HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

winnieと村松拓~Nostalgic Evolution Tour 2014 at 大阪 心斎橋Pangea

2014年11月22日 | winnie/ 99radioservice/
2014年11月21日(金)晴れ

久しぶりのライブ
仕事に追われまくりで平日は特に行けないライブ。
ところがこの日だけは午後から早めにお休みをいただける
年に2回か3回しかないラッキーな日と重なってロックの神様に感謝!

そういえば、夏の終わりというか8月22日以来のライブで
しかもそれも村松拓くんのソロ出演のライブ。
まさに村松拓繋がりである。半袖からコートの季節へと。

大阪のアメリカ村にあるLIVE HOUSE Pangeaは名前は知ってたけれど
行くのは初めてだった。いつからできたのだろう?
BIG STEPの前だ。

winnieのライブはまさに3年ぶり。
いつもタイミングが合わず、CDだけはしっかり買ってたけれど
やはり曲名とか忘れちゃったりもして、あれ?これはあれだって
思いながらもやはりライブに行ってないアルバムのはすぐに頭の中に
浮かんで来ないんだな~って思った。それよりずっと前にライブに
行って聴いたことある曲はすぐにわかるのにね。
ライブのインパクトっていうのは凄いな。

今回何よりもうれしかったのが村松拓くんが共演だったこと。
彼はナッシングスでいっしょに出たかったらしいけれど
私はこれがよかった。
それはabstract mashの時の共演時とメンバー全員ではないにしても
重なりはそのままだったから。

彼らの対バンを最後に見たのが約5年前。
あの頃の熱いものを思い出した。
私はアブストの対バンからwinnieを知り、なんていいバンドだろうって
惚れ込んだ。あるようでないロックバンド。唯一無二なサウンドとバンドメンバー。
もっと評価されていいのにっていつも思う。

メンバーの雰囲気は3年前とめちゃくちゃ変わったことはないけれど
Okujiさんがロンゲになっていて、Jinさんが茶髪になってたことかな?
(あくまで私が以前観てからの違い)
Ioriさんは相変わらずかわいくてきれいで品があって素敵。
パボさんはぜんぜん変わってなくて、なんかやっぱり優しい感じで。
このメンバーみんな素敵なんですよね。いつも。

さて、最初に登場は村松拓くん。

持ち時間は30分だったらしいけれど、Okujiさんにとにかく
しゃべってくれって言われてたようで、なんと歌った曲4曲!
これだと以前の802のイベントと変わんないや(笑)

MCの内容はこのイベントで何かおもしろいことやろうねって
Okujiさんと電話やメールでやりとりして、当日3時に待ち合わせって
ライブハウスに拓くんが来たのにまだ誰も来てなくて、しかたがなく
何か食べに行こうとアメリカ村をブラブラして食事して戻っても
まだ来てなくて、またマネージャーと何か飲みに行こうと出て
帰ってもまだ来てなくて、仕方が無いから先にリハしようとセッティング
してたら、winnieが来て「おはよう」って何もなかったかのように言われたので
メンバーをしかとしたっていう話。遅刻はだめだよって、まあロックスターには
許されるかなって。(私はやっぱり遅刻はどんなスターでもいろいろ危険だと思うけど)


でも、winnieとは初めて会った時から親しくなってアブストの時代はよくいっしょに
対バンしたって話や拓くんはwinnieのファンで彼らのメロディアスな曲が大好きだという
話もしてくれた。あと自分と同じコミ障(コミュニケーション障害)だと。

私としては音楽にぞっこんな人はみんなそれだと思ってる。特にロック好きは。
私もそうだと思う。だけれど、音楽に力をもらって年重ねていくと
そこから少しずつ脱却できていくから不思議。今じゃ、その反対の仕事してるから。
コミュニケーションで成り立つような仕事。だから音楽って素晴しいんだ。

そういえば、アメリカ村界隈はラーメン屋さんとたこやき屋さんが多いって驚いてた。

ちょっと話がそれるけれど
弾き語りのアーティストはいつもファイルに楽譜を入れて持ち歩いているのを観て
それが私はなんかリアルな感じで見るのが好き。

かなり昔だけれどUESA(植田健一氏と真田暎人氏)のライブの撮影スタッフをした時に
楽屋で真田氏がファイルの中を整理しているのを見てて、
なんか「ミュージシャンもふつうの人間」という当たり前なことを実感してうれしかった。
パソコンで歌詞を打って、コードも書いていれてるんだって。
フォズの渡會さんもTurntable Filmsの井上さんもそうだった。

セカイイチの岩崎さんは今どきのiPadだったけれど。

私的にはファイルを見て歌詞をさがしているのを見るのが好き。
今回の村松拓くんもファイルだった。

4曲やってくれたうち3曲はNothing's Carved in Stoneの曲なので
アコギバージョンはレアな気がした。

MCでアブストとナッシングスをいっしょにやっていた頃にすごく
好きな女の子がいて、その思いを綴った曲ですと言ってやってくれたのが

「Sleepless youth」

英語詩なので初めて聞いた人には内容はわからないかもしれない。
でもタイトルから想像してみたらどうかな。

「眠らない青春」ってどんなのか。

今の現状に落ち込んだり、苦しんだりしている時に
ふと昔の事を思い出すことがある。
あの、心の奥を熱くさせる感情はなんだろう。
いつもは眠っているのにそれは決してもうなくなっているわけじゃなくて
時として目をさまして「ここにいるよ」ってその存在を訴える。

昔読んだ大崎善生の「パイロットフィッシュ」を思い出した。

「一度出会ってしまった人とは、別れることはできない。
なぜなら心の中に深い記憶の湖があって、出会った人の記憶は湖の底に沈んでいるから」

というフレーズがこの小説には出てくるんだけれど、まさに好きだった人のことは
忘れることはできないんだね。

この「Sleepless youth」の歌詞からは
もうこの恋は終わっているのかなって感じるけれども
あの頃、彼は恋してたんだなって今振り返って思う。

abstract mashの当時出たばかりのアルバムの曲に
「Inside the running soul」というのがある。

♪can't think of rest and sleep inside the running soul

というフレーズがあるんだけれど、それとこの「Sleepless youth」が重なる。
その彼女との事やナッシングスとアブストとの間で揺れ動いていたのだろうか?

その曲のあとにioriさんとOkujiさんを呼び込んで
winnieの「Discolor and cloud」をいっしょに歌った拓くん。
これはとてもレアな共演ですよね。これが彼らが考えた企て。
3時から企てるはずが始まる前のちょっとの時間で決まったみたいだけど(笑)

そして4曲目にしてラストの曲はナッシングスの「Shimmer song」
ほとんどの歌詞はいつも拓くんが書くのだけれど、この曲は生形さんが書いた。
この曲はツアーを通してすごく深みが増した曲でどんどん好きになっていく
曲だから是非みんなに聴いて欲しいと歌ってくれた。
こんな事言ったら怒られそうだけれど今回のナッシングスのアルバムで
やっとボーカリストが中心のアルバムを作ってくれたと感じた。
村松拓があってのナッシングスだって。歌が大事だって。
だからこのアルバムは大好きなんだ。

shimmer.....陽炎

思うに結局人間というのものはこの壮大な宇宙のもとでははかない存在なのだけれど
それでも、生きようっていう思いは大事なのじゃないのかなって歌ってくれてる気がする。
はかないから適当に生きるのではなく、はかないからこそ自分の時を大事にしていこうって。

ちっぽけなものはちっぽけなりに自分自身を応援していこうって。

<村松拓 セットリスト>
Diachronic
Sleepless youth
Discolor and cloud with iori okuji
Shimmer song

トークイベント風ではあったけれども歌ってくれた曲はどれも深く
心に刻まれた。

そして winnie登場!

