HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

回り回って巡り合う時

2015年05月03日 | 真田暎人/UESA
bye-bye circusからベースの佐藤さんが脱退するというのを昨夜知った。
私は彼らの活動をこの二年間ほど見ていないので、彼らがどんな状態かは
わからず、ただ音源だけをなんとか手に入れて聞いていた。
ゆえにその空気感とかはわからない。
だから何も言うことはできないし、言う必要もないと思っている。

さて、一方で真田氏がやっているオリーバーズというバンドは
なんか活気づいているような気がしている。
メンツもなんか私的にはしっくりくるような気がしている。

ただ、真田氏以外はほぼ知らない人たちだ。

でも、最近気がついた。このベースの佐藤周作さんのベースを過去に
私は生で聴き、彼の演奏姿を見て、すごいなと思ってたということだ。
下記のブログで書いていたのだ。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/5a5f0aa8733af963f83ac310e6e7bf40

この日のイベントはある意味凄い。

この日は佐藤さんの他にもbutterfly on the stomachの小野さんがいて
小野さんはこの数年FoZZtoneの渡會さんとHANDSOMEでいっしょにユニット組んでいたし、
今はザ・チャレンジのメンバーでもある。

で、真田さんんと渡會さんもいっしょにイベント出てたし。

なんかほんと時を超えてつながって
そして過去に出会っていた人とまた再会できるような
音楽ってなんか目に見えない糸を放っているのかな~って
思った。

オリーバーズの生の演奏が見てみたいな。
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今頃なのですが、2013年のACIDMANのZEPP NAMBAでのライブの事

2015年05月03日 | ACIDMAN

今ごろ気づく二年前の記事。
でも、一応書いていたので世に出そうかとアップしました。
どうして忘れてたのかわかりません。きっとあとでアップしようと下書きに残したまま
アップしたと思っていたのでしょうね。でも、なんか懐かしい。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/6c458e0cc31be95b75fb1454750e80a2
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4月はあっという間に終わってしまった。でもACIDMANと同じ時間を過ごせた。

2015年05月02日 | ACIDMAN
2015年4月11日(土)なんばHatch (大阪難波)

ACIDMAN LIVE TOUR "有と無”

17:30開場 18:30開演

少し早めに来て、グッズをまず買いました。
毎回、ACIDMANのグッズはセンスがいいというのか
品質もいいというのか現実世界で使えるものを作ってくれます。

TシャツにはEverythingの刺繍!
いつもながらの上質今治タオル
ドレスシャツ
刺繍入りのリストバンド
真ちゅうで小田切佳明さんの作品を1つ1つチャームにしたキーホルダー
使い勝手のいいトートバッグ

出費はともかく、ふつうに使えるものばかりでしかも
身に付けて幸せになれるものばかり。

私の前で買ってた人なんかTシャツとか全色買ってる人がいました!
さすがにそれは無理だったので、私は紺色のを買いました。
この刺繍がまるで金糸で刺繍されているように見えるもので
ゴージャス感がありました。

今回、運がよかったのか整理番号がかなり前。
かつてなんばハッチでこんないい番号はありませんでした。
さすがに最前は避けたもののほぼ最前に近い位置で見ることができました。
本当は音的には中間ぐらいの場所がいいのですが、せっかく近くで
3人が見れるとなるとやっぱり前に行ってしまいました。

なにより足下まで見れるのが感動でした。
いろんなエフェクターとかや靴や靴下まで見れちゃうわけです。
そして私は大木さんのリッケンバッカーをすぐ近くで見れたのが
本当に感動的でした。

「これがあの遠い昔にバイトでお金をためて買ったという
ファイヤーグロウの360なのか!」と

このリッケンというギターについていろんな人が書いてたり発言してたりするけれど
私が感じたのは「弾く人とともに世界で唯一無二のギターになる
ある意味子育てのように簡単に思い通りにはならないのがリッケンで、
大木さんはこのギターをいろいろ悩みながらも大事に立派に育てて
こられたんだな~って。」

このギターと大木さんの一体感はほんとうっとりしてしまうシルエットであり
ギターから溢れる音には重厚な影が見えるようで、音に影がつくギターって
そうないな~って思いました。

だから深く厚くこのバンドの音は聞こえるのかなって
近くで見て改めて感じました。


大木さんもルーパーを使ってて、それがまた素晴しくて
よくタイミンングを間違えずに重ねて行けるな~って
やっぱり理科系の人だからなんだろうな~って。

デザインのせいかライトの関係でたまにこのギターが
刀に見えたりもして、なんかドキッとしました。

有と無
Everything and Nothing

不思議とACIDMANがこれらの言葉を使うと
化学的なあるいは科学的な感じがしてしまいます。

暗転して始まった時
インストからの始まり。
いつも思うのはどこかの異空間へ誘ってくれるような始まり。

何かが生まれるような。

「永遠の底」
このタイトルも私には滲みて来ます。
底という言葉。

村上春樹的でもあり
大崎善生的でもあり

この底の解釈はきっと日本人にしかできないのだろうなと思います。
川端康成の雪国にでてくる底をうまく訳することができなかったように。


大木さんは子供の頃から隕石が落ちて来たらどうしようって
いつも考えてたそうです。

隕石といえば伊坂幸太郎の小説も思い出してしまいます。
そういう時代って誰もがあると思うのですが、
それを今も彼は抱き続けていて
もちろん、実際に世界のある街に隕石が落ちて来てニュースになった事もあったし
日本に落ちて来ないという保証もありません。
でも、大人になった今はそれをある意味受け入れようとしているのですよね。
落ちて来る時の覚悟みたいな。

