HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

GANIMATA GIRL

2008年04月30日 | NICO TouchestheWalls
スペースシャワーTVでSSTVオンリー版のNICOの「GANIMATA GIRL」のPVが流れました。わあ~大阪のライブだ~。ってテンションあがりました。あの時の熱がよみがえりました。改めて、いいバンドだな~って感じました。

そういえば、セットリストを書いてませんでしたね。まあ、セットリストはNICOのHPにあるのであえて書きませんが、やっぱり「行方」や「(MY SWEET)EDEN」「武家諸法度」「アボカド」そして「夜の果て」が生で聴けたのは最高でした。

って他の曲もすべてよかったけれど。初披露の「ほっとした」でほんとホッとしました。

シンプルなステージなのにどこかゴージャスで、何がそう感じさせるのか考えたら、やっぱりバンドから出るオーラなんだろうなって・・・

とにかく、この日の映像がDVDでつく新曲の発売が楽しみ。


いいバンドに巡りあえたときは本当に幸せですね。
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トライレーン

2008年04月29日 | インディーズ
音楽は嘘をつかない。

そして音楽には正直でいられる自分が好きだ。


時の流れの中で、いつしか流れる方向が違っていって、だんだんと姿が見えなくなっていきそうになって

でも、いつも「がんばっているのかな?」っていうのは心にあって

忙しくてPCにむかう日も少なくなって、HPですら、そうエルレのHPすら見る時間もないから、新曲が出るかどうかもいつ出るかどうかも把握できない日々。

マイケミのDVDがいつでるとかもまだ把握してないし、
今日はやっとNICOのシングル発売日をメモしたところ。
IVORYLINEの日本盤もやっと出る日がわかってそれもメモ。

ゆえに何がなんだかわからない。
Riddleの「BLUE」もやっと今日ネットで購入。届く日が楽しみだ。


そんな私がこの間の土曜日にジョーシンという大型家電店に行ったときにそこのCDコーナーへ行った。

するとそこの視聴コーナーのトップにあるバンドのCDがあった。


AIR MASTER

「あっ、エアマスターだ」

驚きとともにいっきに昔がフラッシュバックした。


あの寒い雪の日とか
あのBIG CATの日とか
まだ今みたいに知名度のないELLEGARDENを是非聴いてと彼らに聴いてもらったときとか
勝手にPVを作らせてもらったときとか


なんなんだろう。


時ってたまに意地悪だな。


もう彼らの前に私はいない。



別に何があったわけでもないけど


ただ、たまに時とタイミングは意地悪をする。


でも、まあそんなことしょうがないや。



改めて思う。


私は音楽には正直でいられる。


嘘はつけない。


だから今日、ここに書かせてもらうね。


**********

視聴コーナーにあったアルバムは「トライレーン」

ヘッドホンを耳にあてて、聴いた。

・・・・・・

君のなつかしい声が聴こえてきた。

そしてそのメロディに一発でココが揺らされた。

そう体の中にすう~っと入ってきた。


私はそのアルバムを即座に手に入れた。


ここに実際に来て書いたのかわからないけど、リーダーのコメントが貼られていた。


昔からもちろん、その音楽が好きで聴いていたわけだけど、こんなにもスケールがでかくなったんだとアルバムを聴いて思った。


別に知っていたからじゃなくて、視聴して聴いた瞬間、知らなくても私は買ってしまうと思う。そういう力があった。

突き抜ける感というのか、

真っ青な空が見えるというのか

表題曲の「トライレーン」
あるいは「地球儀」から

爽快感が感じられる。


そして改めて思う、圭吾くんのギターはいいなって。囲いこむようにまるで足先から地面を突き抜けて地球を貫いてやろうって感じで弾く姿を思い出す。

メリハリのあるドラムも健在で、重量感のあるベースもより力を増して

ボーカルは果てしなく広がりをもって、空間に広がっていって。


なんかうれしくなる。



夢に向かって確実に走っているんだって。


「地球儀」のエンディングを聴くと、あ~エアマスだって思う。この曲はなんか彼ららしい、変わらない彼らがいる気がする。

「scenario」スローテンポなこの曲もエアマスの別の顔の彼ららしいサウンドだな~って思った。イントロのギター部分が好きだし、サビの部分はせつない感じできっと多くの人の心をつかむんだろうね。

「定休日」こういうタイトルがつくと、どんな展開になるのか・・・って思うんだけど、なるほど~っていうストーリーになっていた。ベースがすごくいい感じで、こういうモータウン的なベースの入り方は私の好きな感じ。とにかくベースが前面フューチャーされていて、好きだな~。ギターのソロもいいし。レベル42を彷彿する部分もあるし・・・はまる。

