HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

2017年はすでに始まってる。でも、2015年、2016年の備忘録など混ぜこぜ1回目ブログなり。

2017年01月28日 | ONE OK ROCK
今さらですが、

新年あけましておめでとうございます。
今年もまだブログ続けていくつもりですのでよろしくお願いいたします。

今年一発目のライブはScott Murphyのライブでした。
それについてはまたのちほど。

ざっと、備忘録として書いて置きたい事をまず。

2015年の夏、7月17日。私はthe pillowsのライブに行きました。a flood of circleと対バンで
しかもthe pillowsのサポートベーシストとしてFoZZtoneのキャノンが参加というので、大阪の
BIG CATに仕事帰りにうきうきと行ったのでした。ライブは最高で、ハイブリッドレインボーも
聴けて幸せでしたが、帰りにそのハプニングが起きました。

そう、大雨です。

会社員の人たちがまだまだいっぱい帰宅の時間帯だったのに電車が動きません。
やっと乗れたと思ったら、途中でとまり、この電車は動かないからもうひとつの電車に
移動してくださいとかのくりかえしで、挙げ句の果てにJR高槻駅にて車中泊。

生まれて初めて普通電車で夜を超えました。

補助席で座っていた私は腰が痛いなと思いながらも
なんとか仮眠をとり、すると駅員さんたちがペットボトルの
お茶を配って下さいました。そういうのってうれしいですよね。

別に電車の責任ではなく、大雨による河川の増水のせいなのにね。

明け方5時になっても電車は動けないようだったので、電車から出て、
歩いて阪急の高槻駅まで行って、電車で京都まで帰ることにしました。

幸い遅れてはいましたが、動いていたので無事に京都まで帰れました。

私はまだ駅だったのでトイレとかもあるし、よかったけれど
他の電車は線路の途中で止まってるのもあって、大変だったと思います。

そんな思い出が2015の夏。
この年のサマソニは今まで行った中で、一番残念な感じでしたが。

さて、2016年のサマソニは思い切って幕張まで行きました。
前日からホテルに入ってたので、サマソニの準備しているところから
見ることができました。雨も降りましたが、ほとんどは中で見れるので
それほど影響はありませんでした。

それについては簡単ですが、年末に書いてます。その年末の28日には
RADIO CRAZYに行って来ました。
今年は一人参戦でしたが、楽しんできましたよ!
グッズとかも思うのが買えたし、食べたいものが食べれました。

go!go!vanillas
Gotch& the Good New Times
東京スカパラオーケストラfeat. Ken Yokoyama
クリープハイプ
KANA-BOON
the HIATUS
サカナクション

が私の回ったラインナップです。

ヴァニラズは4、5年前かな?レディクレの一番小さいステージで見た時に
なんかandimoriを思い出すな〜って思いつつ、すごく引き込まれたバンドで
グッズのセンスもよく、その時に買ったアイスのキーホルダーがお気に入りです。
そんな彼らもでかくなったな〜って改めて思いました。(これ年末も書きましたけどね。)

ゴッチはアジカンの時とはぜんぜん違う感じのバンドで、
タンテの井上さんとのいい雰囲気を出してました。
他のメンツも以前NANOMUGENサーキットで見たメンバーもいましたが、
京都の小さなハコで何度か見ている井上さんのキャラが結構好きで、
ゴッチとのかけ合いが温かい感じがして好きなのです。

ゴッチがやりたいことがなんとなく感じられるのですが、それをうまく
言葉に綴るのはちょっと難しいです。たとえば、その音楽からイギリスのグラスゴーの
音楽シーンとかの雰囲気やアイルランドの音楽シーンの雰囲気をふと
感じることもありました。私はそもそもそういう音楽も好きなので。

東京スカパラとKenさんとのコラボ。本当に素敵でした。
この日、メンバーのインフルでその代わりにKenさんがギターも。
だから、ふつうでは見れない感じのライブでした。
また、フルメンバーとKenさんでもう一度やりたいと言ってくれてたので
それが見られたら幸せです。
本当に、安心して全身で楽しめるステージでした。

クリープハイプはなんか見る率高い気がします。
申し訳ないけれど、好きなバンドとバンドの間にはまることが
多く、そのまま見ることが多いのですが、もちろん嫌いではなく
好きな方のバンドなので、十分に楽しめます。
だから、知らないうちに好きになってきているなと今回感じました。

KANA-BOOMも今年フェスで2回目。
彼らの勢いとか声とかが元気をくれます。
これからもどんどんパワーアップしてくるバンドだと思いました。

そして、やっと見れた久しぶりのthe HIATUS!

年末に細美さんの歌声を聴けずに終わるのだけは嫌だ!と
やっとのことで、今年はレディクレのチケットが当たりました。
去年も一昨年もチケット全滅で、名古屋のイベントに2年連続で
行ったわけですが、今年は名古屋のイベントに参加はなくて、
だから、どうしてもこのレディクレに参加するしかなかったのです。
だから「神様ありがとう!」って本当に感謝しました。

これは年末にも書いてますが、それぐらいうれしかったということです。

レディクレはFM802の主催のフェスで、最初はたぶん2009年だけの
イベントのつもりだったと思うのですが、それから毎年開催されて
最初の5年くらいはずっと参加していました。
その時からthe HIATUSはずっと出てくれてましたよね。

その後、サカナクションを見て、最初の方は懐かしい曲ばかりで
彼らがニューカマーとして2009年に紹介された時を思い出しました。
最後まで見たかったのですが、電車の時間もあり、泣く泣く帰りました。

さて、そして新年。

スコットのライブを見たのですが、
これはちょっと彼のやっちゃった感のある歌があり
そこが残念でした。
1月14日に京都のSole Cafeで見たのですが、
その日は大雪でかなりすごい天気の日でした。
だから、彼はどうしてもやりたくなったのでしょうね。
レミオロメンの「粉雪」をカバーしました。
これが完璧だったら、すごく感動したと思うのですが、
かなりのグダグダ。間違えだらけで、もう歌がぶつギリ状態。
ある勇気ある男性が「もっと練習してこい!」って言われましたが、
まさしく、それ。やはりプロなのですから、そこはしっかりやってから
演奏しなくてはだめだと思うのです。簡単だと思ったのかもしれませんが
いっしょに行った人が音大を出ている人だったので、言ってましたが、
この「粉雪」ある意味とても日本的な音階で出来ていて、西洋音楽にはないもので
例をあげるなら百人一首を詠む時の音程に似ているから意外と外国の人には
歌いづらいのかもしれないとのこと。まあ、その人が言っているのが正しいとは
いえませんが、ただ、もう少し練習してから歌ってほしかったです。

だって細美くんはいつもラジオで月末にやるカバー曲を何度も練習して
やっているでしょ。いつもドキドキするといいながら、しっかり歌ってくれますよね。
こういうところを見習ってほしいな。

