HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

KURUKURU温度差

2008年06月30日 | 邦楽
頭がもうごちゃごちゃしてどうしようもない。

やることが多すぎて、もう消化不良。

だからあきらめた。限界だ。

ふとソフィアの「KURUKURU」って曲を思い出した。

最近の彼らの動向はまったくわからないんだけど、彼らのCDを何枚かもっていて、その中の虫プロの絵のジャケットのがこれ。

なんで、思い出したのかな~。

そういえば、デビューしたころは彼らもヴィジュアル系に位置づけられていたんだよね。そして、まもなくヴィジュアル系の時代が下降し始めた。今はまた復活し始めたけど。その過渡期に、松岡くんはいつも「バンドの他のメンバーは勝手すぎる」とか「ちゃんとやらない」とかいつも愚痴ってた。

こんなバンドの雰囲気じゃあ、解散しちゃうんじゃないかってほんと思った。

実際、松岡くんと他のメンバーにはある温度差があったと思う。

初期の頃はやや私の勝手なイメージだけど、ラルクとかぶっている気がしてた。だからこそ、ヴィジュアル系からの脱出のためにかなり松岡くんは悩んでいたんだろうね。

そして、少し休止状態になった。

解散するのか・・・って思ったら、新作とともに突然復活した。

そして、見事に何かがふっきれたかのように前みたいな重さがなくなっていた。


メンバーのそれぞれの雰囲気は変わってはいないんだけれども、温度差というものにおいて、それを乗り越えたんだな~っていうのは感じられた。


どんなバンドでも1度は乗り越えないといけないのかもしれない。


温度差と「なんだよ。おまえら」っていう気持ち。

それを超えると虹はかかるんだ。きっと。
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立体の情景

2008年06月28日 | ELLEGARDEN
あまりにも忙しすぎて、気づくと先週のネットでの細美君のラジオを聴きそこなった。だから、今週は更新された木曜の夜に疲れでヘロヘロになりながらも、とにかく聴いた。なんかきっと言葉が欲しかったんだ。

宮古島でのライブについて話していた。宮古島には昔行ったことがあるから、どんなにすばらしいところかは知っているし、あの海のゼリーのような透明感は生涯忘れられないだろう。

で、彼はその海で仲間たちと夜、生まれたままの姿で泳いだそうだ。

へ~細美くんらしいわ・・・ってなぜか思いつつ、その仲間にホリエくんたちもいたのかな~ってふと思った。


一方でホリエくんの日記にもやっぱり宮古島でのフェスのことと細美くんのことが書かれていた。そこに「最後の(とりあえずは)対バンになる・・・」と書かれていて、なんかそれが妙に響いた。こんなに仲がいい友達も今はそう思っているんだって。

ホリエくんはエルレが活動休止を発表して少したってから日記にそのことに対するちょっとした気持ちを綴っていた。

「友達であると、残念とか悲しいとか単純な言葉では気持ちは片付かない。とにかく自分のバンドの人生の中で、かけがえのない仲間たちに心から感謝の気持ちを」

(すいません。引用させていただきました。)

なんかこの言葉を読んだとき、泣けてきた。

別に私は細美くんたちの友達でもなんでもない、ただのファンに過ぎないんだけど、ホリエくんの言葉はある意味、部分的に私の気持ちを表してくれていたんだ。

4人がバラバラになるのはほんとうに

なんていうのかな、卒業式の先生のような気持ちだろう。


さらにホリエくんは言うんだ。

「苦悩して、葛藤して、衝突したりしながらも、やっぱりバンドが楽しいと皆が思っていなければ意味がない」って


エルレのみんなは友達としてなら楽しくて、一方でバンドでいるときがちょっと苦しくなったのかもしれないね。だから、深呼吸して、それぞれが楽しさをまた持ち寄れる日までお休みするんだね、きっと。


そんなことを細美くんの話とホリエくんの日記を読みながら思いつつ、そんな思いとは対照的に、あの太陽にきらめく、すでに夏の宮古島の情景がふたりの言葉から立体的に見えてきた。すごく真っ青な空と海、そして満天の星空と花火。


