HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Family Rock4

2005年05月05日 | JET KELLY
4番目に登場したのがJET KELLY。アルバムをヘビーローテーションで会社の通勤時に聞いていた私にはほんとグッドタイミングなライブでした。生でアルバム曲を聴けてしまうんですから。

ちょっとだけJET KELLYを知ったきっかけを言うと、ジパングというアニメがあるんですが、それを見ようとしてチャンネル合わせたら、それがアニメシャワーという3本立てくらいでアニメを流す番組の中にあって、そのアニメシャワーの月ごとにかわるオープニングにJET KELLYの「星のリンダ」が流れたんです。それを一度見たというか聞いた時にかなりインパクトがありました。それですぐにバンド名と曲名はインプットされました。しかし、それでどうこうするでもなく時は流れましたが、京都のMUSEにAUDIO RULEZ(ジパングのオープニング曲担当の)のライブを見に行ったら、なんと奇遇にも対バンの中にそのJET KELLYの名が・・・それで実際はどんなバンドなんだろうってライブを見たら、それがすごくよくて・・・で今に至るわけです(笑)またタイミングよくデビューアルバムも4月に出たから、なんかどんどん繋がっていって、そしてこうして運良くまたライブを見に行けて(ここ2ヶ月ほどライブに行けない状況だったのに)私の中の音楽の矢印がJET KELLYに向っていっているのかもしれません。彼らの曲はどれもすごく心にフィットするんですよね。私の大好きなELLEGARDENとはまったく違う曲調だし、路線だけど、すごくいいんですよ。

今の日本のロック界ではきっとJET KELLYのようなバンドを欲しているって思います。

さて、ライブはオープニングから大好きな曲が鳴り響き、3曲目だけが知らない曲でしたが、あとは聞きたかった曲が生で聴けてよかったです。このバンドはほんと個々がすご~く強いキャラクターで一度見たら忘れられない雰囲気です(笑)大都会で多くの人の中に紛れても見つけてしまう自信がもてるほど。ある意味オーラもあるんでしょうね。そう江坂MUSEのマクドナルドでメンバーさんの隣で注文してたのは私です。別に追っかけていたわけでなく、弟子Bがマクドナルドに行こうといい、初めての場所であそこにあるってことで行こうとすると横道から登場した山口さんと葉山さん。どこに行くのかな~って思ったら同じ場所だったわけで(笑)

話がそれましたが、JET KELLYは個性のぶつかり合いのバンドなのに一体感があるんですよ。まさにアルバムタイトルのキュービズムの世界ですよね。組み合わせでいい作品ができる・・・それです。大好きな曲「楽園」はライブではまた雰囲気は違いましたが、やはり心にじわ~って来ました。ほんとに名曲ですね。「サンディ・ジャーニー」はいつ聴いても、会場とステージが一体になれる楽しい歌ですね。「世界が終わる夢」結構恐い歌詞ではあるけど、すごくノリのいいかっこいい曲なんですよ。ライブにぴったり!「太極拳を始めた理由」はカンフーテイストの溢れたどこかくすってしてしまうような曲ですね。でもいいんですよ。(そういえば、昨日テレビで久々にブルース・リーの映画見たな)山口さんの雰囲気にぴったり(笑)最後のセッションの時のポーズも鮮明に残ってますよ。ラストの曲の「雷」これはCDもいいけど、是非ライブで生で聴いて欲しい曲ですね。かっこいいでかたずけていいのかわからないほど痺れる曲です。ミッシェルガンとかブランキーとか好きだった人は好きかも。

前のライブの時もすご~く気になったのはドラムの長尾さんが奈良美智さんのイラストのTシャツを着ていること。実は私は大の奈良さんファンです。今回も着てらして、ステージ衣装にしていらっしゃるのかな~って。JET KELLYにはどこかアートの香りがするんですよね。アルバムジャケットもそうだし、歌詞もそうだし、あのバナナTシャツだって(明らかにアンディ・ウォーホールのパロディでしょ・笑)実はイギリス留学中も美術史を選択してたりして、音楽はもちろん実は絵も私には大切な存在なんです。私の生活から外せないというか・・・

まあ、とにかく、JET KELLYを知らない人には一度是非ライブを見てほしいって感じました。ボーカルの真田さんの変幻自在なボーカル。奥行きのある歌詞を感情込めて歌う姿・・・とっても素敵な方なんですよ。ギターはそう「GRETCH」のアコギ。大きい感じなんですが、似合うんですよ。リードギターの葉山さん・・・すごくいい。すごいキャラ。かっこいい旋律をしぶく弾くんですよ。Cubism experienceというインストの曲があるんですが、それを葉山さんが弾いていて、ほんととろけそうなギターの音色です。ベースの山口さんはスキンヘッドでどこかに修行に行ってきたかのような雰囲気ですが(笑)、端正な男前な方です。一見恐そうでもあるけど、目が優しかった。あまり話さない雰囲気ですが、きっとおもしろい人だと思います(笑)そして、ベースがまたかっこいいい。ベーシストの山口ここにあり!って感じの存在感です。響くんですよね。その低音が・・・
ドラムの長尾さんは静かなイメージですが、ドラムは激しいです。どこか感性が豊かな方なんだろうな~て感じられる方ですね。でも気になる・・・奈良さんファン?なら同士だ(笑)

なんか支離滅裂になってまいりましたね。ラストのGCSは次に・・・
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Family Rock3