**************************************

ここからはちょっと違う話。

最近の話題で、ONE OK ROCKのTAKAが最前のファンについて述べた件。
あれには賛否両論ありますが、私はTAKAの気持ちがわかる気がしました。

そのような発言がこのところいろんなアーティストから出ていて、
以前、MONOEYESのトディがステージからファンに言ってしまって
結局、あとで謝るという結末になったことがありましたが、
なんかトディが可哀想でした。

往年のスターの沢田研二さんがそれと同じような発言をしたというような
記事も目にしました。

で、マキシマムザホルモンの亮くんがブログでも
書いてましたよね。

地方に行っても最前列に見慣れたいつものやつがいると
「もういいって〜」って思うって。

TAKAの場合海外でもそうだったのだから、もうほんと参ったと思います。

売れてない時代から支えてきたのに〜とか
そんなファンがいたから今があるとか

そういう考えの方もいるでしょう。
私は最前人間ではないので、その方たちの心はわかりませんが
亮くんが言うようにもったいないと思います。違う景色を見てと。
違う場所から音楽を聴いてと。

確かに好きなアーティストを目の前に見るってドキドキしますよね。
でも、よく考えて下さい。
アーティストはステージから音楽を発信してくれる人で
こちらは観客席から音楽を浴びて、幸せになる人。
その役割分担をしっかりみれば、一番前に行っても一番後ろで見ても
同じ幸せを受け取ることに代わりないのです。

正直なところ、ステージの人がその人たちの彼やダンナ様や奥様に
なることなんて、宇宙旅行行くぐらい遠いできごとなのですよ。
そんなことに気をもむより、音楽をいっぱい浴びようって思うほうが楽しいのでは?

私はthe HIATUSでたまたまですが、一番前で見ることが一度だけありました。
その時思ったのは「一番前だと音のバランスが悪い」ってこと。
the HIATUSのように音楽構成と歌が素晴しいバンドを一番いい音で聴けないなんて
悲し過ぎると、それからはバランスよく聴ける場所を見つけるようにしています。
もちろん、整理番号の都合で後ろの方の時もありますが、それでも最前の時より
よい音で聴けるので満足して帰れます。

あと、ミュージシャンには昔の恩義を感じて、最前のファンにもの申せないのは
ナンセンスかと。演歌歌手じゃないのだから、ロッカーはロック魂で、どんどん
発言してもいいと思います。
それで、ファン辞めるならどうぞぐらいで。
ミュージシャンの顔は音楽です。それが好きなら最前じゃなくても愛せるはず。

正直、地方の人間である私には東京などのいつもいっぱいライブがあるところの人たちが
地方まで来て、その分チケットがとれずに泣くようなことが多々あり、その不平等に
文句もいいたくなるわけです。

音楽のチケットを売る時に、まずその都道府県のそこに住む人、あるいはその地方
たとえば近畿地方の人から優先でとれるようにして欲しいです。それで余った分を他府県の人に
販売するようにして、1回目の先行を地方先行にこれからしてくれれば、多少は最前問題は
解消されるかもしれません。

まあ、不思議なのはあれだけチケットの取れないバンドとかでもいつも最前に行ける人たち。
どういう取り方をすればあんなにいつも前に行けるのでしょうか?

こういうのが不思議でしかたがない。

ワンオクの音楽は昔から大好きですが、フェスでしか見たことはありません。
単独のライブに行く勇気がまだないというのか。
それは下記のブログに書いたようにファンが結構尋常でなかった感覚が
いまだに記憶に残っているからです。ふつうのロックファンとは違う感じ。


http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/a494c1c0b44ad06a55671f0d420e57d3



でも、最近はもう日本でも海外でもロックファンがいっぱい彼らについていて
実際、アメリカ人の中高生の男子にはすごく支持されていますよ。
だって、アメリカから来てた中学生の子がワンオク凄い人気だよって言ってましたから。

とにかく、ロックのいいところは心にささる音と歌詞なんだから。
それで今まで支えられてきてる私なわけで、
それは1つの国のバンドやアーティストだけじゃなく、
数多くの国のバンドやアーティストから「生きる」パワーをもらい
「負けるもんか」という気持ちを押し上げてもらってきているのです。

さて、今年はどんなライブに行けるのかなぁ〜

決まっているのはセカオワとACIDMAN
まったく違う二つであり、セカオワの独特の世界は賛否両論あるけれど
彼らの歌は中学生や高校生の多感な時期の悩んでいる子たちを救う音楽だと
私は思っています。もちろん、大人も救われますが。

ポップな社会派音楽で苦さを多分に含んだチョコレートみたいな感じなセカオワ。
ライブが楽しみ。
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TAKA(ONE OK ROCK)と野田洋次郎(RADWIMPS)のWalkin' Talkin'

2015年02月16日 | ONE OK ROCK
FM802のWalkin' Talkin'の二月のゲストがワンオクのTAKAとラッドの野田さん。
この対談が本当におもしろくて毎回もう終わっちゃうのと残念な気持ちになる。
おもしろいというのはお笑い系でおもしろいのではなくて会話の内容がとても
興味深いものだということ。

私の好きなボーカリスト繋がりはいろいろあるけれど
SIAM SHADE栄喜→PTPのK→TAKA(ワンオク)→細美さん(the HIATUS )→野田さん(ラッド)
っていう関係が結構好きなのだけれど、TAKAから直で野田さんに繋がるイメージが今迄なぜか
なくて、今回の対談でこんなにも仲がよかったんだとファンとしては凄くうれしい。

どの方もまだCD店にもそれほど置かれてなくて周囲の人もあまり知らない時代から
ある意味一目惚れのように1回聞いただけで好きになったバンドのボーカリストたち。
見事に一発でやられた人たちだ。

TAKAも野田さんもツアー先の街を歩くのが好きだと言ってたけれど
実際、大阪でふつうにTAKA歩いてたものね。目の前に突然現れた時には
驚いたけど。

ツアーの話の時に、ツアーの8割は辛いけどあとの2割はライブしている時で
それが楽しいからあとの8割がそれで帳消しになると話してた。
バスでの移動が辛いという話の時に、まるでカプセルホテルみたいなので
移動っていう感じというのを聞いて、たまたま今日ワンオクのドキュメンタリーの
映画を見てたから、あのワールドツアーの時のバスのことだなと、あれは
しんどいだろうなと思った。

でも、TAKAが新幹線とか飛行機とかだと早く移動できるけれど、
昔はそういうのはなかったわけで、人間だけではできないことだから
そういう無理なことをしているときっと人間にはなんらかの疲労があるはずと
言ってて、野田さんもそれに納得してたね。
でもそれは本当のことで、昔大学の先生が言ってたよ。
新幹線で移動してる時、自分は座っていると思っているけれど
実際には移動する距離において移動の負荷が体にかかっているから
その分、疲れるんだって。

TAKAって物理学的に説明されていることを
体でしっかり感じてそれを表現しててある意味凄いね。

あと、昔ならそんなに多くの人に音楽を聞かれるなんてことはできなかったから
すごいたくさんの人に見られて演奏するっていうのもなんか不思議な何かの
作用があるはずだみたいなことを言ってたね。