笑顔の細美くん

そしてホリエくんが見えた気がした。

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すごくいっぱい

2008年06月22日 | 邦楽
こんな時に限って、すごくいっぱい書きたいことがあるんだけど、仕事の関係上、今は時間が無いんだよね。

まあ、書きたいことのほとんどが音楽のことだけど。


今月号のロッキンオンジャパン見て、驚いた。

サマーソニックでも驚いた。


いろいろ驚くことがある。


7月からのNARUTO。早くみたいぞ。


コメントいただいている方、返事が今は書けませんが、近いうちに書きますので。


あ~コールドプレイの曲が頭で回ってるぞ。


明日も早く起きないと、間に合わないよ。仕事の締め切り。


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Diary

2008年06月19日 | 音楽・映画・本
文体の素敵なブログに出会うとうれしくなる・・・といっても、あまり時間が無くて結局、アーティストのブログぐらいしか見る時間がない。しかも5人いるかどうか・・・

一番よく読むのはJET LILY STARの真田さんの書く日記。そして、更新率はあまり高くないけど、細美くんの日記はできるだけ欠かさず読むようにしてる。というのも細美くんの日記は2回分だけしか残らず、すべて消えてしまうからだ。バックナンバーなんて存在しないんだ。

NINも確かそうだった気がする。


以前、JET KELLYやTOKYO DROP時代はバックナンバーがあった真田さんの日記もJET LILY STARになってから、どんどん消えていく日記になってしまった。ゆえにバックナンバーがない。なんか寂しいけど、そんなものなのかもしれない。日記って。

NICOの古くんのもそうだ。実際はこの古くん日記かと思われるブログはメンバーやスタッフすべてが書くはずのブログなんだけど、古くんはとても豆な人のようで頻繁に書いてくれて、それがすごくうれしい。

NICOの光村くんの日記も読むとおもしろいんだけど、古くんのように頻繁に更新はしてくれない。してほしいんだけど。

ストレイテナーの3人の日記も好きだし、FoZZtoneの渡會さんの日記も読み応えがあって、好きだ。

ゆえにこれらのみんなの日記が更新されない日は、つまんない。


そういいながら、自身のブログはどうかというと最近あまり更新してない。もちろん、楽しみにしてくださる方がいるとはあまり思えない、勝手気ままな日記だものね。だから一人でも読んでくれる方がいるとうれしくなる。

だけど、最近更新してないのに見に来てくださる方がびっくりするぐらいいらして、私何書いたかな?って思うほど。


ゆえにお礼を言わせてください。

こんなブログを読んでくださって、どうもありがとうございます。

なんか続けていこうって思いました。

これからもよろしくお願いします。



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音楽を信じて

2008年06月16日 | 邦楽
最近、大きな事件が多すぎて、心は感情の領域を振り切ってしまって、どういう位置に自分を置いていいのか、わからなくなっている。

大地震に大犯罪。

多くの人の命が奪われた。


昨日まで、ついさっきまで、笑っていた人が・・・

と思うだけで、どうしていいかわからない感情が渦巻いていく。


災害に遭われた方やそのご家族の方には本当にどういう言葉をかけていいのかわからないし、彼らを元気付けるなんてことは私の力ではできやしない。

でも、とにかく明日の光を信じて欲しいと願うだけです。


そして、あの無差別な事件。


何度ニュースを見ても泣けてくる。


どうしてこんな目に遭わないといけないんだ。


怒りがこみあげてくる。


私はこのニュースを最初に知ったとき、あまりにも想像を超えていたので、何が起こったのか理解ができなかった。

だんだん真相が明らかになっていくうちに、少しづつ犯人像が見えてきた。


私は家族につぶやいた。

「この人、きっと音楽を聴いてなかったんだ。」


私は子供の頃から音楽をいつも聴いていた。それは親に強要されたわけでもなく、親がポップスとかロックを聴いているわけでもなかった。たまたまテレビでやっていたビートルズの映画を見たのが小学生の低学年のときで、それがおもしろくて、そのバックに流れていたビートルズの曲がなんかいいなって思ったのが、今思えばきっかけだったのかもしれない。