なんかメンバー全員をステージで見れてホームな感じがして
うれしかった。

もちろん以前Okujiさんが言ってたけれど大阪は難しいって。
それはトータルして関西が難しいのかもしれない。
それはwinnieだけじゃないから。

関西人のくせに関西をデスるのはどうかとは思うけれど、
関東ではソールドアウトのバンドとかが関西でやると
え?って思う動員数だったりする。

関西人ってロック好きじゃないのかなって思うぐらい。
もちろんホールとかでかい場所でやるアーティストのはチケット取れないのは
関西もいっしょ。でも関西人って有名じゃないとだめなのかな?って思う。
ブランド志向というのか。

音楽で聴くというより名前で聴く人が多いのかなとも思ったり。
その点、関東の人は音楽で聴く人が多いのかもしれない。

関西人へのロック教育をもっとしないとってえらそうにも思ってしまう。
これは昔から、自分が中学生の頃から思っている。
海外のアーティストだってなかなか関西に来ないもの。

もちろん関西にも音楽を音楽で聴く人はいて
でもそういう人たちも結局バンドを作ったあとには
関西ではやっていけなくて関東へと行って活躍していく。

これどうにかならないのかな。

くるりの岸田さんも一時京都に戻ってきたのに
やっぱりまた関東に戻っちゃったし。

考えようによっては音楽業界をまた活気づけるのには
関西をロックの街にすることかもしれない。

関西を制すれば音楽は不滅になるかも。

さて、話が違う方向へ行ってしまったので戻すと

Okujiさんのギターはやっぱり毎回素晴しくて
こんなに指動くんだって思うほど動く。
ioriさんの透明なきっとボサノバとか歌ってもいけそうな
ムーディーな歌声にヘヴィメタな早弾きギターが入り込むわけで
そのバランスが絶妙で他にない。
Okujiさんの長髪でスキッドロウとかガンズとかその時代のような衣装(というのか)
で、そこだけ観たらヘヴィメタバンドに見えるのかもしれないけど
上品さを漂わすioriさんとさわやかなパボさんとヴィジュアル系にもいそうな
Jinさんが合わさるとすごくゴージャスで品のあるバンドに不思議となる。

このままでレッド絨毯歩けそうな。

このバンドがなぜにまだ脚光を浴びないのかほんとくやしい。
演奏も上手いし、曲もメロディアスでかっこいい。

MVも素敵だし、グッズのセンスもいいし。

OkujiさんのギターがSIAM SHADEのDAITAさんの音の出し方に似てると
思って言ったら「町田の先輩です。彼は神みたいな人」っていうような事を
言われて謙遜されていましたが、私にとって日本で一番のギタリストは
DAITAさんなのですが、その音に近いものを出せる人には
そう出会ってなくて、そんな僅かなギタリストの一人がOkujiさんなのです。
ギターも弦楽器ですが、クラシックの弦楽器のヴァイオリンとか
のような音も出せるそんな感じです。ギターが歌っている感じになるそんな感じです。
(ここだけ文体変えてます。)


今回のツアータイトルになったアルバム「Nostalgic Evolution」の曲もどれも
好きだけど、crash and burnはもちろん大好きで、
たとえば、over the worldにも見られるメロディによるカタルシスというのかな
winnieの曲にはカタルシスの部分があって、そこで心が許されるというのか
一瞬で救われる感がある。nothing lasts foreverのように洋楽テイストが
溢れていて、ロンドンの空気が流れて来る。always knocking on your door
のベースラインがものすごく好きで、どこかfeederを彷彿する。
ドラムのタイミングとかもいつも「ここ」っていうところでビートが効いて
ほんとに気持ちのいい曲たち。

曲とは関係ないけれどJinさんはいつもおもしろいことをしてくれて
昔は手品をしてくれてたけど、今回は「ウエイ」というのをみんなと
いっしょに掛け合うのをやってくれました。

そうそう、Okujiさんの後ろにあったHughes & Kettnerに
オジーオズボーンのステッカー?が貼ってあったので「やっぱり」
って思っちゃった(笑)

そういえば拓くんはガンズのTシャツを着てたね。

winnieの時にも拓くんとの共演があって
私の好きなフーファイターズの曲をやってくれて
これも超レアだなって感動した。

数あるバンドの中からのフーファイ。
好きな音楽はこうして繋がって行くんだ。

アンコールでboys&girlsをやってくれたので
最後まで隙間なく感動をもたらしてくれたライブだった。
前のライブから3年たってまた同じ曲がアンコール。
なんかここでも繋がった気がした。

<winnieセットリスト>
1.crash and burn
2.over the world
3.sweep
4.enemies
5.who's dreaming deep
6.like a storm in the black
7.tomorrow's sign
8.traces of me
9.loveless
10.without you~reasons never die~without you
11.memories memories
12.dreaming dreaming
13.Everlong (FOO FIGHTERS) with 村松拓
14.suddenly
15.lightning strikes
16.this storyends
17.first class speed of light
---ENCORE---
18.boys & girls


ライブ後、拓くんと少しお話できた。
約5年ぶりなのに覚えててくれたし、
彼の人柄は変わってなかった。
しかもその昔に私に書いてくれた
言葉すら覚えていてくれて。

彼のステージにあがる時の思いとかも聴けて
ますます彼の人間的な面を感じられて
もっともっと彼を応援していきたいと思った。

有名になると人は変わるのかなって思ってたけど
彼はそんなことなくて、あの頃のままだった。
彼によって、そうじゃない人もたくさんいるのかもしれないな
って教えてもらった。

またwinnieと共演してほしいな。
関西で。

私は音楽でロックでどれだけの人と繋げてもらったかわからない。
決して出会うことのなかった場所も国も違ういろいろな人と
音楽だけで繋がって。まるで光のようだ。
遠い距離を瞬時に飛んで来るように。

私はあなたやあなたたちと出会って。
そして、心に「生きる力」をもらってます。


加えて、ライブに行っている間、Mステにかつてwinnieと
対バンしてた99radio serviceの元キーボード奏者のGoiさんが
Superflyのバックバンドで出てた。出るのを知ってたから
録画してたのを帰ってから見て、なんか感慨深かった。

かつて京都MOJOでいっしょにいた人たちが
同じ夜に演奏し歌っているっていうことが。
365日あるのにそのうちの一日にこうして重なって。

私はGoiさんが一番よくお話した人で、彼は演奏している時は
なんかコミカルなキャラクターで人を惹き付けるエンタテイナーな
感じの人なんだけれど、ステージ後はすごく丁寧な接し方をしてくれる
素敵な落ち着いた方でした。

またどこかで会えるといいな。

winnieとabstract mashと99radioserviceの組み合わせがまた見てみたい。
その時だけGoiさんが戻ってくれたらな~。

11月21日はほんとうに素敵なロックナイトだった。
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「2」

2011年09月11日 | winnie/ 99radioservice/
私の中では最近「下北沢へ行きたい」願望が日に日につよくなっている。
今まで一度も行ったことがないってわけではないけれど
町というよりピンポイントのお家へ親に連れられて行った記憶しかないから
下北沢のリアルな雰囲気を今だから味わいたいんだよね。

好きなバンドやアーティストはよく下北沢界隈のライブハウスで
ライブしているし、スペースシャワーTVとかでアーティストの
好きな町案内みたいなのに必ず登場するのも下北沢。

たとえば、橋本累さんとマキシマムザホルモンのダイスケはんの
町巡っての写真撮影も下北沢だったし、毛皮のマリーズの志磨さんの
案内したのも下北沢だった。(毛皮のマリーズ解散しちゃうんだね。
どうしてなんだろう?理由を知りたいな。)

今は亡き、フジファブリックの志村さんも下北沢を愛していたし、
FoZZtoneの渡會さんも下北沢が好きなのが彼の言葉から感じられる。
そして、9月9日にメジャーでは最初となるアルバム「2」を
リリースした99 radio serviceも下北沢人。

彼らの場合、生まれも育ちも下北沢という根っからの下北沢人。
だけど、サウンドはイギリスというそのワールド感。
もしかして、下北沢はUnder northern swampって
いうイギリスの町とどこかで繋がっているのかもしれない。
(注/そんなイギリスの町はないと思いますが)
なんてことを思わせるぐらい、彼らの歌を聞いていると
イギリスへふわ~っと行っちゃってる自分がいる。
(いい意味でのまともなトランス状態になる。)

私はイギリスに住んでいたから想像ではなくて
ほんとうに彼らにはイギリスの香りが漂っているのが
わかるんだ。って実際、ボーカルのKoheyさんは
ウインブルドンに行ってたことがあるって言ってたから
彼自身も本物のイギリスの香りを知ってるんだよね。

9月9日にしっかりゲットしたアルバム「2」

このアルバムをどれだけ待ち望んでいたことか。

彼らと出会ったのはまだ今年になってから。
それも2のつく2月だ。

今年はどうやら私にとってラッキーナンバーは「2」
なのかもしれない。

bye bye circusのライブのチケットのナンバーは22だったし
私のある記念日が「22」だったし
大好きな細美武士さんの誕生日は「2月22日」(これは毎年変わらないけど)
FoZZtoneの渡會さんはどうやら「2」にはまったようだし
来月の2日はFoZZtoneのライブだし、22日はBorofestaでthe HIATUS見るし。
ほら、2がいっぱいでしょ!