それも考えると奥が深いね。

二人は女性ボーカリストに惹かれるという話で
YUIとAIMERが出て来た。
YUIについては明るい歌詞なのに明るく聞こえないとか
たくさん人に囲まれて楽しいはずなのにどんどん孤独になっていく感じが
彼女からするという話になって、それはすごくわかるなって思った。
笑っていてもなんか悲しそうな感じ。
AIMERはあまり知らなかったけれど、あとで調べたら
どこかSalyuに似てるなって思った。
きっとSalyuも好きなんだろうな。

BRING ME THE HORIZONはTAKAの
サイモンとガーファンクルは野田さんの
リクエストでかかったけれど、
どちらのアルバムも家にある私なので
やっぱり好きなものがいっしょだから
彼らの曲が好きになるのかなと思った。
あとED SHEERANも

先週のレッチリもそうだったし。

野田さんは自分の家が大好きみたいで
そこにある冷蔵庫はTAKAがプレゼントしたそう。
外国のってことできっとあれだなって思うのがある。
私も欲しいけど高いからね。大きさの割に。
細美くんも以前冷蔵庫を探してたけれど
もしかして同じメーカーの買ってたりして。

野田さんの家にはいろいろな国のものがあるそう。
きっとおしゃれな感じなんだろうな。
彼のインスタに載るものも素敵なものが多いもの。

ボーカルの話をしてた時に、カラオケが上手い人って
実はものまねが上手い人で案外ボーカリストには
なれないかもしれないといってたね。
言い換えれば、ボーカリストがカラオケが上手いとは
限らないってこと。

TAKAの場合どの歌でもTAKAになってしまうって
話をしてたけれど、それだけボーカルの色が
濃いってことで、クイーンのフレディがそのいい例だよね。
聞けばすぐにフレディってわかるという。

この二人の会話を聞いていて
この人たちは本当に真面目に生きている人たちなんだなって
改めて感じた。音楽が大好きなんだけれど、なんか
日々を大事に生きている感じが言葉から漂って来る。

地方の文化や人や環境なんかをちゃんと見てくれてたり
音楽を産むことばっかり考えているけれど
自分の子どもを1人でも作るのはすごく大事なんじゃないかとか。
精子バンクについてとか。
ライブの時はお酒を飲まないとか。

彼らの会話はとても穏やかな流れがあって
聞いているものをとても安心させてくれる。
上から目線なところも一切ないし
はしゃぎ過ぎな感じもないし
でも楽しそうだし
TAKAは野田さんの話にすごく反応するけれど
それが大げさじゃなく、自然な感じだし
野田さんも褒められたら素直に喜ぶし
どちらも話をまとめるのがうまいし
こういう人たちだからトップに立てるんだろうなと思う。

正直、同じ1時間でもほんとうにつまらない会話しかしない
ミュージシャンもいたりする。実りがないというか
心も休まらないというか。

それに比べて、TAKAと野田さんの会話は
本当に充実していて心を元気にしてくれる。

こういう二人の番組がずっとずっと続いてくれたらいいのにって
本当に思う。来週で終わりなんて残念すぎる。

FM802にお願いします。
どうぞ彼ら二人の番組を新たに新設してください。

日本にはこんなに素晴しいアーティストたちがまだまだいるってことが
本当に誇らしいな。





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The Kids from Yesterday~My Chemical RomanceとONE OK ROCK

2012年01月18日 | ONE OK ROCK
久しぶりにMy Chemical Romanceの新作MVが届いた。

それは彼らのファンのひとりEmily Eisemannがディレクトしたものだった。
今回マイケミは10年の自分たちの軌跡をコラージュのように入れるMVを
作ろうと思った。で、いろいろなところから彼らの映像を探していた時に
偶然に彼女の作ったファンビデオに遭遇したらしい。

彼女はいろんなファンビデオを作ってYOU TUBEにアップしている人だった。
クイーンとかのもやっていた。

そんなこともあるんだね。でも、これって海外だから出来る気もする。
日本だと基本的にライブ映像なんて撮れないし、販売されているDVDを
勝手に編集してアップもできないしね。

過去に録画したビデオからパソコンにデータを送ったら
きっと私の場合は「SIAM SHADEの軌跡」みたいなのはできるかもしれないけれど
ビデオもどこに入っているのか時間がないと探せないし、ビデオのデッキ自体が怪しい。

しかもこの間ブルーレイDVDのデッキが突如潰れて移動してなかった貴重な
FoZZtoneとかのインタビューとかいろいろなのがすべて消えたし、
細美くんのも消えた。だいたいどうなってるんだSONYのデッキ!
まだ買って2年も経ってないし、信じきって容量のでかいのを買ったのに
ハードがいかれるなんてある?ほんと裏切られた。
もう二度とSONYは買わない。大事な映像を消されちゃったわけだから。

さて、話が飛んだけれど

そのマイケミのMVは結構じわ~っと来るよ。
日本でのライブの映像も入っているし。

今でもマイケミのサウンドにほんとのほんとの最初に
出会った瞬間を忘れない。

京都のタワレコの視聴コーナーで
ヘッドホンをつけて流れて来た一曲目「HELENA」
それで一発でやられた。

サマソニで確かアークティックモンキーズと
かぶっていたと思うんだけれど
その瞬間マイケミを見ようって思った。

そして、初めて見たジェラルドは
その最初に見た「HELENA」のMVの黒髪で長髪ではなく
銀髪でショートへアだったのでほんとイメージが
ぜんぜん違ってびっくりしたけれど、
そのステージが本当に素晴らしくて感動した。

その後単独ライブも最高だった。

そんな彼らを2年前だったかのサマソニのヘッドライナーとしてみて以来
ライブが見れていない。また見たいな~。

今回の映像見て改めて思うけれど
ONE OK ROCKのタカはかなりジェラルドの影響を受けているよね。
歌い方がかなり似ているもの。でもそれほど好きになっちゃうのが
わかるし、それをしっかり自分のものにして素晴らしいロックを
やれちゃうワンオクって凄いと思っている。

年末のRADIO CRAZYでも思った。

ワンオクに関しては彼らにはいつもハングリーな気持ちがあって
たぶん一度は負け犬感を味わった人たちが
「くそ、見返してやるぜ。」っていう気持ちと
そんな自分たちを支えてくれた人たちへ
「本当にありがとう。」って思う気持ちが
常に原動力となって楽曲に反映されていると思っているし
ライブで表現されていると思う。

まだまだワンオクが今ほど浸透してなかった頃に
くだらない芸能ニュースみたいなところで
森昌子の息子はバンドしているけれどイマイチ売れてないみたいな
事が書かれていて、私は「バッカじゃないの。これ書いた人。」って
思ったし、音楽を聴いてない連中だなって思った。
まだ無名であったとしても、一度聴けば
「こいつらただ者じゃない。」ってロックファンなら思ったはず。

