HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

RADIO CRAZY 2010.12.30(thu.)

2010年12月31日 | 細美武士/the HIATUS
去年に続き、2回目のRADIO CRAZY。

寒波が訪れると言われた大阪なので
防寒対策はばっちりで参戦。

とりあえず見た順番。

チャットモンチー
  ↓
GRAPEVINE

お昼ご飯休憩
  ↓
オレスカバンド(途中から)
(GUEST:ウルフルケイスケ)
  ↓
ONE OK ROCK

andimori

SOUL FLOWER UNION(途中まで)
  ↓
軽食休憩
  ↓
the HIATUS

サンボマスター(途中から)
  ↓
サカナクション

という流れ。


チャットモンチーはGRAPEVINEを見る流れから
最初から見てたんだけれど、思っていたより
ずっとよかった。
曲は有名な「シャングリラ」とかしか
あまりわかんなかったけれど、どれも
聴いていて安心できるものばかりだった。


そして

GRAPEVINE

もう何年ファンやっているんだろう?
なのにライブは今まで一度も行けてなかった。
そして、今日が初ライブ。

ほぼ前から2列目ぐらいまでやってきて
田中さんを見ていた。
本当にこの人はかっこいい人だと
本物見て、改めて思った。

今度出るアルバムからの新曲「真昼のこどもたち」と
「This town」と「風の歌」をやってくれた。

でも、一番うれしかったのは
「光について」をやってくれたこと。

この曲が私をバインと出会わせてくれた曲だったから。
これを初めて聞いたときに
それこそ光をぱぁ~っと浴びて、なんか
バインが降りて来たそんな感じだった。
それから今に至るわけだけれど
初めてのライブでこれを聴くことができたのは
本当に
本当に
泣きそうなくらいうれしかった。


このあとモンサムを見たかったんだけど
どれもよくばると動きがとれなくなるので
あきらめて、フードエリアで「ふわふわオムライス」
を食べた。いっしょにいった連れとは結局
最初の方は別行動だったので、1人で食べることに。


the BAWDIESとONE OK ROCKと
どっちを見るか悩んだ。

でも、やっぱりワンオクの新譜を持っているので
その中の曲を生で聴きたいと、ワンオクへ。

ボーディーズを見て途中でという方法も
あったけれど、なんかどちらも中途半端に
なりそうだったので、思い切ってひとつに絞った。

私は塁さんのサウンドシューター以来のワンオクだけれど
なんか、また成長したように感じた。より骨太になっていたというか。
やっぱりSIAM SHADE系ロックを継ぐのは彼らだろうし、
マイケミの雰囲気もいっぱいで、その洋楽っぽいところもやっぱり好きだ。

彼らの今年ラストのライブがRADIO CRAZYだったようで
そこで新曲も披露してくれた。

そうそう、彼らを見る前に途中からだったけれど
オレスカバンドとウルフルケイスケを見た。
オレスカバンドの曲は知らなかったけれど
ボーカルの子はかわいいなぁ~って思った。

ワンオクの次はそのまま同じ場所で
andimori

このandimoriのライブが最高によかった。
彼らの独特の世界はそのままに
ドラマーは新しいドラマーになったけれど
より研ぎすまされた歌になっていて
ほれぼれしたし、心が揺らされた。
彼らはステージセッティングと楽器のチューニングのときに
出て来て、ほぼ2曲をそれぞれ7割ぐらいを演奏していて
会場もまだ本編始まってないのに拍手してた。
あれは確信犯だね。より多く会場に曲を届けたいという。


「ベンガルトラとウイスキー」や「City Lights」とか
「1984」とか好きな曲満載で。

それにしても小山田君の声はいい声だな。


ソウルフラワーユニオンは
最初の4曲ほど見て、出た。
楽しい曲ばかりなんだけれど
そう自分から聞く音楽じゃないなぁ~って。

そして、

いよいよ長く1年も待ったthe HIATUSのライブ。

セットリスト

the IVY
My Own Worst Enemy
Monkeys
Storm Racers
Walking Like A Man
The Flare
べテルギウスの灯
Twisted Maple Tree
Insomnia