さて、話が脱線しすぎてしまったけれど

その2月に彼らと出会ってその時に「今レコーディング中です。」って
言われていて、もっと早く出る予定だったような気もするんだけれど
3月11日の震災は何もかも止めてしまったものね。そしてそこから
日本人は多くを失い、何かを得たんだ。

あの震災から半年。いろんなことがまだ一歩進んだか進んでないかの
状況だと思う。それは東北地方の人たちにとって。
私たちが想像する以上に心も身体も大変だと思うから
これからも自分なら何ができるか考えて行かないといけないなと
思っている。長期戦になるだろうからこそ、出来る何か。

「2」っていう数字をふたつ並べて、左側の方を反対向けたら(鏡のように)
どこか力こぶを作っている人のように見える。
「2」ってひとりじゃできないことも2人ならできる気にさせる数字だよね。

このアルバムってでる時期は必然だったような気もする。
このアルバムを東北の人たちにも聞いて欲しいと思う。
自然に心に届いてくるから。自然に光をくれるから。

「1」も素晴らしかったけれど
「2」は多くの人に届くだろう気持ちがこれまで以上に半端なく詰まっている。

今まで、彼らは英語詩しか歌わないんだろうって思っていたら
今回は3曲も日本語詩の歌が入っていた。

すごいな~って思ったのは日本語でも英語詩の時の空気感はそのままで
単に言葉が変わっただけで、違和感がないってこと。

このアルバムを聞いていたら、日常のふつうのことが
すごく楽しいって思えてくるから不思議だ。

日曜の午前中のような
光があふれるキラキラした一日のような
そんな世界を感じさせてくれる音楽。

洗濯ものをベランダに干しながら
このアルバムを聞いていたら
「あ~生きているってしあわせだな~。」って感じるし

食器を洗っていたら
「楽しいな~。」って思えるし

そうじしてたら
「こういうことができるって素敵なんだな~。」って
思わず微笑んじゃう。


外に出たら、道を歩く人たちがみんな笑っているようにみえるし
空に飛ぶ鳥たちはどこかへしあわせを運んで行くような気がする。

通勤電車から見える景色も映画のシーンのように見える。

ひとつひとつの歌について書いていたら
ほんときりがないほど、
すべての歌が心にそよ風を吹かせてくれる。

きらいになる曲なんて一切無い!
どれもどんどん好きになっていく。


演奏も歌も肩に力が入ってないのに
すごいから、バンドの器の大きさを感じる。

「僕は僕のやり方で」って感じで。

Kotaさんが言ってた言葉にこういうのがあった。

「音楽は何百年という歴史があって…新しい音楽はないと思っているんですよね。
新しいものを求めると、音楽じゃないものにどんどんなっていく気がして。
正しく、ちゃんと古いものをやるという。」

これが「RADIO」の中の

♪正しき古い音 新しい僕の声~♪

というフレーズに凝縮されているそうだけれど
この考えって、FoZZtoneのメンバーと同じだなって。

もしかして、下北沢っていう町の空気感が
そういう思いを感じさせるのかなって思った。

あの町の遠い日に感じたイメージは
古きよき時代が残る場所だもの。

「昔からある音楽に、新しい声、新しい演奏を乗せることで新しさを見い出したいんですよ。
オールドロックとポップスが混在した、スタンダードな音楽を正しくやりたいなと。」
というKotaさんの言うそれこそ、下北沢なんじゃないかと思うし、
はるか遠くの島イギリス人の考え方でもある気がする。
古いものを新しく新しく再生させてそこで今をつくる民族性。
私はそういうのが好きなんだな~って改めて思う。


この「RADIO」っていう曲はどこか不協和音が混じるんだ。
どこかわざと歪んだような音がはまってくる。
それがすっごくラジオっぽくって好き。

ラジオってノイズが入ったりするでしょ。
特に田舎に住む私なんかいろんなところで
電波が遮られて(山とか)家じゅうを
電波を求めて歩き回らないと行けない時も
あるわけで、やっと受信したと思っても
ノイズがビビビって入ったりして。

私は想像力っていうのを育てるのはラジオだと思っている。
音だけで何かを感じるわけだから。
だから、自分が子どもの頃、テレビよりラジオをよく
聴く子でよかったって今思う。ロックに目覚めたのが
早かったから、今みたいにCSとか無かった時代なので
テレビで洋楽とかやってないし、
ラジオで音楽聴くしかなかったんだよね。

それで、いろいろ想像して、
イギリスやアメリカの町や空や風なんかを
想像していた。

ラジオから聴こえる歌を歌っているアーティストを
想像して、実際写真見て「え?」って思ったことも
あったけれど、音楽の方が力があるから、見た目とか
そんなのどうでもよくて、とにかく純粋に音楽を
好きになれたしね。

でも、この99 radio serviceは
ヴィジュアル的にも素敵な人たちばかりだから
両方そろっているんだよね。

5人とも爽やかな人たちで。
あれほど爽やかな人が集まってたら
ライブハウスもファブリーズされちゃう感じ。

トラヴィス好きは絶対に好きになると思うし、
グラスゴー系サウンド好きな人ははまると思うし、
UK系音楽が好きな人は自然に馴染むと思う。

そういえば、Koheyさんは家でご両親が
ビートルズとかサイモン&ガーファンクルとか
聞かれていて、それでそういう音楽に親しんだという
ような事を書かれていたけれど、

フォズの渡會さんも家でサイモン&ガーファンクルが
流れていたって言ってて、その影響があるって言われてたよね。

もしかして、下北沢とサイモン&ガーファンクルって
なんか関係あるのかな~。

サイモン&ガーファンクルの歌で有名な
スカボロー・フェア(Scarborough Fair)は英国の伝統的バラード
を彼らが新しくアレンジして歌ったものなんだけれど、
これって、まさに99 radio serviceが歌う
「正しき古い音 新しい僕の声」を実践したものだよね。

サイモン&ガーファンクルはそれの先駆者だったんだね。


また折を見て、ひとつひとつ曲についても感想を
書くかもしれない。

それぐらいどの曲も素晴らし過ぎて
なんか言いたいこといっぱいなんだ。











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GREENS&JANUS presents となりのバンドマン9

2011年08月12日 | winnie/ 99radioservice/
昨日8月11日(木)に心斎橋JANUSに久しぶりに行って来ました。

ここはFoZZtoneのライブ以来。

開場が18時ということで
少し早めに来て、もうすぐとあるファッション雑誌の
ウエブに密かに出るかもしれない弟子Aとともに
アメリカ村にあるDig me out 「ART&DINER」に
eimi個展「ロミーとロミー」を見に行って来ました。

アートを見ながら、食事とかティータイムとか
あるいはお酒を楽しめる店です。

弟子Aに誘われての初めての店だったけれども
このDigmeoutってどこかで聞いたことあるなぁ~
って思ったら、そこで「THE FUTURE TIMES」を発見。

そうだ、アジカンのゴッチが大阪ではここにあるって
書いてたところ。私はなぜかレコード店の方が
頭に残っていて、その場所からどれくらいの場所に
あるんだろうって思って携帯で調べてたところだったので
見つけた時はすごくうれしかったです。

そこのお店の方に「ユウスケさんがお好きなのですか?
アジカンですか?」って急に聞かれたので
思わず「アジカン」と答えてしまいましたが、
あとで「ユウスケさんも好きですよ。」と付け加えたりして。
本当に中村佑介さんの絵も好きだから。

弟子Aのお蔭で予期せぬ収穫があり、ライブ行く前から
うきうきしていました。

彼女は別の用事があって、心斎橋で別れて
私は夕食を食べた後に開場は過ぎていたけれど
18時15分頃にJANUSに到着しました。

なんと
JANUSの前の道路にある車から
機材を運んでいるメンツが。

99RadioServiceのメンバーではないですか!