だから、私はこれからも彼らにすごく期待しているし、
ほんと日本のマイケミになってほしいって思っている。

マイケミとワンオクの対バンというか
マイケミのオープニングアクトにワンオクっていうのがあれば
最高だよね。なんかきっと泣けてくるよ。










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ONE OK ROCKの「Pierce」の英語の部分を含めたあくまで超私的解釈

2011年12月14日 | ONE OK ROCK
突然こんなことを書こうと思ったのは
私のブログへのmiさんのコメントからです。
なんかちゃんと自分の考えを書いてみるのも
おもしろいかなって思ってここに書く事にしました。
そんなチャンスをくれたmiさんありがとうございます。

この曲のイントロからどこか葬送行進曲のような悲しい
メロディがあって、それだけでも胸の奥がきゅっとなる
感じです。

サビの部分は映画「ゴースト・ニューヨークの幻」の曲
「アンチェインド・メロディ」by ライチャス・ブラザーズ
を彷彿してしまうことからも、この曲が結ばれることのない
愛についての歌なんだろうなとメロディからも感じられます。

さて、この曲は日本語と英語が混じり合っている歌詞から成ります。
正直、ちゃんと英語を訳したりしていません。
いわゆる雰囲気です。まあ、多少英語を使う仕事はしていても
たいした英語は使わないので、バリバリな通訳みたいな人とは
雲泥の差であるので、とにかく雰囲気です(笑)


さて、恋愛というのは本当は人間の数だけパターンがあって
同じものなどどこにもないと思っています。ただ、歌になったり
するものにはある程度の公約数をもってそのエッセンスだけを
注入しているので、まあ驚くほど世の中には恋愛ソングが
あふれているけれど、結構薄くてつまんないものが多い。
それは上澄みだけをすくって作ってるから。

ロックバラードとかにぐっとくるのがあったり
ロックバンドの曲の中に響くものがある場合は
ある程度それを作っている人のリアルな恋愛が
含まれているからだと思う訳です。

吉井さんとかの歌はそうだと思っています。
あるいはグレイプバインの田中さんのも。

この「Pierce」というタイトルは
どういうところから来たのかなと。
これはふつうの「ピアス」なのか
それとも「貫く」「刺す」「身にこたえる」
そんな意味なのか。

このタイトルと歌詞から最初浮かんだのは
横に眠っている彼女の寝顔を見ながら
この主人公はこの恋愛の行く末を
思いめぐらしているんだろうなと。
で、その彼女の耳のピアスが見えてくるのです。
私には。

この歌詞の冒頭のHere with ~good,までは
とてもハッピーな感じのフレーズなのに
その後に続くのはとてもネガティブな言葉たち。

質問でいただいていたこのtrueの解釈ですが
we can't be trueを雰囲気で捉えるなら

俺たちはお互いを偽り合ってるんだ。
本当の自分を見せ合っていないんだ。

というような感じに私は思えました。

お互いに好きで好きでどうしようもないのに
決して結ばれることのない恋愛ってあると
思っています。

好きだからこそ言えない自分の本心も
あると思っています。

これはある意味この詩を書いたTakaの今あるいは
過去が出ているのかもしれない。

たとえば、音楽の道を進み始めて、まだ途上で
まだはっきりとした未来は見えないけれど
やれるところまでやってやると思っている主人公には
愛する人がいる。でも、今音楽か彼女を選べといえば
音楽を選ぶだろう。そういう自分なのにそれを
彼女には言う事はできない。一方で彼女も本当はわかってる。
自分はやがて捨てられてしまうだろう。
彼は音楽を選ぶだろう。でも、彼のことが好きだから
今はこのままでいたいと。

そんな2人の心の痛み。突き刺さるような愛の悲鳴のような
ものがこの歌にはあって、
I want you to know what the truth is
は、そんな2人の関係の危うさ、真実の姿を主人公は
彼女に受け入れてほしいと思っているんだと
私は感じました。


お互いが愛し合っているからと
両思いだからとハッピーだとは限らないと思っています。
苦しくてどうしてこんな人を好きになったんだろう?って
思っていても、嫌いになれなくて、終わりをどこかで
カウントダウンしながらいっしょにいる恋愛もあると思います。

そんなせつなさが、このタイトルと
そして悲しいメロディに溢れていて、
なんか泣けてきます。

I don't
I can't
I shouldn't
I won't

と私が主語となるあらゆる否定文が書かれています。

~しない。
~できない。
~すべきでなかったのに。
~しないだろう。

このまま君を忘れてしまったら

二度と愛す事もないかな?


正直、無いと思います。
どんな恋愛でも終わったら、そこで終わりです。
再会してまた、とか言うけれどそれはまれです。

苦しい恋愛が終わった人ほど
もう二度とこんなに人を愛せないとか言うけれど
人間にはくりかえし人を愛する力は再生してきます。

葱みたいなもんです。

葱の根っこを土につっこんでたら
また葱が出てくるように。

なんて、たいした解釈でなくてごめんなさい。

でも、ほんとONE OK ROCKってどんどん
成長していくいいバンドですね。




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残響リファレンス

2011年10月16日 | ONE OK ROCK
ONE OK ROCKの新作も期待どおりのものだった。
私は初回限定の橋本累さんの撮ったブックレット付きのを買ったんだけれど
塁さんらしく、ONE OK ROCKの写真集というよりはNEW YORKの写真集という
感じだった。でも、それが余計にONE OK ROCKを感じさせてくれて
素敵な写真集だと思った。もともといかにも「この人かっこいいでしょ。」みたいに
どこかのアイドルのように撮られた写真は好きじゃない。
風景にふと溶け込むように写っているようなアーティスト写真が好きだ。
その人とそこの町や国の空気感が詰まっているような写真が素敵だと思っている。
その方がリアルなんだよね。ドキュメンタリー映画のようで。

私はMusic Videoでも町の風景や空気感が漂うものが好きだ。
反対に超創作的な感じも好きだ。中途半端に登場人物が映画もどきなことを
しつつも、それが深くないMVは好きじゃない。映画的にやるなら
徹底的にやってほしいのに予算の関係か安っぽいものが多い気がする。
それなら、もう徹底的にミュージシャンだけしか映さないものや
演奏風景しか映さないものの方が好きだ。

ちょっと話がそれたけれど、
そんな素敵な写真を撮る塁さんのイベント「サウンドシューター」で
初めてONE OK ROCKのライブを見たんだ。
もちろん、それを見る前から音楽聴いてて、いいなぁ~って思って
CDも買ってたけれど、実際にライブ見るとまだ年齢的に若いのに
すごい力をもっているバンドだな~ってほんと鳥肌が立った。

私はアメリカのバンドMy Chemical Romanceが大好きなんだけれど
彼らの歌を最初に聴いたときに思い浮かんだのはこのマイケミだった。
実際、彼らのmy spaceを見たら、影響を受けたアーティストのひとつに
このマイケミが入っていた。