「光」・・・今年の私のテーマ漢字じゃなかったっけ?また前の4曲とは違うタイプの曲で、いろんな面をもつバンドだな~って改めて思った。テクノの要素も少し加わって、心地よく流れていく。

♪真夜中を泳いでいるふたつの光♪

っていう部分がとくにメロディも言葉も好き。

「Re'birth」

これもスローテンポの曲だけど、ある意味彼ららしい曲だと思った。昔から鳴らしているサウンドというか。


全体的に激しいロックというよりはポップチューンだと思うけど、気持ちよく聴けて、疲れている人に元気をくれるんじゃないかな?


日常を潤してくれるんじゃないかな?


そう、街の景色をバスの窓から見ている感じで、そこに心地よいそよ風が流れてくるように








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失敗から学んで成長していくしかない

2008年04月29日 | ELLEGARDEN
細美さんみたいな人がいつもそばにいてくれたらな~って思う。友達だったらいいのにな~って。

まあ、これは誰しも思うことなのかもしれないけど。

ただ、思うのは彼が音楽をやる人でよかったってこと。

こんなに遠く離れていても、世界がこんなにも広くても

彼の音楽はいつもすぐに来てくれる。

いつだってそばにいてくれる。


だから、こうして「失敗した~」って思った日でも、「そういうこともあるし、失敗から学んで成長していくしかないんだよね。自分はそう変えられないから」って確認できるんだ。


ELLEGARDENに会いに行きたい。って言ったら

「何いってんだ。君の存在なんてまったくあちらは知らないし、会いにじゃなくて観に行きたいっていうんじゃないの」

なんて言われてしまった。



まあ、もちろんそんなことわかってるよ。でも、実際に会って話すことがあったとしたら、少しは思い出してくれるかもしれない・・・そんなことが過去にあったはずだ。まだ今みたいな状況ではないときに。


でも、私の存在なんてことを知っても知らなくてもそんなことは関係ないんだ。君のエネルギーさえをくれたら。私の心を充電してくれたら。


今テレビからAIKOの「カブトムシ」のPVが流れている。この曲はやっぱり名曲だな~。これを聴くといつもなぜかXJAPANのヒデとジョンレノンを思い出す。なぜだろう?

そういえば、今日スカパーでSIAM SHADEの「1/3の純情な感情」のPVも流れた。SIAM SHADEはやっぱり大事なバンドのひとつだと改めて確認した。彼らみたいなバンドはまだ出てきてないし、きっとこれから先も出てこないだろうね。昔は(っていつごろ前なんだ?)今みたいにブログなんてものはあったのかなかったのか・・・で栄喜さん自身のHPのBBSに書き込むことぐらいしかなかった。でも、彼自身がそこに書いてくれて、対話したこともあったな~って。どんなに忙しいときでも「ここは」っていうときに書いてくれる。ファンに対していつもバカがつくくらい(失礼)誠実でまっすぐで、ゆえに攻撃されてしまうこともあって、かわいそうになるときもいっぱいあって・・・

彼の存在も私に力をくれた。



今は細美さんと真田さんの言葉が私に力をくれる。
そして光村くんも新たにそのメンバー入りをした。


GIVE SOME WORDS! (・・・to me)     



私にとっては最強なチームだ。
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そこにいること

2008年04月26日 | TOKYO DROP
かなり日記を書けずにいました。ほんとに時間がまったくありませんでした。特にこの2週間。毎日遅い帰宅で食事は夜の10時半ごろ・・・で次の日の準備してお風呂に入って寝るのが1時ごろで5時には起きてまたバタバタして出勤の日々。風邪などひかずに元気といえば元気ですが、疲労感はかなりのものでした。

そんな中、昨日は家族の用事のために午後からはどうしても帰宅せねばならず、お陰で遅くまで仕事をせずにいられました。ゆえに、なんとかTOKYO DROPの京都でのライブに行くことができました。(京都は2年ぶりぐらいに来てくれたのかな。)

京都MUSEでのライブだったのですが、そこは彼らと初めて出会った場所でもあります。

この日は全部で5組の出演で「ROCK Garden」というイベントでした。

まず、最初のバンドRhycol.さんは見れてないので感想は書けません。

次の森健一さんという今回はソロで登場した方(バンドの時もあるそう)は、まあ、ぬる~い空気感でロックではない感じでしたが、疲れている身にはまるでお風呂に入っているような感じにしてくれて、ほんといい意味で聴きながら眠りたいな~って思いました。

その次のBAGUさんはロックかと思って、ちょっと期待したのですが、あれれっていう感じでした。申し訳ないけど、手拍子がこんなにも辛いものかと思いました。たとえば、TOKYO DROPにしても、ELLEGARDENにしても、もう体が勝手に動いて、自分から我慢できなくて、手拍子したり、拳を上げたり、体動かしたりしてしまうわけですが、一方でちっとも体や心が反応しないのに、ステージからバンドさんの一生懸命な煽りを見て、申し訳ないからやろうと思う手拍子は辛いですね・・・って年のせいかな?

