HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

近頃の音楽番組

2005年05月09日 | 音楽・映画・本
もともとそんなに地上波の音楽番組を必死で見るほうではなかったけど、ひところ「ミュージックステーション」とか「HEY!HEY!HEY!」とかをよく見ていた時期があった。その時はイエローモンキーが出てたり、シャムシェイドが出てたり、日本の音楽界もこのレベルまで来たんだな~ってすごくうれしかった。ところがいつの間にかまた衰退し始めている気がする。といってもスカパーとか見ていたら、別の次元ですごいバンドはいっぱいいるのがわかるんだけど、あえてそれは音楽好きがお金払ってみる番組。ゆえに地上波に出ないバンド・・・たとえばバンプ・オブ・チキンとかが出るのもうなずける。でも、潜在的に音楽、ロックが好きな人って実はいっぱいいると思う。でも、歌が届かないんだね。地上波で流れる音楽だけではいい音楽がもっとあるってわからないんだ。それで音楽への興味も薄れて、30才過ぎると「音楽なんか最近聴かないな~」って人が溢れる。ある意味、洋楽ファンは最近救われているのかな?クイーンががんばってくれたお陰で30代、40代の人がロックに戻ってきている。本屋さんにいっても年配用のロック雑誌が次々と出ているもの。もしかしたら、これからはそういう世代がロックを広めて、バンドを育てる世代となるかもしれない。

話は戻るけど、なんで衰退したのか・・・そもそも小室哲哉という人からそれは始まったと思う。あのどうでもいい電子ダンスミュージック。TMNから私は嫌だった。そこから生まれたエイベックス。あそこが作るタレントアーティストも好きになれない。あゆだって、昔のあゆを知っている?・・・って別に私は知り合いではないけどね(笑)ずいぶん昔小さな記事で『SWITCH』という今もある個性的な写真雑誌に彼女が紹介されていた。今とは別人のよう。あのままで「オアシスが好きです」という彼女のままで普通のロックシンガーになっていれば・・・と残念に思う。今の人形のような彼女。このまま膨れ上がって破裂しなければいいけど。エイベックスには私が好きなジャンヌダルクもいるけど、できたら違う会社に行ってほしい。あと倖田来未もすご~くセクシー路線でやっているけど、ほんとはもっと深いシンガーになれるはずなのに、あそこにいるからあんな歌ばかり歌うんだね。彼女がロックバンドのシンガーならって思う。かっこいいシンガーになれるのに。彼女は実は中学生の頃知っている。ほんと歌が上手かった。生れながらのシンガーだ。

で、小室は結局、自分でも嫌になったんだろね。エイベックスを去るわけだ。一方で、モーニング娘を生み出したつんく。彼はまるでイエスを裏切ったユダのように思える。 シャランQはなかなか個性があるロックバンドだと思っていた。なのにロックシンガーの彼がロックを衰退させたんだ。日本の音楽界をまたもや昔の私の嫌いだったアイドル時代に戻してしまった。サイアクだ!どうでもいい歌を大量に垂れ流し、メチャクチャにした。でも、彼は今や芸能界では力を持っているようで皆たてつけない。若いロックバンドでも気をつかう。なんでだ!つんく。思い出せ!大阪でバンドやっていた頃の自分を!っていってやりたい。
あと、B’Zの作った会社。あのZARDとか倉木麻衣とかいる。あそこも軽い曲を作る。商売上手というか、まるでマクドナルドのように、大衆の好みに合わせて、味付けする。だれでも、とりあえず嫌悪感をもたないようなあたりさわりのない個性のない音楽。あの手の音楽もいらない。

こうして考えてみると、日本で大金をつかんだロック野郎はろくでもない野郎が多いらしい。

でも、でも、バンクバンド。あれはすばらしい。そうミスチルの櫻井さんたちが立ち上げたバンドと基金。あれこそ、自分達のためでなく、本当に音楽を愛する姿。いい音楽がうまれるために助けようという銀行。彼らの気持ちが多くの若いバンドたちに伝わって、決して大金をつかんでも音楽を愛する気持ちを忘れないそういうロックスターが出て来ることを願う。

別にお酒を飲んでいるわけではないよ(笑)
以前から思っていたことなんだ。
ファンの方がいたらごめんなさい。
とりあえず、御静聴ありがとうございました!
コメント
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