彼の作る曲は彼自身も言ってますが、死と隣り合わせのものが多いです。
彼はいつも死を考えています。
それは自分が死にたいというのではなく
生きているものには平等にいつか必ず死が来るということ。
それをきっと昔は彼自身も怖れていたのでしょうね。
でも、今は歌にすることでそこから少しずつ解放されていっているのかなって。
きっと彼も死は怖いと思うし、自分の大事な人の死も怖いし、
みんなといっしょだと思います。私もすごく怖いし、死にたくないし、死んで欲しくない。
でも、それと向き合う覚悟。それを超える覚悟。をいつもいつももっていようという
そんな歌を彼は作っている気がします。

そして、孤独。
誰もが孤独を感じることは絶対にある筈だと思うのです。
そんな時にほんの少し解放されるのは空を見上げる時だと私は思っています。
特に夜空を見て、星や月を見ていると、ひとりなのにひとりじゃない気がします。
なんだかわからないけれど壮大な空間とキラキラ瞬く星たちを見ていると
なんか元気がでてくるというか、まだまだ大きな謎や世界が広がっているという
冒険心みたいなものが沸き上がってくるのです。

なんばハッチにACIDMANが来るのは12年ぶりなんですって。
12年前って何してたのかな~って考えました。
なんばハッチって新しいイメージがしてたのにもうそんなに経ったんだって。

彼らがいうにはライブを一番たくさんやっているのが大阪なんですって。
なんか意外な気がしました。

今回予想外で飛び上がるようにうれしかったのが
「2145年」をやってくれたことです。

この曲を実は生で聞いたことが無かったのです。
でも、とても大事な曲であり、大事な人といっしょに聞けることを
ずっと願っていました。それが叶った日でした。


大木さんはロボットが心を持つ日が来ると思っているというような
話をされていました。

なんか私が昔考えていたことを同じことを思っていて
だから彼の歌が好きなのだろうなって思いました。

私が昔考えていたお話は、いろんなできごとがあった後に
一番人間らしかったのがロボットだったというもので。

まあ、それはともかく大木さんは未来について
考えるのが好きだということです。

未来といえばバックホーンの山田さんも同じかも知れませんね。

そんなお話の一方で一悟さんがまたおもしろおかしくお話をしてくれました。
「37年生きて来て、大木とおれはどうして違うのか。大木は頭も良くて
かっこよくて、歌も作れて........彼のおかげで食べて行けてます。
そして、ツアー中、大木は高知でサイフを
落としたのにクールで俺は昨日落とした時は大パニック。」

「大木から早くキャッシュカードとか止めた方がいいよって言われて
電話しようとしたら、ちょっと待ってとか言われて、そして最終的に
マネジャーが拾ってくれてたらしいけど、ほんとよかった。ありがとう。って
なんで感謝しないといけないんだよ。あるの知ってて俺おどらされてたのに。」
みたいな感じで。彼の愛すべきキャラに本当に癒されます。

そして彼のドラミングも最高です。

そうそう香港でもパスポート紛失事件があったそうで、これもすぐに
見つかったそうです。
あと、大木さんのサイフも戻って来たそうです。よかった。


大木さんが終盤で「謝らないといけないことがあります。
ロックバンドがこんなチャラいことをやっていいのか。
タオルを回させてしまいました。サトマがさせてしまいました。
でも、これは会議でみんなで何度も話し合って話し合って
決めたことです。で、どうなんだ。って

やってよかったと思ってます 。」

というような事を言われました。

確かに若旦那の世界がそこで展開されるのかと思いましたが、
ACIDMANにはACIDMANのタオルの回し方があるのですね。


一悟さんがサトマさんに「なんでお客さんにお尻向けて話すんだよ。
前向いて話せよ。」みたいな事を言って楽しい言い合いみたいなあとに
サトマさんが「おれ恥ずかしいんだよ。」と言って
いちごさんが「このツアーでサトマが素直になりました。」って
言って笑えました。


最後の方で大木さんが「これからもどうぞよろしく。」と
力強く言ってくれたので、本当にうれしかったです。
これからもこのバンドはずっと続くんだって確信できたから。

日によって多少セットリストが変わるようですが、
FREE STARもやってくれたのがうれしかったです。

この曲は武道館で新しい会社を立ち上げたことを
話されて、その会社がFREE STARだと聞いて以来
この曲への思いがより強くなったからです。

書きたいことはいっぱいありすぎて
でも、小説書くわけでもないので
そろそろ終わります。

大木さんのお顔はなんて色白なんだろうとか
ほとばしる汗が光っているのとか
指がきれいだとか
サトマさんの激しい動きだったり
笑顔だったり、白い歯がきらりとしたり
ドラムを叩く時のおおらかで頼りがいのある
一悟さんだったりを
今も思い浮かべると胸の奥がぎゅっとなります。

ライブ会場でファンの方が寄せ書きを集めていらっしゃいました。
私はあまりこういうのに参加する方ではないけれど、
ACIDMANのファンの方たちってなんか真面目そうな実直な感じの
方が多くて、その穏やかな中で私も参加させていただきました。
もちろんライブ中は激しくて、ゆっくりまったり見るなんて
できませんでしたよ。当たり前です。
ロックのライブですから。
最後はダイブもやってきましたよ。
ギュウギュウで体も思うように動かせなかったけれど
楽しかったです。
こんなに楽しくていいのか!って
私の人生ってこういう時間を持ててほんと
いい人生だなって感じさせてもらえました。

ACIDMANにまたすぐに会いたい!!!



<セット>
有と無
永遠の底
風、冴ゆる
star rain
EVERLIGHT
アイソトープ
your soul
FREE STAR
EDEN
en
ハレルヤ
2145年
世界が終わる夜
黄昏の街
Stay in my hand
FREAK OUT
ある証明
最期の景色
アンコール:
新世界
Your Song
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