アルバム「Anomaly」が出てから初めてのライブだったので
その中から何曲か聴けてよかった。

アルバムでこんなに難しいのを
どうライブで再現するのかって
すごく興味があったけれど
やっぱりライブでもすごかった。

the IVYのラストのあたり
目をつぶって、細美くんの声のみに
全神経を集中させてみたら、
身体がふわっとなる感じがした。

そして、どうして私にはこの歌声が
大事なんだろう?って思った。

この歌声無しにはやっていけない自分がいて。

ステージは遠かったけれど、そこに見える細美さんを
見てたら、それ自体が奇跡のように思えたり。

それぐらい会いたくて会いたくてしかたがなかった一年だったんだ。
それがギリギリ年末の30日にやっと会えたんだ。

この日の彼はとっても楽し過ぎると
いつもあまりステージでは言わないような
言葉を発してたけれど(ラジオではよく聞くけどね)
ウォシュレットがしゃべる夢の話。
なかなかおもしろかった。

「べテルギウスの灯」が聴けていっしょに歌えたのが
本当に幸せだった。

言葉で書くにはほんとうに無駄な抵抗に思えるほど
私には細美さんが大事で大事でどうしようもないんだ。

ひとりの人間として、こんなにも多くの人を
惹き付ける魅力。言葉の魔法。
演奏と歌の芸術。

自分の生涯において、この人に出会わなかったらと
思える人のひとりだ。自分を変えてくれた人だ。
自分を見つめ直し、自分とは何かを彼がいるから
考えることができた。

「音楽があるから下向かないでいられます。」

まさに私がその言葉のようになったのは
あなたのおかげです。

サンボマスターは途中から見たけれど
彼らのライブを初めて見て、その良さが
初めてわかった。

このサンボの山口さんの言いたいことと
サカナクションの山口さんが言いたいことは
似ている気がする。いい方は違うけれど。


ラストはサカナクション。

去年はRADIO CRAZYで若手の最初だったのに
今回はトリ。すごいよね。

でも、そのとおりにすごくなっているから。

全部で9曲プラスアンコールをやってくれた。
「アルクアラウンド」や「アイデンティティ」は
本当にテンションが上がった。

アンコールの「ナイトフィッショングイズグッド」
もラストに相応しい曲で心に染み込んだ。

今年の1年の締めくくりのライブがこのイベントで
さらにサカナクションのこれらの曲で
締めくくられて、本当に幸せだった。

サカナの山口さんが

「来年は今年よりも音楽が好きになってほしい。」

と言っていた。


そういえば、私はもう何年も音楽を聴き続けているけれど
毎年、好き度が増して行ってるんだね。

ということは自分がこの世を去る年が一番自分が
人生で音楽を愛している年になるんだね。


それにしても

今年の10曲として選んだ曲のうち
3曲も年末に生で聴けてしまうなんて
なんてしあわせだったのでしょう。


来年もこんな風に音楽に囲まれていたいです。

ここをご覧の皆様も
来年もすばらしい音楽と出会えますように。

よいお年をお迎えください。


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今年一年と音楽を振り返ってみた。パート2

2010年12月28日 | FoZZtone
今年の夏以降のFoZZtoneのオーダーメイドアルバム企画に
結構振り回されていた分、かなりインパクトが強く残っている。

FoZZtoneの「音楽」という曲の中の歌詞

♪あぁ 君に聴かせたいよ
俺の選曲を 素晴らしいから
心の無い音ひとつも無いから♪

というフレーズを本当に実感した一年でもあった。

最近すっかり忘れていた自分が選曲した曲を
人に聴いてもらうっていう行為。

そういえば、自分の恋愛において
この自分が選曲したテープを渡して聴いてもらうという行為
必ずと言っていいぐらいあったなぁ~って。

反対に好きな人からその人の選曲した曲の入ったテープを
もらったら、どんなにうれしかったか。

その人が心を振るわす音楽を私と共有するっていうんだもの。
そんな素敵なことないよね。

そのテープ交換が始まったのは中学生ぐらいの時からかな。

私はテニスと放送部っていう部活に入っていて、
でもなんか心電図かなんかにひっかかって
心臓が悪いんじゃないかとか検査とかされて
(結局大丈夫だったんだけど)めんどくさくなって
テニスは途中で辞めたんだけど、放送部は
3年間しっかりやっていた。おかげで部長は男子で
副部長が私。