2005年05月05日 | JET KELLY
時間の使い方って工夫すれば人の倍ほどいろいろ使い道ができてしまうって思うのですが、どうでしょう。実際はそういう時間の達人になれたらいいな~って願っているわけです。パソコンやっている間はランドリーが洗濯機で回っていたり、コーヒーが作られていたりして、同時進行形でいろいろできるようにしておけば、より時間が充実するのではと思い、足りない時間をやりくりするわけです。ほんとに「ひまだ~」ってつぶやいてみたい。やるべき事とやりたい事があり過ぎです。

でも、忘れないうちにあの日の記憶を残しておきたい。新鮮なイメージのうちに・・・ゆえに日記をしたためるわけです(笑)

さて、続きです。あの日3番目に出たバンドはGENIUS。このバンド名は以前から知っていたし、いいバンドだって聞いてました。でも、ライブはもちろん初めてだし、曲も以前ラジオで1曲聴いたことがあったわけですが、その時は「あ~こういう感じのバンドなんだ」って思いました。でも、一体どういう感じ?って自分でももやもやってはっきり覚えてなかったんです。いい感じではあったと思うのですが。どうしてもバンド名が随分前に流行ったヴィジュアル系のバンドのイメージと重なってしまって、でも実際の音楽はぜんぜんちがったからメンバーを見た事がないから、そのギャップに混乱していたんでしょうね。

それで期待してライブを見たら、ボーカルのマルさんが圧倒的パフォーマンスですごく魅力的でしたね。そうかなりハードロック系の雰囲気。イメージはジョン・ボンジョビかミック・ジャガーです。ギターのジュンさんはかなりの男前でしかもどこか貴公子的上品さが漂ってましたね(笑)ギター上手いしね。ベースのしんきちさんはオレンジレンジにでも入れそうなどこかのヒップホップのバンドの人かって最初思ったけど(笑)かなりユニークで愛すべきキャラの方でこういうムードメーカーの方がいるバンドっていいですよね。ほっとするというか。ドラムのカズヤさんはいつもにこやかにドラミングしていてそれでいて落ちついた雰囲気で安心できるかんじでした。

それで曲ですが、不思議な感じで、正直つかみどころがありませんでした。でも、もう一度聴きたいと思う曲ばかりでしたね。「犬猫天国(イヌネコパラダイス)」は観客とかけあえるような楽しい曲でしたね。でも、歌詞はある意味人間社会を皮肉っていたんでしょうか?タイトルは忘れたというか聞きそびれたというかバラード曲でマルさんがキーボードを弾きながら歌う曲が心に染み入りました。これがMY NAMEという曲だったのかな?すいません、物覚えが悪くて。でもあのステージの雰囲気もすごくよかった。ボーカルさんがキーボード前に座って弾きながら歌う姿・・・クイーンのフレディの感じ・・・いろいろキーボードを弾きながら歌うボーカルさんを見たりするのですが、ロックテイストむんむん(笑)の人って案外少ない今の日本のロック界ですが、そんな中久々にそういうボーカルさんを見れた気がしました。

私が独断と偏見で「勝手にGENIUSをプロデュース」って企画を担えたら(野望中の野望の非現実なことですからね・笑)まず、衣装統一を図る。どうもせっかくいいバンドなのにどこかつかみどころがなくて、これ!って強くバンドとしてイメージされないから。個々はすごく個性的なのにね。ゆえに北欧のバンド「HIVES」のようにスーツに白シャツに黒いネクタイの衣装を全員に着用してもらう。でもややだらしめに(笑)UKのリヴァティーンズやUSAのストロークスのような感じ。昔ボンジョビにもそういう時代があったな~(笑)日本でいうならミッシェルガンエレファントのようないでたち。絶対にネクタイ着用。そうしないとただのホストみたいなビジュアル系になってしまっうから。はたまた、逆にみんなぼろぼろTシャツに破れかけジーンズで皮ジャンとか着て、まあハードロック/ヘビメタ風スタイルにしてもらう。そうそうベースのしんきちさんをグッドシャーロットのギターでキーボードも弾くスタイリッシュなビリー・マーチン風スタイルにしたら、いいだろうな~ってこれまた勝手に妄想(笑)これをGENIUSのメンバーの方が見たとしても、怒らないでくださいね。ただの素人の妄想なんですからね(笑)

でも、すごく楽しみですね。今後このバンドがどういう展開をしていくのか。ベースのしんきちさんが今の日本の音楽界に憂いを覚えているっていうような事を言ってましたが、ほんとその通りですね。一時地上波の音楽番組にはいろんなバンドがいっぱい出てきて「やっと日本にもロックな時代が来たか~」ってロックバンドのレベルがあがったことに喜んでいた私だったのに最近は使い捨てライターのような音楽がのさばってきて・・・それを証明するのはブックオフとかに行くとわかるよね。よく売れていてばかみたいに登場するアーティストのCDはタダ同然ぐらいの安い引き取り額。それだけすぐに大量に売られてしまうわけだ。悲しいね。それに比べ、私の好きになるバンドの多くはあまりそういう中古のところに顔を出さない。もちろん私も一生自分のところに置いておくわけで、愛される音楽はずっと愛あるファンのもとにあるんだよ。そういうロックを増やしていかないとね。それはFamily Rockに出てきたバンドの皆さんや私の知るバンドの皆さんやアーティストの方のこれからにかかっていると思うし、そういう音楽を作りだしてくれると信じてる。
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