ただ、このBAGUで私が気に入ったのはベースです。すごい動きをしつつも結構細かいベースを弾くというのか・・・素人の私には説明しにくいのですが、ベースラインが好きでした。ゆえにずっとベースさんの指の動きばかり見てました。いいベーシストさんだと感じました。


この次がTOKYO DROPですが、先にトリのバンドのAIR DRIVEについての感想を。

彼らは今回で2度目ですが、私にはTOKYO DROPの方がずっとオリジナリティがあって、新鮮に思います。ごめんなさい。

彼らの歌は確かに聴きやすく、きっと万人受けするジャンルに入ると思います。でも、ミスチルとアクアタイムスの間のイメージで、結局いまだに自分たちの色を明確にできてないんじゃないのかな?って感じました。

あ~きっと「なんじゃ、こいつ~」ってファンの方やご本人様たちに怒られそうですが、正直な感想です。だからこそ、自分たちの色や何を結局歌いたいのかを明確にしてほしいなと願うわけです。ボーカルさんの声がそよ風みたいに流れてくるのだから、まさにAIR DRIVEって感じで。そのイメージをもっともっと明確に深めてほしいし、もっと素敵になれる可能性を秘めている分、期待しています。


*******

さて、ここからTOKYO DROPのライブについての感想です。

彼らは23日神戸、24日京都、25日大阪と3日間続けてライブをしたわけですが、その3日間すべて違う曲をやるということを約束されました。ゆえに3つとも行けた方は一日7曲としたら、計21曲聴けたわけです。私は残念ながら、京都だけだったので、たぶん7曲だったと思うのですが(なんか8曲だった気にもなるのですが)その1/3だけ聴けたわけです。

その1/3ですら、ものすごく濃厚であったから、全部見れたらどんな感じになったのでしょう?

でも、私はその一夜だけでも大満足で、とても幸せな気持ちです。


もうセットリストは書いていいですよね。

といいつつ、すべては書きませんが(また彼らのHPで教えてくれるでしょうから)



1曲目・・・で奇跡が起こりました。こんなことってあるんだな~ってほんと不思議でした。

その日、仕事場から帰る途中にずっとシャッフルしてi-Podを聴いていたのですが(TOKYO DROPだけでなく、入っている1000曲ほどをすべてシャッフル)そこで「今日はどんな曲で始まるのかな~」って思った瞬間に耳元で流れ始めたのが

「世界の終わる夢」

この曲を聴きながら、この曲ってだいぶ前に真田さんが作った曲だよな~なんていろいろ思いをめぐらせていたんです。


それが、この日のライブの一発目に飛び出した時にはほんと鳥肌ものでした。

「わ~奇跡だ~」って

でも、この曲はその作られた時から時を経て、今こんなにも熟成されたんだな~ってその分厚さにぐわ~っと前身をがんじがらめにされました。

最後から2番目にやってくれた「シンクロナイズドスイミング」は私が行くときはいつもやってくれて、大好きな曲だから何度聴いても心に共鳴していくわけですが、今回は今まで聴いた「シンクロナイズドスイミング」の中でも最高でした。最初は不安げに泳いでいた歌が、何度も練習や場数を踏んで、自信を持って泳ぐようになった・・・そんな感動をくれました。歌を泳ぎ終わった後の彼らに拍手喝采と胸にこみあげる「やったね」という感動の気持ちをどうしたら伝えられるのかと思うぐらい、すばらしかったです。

「生きていくためにどうして経験が必要なの?」
「生きていくためにどうして努力が必要なの?」

それを彼らは今回のステージで見事に答えを差し出してくれた気がします。



私にとってその京都での一夜が「千一夜」・・・そう一生に一度しか訪れない一夜となりました。

偶然なのですが、去年の同じ4月25日に私はTOKYO DROPのライブを見ました。去年の4月28日の日記を見ていただけたら、その日の感想を書いてます。その日はいろんな事を乗り超えて復活したTOKYO DROPの大阪での復活ライブでした。その日の最後は「千一夜」で締めくくられました。


そして、今年の4月25日の京都でも最後は「千一夜」で締めくくられました。これは偶然なのでしょうか?必然なのでしょうか?