で、放送部に入った動機は
そう自分の選曲した曲を鳴らしてやろう!という
魂胆からだ。

当時私はフォズの竹尾氏も真っ青になるぐらい(笑)
ハードロック・ヘヴィメタガール。あるいは
プログレにも傾倒してた。

いろいろ考えていたのに
テープも用意してたのに
放送部の担当教師は

「英語の曲はみんながわからんからあかん」と
言うではないか。

もうあきれたよ。

じゃあなんで中学で英語なんて勉強するんだ!って。

結局、適当な日本の歌謡曲みたいなのを
流してたんだろうな。

もう忘れちゃった。

その時、とにかく自分のいいと思う音楽を
多くの人に聴いてもらいたいという願望が
強くて、DJになりたかった。

ノートにびっしり選曲を書いて
あ~だこうだって考えている自分を
今も思い出すし、実際どこかにそのノートは
残っている。


中学2年の時はまだマイケル・ジャクソンとか
モータウン系のソウル派だったのでロックとは
無縁だったんだけれど、中学2年の時にクイーンを
知ってしまってからはロックに一気に染まった。
過去まで辿って、まるでロックの歴史を勉強するみたいに
日々、いろいろ聴きまくった。

それこそFMとかにも投稿してた。
で、ロッキンオンの社長の渋谷氏(彼はFM-NHK歴長い。)
に何度か読んでもらって、それが
すごくうれしかった。

あとは関西ならキヨピーこと谷口キヨコさんにも
何度か読んでもらった。

どれだけ勉強するんだというぐらい
ロックの歴史を勉強したね。
これぐらいふつうの勉強しろっていうぐらい。

ビートルズ、ローリングストーンズ、アニマルズ
ヤードバーズ、クリーム、CCR、そんな
あたりからね。

ただ、ビーチボーイズとかアメリカの反戦運動系は
なんか当時はちょっと勉強してなくて、ボブディランの
良さとかは実際はかなり最近になってしか
わかんなかった。アメリカはマイケルだったし。

どっちかというとイギリス寄りの好みだったのかもしれない。

オジーオズボーンなんて今じゃちょっと笑えちゃう部分あるけれど
ロック勉強中の中学生には最初、なんだこの恐い人っていうイメージ。
ライブ中に鶏の血を飲むとか、黒魔術とかなんだそれって。

でも、自分のいいところはどんなに不気味でも過激でも
とりあえず、音楽を偏見なして聴いてみる姿勢。
(って別に自慢することもないけれど)

これは中学のときから変わってない。

最近、神聖かまってちゃんについての賛否両論があるけれど
この私も年とったのか、つい過激な言動に曲を聴かずに
しんどいかもって思った時があった。でも、やっぱり
曲聴かないとねって聴いたら、なんかドキっとしちゃって

わぁ~私やられそうだ。この懐かしい熱い感じに。

で、好きみたいです。すいません。


選曲の話に戻すけれど、

だいたい時代は録音はテープからMDになり今はCDRだよね。

テープは60分テープに入れるんだけれど
片面30分だからその曲順とか曲の長さとかすごく考えて
入れなくちゃだめで、それこそ断念する曲もあった。

聴いてほしい曲は本当に選びに選ばれた曲だったんだ。

そういえば、イギリスに留学している時に
ある夏期講座の主催者の息子がパンク少年だったんだけど
その彼が選択したイギリスで超かっこいいと
思っている曲をなんと3本のカセットテープに入れて
別れのときにくれたんだ。それは今でも宝物。
髪型はモヒカンですごい感じな彼が
一生懸命選曲してくれている姿を想像するだけで
胸が熱くなった。もらった時は泣きそうだった。

そう、それだけ選曲っていうのは魂がこもっているもんだ。

細美くんやワッチがDJをやるっていうのは
すごくわかる。

彼らは本当に音楽が好きな人たちだから。
自分たちがやる前に、ひとりのリスナーとして。
だからいい音楽に対しての愛情はいっぱいで
それを他者と分かち合いたいっていう願望は
きっとすごく強いんだ。


さて、またまた長くなってしまった。

今年1年を振り返って
私なりの10曲を選曲して、
その曲順も考えたのが以下のとおり。

1. Yes, I am (ONE OK ROCK)
2. Jaguar in the stream ( FoZZtone)
3. べテルギウスの灯 ( the HIATUS)
4. yes (Jet Lily Star)
5. アルクアラウンド (サカナクション)
6. I Am         (ABSTRACT MASH)
7. サドンデスゲーム (NICO Touches the Walls)
8. 風の歌 (GRAPEVINE)
9. 虹色の戦争 (世界の終わり)
10.Where is Love    (UESA)