ツイッターでかなり渋滞していると書いてましたが
彼らは約12時間もかけてやってきたわけです。

飛行機でアメリカにも行けちゃう時間です。

リハ無しでのライブですよ~。


私は正直目の前にいるメンバーを見て
「うわぁ~99だ~わぁ~。」って
思って動転してはいるのですが
その大変そうなお姿を見ていると
そおっと通り過ぎるしかないわけで。

まるでただの通行人のように。

まあ、そこでサイン下さいっていうのも
変ですけどね。ふつうでも。

まあ、それはともかく、気がつかないふりして
JANUSの中へ。

このメンツでこの数?っていう観客数でしたので
はい、またJANUS2回目の最前に行きました。

私が誰かわかった人はすいません。
ご期待に添えずに。

最初に登場はAmicable number。

結成間もないというような事を言ってましたが、
他のバンドでキャリア積んだ人たちの集まりなんだろうなって
思いました。

なんかどこかで見たことある人もいたし。
ドラマーさんが印象的でずっと笑顔で
「なんでこんなに楽しいんだろう?幸せなんだろう?」
っていうような表情で演奏されるんですよ。

こんなに幸せそうにドラムやる人ってそういないっていうぐらい。
白いシャツでとっても清潔感あふれる細い感じの方なのに
力強いんですよね。

なんかいい感じのバンドでした。

次はSPANKPAGE。

彼らの名前は以前から知ってましたが
どういうバンドなのかはわかってませんでした。

でも、やっぱり出て来て演奏を始めると
独特のグルーブ感があって
メジャーなバンドなんだと改めて感じました。

私はついついドラムの水野さんを見てしまったのですが
またいいドラマーを見つけました!

見た目は端正な方なので恐くはないのですが
なんかドラミングは私の日本での好きなドラマーの
1人の中村達也氏っぽい感じがふとして、
わぁ~かっこいい~って思ってしまいました。
久しぶりに演奏中にドラマーを集中してみてた感じ。

regaのドラマーさんの時もそうだったけれど。
ドラマーさんに引き込まれるバンドって
そうたくさんあるわけではありません。
日本ではあとは今はthe Birthdayのクハラさんとか
元SIAM SHADEの淳士さんとか
the HIATUSのタカシくんにNICOの対馬さんとか
いいですよね。もちろん、シンペイくんと高橋さんも。

海外では実際はもう亡くなってこの世にいないけれど
映像とかではthe Whoのキース・ムーンとか
ツェッペリンのジョン・ボーナムとか
やはり亡くなっているけれどコージー・パウエルとか
脱退しちゃったけれどアークティック・モンキーズの
初代ドラマーとか
偉大なるクイーンのロジャー・テイラーとか
(ってここはボーカルがフレディなのでかなり
インパクトありますが、ロジャーも負けてなかった。)
このあたりは凄いですね。

あと、今日Mステに出たレッチリのチャド・スミスとかも。

だいたいドラマーさんがすごいインパクトのあるバンドって
デカクなりますよね。屋台骨の確かさみたいなもんかな?

とにかくSpankpageの水野さんは素敵でした。
そう思っていたら、なんとトリの
門田匡陽-His Band-のところでも登場。

Spankpageの時はTシャツだったのを
門田匡陽-His Band-の時はグレーのポロシャツに変えての
登場。最初あれ?って感じだったけれど
私としてはすごくうれしかった~。

この日のお目当ては99RadioServiceだったので
とりあえず、先にトリの方のバンドについて書きますね。

Spankpageもエモーショナルでなんかじわ~っと
来ちゃったのですが、門田匡陽さんにも
うわぁ~って来ました。で、あ~どこかバンプの藤原くんっぽいなぁ~
って思ったら、思い出しました。そう彼こそ
あのGOOD DOG HAPPY MENの彼ではないですか。

2005年12月25日に記念すべきクリスマスの晩に
大阪福島2nd LINEであったイベントにJet Kellyと共に
登場し、レゴが好きな人がいたあのバンドのボーカルさんではないですか!
なんという偶然。なんという繋がり。
好きなバンドの99RSを見に来たら、過去の素敵な思い出とつながり
真田暎人氏ともつながる門田さんにまた約6年ぶりぐらいに再会であります。

あのクリスマスナイトは本当に素晴らしかった。
もし興味のある人は下記を見て下さい。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/2acda46c2920afe6c095a9dc7633463c

この日の前後にもたぶん
このクリスマスナイトの感想を書いてるかもしれません。
何せ、Jet Kellyとの記念すべき日でしたから。個人的にですが。
ある意味あの日があったから、昔からの私の夢がひとつ叶ったのです。

で、話を戻しますが、今は門田さんひとりになり、バンドは休止中らしいです。
なんか寂しいな。この日はアンコール無かったのですが、ラストの曲が
ほぼインストの曲で、これがすっごくかっこよくてそれぞれの楽器が
絡み合って溶け合ってぶつかって愛し合ってって感じがして
ほんとよかったです。門田さんとサポートバンドとは思えないぐらい
一つになってました。こんなことあるんですね。
で、やっぱり水野さんは素晴らしかったです。
門田さんもやはりアートな感じは昔感じた印象のままでした。


ここでもう終わりそうなのですが、
これからが99RadioServiceのお話。

長くなり過ぎてすいません。
でも、ここからも長いかも。

彼らは12時間かけて来たわけで
ゆえにリハ無しで本番です。

そういえば、JANUSのBGMはレッチリ、ジミーイートワールド、
アークティックモンキーズ、コールドプレイ等私の好き系音楽を
流してくれてました。

で、そのセッティングの時に軽くリハもどきを
されていたようで、一曲全部ではないけれど
かなり長いこと演奏されていたし、歌われてました。
幕が下りているので見えなかったけれど
思わず幕に集中して歌を聞いてました。

今回ベースのカツさんが来られなくて
サポートのJigenさんが初参加なのに
リハなくて、Jigenさんはどういう心境なんだろうって
思っていたら、本番始まったら、結構マイペースで
弾かれる方で、ちゃんと楽しみながら確実に
バンドに溶け込んで演奏されていたので
すごいなぁ~って思いました。

セットリストは

know-it-all (新曲)
criminal (新曲)
sing out loud
W.I.F
Radio (新曲)
Mr. lonely man

最初の登場はやっぱりコミックキャラクターの
Goiさんがはでな(?)サングラスをかけてキャピキャピと
ダンシングしながらタンバリンで登場だったのですが
やっぱり関西なのでまだ99RadioServiceのファンは
この日は他のバンドより少なかったのか多くの方が
真ん中から後方にいてそれを笑顔で呼び込む感じは
ある意味プロでしたね。

ずっとサングラスかけてたけれど
外すとそこには端正な顔立ちが登場でステージ下りると
あのキャラではなくジェントルマンなんですよ。

で、メンバーも登場して、ボーカルのKoheyさんも
「前へ来て下さい」って言ってから演奏が始まると
自然と前にみんな引き込まれていく感じでしたね。

オーラがあるんですよ。
なんか音が鳴った瞬間、歌が始まった瞬間に
彼らの世界がぱあ~っと広がる感じ。

それにみんな引き寄せられるんです。
このイベントの他のバンドも凄かったですが
この99RSの音楽を聞いていると
なんか違う世界に来たような異国感というか
私の場合イギリスにいる感覚になるというか
吸い込まれて行くんです。