一年前の「千一夜」から一年を経て、3人が声を重ねて力強く歌うそのメロディが深く、深く、重みを持って、彼らの決意がそこにあるかのように全身から伝わってきて、そして聴き手の私の全身に降りてきました。


これから自分たちの「千一夜」を作っていくのですね。毎日、毎日、多くの人たちが聴き続けていく音楽を。


操さんがどれだけ、自分を前に出していこうとしているかはあのコーラスを見ればわかるし、やぶさんがどれだけ練習したかはあのギターを聴けばわかるし、何度も自分と押し問答しながら、ドラムを打ち鳴らしたかが長尾さんの姿から想像できるし、そして、そして、真田さんがどれだけ努力し、練習したかはあのボーカルを見ればわかります。


真田さんは歌う人ではなく、それ以上に表現者になられてました。言葉を発するだけではなく、全身で言葉を伝えようとするボーカリストになってました。


私はMCがたくさんあるより、曲がたくさんある方が好きだし、MCがあってもワンフレーズだけで何かが伝えられる人が素敵だと思ってます。なんだか真田さんもそういうボーカリストになりつつあるような気がしました。


この京都でのライブはタイトで無駄のない限られた時間を最高に分厚く観客に差し出してくれたまさに力強いロックショーでした。


京の都での千一夜。
きっと紫式部も清少納言もあなたたちの音楽を満喫したことでしょう。



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Nico Touches the Walls at 梅田シャングリラ

2008年04月06日 | NICO TouchestheWalls
ナハトムジーク・・・ナイトミュージック・・・小夜曲


ナハトムジークといえば、クラシカルミュージックファンの方ならきっとヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトによる『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』(Eine kleine Nachtmusik)ト長調 K.525を思い出されることでしょう。

今回Nico Touches the Wallsのワンマンツアーのタイトルは「ナハトムジーク」。

どういう過程でこのタイトルがついたのかはわからないけど、「夜の果て」という彼らの曲のイメージからなのでしょうか?


昨日はある仕事があって、もうギリギリっていう感じで梅田のライブハウス「シャングリラ」へ到着しました。ここは初めてなので、無事着けるかちょっと心配でしたが、なんとか迷わずに行けました。それにしてもJR大阪からそれほど距離は離れてないと思うのですが、かなり大回りしていかないといけない場所なので、早く道路を整備して欲しいと願います。

今回ソールドアウトということで、そんなチケットを手に入れられたことを感謝しています。その分、400人強収容のそのライブハウスなので、入場にかなり時間がかかっていました。私が入る頃にはもう予定の開演時間は過ぎていたと思います。

いつも思うのですが、なんでライブの時はこんなにもドキドキするのでしょう。まるで初デートに行くときみたいに。ステージにメンバーが現れるまで、そんな思いでいるんですよね。でも、ステージで演奏が始まったとたん、ドキドキは消えて、「かかってこい」(笑)体制に入るわけです・・・って私が行くライブがほとんどロック系だからでしょうね。

会場はそんなに広いわけではないのですが、後の方に入ったせいか、段差があるフロアだったので、その高い部分で見れることができ、かなりよくステージとメンバーが見れました。

開場前に皆が購入したTシャツに着替えて、ロッカーに荷物入れないと・・・ってかなり気合が入っているので、「モッシュ&ダイブ」あるのかな~って思ってました。男性ファンもかなり多くて、はるばる関東方面から来られていた方たちもいらしたようです。ライブ中でもあちこちから男性の声で「かっこえ~」って聞こえてくるのですごく微笑ましかったです。


というか、男性から見てもしびれるバンドなんですよね。彼らは・・・ってこの言い方ちょっと変ですよね。音楽に男女関係ないんですから。ただ、彼らは実際拝見してかなり皆さん男前ってことがわかったので、案外女性ファンが多いのかなって思ったわけです。でも、そんなことなく、同じぐらいの割合でした。

実際のところ、ダイブはありませんでした。まあ、狭いしね。モッシュはあったようですが、Avenged Sevenfoldとかパンクスプリングとかのあの超恐いモッシュみたいのではなく、温かいモッシュだったと思います。見ていたかぎり・・・


最近思うのですが、人それぞれノリ方は自由で、好き勝手に体を動かしたらいいわけですが、海外の人にはぜったいにいないだろうな~っていう体の動かし方をする人をよく見かけるようになりました。盆踊り的というか、キャンプファイアー的というか、これは絶対に日本人ならではの動きだと思う踊り方です。そういうジャンルがあるのでしょうか?以前行っていた邦楽のロックのライブでは見かけなかった動き方なので、今流行っているのかな~?妙にそういう人は目に留まります。