決して真似ではなく、彼らの要素を上手く取り入れて、それを日本語で
表現出来る力はほんとすごいと思う。
マイケミ自体すごいバンドだから、それに負けないぐらいのボーカル力と
演奏力と曲の力を持つバンドってそう探してもいないから。

「サウンドシューター」の時、アメリカ村にふつうに彼らが歩いていて
まさに目の前を歩いてたんだけれど、結構小柄なんだよね。
それなのにステージにあがるとビッグな感じがする。
それは歌のもつ力と表現力なんだと思う。

今回の「残響リファレンス」は以前のアルバムより
さらにいろんなものがそぎ落とされて、よりひとつひとつが
明確に聞こえる感じがした。ある意味濃厚になったのかもしれない。

「C.h.a.o.s.m.y.t.h」の歌詞はすごく心に響くし
この歌詞はもしかしたら震災後の多くの人びとに対する気持ちが
込められているのかなと思った。

私はまだ彼らのアルバムに関するインタビューとか読んでいないので
ぜんぜん違うかもしれないけれど、私はそう感じたんだ。

「Let's take it someday」はやっぱり震災後の音楽家としての
彼らの意思が溢れた曲だと思った。そして、すべての人への
彼らの願いだと思った。なんて素敵な歌なんだろう。

「Pierce」はキーボードから入るバラードだ。なんか
ふとマイケル・ジャクソンを思い出した。英語詩から
自然に日本語詩に、そしてまた英語詩になるTakaの歌は
ほんとうに生まれながらのセンスだと思う。

こんなに自然に言語と言語を繋ぎ合わせられるって
ある意味ワールドワイドな人なのかもしれない。

実際彼らの曲を聴いているとふつうに海外で
流れていても違和感がない気がする。

この曲も聴いていてなんか心の奥の奥を熱くさせる。

先にシングルカットされた「Re:make」は
やっぱり彼ららしい曲だと思う。
疾走感がたまらない。

彼らにはマイケミ的要素とSIAM SHADE的要素があって
そこが両方ファンの私には「やっと出て来た次世代」って
感じでうれしかったりする。

すべての曲について書きたいけれど
そうなるとすごいことになりそうなので
とりあえず、このあたりで。

あ、最後のシークレットトラックがおもしろかった。
次回作もかなり期待できそうで、ワクワクする。


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Nicheシンドローム

2010年09月26日 | ONE OK ROCK
Knotlampといい
このONE OK ROCKといい
若手バンドですっごくいいバンドがまた出て来た。

andimoriとはまた違うジャンルだけれど
どちら側も私は好きだ。

ただ、andimoriのドラマーが脱退したんだよね。
こういうところまでアークティックモンキーズと似てる。
きっとandimoriは続いていくんだろう。
アークティックモンキーズのように。

さて、Knotlampの新譜より前に
ONE OK ROCKの新譜はずいぶん前に出てて
初回盤を今回はギリギリ手に入れてはいたんだけど
なかなかゆっくり聴く時間がなくて、
昨日やっと聴いたんだ。

そしたら、ものすご~くよくて
なんだか日本のロックの未来が光って見えたよ。

ONE OK ROCKはカメラマンの累さんのイベントで
ライブ見たことあるけれど、彼らはすごくうまい。

ただ、ファンが問題なんだよね。
きっとONE OK ROCKのファンは2分割される。
ひとつはジャニーズ流れのファン(これがちょっとひどい。
めちゃくちゃするんだ。ライブルールなんてあったもんじゃない。
モッシュダイブするロックファンよりある意味恐ろしい。)
とバンドとして知ったロックファン。(これのファンは
純粋に彼らの音楽を好きでライブに来てる。)

どうもあのファンの恐怖がトラウマになって
(だって、私のコンタクトにひび割れができちゃったんだよ!)
ONE OK ROCKはCDだけにしておこうって思ったけれど
この新作聴いたら、やっぱりライブに行きたくなるよね。

音楽レベルがかなり高い。

TAKAの英語の発音もまたきれいで
KnotlampのKEITとともに細美氏と野田氏に
継ぐきれいな英語発音シンガーだ。

演奏力もONE OK ROCKはすごいと思う。
ボーカル力がかなりだから、それにひっぱられて
自ずと演奏もパワーアップするんだろうね。

マイケミが好きだとmy spaceに書いてあっただけあって
マイケミっぽいところも結構あるけれど、
それがまたかっこよくて、日本人でもここまでできるんだと
本当に感動しちゃう。

SIAM SHADEっぽいところもあるけれど
SIAM SHADEがいなくなって何年も経つけれど
やっと後継者が現れた感じもする。

ONE OK ROCKは今でこんな力があるから
年齢を重ねるたびにすっごいバンドになっていくと思う。

だから、このメンバーのままでずっと続けてほしいな。

アメリカ村でかなり至近距離で見たこの4人組は
微笑ましい若者たちだったけれど、ステージ立つと
本当に豹変する。

the HIATUSとも対バンしたONE OK ROCK。
この2マン本当に見たかった。

このバンドの曲を作っているTAKAはきっと
洋楽ばっかり聴いているんだろうね。

聴いてたら、いろんな海外のバンドのエッセンスが
見え隠れするから。で、それらが私の好きなバンドばっかりで。

で、たまにロックだけじゃなくてポップなアーティストの
曲もうまく取り入れていて、そこがいいんだよね。

リンキンパークの影響もかなりあるよね。

宇多田ヒカル風の曲もあったり。

でも、どれも心に響いて
なんかしあわせな気持ちになれるんだよね。

「Wherever you are」なんてこれからの季節に
ぴったりというか、ドラマチックな曲なんだけど
ロック魂がしっかり根底に流れているから
好感をもって聴けるんだよね。

それこそ「海猿」とかにも使えそう。

このアルバムはknotlampと同様に
ONE OK ROCKの今までのアルバムの中でも
一番いいアルバムだと思う。

よりあか抜けたというか、今までのアルバムでは
ちょっと力が入っていたのが
自然体になって、なめらかになっていって
よりハイレベルなアプローチになって
こちらも自然体で受け入れられる。

このアルバムの全曲が本当に素晴らしいから
今失望気味の音楽業界に彼らは
光を本当にもたらしてくれる気がした。













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Sound Shooter Vol.5 in Osaka

2010年03月12日 | ONE OK ROCK
3月7日(日)雨!