全身集中って感じでしょうか。

CDだけではわからない部分。
たとえば、ギターのこの部分はKoheyさんか
お兄さんのKotaさんのどちらが弾いているとか。

ほとんどリードはKotaさんですが、
この曲のここはKoheyさんだったんだ~とか
それが好きなインスト部分だったりしたら
なんかうれしかったりして。

Goiさんが間でステージから観客席に下りて
タンバリンを叩きながらお客さんの間をダンシングで
動きまわって、ひとりのお客さんにタンバリンを
渡してステージに戻って、キーボードを弾くという場面。
彼のエンターテイナーぶりが伺えます。
こういう人ってバンドにひとりいると隠し味というか
オープン味というかになりますね。

このバンドはみんなが明るくて楽しそうに演奏して
でも別にMCにおもしろいことを連発するような
関西系バンドのようなこともせずに
スプライトのようなさわやかさを常に感じさせてくれるので
見ているだけでスカッとしてきます。

ドラムのNegiさんも髪の毛をさっぱりされてましたが
(ご本人は切り過ぎたと言われてましたが素敵でした。)
メンバーそれぞれをしっかり見つめながら、タイミングとか
強弱とかすごく考えつつも、楽しそうにやっぱり叩かれていて
そこが気持ちいいというか、これからどんどんすごいドラマーに
なっていく方だなぁ~って思いました。だってすごく若いんだもの。
ある意味、アークの初代の若いのにすごく上手いドラマーに
似ている感じがしました。ご本人はジョン・ボーナムが好きって
言われてましたけれど、40代ぐらいにそうなってほしい感じです。
だって、ジョン・ボーナムの音はそのぐらいの年齢でやってほしいから。
若い時には若いパワーの今しかでないビートでおもいっきり
やってほしいなと。彼しか叩けないリズムというかビートというか。


Kotaさんはヘヴィメタとか聞くのかと思いきや
全然らしい。それよりシンガーソングライターの
ジャクソン・ブラウンとか好きなんだって。
たぶんボブ・ディランとかも聞くんだろうな。
あとブライアン・アダムスとかも聞くのかな~?
聞けばよかった。

でも、彼の弾くソロパートというかインスト部分が
結構好きなんですよ。


ボーカルのKoheyさんも結構ソロパートがあって
それがまた素敵でした。
英語詩は英語から書かれるようです。
イギリスにいたことがあるんですって。
なんか同じ国にいたっていうのがうれしかったりして。

今回「Radio」という新曲を初めて聴いたのですが
なんと日本語詩!
私は99RSは英語詩のみのバンドだと思っていたから
日本語が彼の口から歌われた時は「え?」って
最初驚きましたが、また違う面が見れたようで
新鮮でした。

日本語でも初めてだとすべてを聞き取れるわけじゃないので
だいたいのイメージはミュージシャンがラジオに向かって
俺の歌を多くの人に聞かせてくれって感じで言っている
イメージがありましたね。くわしくはアルバムを買ってから
歌詞を見たいと思いますが、あくまでイメージですよ。

私はスカパーとか見るし、MUSIC CRIPも好きだし
自分も映像に興味あるけれど、音楽の最初の入り口は
やっぱりラジオであるべきだと思っているんです。

まず、なんの情報も固定概念もなく
ただ、目に見えない音だけを聞くことで
何かを感じて好きになるのが本物の音楽と出会える
瞬間じゃないかと思うのです。

私はライブに行くと申し訳ないけれど
アーティストたちの顔より手先が気になります。
ギターだとどこのフレットを押さえて
どんな指の動きをしているとか
どんなドラミングとか
どんなキーボードを弾いているとか

さて、まだまだ書きたいことは山盛りですが
本当に
本当に
99RadioServiceは素晴らしいです。

是非ライブに行って見て下さい。

最後に

メンバーの皆さん、どうもありがとうございました。
そして、Goiさん京都に続いて、素敵なお話を
ありがとうございました。























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know-it-all/criminal by 99radioservice

2011年08月09日 | winnie/ 99radioservice/
99radioserviceに今年の2月に出会った。
その後、震災があって、彼らのライブ活動も
なぜかぱったりストップしてしまった感があった。

アルバム出すって言ってたのにどうなっちゃったんだろう?

でも、レコーディングしてたから絶対に出してくれるはず。
待つしかないな~って思ってた。

そのうち、香港、マカオでライブをやったっていうニュースを
音楽系情報サイトで見て、いつの間にアジア進出?って
驚いた。

で、またちょっとしたら新曲配信っていうことで
慌ててi-tunesに行って、ダウンロード。

PVもSpace Shower TVで見れたし、
YOU TUBEでも何度も繰り返し見た。

そして、気がついたらメジャーデビューしてた彼ら。

なんだメジャーの準備してたのか!って思っていたら
そうでもなかった。

彼らのエージェントが閉鎖になって、彼ら自身で
新たに立ち上げる準備をしていた実は大変な期間があったんだね。
これは彼らのHPのブログに書かれていた。

が、その途中にVAPの方が来られて、いっしょにやろうと
いうことになって、メジャーという形になったらしい。

VAPといえば、私はなぜか「アンパンマン」を思い出しちゃうんだけれど
まったく関係ない。

もしかして、うさ子ちゃんやミミ先生が今後ウサギがトレードマークの
99RSに絡んでくるかもしれない。っていうのは私の妄想。


でも、VAPさんはお目が高い。

こういういいバンドを早くゲットしておかないとね。
新しい風を届けてくれるようなバンドをね。

あまりにも似たり寄ったりのバンドやユニットが
多過ぎるからね。もううんざりなぐらい。


今、私が新しいと思うのは

たとえばthe BAWDIES

あるいは神聖かまってちゃん

エモ系ロックではONE OK ROCK

ポップだけれどロックなNICO Touches the Walls

エレクトリカルだけれど叙情的なサカナクション

明るく重い詩を歌うSekai no owari

日本のマイブラとなりうるwinnie

そして、そして



天才文学青年とギター小僧と髭ベースのいる
FoZZotone

だ。

これはここ数年の間においてだよ。
昔から有名なバンドとかはカウントしてないからね。


これらを見て、どれも重なるところないよね。
みんな個性満開。昔のバンドとも重なる事もない。
すごく新鮮だ。

新世代フェスっていうのをこれらのバンドで
開催したいぐらいだ。


で、そこに新たに加わったのが99radioserviceなんだ。


新曲も期待どおりに
やっぱり気持ちよ~く心地よ~く酔わせてくれる。

真夏なのにそよ風を感じられる。

一見優しそうだけれど
素敵で不思議で特徴的な歌声をささえるインストルメンタル陣は
みんなすごいんだよね。骨があるというか根底に「UKロック」が
流れているんだよね。

私の愛するUKの空気がそこにあるんだ。

「know-it-all」は何度も聞いているけれども
英語詩なので、雰囲気だけの意味を感じている。
(歌詞がないので)

聞き取って書き取って訳せばいいんだけれど
別にそこまでしなくても、聞き取れる範囲で
感じればいいかと。

まさに意訳になるけれどね。

「わかんないことがたくさんあって
 なんのためにやるのかもわかんない。
 誰かどうやったらいいか教えてくれないかな~
 なんか自信が持てないから
 自分が何者なのかもわかんなくなってしまうから

 でも、それでもいいんじゃないかな
 その答えを明日もさがしていけば
 いつかきっと何かが見つかるよ
 今から始めたらいいんだよ」

みたいな感じかと勝手に思ったけれど
聞き取りいい加減なので
違うかも。
まあ、私はこんな感じで意訳中(笑)

間奏の時キーボードの音の後に
「ジャ~ン」と泣きのギターが長めに鳴らされるところが
あ~99RSだ~って感じるんだよね。ほんとこのギター大好き。

このバンドの特徴はそれぞれの楽器の音が自分の持ち場で
淡々と誠実に鳴っているというところであり、
そのバランスが絶妙なんだよね。
キーボードもすごい味を出していて、
このバンドのカラーを明るくしているよね。