できたらこの順番で聴いてほしいんだけれど

yesは音源を手に入れるのはちょっと難しいかも
知れないけれど YOU TUBEで聴いてみてください。




Where is LoveもUESAのライブでならCD買えるんだけれど
もし、欲しい方がいたら下記にお問い合わせください。

http://www.daishi.cc/uesa/


FoZZtoneのはi-tunesとかの配信で。

それ以外はCDでどこでも買えるかと。

1曲目の歌詞を聴いてもらえたら
わかるんだけれど

今年は自分にも自分の大事な人たちにも
大変なことがいっぱいあって
心を痛めた人がいっぱいいたと思う。

そんな自分とここを見てくれるかもしれないあなたに
まず言いたい気持ちをこの曲が代弁してくれているんだ。

♪後ろを振り向かずに行こう

何のために産声をあげる?この世界にきっと何かを訴えるためで♪

2曲目はこの1曲目の流れを受けている。

♪揺れる魂、焦る決意
 move on! move on!
 動き出せ今~♪(公式HPとライブの歌詞ちょっと違うけど)


3曲目は

いろんなことがあって、いろんなことを失ってしまうけれど
昔出会った気持ちをまた思い出して、ある意味
初心に戻ろうっていう感じのイメージがこの曲にあったから。

♪あの草原で出会えた君の手を
あのマイルストーンで出会った君の名前を
この胸に抱いていけたらいいのに♪


4曲目は

私が大好きな音楽を産み出してくれるミュージシャンたちが
今年いろんなできごとに遭遇して、ファンである自分は
ただ、ただ、見ていることしかできなくて
何もできなくて、くやしかったけれど
それでも、大事なことはその音楽が素晴らしいと言い続けることだと
感じた。そんな気持ちをこの曲に託したい。

そして、あのさかな君が発見した絶滅したと思われていた魚。

♪海の底でジッとしている名前も知らない魚のように

このフレーズを聞くとふと最近のそのニュースを思い出した。
素晴らしい音楽がもう絶滅したと思っていても
本当はじっと見つけてもらうのを待っているかもしれないって。


そして

♪あなたこそが素晴らしいとスピーカーは叫ぶよ

これを私の大好きなミュージシャンたちすべてに贈りたい!!!


5曲目は

別にサカナ繋がりではないよ。

♪この地で この地で 今始まる意味を探し求め
また歩き始める♪

この歌詞を
新しく自分の道を歩き始めた人たちに捧げたいだけ
もちろん、自分自身にも。

6曲目

♪The lost moon rised Shines on to you
(行方がわからなくなった月が昇って、君を照らすよ)

雲の間に月が隠れてしまうとき
なんだか不安な気持ちになるよね。

でも、再びその姿を表したときに
ほっとする感じ。

だいたい仕事とかして辛かったりして帰るときって
夜で、月が出てたりする。

その月を見てたら、この月はこの世にひとつしかないから
同じ月をあの人も見てるかもしれないって思うと
なんだか心が熱くなる。

もしかしたら、細美さんが見てるかもしれないし
真田さんが見ているかもしれないし
渡曾さんが見ているかもしれない。

あるいは明日アメリカでジェラルドが見るかもしれないし
シニスターが見るかもしれない。

そういう人たちに向けて

「がんばるわ。」って自分に言い聞かせると同時に
「幸せになれるように。」って彼らに向かって願う。

7曲目

♪後悔はもう 流行ってないぜ

♪振り切るのさ 暗い影

迷っている暇なんてない。とにかく走り出せって感じの
イメージで

今年はあまりNICOと関われなかったけれど
彼ら自身にもいろんな壁が立ちはだかった一年だと思うけれど
来年はその壁を超えていってほしいと願っている。


8曲目

♪紛れ込む街の中で名前を忘れた
ほら転がっている石ころのような

かなしみを明日に変えてゆく
いつだってそばにきみを見て時を刻むんだ♪


この歌詞の言いたい部分が
「べテルギウスの灯」と重なる部分を感じる。

9曲目

♪花に声があるなら何を叫ぶのだろう

♪生物たちの虹色の戦争

~「人間と人間以外の生物の戦争」とは
世界中が「知っている」のに世界中が「感じない」戦争である~♪


この曲を聞くと日々自分が何を見て、何を見ていないかが
よくわかる。子どもの頃は確かに見えていたはずなのに。

地面がすごく近くて、ちっちゃなアリんこの行列をじっと
踏まないように見ていたり、一生懸命に地面を這って行く青虫を
見てたり、道ばたの名も知らぬ花を「なんてかわいい!」って
見つめたり。

大人になるとそんなことに目もくれずに
残酷にも足で踏みつけていってしまっていることも
あるんだろう。

もう一度忘れかけていたものを見つけたいな。


10曲目

♪きっと足元に咲いている タンポポの綿毛なんかに
気付くようなスピードで歩けるなら 誰も傷つかないのに♪


9から10曲目の繋がりわかってもらえると思うけれど

優しさとかいたわる気持ちというのは一体どこから生まれてくるのかって
この2曲から伝わってくるよね。


そして

♪Where is love?
笑いたいんだよ 君と歩きたいんだよ
 行き先なんか決めなくていい♪


誰もどこがゴールとか
どこまで行けばオーケーとか
そんなことわかりはしない。

でも、歩きつづけることができるのはなぜか?


