う感覚。

それにしても、こんなに他のバンドのギタリストを
かっこよく仲間にしてしまうアルバムって
すごいなぁ~。

それぞれのギタリストたちもすごく楽しんでるのが
伝わってくるし。自分の曲だってぐらいに。

FoZZtoneファンの私としては多少複雑な心境も
あるようでないんだけど、竹尾さんのギタリスト
としての素晴らしさがこれからもいろんなところで
発揮されるといいなぁ~って思う。

ギタリストの良さも自分たちの良さも
しっかり出ているこの
『PARADOX PARADE』は
今年の私の中のベスト10に入ると思う。

ってちなみに今年のベスト10入りするのを
今から思い浮かべると

The HIATUSとNICOとFoZZtoneと
NCISとFACTは絶対に入る。

あと思い出しておこう。

もちろん、流通には乗ってないけど
Jet Lily Starの「17才」「yes」は
単独版としては最高。

なんか毎日違う音楽について
書いているけれど、
どれに対する愛情も平等だ。

だって、好きな音楽に順位なんて
つけられないし、好きな音楽が
たった1つなんてあり得ないし。

どの星だけが好きって夜空見て
言えないようにね。


あ~なんかいい音楽に出会えると
幸せだ。


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