リアルタイムでビートルズが存在してなかった10代の多感な時期に私を救ってくれたのはTHE CLASHだった。彼らの社会への怒りやら、自分たちに対して嫌がらせをするやつらへの怒りやらを歌った曲を聴いて、「こんなかっこいい人たちもそんな思いをするんだ」って自分だけじゃないんだと自分自身が作り上げた孤独からの脱出ができた。

別にジョーが声をかけてくれたわけではないし、私の存在すら知らないわけだ。


でも、彼は私を初め、世界中の何人、何千人、いや何十万人をも孤独から救ってくれていたのかもしれない。


音楽ってそういう力をもっている。


音楽で世界の飢餓を無くすことはできないけれど、そのことに関心をみんなが持てるように、そして飢餓で命をおとす人を一人でも減らすきっかけをつくる力をもっている。

音楽で戦争は無くすことはできないけれど、平和を求める気持ちを広めることはできる。

音楽を聴けば、怒りを音に吸い取ってもらえることがあるし、悲しみを包み込んでもらえることもある。

うつむき加減な気持ちを上向きにしてくれたり、どうしようと思っている背中をポンと押してくれたりする。


一人なのに一人じゃないと思わせてくれる音楽
みんなでいっしょに楽しめる音楽
みんなが心をひとつにできる音楽


そういう音楽を聴いていたら、犯罪を犯すことを留まるんじゃないかな。


そんなことを考えてたら

FoZZtoneの渡會さんも日記に私が感じたのと同じような音楽への思いを綴られていた。

少しだけ抜粋させてもらっていいですか?(ってもし、万が一渡會さんがご覧になることがあれば、許してください)



『怒りや孤独を、ライブで吐き出して暴れる事が出来る奴は絶対に、「負の衝動」を踏みとどまれる筈だ。

「彼」の心にギターヒーローやスーパースターが居て、ライブ(LIVE)に身を委ねる事が出来ていたら、結果は確実に変わったと確信している。』


ほんと、そうだと私も思います。


ライブっていうのは、ある意味孤独の洞穴みたいなもんで、いろんな感情を持った人間がそれを浄化しにくる場所であり、それはもしかしたら、ステージ上のミュージシャンたちも同様なのかもしれない。


今は私も年を重ね、ジョーはいない。

でも、音楽は相変わらず、いつも側にいてくれる。

もうだめだ~って何度絶望の底に横たわっても

音楽はあちこちから手を差し伸べてくれる。


昔はイギリスやアメリカからしか私を救ってくれる音楽はなかったけど、今は違う。

日本にはこんなにもいっぱい手を差し伸べて救ってくれるバンドやアーティストがいる。

私はある時はFoZZtoneの「黒点」に救われ、
ある時はNICO touches the Wallsの「夜の果て」にボロボロな自分に振り絞って前に進む力を呼び覚ましてもらい、
Grapevineの「君を待つ間」には心に光をもらった。

ストレイテナーの「TRAVELING GARGOYLE」を聴くと泣けてきて、でも元気が出る。
スピッツの「正夢」を聴くと、せつないけど、昔の思い出を少し痛む心はあってもやさしくなれる。
レミオロメンの「粉雪」を聴くと、あの日の君のライブを思い出すよ。すごくいいライブで、すごく思い出深いライブだった。

イエローモンキーの「球根」を聴くと「命」をすごく感じるし、ROSSOの「シャロン」を聴いてたら、なんだか走りたくなるし、the pillowsの「マイフット」を聴くと自分はこれでいいんだって思う。

Bump of Chickenの「かさぶたぶたぶ」聴くと癒されるし、Salyuの「風に乗る船」は心をきれいに洗濯してくれる。

START FROM SCRATCHの「SUNNY DAY」は心が曇りの日でも必ず太陽を連れ来てくれるし、Abstract Mash「1mmタール」は気持ちを引っ張り上げてくれる。

BINECKSの「GLORY DAYS」やSIAM SHADEの「DREAMS」を聴くと、心が爽快になる。


そして

ELLEGARDEN

あなたたちの曲はどんな時でも、絶対に裏切らない。どんな状況でも絶対に離れずに側にいて「そんなもんだよ」「それでいいんだよ」「自分のままでいろよ」「わからないやつなんてほっておけ」「いっしょにがんばろうぜ」そんな風に言い続けてくれる。