そして、ボーカルは最高。
この声がほんと癒してくれる。

「criminal」はエッジの効いたカッティングギターが
すごく最初からぐっとくる。
最近、カッティングに弱いな~私。

へたなカッティングはイラ~ッてくるけれど
それがうまいのだと本当にスカッとするんだよね。

ちょっとカナダのラヴァーボーイっぽい感じもあるこの曲。
あるいはthe Carsのリック・オケイセック風だったり
Talking headsのDavid Byrneなんかを思い出すんだ。

80年代風な感じが新しくていいよね。

とにかくほんとにいいバンドなんだ。

もっともっと彼らの歌が聞きたいし
9月9日に出る彼らのセカンドアルバム「2」が
聞きたい。












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winnie アウトストアライブat 福島セカンドライン

2011年06月05日 | winnie/ 99radioservice/
ライブに行けない日々が続くなか
疲れて、携帯すらなかなか見れない私が
ふと開けたオクジマさんのツイッターに
「アウトストアライブを大阪でやります。」って
いうようなつぶやきを発見!

日にちを見たら6月4日(土)

行ける気がする!

って感じでしたが、前日の仕事でかなりくたびれていたために
お昼に大阪となると朝早起きしなきゃならないから、
それが大丈夫かなと思っていましたが、やっぱり行きたい気持ちが
勝利して、目覚ましでしっかり起きれました。


久しぶりの福島。
大好きな2nd LINE。

UESAのワンマン以来だなぁ~って。

13時開演だったけれど
結構ぎりぎりに飛び込みました。

最初、行くまでwinnieだと人いっぱいかもって
想像していました。その後、でも大阪って
案外フェイント食らわせるところあるから
そうでもないかもしれないなぁ~って
思っていたら、その後者が当たってました。

正直、どうして関西の人って
「よしよし」系のバンドサウンドが好きなんでしょう。

「よしよし」系っていうのは今私が思いついた言葉ですが
あたりさわりのないポップなメロディに歌詞には必ず
「笑顔」「ありがとう」「好き」「涙」がたんまり入っている系の
あばれにくいサウンド。汗を出さないでも聞けるサウンドが
「よしよし」って小さな子どもの頭をなでる感じと似てるので
そう今命名しました。

winnieはたとえるのはとても難しいけれど
ゴリゴリのハードロックではないし、
ポップな歌もののじっくり聞く系でもありません。

前も書いたと思うけれど
洋楽聞く人ならマイブラ系なサウンドって
言えばわかってくれるかもしれません。
美しさと不協和音と激しさが混在する音っていうのか。

ボーカルのイオリさんの声がキュートで
独特の空気感をかもしだします。

その一方で激しいローリングドラムを叩くJinさん
身体にドクドクそのビートを送り込んで
酔わせてくれるパボさん

そして、歌も歌うけれど、そのギターの
早弾きや見え隠れするヘビメタのギター魂が
根本的にハードロック育ちの私には
ギュンギュンと熱く入って来ます。

正直、あまりに素敵なギターなので
惚れます(笑)

ギターから恋するってあるかもなぁ~って(笑)

まあ、半分聞き流して下さい。


アウトストアライブという珍しい形式の
フリーライブでタワレコのコラボタオルを
持参したら、フリーで入れるということで
とても新鮮でした。


ライブハウスでフリーなんですものね。
しかもタワレコ関係で。


おそらくタワレコのインストアでやるより
長いライブじゃないかと思います。

セットリスト

who's dreaming deep
memories memories
suddenly
starlike stereo
tomorrow's sign
loveless
flame
sweep
winner
this storyends
first class speed of light

en)
boys&girls

なんか聞きたい曲が全部聴けちゃった感じでした。

flameはめったにライブでやらない曲ってことで
聞けたことは本当にラッキーでした。


ファンは男性率が高かったけれど
さすがに人数的にモッシュとかは
ありませんでしたね。

このライブに来なかった人は
ほんともったいな~って思いました。

タオルもってない人も
1000円で入れたのですから。

彼らのオリジナリティ溢れるサウンドに
出会ってほしかったなぁ~って思います。

イオリさんのドット柄のフライングVも見て欲しかったし。

アンコール前にJinさんがやってくれた手品も見て欲しかった(笑)

Jinさんは手品がとても得意なそうで、テーブル手品なんかだと
もっとすごいのを見せてくれるそうですが、ライブではなかなかね。

パボさんは去年まではサポートでしたが
最近正式にメンバーになって
なんだか私はほっとしました。

彼は私にとっては最初からwinnieの人だったから。

この4人組はとってもバランスがとれていて
どの人もとっても魅力的です。

バランスがいいバンドっていうのは
長続きすると私は思っていますし、
でかいことをやってくれると信じてます。

セカンドラインが最初から最後まで
winnieのサウンドに包まれて
すっごく幸せでした。

空気が全部winnieって感じで。

この日来たファンは絶対に真底winnieの
ファンに違いないと思います。

だから、ここでお見かけしたファンの方を
これからどこかの会場でお見かけしたら
「あの時の本物のファンの人だ~」って
思うことでしょう。

セカンドラインの店長の今富さんが
winnieのTシャツを来ていらっしゃったのですが
素敵でした。

橋本累さんに負けない
ドット旋風をこれからも
winnieのサウンドで全国に
起こしていってくださいね!



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99radio service

2011年02月27日 | winnie/ 99radioservice/
人生において音楽の神様が下りてくる瞬間がある。

ミュージシャンなら曲を作ったり、歌詞を書いたり
楽器を演奏してたり、歌ってたりするときにだろうけれど
私の場合は、ミュージシャンではないので
一生関わるかもしれないって思う音楽に出会うときに
音楽の神様が下りてくる。

それはいつも音が先なんだ。
雑誌で顔とかを見て、どんなんだろう聞いてみようって
いうところは皆無だ。

ラジオから
タワレコの視聴コーナーから
あるいはスペースシャワーTVでのPVと同時に流れる曲から
そして、初めてのステージからだ。

そして、それは一発目に訪れる。
何曲か聞いたあとではない。

その一曲目が始まった瞬間だ。

ELLEGARDENの曲が初めてラジオから流れて来たその瞬間の
驚きと感動を今でも覚えているし、

my chemical romanceをタワレコで視聴したときに
最初に流れた「HELENA」でドキッとした感覚も忘れない。

Jet Kellyの「星のリンダ」が土曜日の深夜の4チャンネルのアニメシャワーの
オープニングで流れてきて、テレビをつけながら
仕事中だった私はそのメロディで仕事の筆を留め
テレビを思わず見た瞬間も脳裏に焼き付いている。

東京のサマソニの映像を見てたときに
写し出されたAvenged Sevenfoldの演奏に
え!って釘付けになったあの日のことも。


そういうバンドってそうたくさんいない。
abstract mashもwinnieもそういうバンドのひとつだったけれど

SIAM SHADEも
グレイプバインも
ミッシェルも
アジカンも
FoZZtoneも
NICO Touches the Wallsも
クイーンも

そうだったけれど

今回またそういうバンドに出会えた。

それが99radio serviceだ。

どれだけ、今舞い上がっているか。

ライブで初っ端から惹き付けられて
なんだこの新鮮さって
それがすごく身体を振るわせた。

また、すぐに見たくなるステージ。
演奏がすごく安定していて
まだ若いバンドだと思うんだけれど
海外でも通用しそうな雰囲気を持っている。

ライブ後に買ったアルバムは
どうやらファーストアルバムみたいで
「1」ってジャケットにウサギといっしょに描いてあった。

ウサギ年の今年にウサギが溢れているバンドに
会わせてくれるなんて、音楽の神様も素敵だなぁ~って。

「Follow her dog」のPVでそのファーストの「1」を
女の子が「4」にマジックで書き換えちゃう雰囲気が好き。
だいたいマジックをふつう持ち歩いているっていうのは
学生か先生しかいないんだけれど、
あのダニエル・パウターの「bad day」のPVも
絵をマジックで描くところがあって、そこが好きなんだけれど
それと近い素敵な感覚を持った。