大阪心斎橋BIG CATで
私が大好きな写真家・橋本塁さん主催イベント
『SOUND SHOOTER Vol.5』に行ってきました。

このイベントは今までは東京オンリーでしたが
今年初めて大阪で開催されたわけです。

このイベントを知ったのは去年の11月の終わりか
12月の初め頃。塁さんのHPで知って、無謀にも
誰が出るのかも全く知らないのに先行で予約。
ちょっと危険だったかもしれないけれど
彼が撮るアーティストは好きなアーティストが
多いので、絶対にはずれは無いと思ってました。

元旦早々にメンツが発表になったとき
意外な組み合わせで、さらに最後に決まったのが
ONE OK ROCKということでますます
不思議な取り合わせとなり、どんなライブに
なるのかちょっと想像できませんでした。

この日は先に塁さんの写真展を見に行ってから
ライブ会場へ向かったのですが、この日は
いろいろアーティストに遭遇しました。

写真展自体についてはまた改めて
書こうと思いますが、

まず、写真展に入るだけでも列が
外にできていて、しかも雨で寒い。
そんな中、MEANINGのメンバーやら
cinema staffのメンバーやらが
通り過ぎていくわけです。

写真展に入っているときも
MEANINGのメンバーと久保田さんが
入ってきて、いっしょに写真展を
見ているという状況。私の果てしなく近い隣に
エルレの高田くんがいて写真のファイル
を見ているってわけです。

が、その場の状況からさすがに
声をかけることはできませんでしたが
不思議な感じでしたねぇ~。

6畳間ぐらい?の狭いスペースで
真ん中にもテーブルがあって
そこに写真のファイルがたくさんあって
壁一面には写真がいっぱい貼ってあって

ゆえに
見ている人の後ろを通るときも
ぶつかるんですよ。

塁さんもちらっと来て
ちらっとまた出て行かれて
かなり忙しそうでしたが
ドット柄のパンツにドットTシャツ
靴もドット柄とやはりドットで
決められてました。

写真展から外に出て、ちょっと近辺を
歩いてると目の前にONE OK ROCKの
メンバーが4人で歩いてました。
ほんと突然どこからか目の前に
現れて、すぐ前を歩いているわけです。

結局、別にサインもらうとか
握手してもらうとかなく、
そのまま彼らはお店に入り、
私と連れはBIG STEPを上に上がると
いう感じでしたが。

私は今まで勘違いしてましたが
あのONE OK ROCKのTAKAくんは
ジャニーズにいた子のお兄ちゃんだと
思い込んでましたが、ご本人だったんですね。
まあ、どうでもいいことですが、
だからか~ってわかることがあとで判明。
それはのちほどに。


超先行で取ったチケットだったので
かなり前の番号。

ゆえにほぼ最前に近いか最前に
いた私たちでありました。

本当は体調が先週から悪かったので
最初は後ろで見ようなんて思ってたのに
気づいたら、やっぱり前にいました。

今回のメンツは以下のとおり

ivory 7 chord
MEANING
cinema staff
ONE OK ROCK
FRONTIER BACKYARD
lockfrank

最初は塁さんがステージに登場して
ごあいさつをされました。
今回の主催者の累さんのことも
すごいphoto shooterだ~って
ずっとずっと思っていただけに
その人とその人の好きなバンドだけで
行われるこのイベントはなんて
ゴージャスなんだろうって
改めて感じたし、
アットホーム感がいっぱいでした。

彼がバンドを紹介して
去って、バンドが登場するわけだけど
気がつくと塁さんはいつもすぐそばにいて
彼のお仕事姿がしっかりと見えて
それがまた写真を撮る私としては
勉強になるというか。

でも、あのでかい望遠つき一眼レフを
5台だっけ肩にかついで
あの姿勢で撮るのは過酷ですね。
絶対に背中と腰にくるよね。
カメラって望遠とかつけると
すっごく重いし。

使ってたカメラはcanonのはわかった。
あとレンズの先にはドット柄のテープが
巻かれてましたね。さすが~

シーンによってカメラを使い分けて、
間でSDカードを入れ替えてと
細かく動かれ、ステージの下だったり
上だったりを駆け巡り、
なんて身軽なの?って思いました。

ってすっかりライブなのに
誰を見てるの?って感じですが
ちゃんとバンドも見てましたよ。


今回のメンツは累さん曰く
「東京の連中がうらやましくて
大阪まで見にきたいと思うような
組み合わせ」だったそう。
「ファンがどれもかぶらないんじゃないか」
って思うほどの違った味を集めたそうです。

実際のところ私はすべてのバンド初ライブでした。
もちろん音楽自体は聴いたことあるバンドも
いたし、CD持っているバンドもいましたが。

最初登場したのは
Ivory 7 chordでここはメロディックな感じで
聴きやすいロックでした。
ベースの野田さんは塁さんと同級生だって
言ってて、塁さんががんばってるから
自分も頑張ろうって思うみたいなことを
いいながら、めちゃくちゃ友達会話してました。
野田さんは元Wrong scaleのメンバーです。
(ってファンは知ってますよね。)

2番目に登場したのが
MEANING。

エルレの高田氏が所属するハードコアっていうのか
なんていうのかもうジャンルわけわかんなくなっている
私ですが、以前京都大作戦での映像でちらりとか
見たことはあったのですが、すごそうっていう
印象しかありませんでした。だって短すぎる映像だったので。

累さんが紹介に上がって来た時に
「今日ONE OK ROCKのファンで初めて来られた人とか
ライブ初めて来たっていう人はトラウマになるかもしれません。
かなり覚悟してください。でもいいですから。」みたいな
ことを言われてました。

で、始まると

私は「好きだ!」って思ってしまいました。

なんだかわかんないけど「好きだ」っていう感じ。

理由をいえないけど本能が「好きだ」っていう感じ。

「かっかってこ~い」と観客を煽る煽る。
で、自分たちも観客ゾーンへダ~イブする。

私のところにはダイブしてないけど
ボーカルのHAYATOさんの汗だくの腕が
べた~って手にひっついた~。

とにかくモッシュダイブがすごかったけれど
思ってたほどしんどくなくて
かつてのグッドシャーロットのときの
「死にそう」みたいなのにはぜんぜん
ならなくて、いわゆるミーハーファンが
いなくてロックファンが多い場合は
モッシュダイブはあっても
ちょっとした思いやりはあるんじゃないかと
感じたわけです。
ゆえにすっごく楽しかったし
かっこいいステージだった。

で、そのステージ上にMEANINGの映像カメラマンとして
久保田さんがクールに撮影されているんですが
この久保田さんが今回の私と連れの大ヒット人物!