だから、だから少し休んだら、この世界のキッズのためにも、私のようなかつてのキッズのためにも必ず戻ってきてください。


そして、そして

もうひとつ。
私にとっていつもいつも日常の隙間までその音を届けてくれて、もったいないぐらいの極上の言葉を送ってくれるバンドがいます。

JET LILY STAR

あなたたちの音や言葉が来月、この世界にまたひとつ幸せの扉を作ってくれるんだと思うと今とっても心が穏やかになります。

あなた達のアルバムが多くの人に届いて、多くの人を幸せにできることを願うとともに信じてます。



すべての音楽家の皆様

どんな武器よりも強いものをあなたたちは持ってる。
音楽を信じる力は命を育む。

だから、有名無名にかかわらず、音楽をやっていることを誇りに思ってくださいね☆




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スナフキンみたいなやつも必要だ

2008年06月08日 | ELLEGARDEN
スナフキンがある意味私の理想的な人。このブログにも過去に数回彼が登場してきてる。このブログ内でスナフキンで検索したら出てきます。

ネットで細美くんのラジオを聴いてたら、「自分が嫌われている」と思っている人へのコメントの最後に彼が言った言葉。

「スナフキンみたいなやつも必要だ」

これはどういう意味で言ったのか。

おそらく、いつも自分は自分というスタンスで周りがどう思うおうが、そんなこと気にせず、ゴーイングマイウエイな人でいればいいってことだろう。

というか、私自身、どうしても人と同じように出来ない人なので、スナフキンみたいな人がすごく好きなんだよね。

でも、自分ではよく「私って嫌われてるかも」って思うこともある。実際、とあるインディーズのバンドのファンには正面きって嫌われてるもの。私がした発言はある意味、音楽に対する敬意ゆえのライブ会場でのライブマナーについてだったんだけど、それをねじ曲げてとらえて、「むかつく」ってことで処理された。でも、なぜか好きなバンドがかぶっていて、ゆえにライブ行くのが憂鬱になることもある。

いい音楽がわかるのにどうしてそんな風になるんだろう?

って、結局は私自身のせいなんだろうね。

そんな私だからこそ、スナフキンみたいな人がいると安心する。そういう人は私が嫌われていようが、好かれていようが、そんなものどうでもいいと思ってくれる。その時心が通じたら、それでオーケーなんだ。

きっと細美くんもスナフキンみたいな人なんだろうな。


ライジングサンとロックインジャパンの出演アーティストの話。私自身はどちらも行けないから知らなかったんだけど、なんか妙な話だよね。

出たいっていう人を強制的に出させないのは音楽というもののあり方と反する気もする。

だいたい場所も違うし、日程も違う。

言わせてもらえば、私の住んでいる場所からいえばどちらも遠い話。


いつも地理的なことで泣くこと多々。


でも、そんなもんさとわりきっている。

子供の頃からずっと。

東京の人はいいな~とか思ってもどうしようもないもの。


でも、音楽ってそんなちっぽけなもんじゃないだろ?って


フェスにいくことが一番大事なわけではないし、ちっぽけな部屋でヘッドホンで聞くのも同じだけの力をくれると思うわけ。



お金の行き来や、主催者のエゴに振り回されないだけの意思をそれぞれの音楽ファンが持っていれば、いつかミュージシャンをそんな枷から解放してあげられるよ。


フェスが多くなると好きなアーティストが見れるチャンスが増えると思ったのに返って逆になっちゃうんだね。


なら、フェスにもうすべて出ないでその日に単独ライブを地方でいっぱいやってほしいと願うのはおかしいかな?

海外のアーティストはフェスでもいいけど、日本のバンドだからこそ、細かく回ってほしいな。

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THE BUNGY

2008年06月08日 | NICO TouchestheWalls
改めて、いいバンドが出てきたな~って感じました。

「THE BUNGY」は彼ら自身がいうように今の日本ではこういう曲をやるのは彼らしかいないんじゃないかな?