この「1」というアルバムを早速、i-Podに入れて
朝の通勤時に聞いたら、ほんとうにすっごく気持ちよく朝の
時間を過ごせて、思わず顔がほころんじゃった。

朝の似合う音楽だね。

全体的な印象はトラヴィスで
あと初期のステレオフォニックスかな。

たまにちょっとモトリークルーっぽいのもあったり
するのも不思議な感じ。

このアルバムの隅から隅まで
まったくいいメロディが詰まっている
そんな感じで全部の曲に心が揺らされる。

聞く側を構えさせずに
そよ風のようにすう~っと入ってくるんだけれど
でも、土台がしっかりしていて軽くならない
ところが凄いなぁ~って。

「friendship&affection」っていう曲には
ビートルズの「Can't buy me love」の雰囲気があった。

「Mr. lonely man」にもビートルズの遺伝子があるように感じた。

とにかく、全曲いい曲なので、どれが一番好きかって
決められない感じ。


私の希望的には
いつか99radio serviceとFoZZtoneの対バンを見てみたい。




加えて、私が一発でやられた曲も。






あまりにもバラバラだけれど

きっと根底に流れる過去の偉大なるバンドは共通していると思う。

そして、その偉大なるバンドを私自身も好きだから。










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winnie "Synchronized Tour 2011" at 京都MOJO

2011年02月26日 | winnie/ 99radioservice/
2月24日(木)

まさに平日の仕事のある日にものすごく行きたいライブがあって
仕事が終わってから間に合うかっていうぐらいのドキドキ感で
当日を迎えたわけだけれど、音楽の神様は「行く」ことを
私にどうやら選択してくれたみたい。

というか、この日は行くべきだったと
終わってからちょっとした運命的な感覚も覚えた。
その理由はまたということで

このツアーイベントは

1、Chris in Shoes
2、Dinner Rush
3、99RadioService
4、winnie

の順番だった。

到着したときにはすでにChris in Shoesは終了していたので
どんなバンドだったのかまったくわからない。
ゆえに何も書けません。もし、いいバンドだったら残念だけどね。


それにしても驚いたのが、久しぶりに行ったMOJOがものすごく
変わっていたこと。昔の面影はライブ会場に入る入り口あたりと
入った中の空間のある部分で、とにかく全面的に改装しちゃってた。

だからもう、あのDETROXのライブのように
私の隣を栄喜さんが通ることもないだろうし、
フォズの渡曾さんや竹尾さんが何度も通ることもないし、
世界のおわりの深瀬くんやなかじんや藤崎さんが通る事もない。

まあ、ふつうのライブハウスじゃ当たり前のことなんだけれど
そういう近い感じがMOJOのいいところであった気もしたんだけど
なんか寂しい気がした。あの大部屋みたいなバンドの楽屋も
どっかに行っちゃった。

そして、ライブハウス内では禁煙だけれどその外のスペースが
広くなって座るところもいっぱいできたんだけど、タバコの
ニオイがかなりすごくて、もうタバコ香水人間にすぐになれる。

まあ、ちょっと話がメインからそれているけど
なんか、自分のここ5、6年のMOJOの思い出がどこかへ
行っちゃったような寂しさを感じたな~。

さて、2バンド目から見たんだけれど、
彼らのファンは結構来ていたような気がした。
京都のバンドだからというのもあるんだろうね。

ドラムの人はアブストのライブで何度か見かけたので
きっとアブストのファンでもあるんだろうなぁ~。

めちゃくちゃ迫力ある体格で迫力あるドラミングする人だから
インパクトがすごくあるし、一度見たら忘れられない風貌。

音の雰囲気もどこかアブストっぽいところもあるから
よっぽど、ああいうアブストタイプの音が好きなんだろうなって
感じられるけれど、あれはアブストだけでいいって思うから
別の方向を見つけた方がいいんじゃないのかな?

英語詩の歌が結構あるけれど、いい曲だなぁ~って
思ったのは「アンダー・ザ・ワールド」(たぶんこのタイトル)
これは日本語の歌だったけれど、これだけ印象に残っている。

ボーカルさんが音が外れるのが気になった。

申し訳ないけれど、最初そのドラムさんが誰かわからないとき
大学かなんかのサークルの外バンドかって思った。

私のごく近しい人間が所属する大学のサークルのバンドの
ライブ見たことがあるけれど、それっぽかったから。

私は音楽をバカほど聞いて、何年も何十年も聞いて今にいたるわけだから
まるで三度の飯のごとく。あるいは空気のごとく。
ゆえに自分の中の音のデータが耳に入ってくる音楽を
「あり」「なし」にすぐに種分けしてしまう。
音楽的なプロならプロなりの種分けをするんだろうけれど
私は素人なら素人なりの種分けをしてしまう。

それは悪気があってするのではなくて
音に真剣に耳を傾けながら
「これはダメだな。上がれないや。」とか
「これは凄い。きっと上にいくぞ。」とか
思っちゃう。

そんな中、これはすごい!って
一発目の音が出た時点から惚れちゃったのが
99radioserviceという東京からのバンド。

winnieのOkujiさんがブログかどっかで
「99radio service」はいい!っていう感じで
書いていたので、結構期待していた。
どんなバンドかまったく予備知識もないし
音源も一度も聞いてなかったはず。
(というのはあとでPVをYOU TUBEで見たら
これ見た事ある気がするって思ったから。)

Okujiさんの音楽的嗜好と私はすごく合うので
きっと好きになるだろうという予測はあった。

でも、実際にステージを見たら、なんて
新鮮に心に直球で飛び込んでくるロックなんだろうって
ほんとうに久しぶりに電撃が走ったぜ~って感じ。

あのかつてMOJOのライブ会場の
ドアを開けた瞬間に飛びこんできた
ABSTRACT MASHの歌みたいに。
一発で惚れるというのに久しぶりに出会った。

5人組で、ギターボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの
構成の全員男性のバンド。

リードギターのKotaさんはめちゃくちゃギター上手い。
ギブソンなんだけれど、彼だけ見てたら、ヘヴィメタかハードロック系かと
思う感じで、早弾きなんかもするし、メタリカとかそのあたりに
いそうな風貌だった。でも、どこかさわやかさが漂うんだよね~。

で、ボーカルギターのKoheyさんは声がほんと透明感があって
なんかイギリスが漂う感じ。なぜにイギリスかって?
それは彼の歌声を聞いていたらトラヴィスを思い浮かべたから。

まさに彼らは日本のトラヴィスだよ。こんなバンド初めて聞いた感じ。
英語もなめらかに歌われていくし、さわやかだし。
クリーム色のNIKEのTシャツが色白の肌と溶け合っている感じだったな。
彼が持っていたギターはフェンダーのClassic Series '69 Telecasterの Thinlineかなぁ~?
あのバイオリン風な特徴的なあるいみグレッチっぽいような感じのあるやつ。
それがすごく彼に似合っていて、いい感じだったなぁ~。

最近、気付いたんだけど、私の好きなtravisやステレオフォニックスって
イギリスだ~って感じてたわけなんだけど、アメリカの昔のロックの
CSN&Y(クロスビー・スティルス、ナッシュ&ヤング)の影響受けてるのかも
しれないなぁ~って。なんかこの共通項を感じちゃった。
私はあんまりCSN&Y系の音楽って聞いてなかったから、たまたまニール・ヤングの曲を
聞いてから、そっちを聞いたら、なんかそれを感じて。
だから、最初がイギリスなのかアメリカなのかわかんないけれど
そういうロックも好きなんだなぁ~って。


とにかく、ステージ見ながら、CD買おうってそのとき思った。

ライブ後物販みたら、CDは1種類しかなかったので、
選ぶ余地はなかったんだけど、2500円と聞いて
初めて出会ったばかりのバンドのCDを2500円出して
買うっていうのはちょっと勇気がいることなんだけれど
この日ばかりは、「今日買わないと絶対に後悔する。」って
思ったので、お金無かったけれど買った。

そして、そのアルバムがなんと素晴らしかったことか。
それについてはまた別の時に書くつもり。

さて、彼らの素晴らしいステージが終わって
いよいよwinnieだ!