ステージ転換のときにセッティングしてるときに
久保田さんもステージにいて、暗闇に見えるんですが
すごくシルエットがきれいな人で、絵になるんですよ。

写真展でもコンビニでも見かけた彼ですが
私のイメージしてた村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」
に出てくる赤坂シナモンそのものなんですよ。
鼻が高く、スリムですらっとしてて無表情で指先がきれい。

そんな彼もカメラをステージに置いたかと思ったら
突然観客側にダイブ!
クールな顔して突然ダイブ!
心は情熱的なロッカーなんだね。

まあ、それはともかく私のお連れさんなんて
まだ18歳だというのにMEANINGに惚れちゃって
誰にっていうのでなくて彼らのステージに。
彼女はこういうバンドやりたいんだって。
一応ギタリストなんだけど。もちろん学生バンドの。
全部のライブが終わったあとにすぐそばに
MEANINGのメンバーがいるのにシャイなその子は
声もかけられず、でもしっかりとCDは買いにいってたな~。
赤盤も青盤も買っておりました。

さて、すっばらしくよかったMEANINGのあと

cinema staffが登場

初めて音も聴いたバンドだったけれど
結構私の周辺にはファンがいた感じだった。

私の印象としては
ちょっとおしゃれな9mmって感じ?
9mmの格好がおしゃれじゃないとかじゃなくて
曲が9mmはどこかすっごく日本の独特の臭みを
背負っているロックバンドな気がするんだけど
(それがくせになって好きになる人多いと思うけど)
このcinema staffはそれを名前のごとくフレンチじゃないけど
ふわっと臭みを消したような感じ。
でも9mmみたいにボーカルが丁寧に言葉を吐いて歌ってる間
ギターやベースはひっくりかえったり、飛んだり、ギター振り回したりって
9mm状態になってるわけです。

MCで「暗いでしょ。」ってバンドのメンバーが言ってましたが
MEANINGに比べたら、そりゃあ大人しいかもしれません。
でも、ベースさんもギターさんも転げ回ってたじゃないですか。
それって暗いこと?
たまにボーカルさんの顔が俳優の森山未來に見えたりして(勘違い?)
まあ、聴きやすいけど、単独のライブに行くかというとどうかなぁ~。
終わったあとの評判はよかったように思いますが。


次に登場がONE OK ROCK。

期待に胸を膨らませていたら~

演奏や歌は本当にかっこよくて上手かった!
好きな歌が連続で生で聴けてよかった!

ただ、
ただ、
ファンが怖かった~!

正直MEANINGの時より恐怖を感じました。
自己中心的ファンが多い感じがして
女の子ばかりなんだけど頭を叩かれまくりだし、
タオルであやうくコンタクト飛ばされそうに
なりましたし、肘鉄くらうし

とにかく少しでもメンバーに近づきたいという
ミーハー願望満載でこれがジャニーズ系ゆえん
なのか~っていう感想。

いろんなモッシュダイブ系ライブに行ってますが
こんな恐怖を味わったのはあまりありません。

せっかくいい音楽をやっているONE OK ROCK
なのにファンがもう少し音楽ファンのウエートが
増えるといいのにね。そうしたらもっともっと
スケールのでかいバンドになるのになぁ~。

ギターなんかもすっごくかっこいいし。
PRSのギターとギブソンのギターを交互に
使ってましたよ。結構挑発的だったし
なかなかこういうギタリストっているようで
いないオーラがありましたね。

ベースの人は(名前まだ把握してないので)
ふつうの時と演奏しているときは全然別人になるからすごい。
まるで鬼っ子みたいに髪振り乱して弾くんだけど
かっこいいんだよね。

ドラムさんも力強かったし、これからどんどん
すごいドラマーになっていきそうな感じだった。

ボーカルは本当に上手いと思う。
それに日本語と英語の組み合わせ方が
すっごくうまいよね。気持ちいいもの。

バンドとしてはすっごくいいバンドだし
ライブもよかった。

あとはファンだけだ。


ONE OK ROCKが終わったら波が引くように
周りにいた女の子たちが一気にいなくなった。
生き返るようだった。

次はFRONTIER BACKYARD

彼らの名前はよく聞くし、曲も少しは聞いたことが
あるけれど、イメージはダンスなイメージ。

実際にダンサブルだったけれど
すっごくほっとして楽しくて
最初は小さな渦なのに
気づくとでっかい渦になっていて
そこにいつの間にか巻き込まれていて
振り回されちゃっていて
それがすっごく楽しくて

っていう感じのライブだった。

とにかくわけわかんないうちに
彼らの手の内に落ちてた感じ。

いいライブだった~。


ラストはlocofrank

期待してたとおり
最高だった。

木下さんのベース弾きながら
笑顔のボーカル最高ですよね。

ロコをこんな目の前で見れるなんて
他じゃありえないかもって
思いながら見てました。

会場はもう男女問わず
ダイブの嵐。
次々に人がステージに向かって
流れてくる感じ。

目の前のライブハウスのスタッフが
動き回る。

で、最終的にはカメラを一台だけ抱えてたかな?
そのまま眼鏡ははずして、塁さんも会場に向かって
ダイブ!

しかもダイブしてまたすぐに会場にもどって
写真撮ってるんだから。
最高のカメラマンだよね!

ロコのset list

survive
Be full
tabacco smoke
cycled promises
side by side
time after time
mountain range
from eighteen
start

en)
across time

time after timeのときに
「これは新しいカバー曲」っていうことを
言ってたんだけど、まるで英語のように聞こえました。
っていうかしっかり聞き取れなかったら
英語みたいに思えただけなんだけど。

この曲が始まったら
「あっ、シンディーローパーやん。」って
テンションあがりました。だって私シンディー大好きだもの。

startのときは会場はぐちゃぐちゃだったと思われます。
(って最前だったから見えないもの。ただ人が流れてくるだけ)

木下さんがいいことをいっぱい言ってました。

累さんが初めてこのSOUND SHOOTERを関西でやったことを
すっごい冒険だみたいなことを言ってました。
開拓者魂みたいな感じかな?
(このまま言ったのではないですよ。こんな意味合いのこと)
一回で終わるかもしれないけれど、
これをあえて最初にやるっていうのはすごい。
その心意気がすばらしいっていうようなこと。

これはおそらくカウントダウンジャパンですら
撤退した大阪なのにっていう意味合いが
あったのかなぁ~って思いつつ、
実際大阪の方が東京よりいろんなイベントにおいて
満員御礼になる率が低いように思う。

どこかロックが育ちにくいのかなぁ~って
思うことがある。
関西人である私がだから東京に住みたいと思うゆえんだ。

昔でいうフォークとかアコースティックサウンドは
結構育ちやすいんだと思うけれど

ハードロック系やパンク系はやっぱり東京に
大阪からはるばる出てこないと大成しない傾向に
あるように思う。

関西だけではでかくなれないんだよね。

学生時代
劇団四季のミュージカルが好きだったころ
電車で同じ大学生たちが会話してて
「劇団四季よりやっぱり関西は吉本やろ。」
って盛り上がってた。
それ聞いてがっかりした。
もちろん、同級生に吉本の人いるし
お笑いも好きだし、吉本新喜劇を見に行ったことあるし
お笑い番組も見るけれど、私は劇団四季も
野田マップも劇団そとばこまちも見るし。

どうも関西人は囲いを作りたがる。
開放的なようで閉鎖的。
もちろん、すべての関西人ではなくて
割合的にそのように感じる。

だけど、今回SOUND SHOOTERに参加した関西人は
きっとそんな囲いをとりのぞいてくれる人たちばかりだ。

次回も大阪で是非やってほしいと
心から願います。

あと、ONE OK ROCKのSET LIST

CONVINCING
完全感覚Dreamer
Reflection
存在証明
カラス
恋ノアイボウ心ノクビド
Viva Violent Fellow


とにかく塁さんに「ありがとう!」
って言いたいライブでした。

終わったあと塁さんにだけ
写真集にサインしていただきました。

ひとりのカメラマンが
こんなにも多くの人を動かすなんて
すごいことです。

カメラマンってふつう言葉で表現しないでしょ。
でも、彼は彼の写真で言葉を発しつづけて
写真で汗を見せて、写真で魂をぶつけてたんですよね。
音楽は見えないけれど、塁さんは音楽を写真で表現できる
まさにSOUND SHOOTERそのものです!