さて、メンバーを生で見て、最初ボーカルの光村さんがかなりスレンダーな体だったので(縦縞のシャツのせいでそう見えたのかもしれませんが)、どういう歌声なのかな~って思ったら、すごく分厚い広がりのあるボーカルだったので、感動しました。全身が声って感じで。とにかく、上手いです。うわ~やられた~って感じにすぐになりました。そして、ギターも上手いので、激しく歌いながらよく弾けるな~って思いました。

ドラムの対馬さんは思っていたとおりに個性的ですごく雰囲気のある人でした。彼の存在はこのバンドにはなくてはならないものだと本当に感じました。力強いドラムがきらきらそして私の全身に響いてきました。

ベースの板倉さんはクールな感じで(でも人間的な温かみは自然と溢れてきていたのですが)、ベースを弾きつつも、これまた心地よいビート感が指先から溢れてきて、すごく気持ちよくその低音に身をまかせることができました。

そして、リードギターの古村さんのギターワークは期待どおりでした。とにかく、動く、動く、指が・・・・・速弾き系でしょうね。どちらかというと。曲の演奏の途中でメンバー紹介もされたのですが、その時に彼はDeep Purpleの「ハイウエースター」(たぶんそうだったと・違ったらごめんなさい)のフレーズをやや長めに弾いてくれました。リッチー・ブラックモアもびっくりでしょう(笑)あれ、かなり指大変ですから。


そんなメンバーで本編15曲。アンコール3曲。計18曲やってくれました。

昔からのファンも今のファンも楽しめるようにと最初セットリストを考えたそうですが、最後は自分たちが楽しめるものにしようと思ったそうです。

でも、間でやってくれた、「めったにライブでやらない曲」だとか「初めて演奏する曲」だとか、6月に出る「新曲」とかは、彼らの新旧ファンへの思いが表れていたと感じます。

新旧関係なく、この3曲はみんなが同じ時に同じ空間で初めて聞く曲だからです。同じラインに立って、それこそ新旧の壁を取り除いてくれた3曲なんです。

まだツアー中なので、セットリストを書くのはやめてますが、今日の名古屋や次の東京で参戦される方は楽しみにしていてくださいね。


あえて、書かせてもらうなら「夜の果て」が生で聴けて本当に心から幸せでした。苦しかった時期に夜歩きながら、何度も聴き続けたこの曲。昨日のステージを見て、歌のフレーズにある「いつか迎えにきてよ、夜の果てに」という言葉の答えをようやくもらった気がしました。これはあくまで個人的な思いですが、昨日のライブを紆余曲折の中、ほとんどあきらめていたのに見れたことは「光」がそのステージに迎えにきてくれたんじゃないかと。

これからまた歩いていける。


それを強く感じたステージでした。




すべてソールドアウトは初めてだという彼らは「これは本当なの?」ってステージに上がるまで不安だったそうです。そんな最初のソールドアウトのライブに参加できたこと。すごく運命を感じます。これからはチケットが取り難いバンドになっていくんでしょうね。でも、この日のこの素晴らしいセットリストのワンマンが見れたこと。自分の人生の新たなステップで見れたこと。生涯忘れ得ないライブのひとつとなりました。


光村さんはMCは長くはないけれど、端的にしっかり言葉をまとめて話す人だな~って感じました。ステージでのノリもいいテンションだし、甘すぎず、渋すぎないステージがすごくよかったです。砂糖を入れなくても、おいしく飲めるブラックコーヒーって感じで。

そして、彼の瞳はすごく澄んでいるように、後方から見てはいた私ですが感じました。こちらまで、なんか目薬入れた後みたいにライブ中に目がすっきりしてくるんですよ。彼の目を見てたら。不思議でした。そういう経験あんまりなかったから。
きっと目力があるんでしょうね。ゆえによくステージも観客もライティングも見えました。


今回3台ほどカメラが入っていて、そのライブ風景が新曲の特典としてつくらしいです。行ったライブがこうして残るってうれしいですよね。スペースシャワーとかでもオンエアがあったらいいな~


曲の詳しいコメントは書けませんが、本当に満足いくセットリストでした。


素晴らしいナハトムジークでした。



終演後流れてきたのはデビッド・ボウイの曲。これもちょっとうれしかったです。ここ数ヶ月、またデビッドの初期の音楽に心がいっていたところなので。


こうして世界中のありとあらゆる音楽が夜を超えて、手を繋ぎあっていくんですね。








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