彼らと出会えたのはアブストのおかげだけれど
ほんとうに素敵なバンドだって改めて思った。

「Synchronized」を買って以来、どれほど
ヘヴィローテーションして聞いたことか。

そしてこのステージではそのアルバムから
好きな曲を全部やってくれた!

そして、昔のからは「sweep」とか
アンコールでは「suck my brain」をやってくれた。
本当は「without you」をアンコールでやるはずだったみたいだけど
お客さんの一声で「suck」に変わったんだって。

一年前からファンになったものにとっては、
2度目のライブだから、どの曲が来ても
ラッキーなので、どっちでもうれしかったわけで。

「this storyends」はCDでもかっこよかったけれど
ライブだともっとその奥行きが見えて、ライブで
聞くほうがさらにかっこいい曲だって思った。

なんか

♪this storyends~

っていう部分からの感情放出の感じが
すごくライブでハイになれる。

イメージ的に
ドラゴンボールの悟空の全身から
光が放出して黄金色になる感じ。

そう、会場のファンから
光が上にパア~ッと放出される感じが
感覚としてあった。

なんか言葉で言うのは難しい。

ついついOkujiさんのギターの指の動くに
目がいっちゃうんだけれど
その安定感がまたすごいなぁ~って

指がしっかり弦を離さない感じというか
どっしりとギターを包み込んでいる感じ。


「memories memories」も半端なく
盛り上がったね。

メモリーっていう蝶が会場に飛び回っている感じで
みんながそれを掴もうと飛び上がる感じが
これも感覚としてあった。

「Loveless」も生で聞けてほんとうにうれしかった。
これって名曲だよね。

ステージのioriさんは本当にキュートで
ドットのカットソーに
チェーンのついた黒のスカート。
ブルーグレイのタイツにヒールをはいて
ドットのマニキュアして
ほんとに同性から見ても素敵すぎる。
ロングヘアを振り乱してギターを
弾き、歌う姿はほんとうに美しくロックしてて
こういう女性シンガーもそう見つけられないなぁ~って。
彼女の微笑みも最高だから、きっと男性ファンは
溶けちゃいそうになるんだろうな。

ioriさんとokujiさんのかけ合いが
また素敵だし、ハーモニーもぴったりの
winnie色を出してくれる。


ベースのPaboさんのベースもどっしり響いてきて
また、その弾き方がかっこいい。

ドラムのjinさんも迫力満点なドラミングで
その低音ビートを重視している感じがまた好き。
どっしりと固まりをくれる感じ。

でも、jinさんってドラム叩いているときは
すっごくでっかい感じでどっしりした感じがあるのに
物販に出てこられたときは、なんか繊細なスリムな
感じの方で、またそのギャップが素敵だった。


とにかく、winnieの4人の組み合わせが
そこはかとなく素敵な空気感と色を
私たちに届けてくれる。

4人がいてこそのwinnieだと感じた。

あ~またすぐにでも見たいなぁ~。

でも、なかなかライブに行ける予定は
仕事の関係で立てられそうにない。

今回もギリギリまで行けるかわかんなかったし

大阪も行きたいけれど
無理だろうなぁ~。








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Synchronized

2011年02月18日 | winnie/ 99radioservice/
winnieというバンドと出会ったのは去年の5月。
京都のMOJOでABSTRACT MASHのライブを見たときだ。
対バンで彼らを見たんだけど、一発で圧倒されちゃった。
独特の空気感というか、男女のボーカルの妙というか
あと、私の好きなドット満載のギターやらなんやら

まあ、カメラマンの橋本累さんと同族な気もしないではない。
というのも、サウンドシューターで買ったドットタオルを
そのままライブに持ち込んでなんの違和感もなく
winnieのファンのようにいられたから。

そういう私もドット族だ。
持っているカバンの7割ほどが
ドット柄。黒字に白が多いけれど(まさにwinnieか塁さんかという)
ピンク地にドットとか緑地にドットとか水色地にドットとかもある。
パジャマもドット。ルームソックスもドット。

それはさておき、

そんなwinnieの新作『Synchronized』を今ヘヴィローテーションしてる。
聞けば聞く程どんどん好きになっていくそんなアルバムだ。

すべて英語詩で、日本語訳は入ってないんだけれど
使われている英語やその韻やら同じ単語のくりかえしが
その曲を自然と伝えてくれるので英語だから意味わかんないって
ことはないし、すっと流れ入ってくる英語だから気持ちいいんだ。

「this storyends」という曲は

最初のギターのイントロとリズム隊の
カッティングがなんかすごく研ぎ住まれている感じで
好きだ。かなり早弾きなんだけれど、泥臭くないというか
すっきりしているんだよね。近未来的というか。

ギターボーカルのOkujiさんはハードロックとか
70年代も80年代も90年代もなんかすごく詳しくて
驚いちゃうんだけれど、そんなHR/HM系の人が
winnieのサウンドにどのように味をつけているのかが
この曲を聞いていると感じられるよね。

一見、ポップで聞きやすいロックなんだけれど
その根底に流れているのは純粋なハードロックで
そこがこのバンドの強味だって思う。

決して弱くない、芯がしっかりあって
iroiさんのきれいな歌声がその激流のロックメロディの
上を流れていく感覚はほんとうにうっとりしてしまう。


over and over, and overとか

you could maybe hide it,
maybe go roundとかの部分が

winnieだって思っちゃう。


okujiさんのhere right nowって
いうところが好きだったりするし

ioriさんの歌うところは本当に好き。

ギターのインストのところも
本当に好きなフレーズ。

「memories memories」

なんか出だしの香りが
「ラジオスターの悲劇」っぽい感じで
そこから好き。

これだけmemoriesをくりかえしていても
ちっともいやにならない素敵さが
彼らの持ち味だよね。

2人のハーモニーもすごく合っていて
本当に気持ちいいんだ。

なんか澄んだ水の中を
泳いでいるような気持ちになる。

ここにこのアルバムのタイトルが
関係あるのかな~。
水に潜っている感じ。


「tomorrow's sign」

結構ドラミングも速いんだけど
ギターも裏で思いっきりかき鳴らしているのに
ボーカルはやっぱり柔らかくて
まるで高級車みたいな感じかな~。
エンジンは高速で回転していて
すごいスピード出しているのに
室内は静かでゆったりしている感じの。

この曲の後半のインストの部分が
ものすごく好き。

あの車輪が回転するような
ギターワークが好みです。

SIAM SHADEのDAITAさんに通じる感じの。

「flame」

flame you~♪あたりの
半音上がっていく、ジャージーなところが
すごく好き。ジョー・ジャクソンが弾きそうな
感じなのにハードロックがそこに混ぜられていて
私の好きなものが混ぜ合わされている感じ。

ピアノが入るところも
まさにジョー・ジャクソン風なんだけれど
そこがこの曲をゴージャスな感じにしていて
ドレスアップしている気分にさせてくれる。

「loveless」

この曲のタイトルからしても
マイブラッディバレンタインを
意識しているのかなと思ったけれど

本当に私はwinnieは
日本のマイブラになれると思う。

この曲の合間に
ふとthe pillowsのfunnybunnyっぽい
メロディも香るときがあって
そこもまた好き。


なんか好きだらけだよね。


去年実際にお話したioriさんは
とっても気さくでほんとうにかわいくて
フォトジェニックな人だった。

okujiさんとはお話してないので
一度お話できたらなぁ~って
思う。だって、本当にロック詳しいんだもの。


タワレコで買ったら、黄色地に赤いドットの
タオルもらったけれど、なんともいえない
色合いだけれど、ライブには持って行こうと思う。

本当は白黒ドットのピックが欲しかったな~。



コメント (2)
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