やっぱり最高のカメラマン!





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感情エフェクト

2008年11月16日 | ONE OK ROCK
ONE OK ROCKの存在は彼らがデビューした頃から知っていて、いいバンドだなって思いながら、なかなか彼らのCDを買ってゆっくり聴くチャンスがなかった。でも、心の中ではいつか買うっていう確信はあった。デビューアルバムから買おうかと思っていたら、新作が出ると知り、そのアルバム『感情エフェクト』から買うことにした。

まだリリースしたばかりのこのアルバムだけど、このアルバムに注がれているエネルギーが音を鳴らした瞬間にはじけ出た感じがした。メンバーの年齢が若いから、やっぱり10代や20代前半のファンが多いんだろうけど、若い人だけに聴かせておくのはもったいない。そんな風に思わせる音楽力が彼らにはある。

私はマイケミカルロマンスがすごく好きなんだけど、そんなバンドは日本には出てこないだろうなぁ~って思ってた。でも、このONE OK ROCKの音楽を聴いたとき、もしかして彼らは日本のマイケミになるんじゃないか、って感じた。歳が若い分、彼らの5年後とかはすごいことになるんじゃないかと。

今でこんなサウンドが作れるわけだし、演奏力も高いし、何よりボーカル力がすごい。ボーカル君は誰の子どもとかそんなのちっとも関係ないし、私の中では超えてるんじゃないかって思うほど。だって、自分で曲作ってそれを発信しているんだから。

デビュー当時感じたのは私の好きなSIAM SHADEのサウンドに似てるなって。やっとSIAM SHADEの後継者が出てきたかって感じだった。アルバムを聴いていたら、そんなSIAM SHADE風なところもありつつ、ジャンヌダルクっぽいところもある。でも、絶対にヴィジュアル系にはならないハードさがあって、洋楽的な香りがすごく漂って、英語から日本語への歌詞の連動もすごくナチュラルで、そこがまた気持ちいい。

使う日本語も独特のものがあって、ちょっと椎名林檎と共通するところもあるかもしれない。


それにしてもボーカルの声は虹色だ。いろんな色も出せる。
ブラックになったり、ブルーになったり、レッドになったり。
まるで歌に声で色をつけているそんな感じだ。

のびやかに伸びていく清涼感あふれる声でもあって、
沈みがちな気持ちを上向きにしてくれる。


「Living Dolls」なんかまさにそうだ。
こんなに視界がぱぁ~っと開けるような歌声とサウンドってそうないな~。
陰った気持ちに光が射してくる。


リンキンパークっぽいところもあるし、
私の好きな洋楽の要素が結構入っている気がする。


来年ぐらいはサマソニに出るのかな~なんて
早くも思ったりして。


この前までまだ身近なライブハウスで見れたバンドだったのに
行きそびれているうちに
もうワンマンで大きな場所でやるバンドになってしまった。
あ~後悔。

またチケットとりにくいバンドになってしまうんだろうね。

もしかしたら、また日本でハードロックバンドが出てくる時代に入ったのかな?
そうなったらうれしい。
そうヘドバン系(笑)

海外ではHIP HOPとか下火になってきてるらしい。
だからこそ、ロック復活。



ちょっと話が飛ぶけど、マイケミカルロマンスのジェラルドの漫画が映画化されるかもしれないって話が。しかもハリーポッターの監督に。もし、なったらすごいよね。見たいな~。



話を戻して

「CONVINCING」というこのアルバムに入っている曲はマイケミっぽい空気感が漂っていて、好きなんだ。この曲をmy spaceで聴いて、この新作から買おうって思ったんだから。日本語と英語を混ぜつつも、主は日本語でここまで洋楽っぽくして歌う彼らは本当に実力のあるバンドだと思う。


最後にシークレットトラックが入っていたんだけど、少し笑える感じのものだけど、それでも音楽的センスがいいのに驚く。こんなお遊びですら、すっきりとちゃんとしたメロディを奏でるというところ。声の七変化もすごいけど。


こういうバンドが出てくると日本の音楽界もまだまだ希望があるって思えるよね☆





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もうすぐ

2007年12月20日 | ONE OK ROCK
クリスマスだというのになかなかそのモードにはいりません。

かなりブログも書いてなくて、開店休業状態で自分としてはそういうのが嫌な人であったのに、そうなってしまってます。


今の仕事は単に愚痴とかそういうのでは済まされない様々なことがあって、それで肉体的にも精神的にも参ってしまってます。家に帰るとほんとすごい脱力感で、ぐた~ってなってしまってパソコンに向かう元気すらありません。

さらに家にお持ち帰りの仕事もあるし・・・


なんか今更ながらの修行って感じです。


日々忍耐


まあ、こんな感じなので帰りにタワーレコードによるとか、そういう気力が出てきません。まあ、前の職場に比べて遠いというのもあるのですが。


でも、やはり音楽を聴かない日はありませんね。

今日もi-Podをシャッフルしているとなぜか、ストレイテナーの曲がよく登場しました。やっぱりいいな~。

そうそうまだCD買ってないや。


そういえばマイケミのレア盤も出たんだ。


まあ、曲自体はシングルのカップリングなのでほとんど持っているんだけど、でも欲しいですよね。ファンとしては。



あと、ONE OK ROCKのCDも欲しいな。なんかSIAM SHADEを思い出すんですよね。彼らの曲を聴いていると。ギターマガジンだったかな?ここのギタリスト君がPRSのSEを弾き較べるコーナーが特集されていました。なんか身近に感じました。まあ、家にあるギターがポールリードスミスのSEだからかもしれません。


こんな日々だから友達とも連絡をとれてなくて、皆元気かな~って思う日々。


ELLEGARDENの細美くんは今曲製作中なんですよね?早くアルバム出るといいな~。その前にシングルかな?

でも、今でも地元のライブハウスの近くを通るたびに「ここに彼らがいた」って思うだけで、なんだか幸せな気持ちになります。ここの駅前で高橋さんが歩いていて、きっとあのスーパーでメンバーはなんか食料を買ったんだろうな~とか。

あの小さなハコでの一体感。生涯で一回だけのことでしょう。でも、そんな一回を体験できて本当によかった。


そして、私の大事なバンドのTOKYO DROPは新しいステップを上り始めました。すごくワクワクします。


私の地球は今日も音楽で回っている。

またあなたに会いたい。

あなたの音楽を聴きたい。

そう思って毎日回っている。

苦しみも喜びも引き連れて・・・・・

ただ、あなたの夢の行方を見届けるために

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