何度もリフレインされるギターフレーズ、裏打ち、ソウルフルなベース。

どう説明していいのかわかんないんだけど

例えば サザンロック
例えば THE BLACK CROWS
例えば THIRD EYE BLIND
例えば THE STROKES
例えば THE WHO
例えば BLUR
例えば QUEENの「Another one bites the dust」

そんなバンドや曲のエッセンスが混在しているような、そんな印象です。

この曲がひらめいた時に光村さんは「風呂場でストレイキャッツ」って仮タイトルをつけたそうですが、ベースの雰囲気にはストレイキャッツのエッセンスが入っているかもしれません。

でも、ほんと今こんな感じをスマートにやってのけるバンドは思いつかないな~。


この曲の歌詞の中にピーターパンが登場します。
今までの人生の中でピーターパンが登場する曲でとても心に残っていて、好きな曲が今まで2曲ありました。

1つはKATE BUSHの「Oh England My Lionheart」
もう1つはJET KELLY (現・JET LILY STAR)の「ランドリー」

それに今回「THE BUNGY」が加わって、ピーターパン登場曲ベスト3が私の中でできました。

NICOのメンバーはこの曲のタイトルにちなんでか、バンジージャンプに挑戦し、ギターの古村さんなんて、カメラの不調のため、再度撮り直しで2回も飛ばれました。恐るべし・・・

きっと飛ぶことが決まった時「あ~なんでこのタイトルつけたんだろう?」って思ったのかな?それとも、それぐらいの覚悟は最初からあったのかな?

PVの雰囲気はどこかブラーやケミカルブラザーズのPVで見れそうな雰囲気のおもしろい空気感があります。


今回のシングルの初回限定盤にはDVDがついていたんですが、これは私が行った大阪のシャングリラのライブ映像で、すごくうれしいです。

あの思い出がまたよみがえるわけですから。ライブ映像はだいたいは東京でのライブが主。だから今回は本当に幸せな気持ちです。

3曲だけですが、見ごたえ充分で、しかも今回のライブ映像を見てすごく新鮮な気持ちになりました。

よくありがちなライブ映像とちょっと違う。
カメラワークがちょっと違う。
光のとらえ方がちょっと違う。

そんな印象です。

かなりの台数があったようにあの日思いましたが、その何人かいらっしゃるカメラマンさんの中にきらりと光る映像センスのある方が数人いらしたようです。その中にはきっと楽器にこだわる、演奏にこだわるカメラマンさんもいたんでしょうね。

すごくいい映像だな~って

それがまたうれしくて。


ライブ映像がアーティスティックなんて、素敵ですよね。もちろんなんの小細工もなくて、ただそのカメラマンさんのカメラアイの成せる業。

NICOのメンバー自体からもそういう風に撮りたいと思わせるオーラは出ているんだと思います。


そして、改めて映像で光村さんを見たら、あの日感じた透明な瞳というのか、清涼感と目力を感じる瞳がそこにもありました。

坂倉さんのベースもすごくかっこよかったし、あの対馬さんのドラミングもあの時のビートがそのままにそこにありました。

古村さんのギターワークにはやっぱりとろけそうです。

私にとって今の日本の三大注目ギタリストは

DAITAさんはスペシャルなんで別枠ですが、

ELLEGARDENのウブさん
この前見たFoZZtoneの竹尾さん
そしてNICOの古村さん

です。

まあ、早弾き系にどうしてもいってしまう私ですが、そんな中でも音に優しさとぬくもりと知性と深みがあるのがこの3人ですね。ギターが歌う・・・そんなギタリストさんたちです。


カップリングの「SIMON SAID」と言う曲はまた「THE BUNGY」とは違うタイプの曲ですが、NICOのカラーは濃厚に出ていると感じました。

サイモンセッドというのはアメリカやイギリスの子供たちがよくやる遊びで、鬼というとちょっと変だけど、ある子が言ったとおりにみんなが体を動かすゲーム。

それに絡めて、こんな風になるんだと光村さんの詩もすごいな~って思う私です。

NICO touches the Wallsって男女同じぐらいに愛されるバンドだと思うから、これからがすごく楽しみです。でも、チケット取りにくくなるのが・・・ね。




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