それは誰かがいてくれるから。
自分を待っていてくれる人や
必要としてくれる人や
いっしょに笑ってくれたり泣いてくれる人がいるから。

そんなにえらそうに言える人じゃないけれど
今年はそんなことを強く、強く感じた一年だったから。


どういう未来が待っているかなんてわからないけれど

音楽があればなんとかやっていけそうです。


この選曲のテーマは

忘れていたそれぞれの名前をもう一度思い出して
自分の原点に帰って、再び歩き出そうっていう感じかな。


来年は私の好きなミュージシャンたちがまた
新しい何かを始めてくれると信じているし
絶対について行くぞって決めてる。


さて、パート3まで書くのかどうかはわかんないけれど

Jet Lily Starが今年解散したけれど

彼らのライブの中のロックチューンのライブ映像をひとつ
YOU TUBEから

「Natural Born Rockers」

そう生まれながらのロッカーなんだよ。
ここを見てくれているすべての人たちは。

どうも長い文を読んでくださってありがとうございました!

















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今年一年と音楽を振り返ってみた。パート1

2010年12月27日 | JET LILY STAR
2010年って本当に激動だった一年。

公私ともにね。

こんなにも人生で危機が来るか!?ってぐらいの
究極状態もあって、

あ~神様助けて!とにかく助けて!

ってこれほどすがるように思ったこともないぐらいの時があった。


それもなんとかくぐり抜け、ようやく今新しい光が見えている。
無事今年も終われそうだ。


って神様ってもしかしているのかな?

自分にとってとても重要な仕事の責任感の問われるまさにその時に
自分の大事な人の危機がやってきて電話がかかってきて「助けて」と
訴えたとき、あなたならどうする?

私は人間だからどこでもドアがない。
だからすぐに助けに行くのは無理だ。

その時信じたのは「助けて」を言ってきたやつ自身の心だ。
君なら大丈夫だ。待ってろ。きっと助けてやるから。
そんな感じで言葉を伝えたあと、無事任務を遂行し
仕事終わり次第、かけつけた。

もちろん、そいつは信じたとおりのやつだった。


そんなことや
あんなことが
目白押しで

自分の魂なんてほったらかしで
いろんな他者に振り回された一年でもあった。

こんな一年の荒波をくぐり抜けてこれたのは
やっぱりいつも側に音楽があったからだと思う。


音楽で飯食えるかとか
音楽で何ができるんだとか
音楽なんかただ、聴いてりゃいいもんだとか

そんな風に考える人もいるだろう。


でもさ。

そんな音楽に確かに救われている人間はいるのさ。
私のように。どんなにギリギリの断崖絶壁に立たされていても
音楽がいてくれるっていうだけで、不思議と力が出てくるんだ。

理解できないっていう人がいても
そうなんだから仕方がないし
別にわかってもらおうなんて思ってもいない。



最近よく中学時代の自分とか高校時代の自分とかを思い出す。
結構リアルに。


中学時代はまあ、やっぱり変わり者だったと思う。
皆と派手に遊びに行くよりひとりで音楽聴いたり
本読んでいた方がいいような人。
でも、なぜかいつもナントカ委員とかにならされて
人前で何かを言わないといけなかったり、
授業中もいつも当てられるし、
クラスで飴を食べた事件では
クラスの8割ぐらい食べていて
その中に私もいたんだけれど
なぜか体育教師に「え!あなたもなの~?(今で言うならウッソ~的ないい方で)」って
言われるように一見よい子のように見えていた自分。

心の中では「くそルールめ~」って思っているのに。

それを私に言って来た体育の女教師がものすご~く嫌いだった。
シェイクスピアも知らないくせに
偉そうにしていて、スポーツがそれほど得意っていう
わけじゃない人たちにバカにしたような態度をとり
できる人にはほめちぎる、超ひいき教師。

よく勉強できるよりスポーツできた方がいいって
言うよね。

確かにそうだと思う。

成績で学年トップとっても
そのときは「わ~すごい。」とか言われるけど
それで終わり。なんにも残らない。
でも、リレーとかマラソン大会とかでトップ取ったら
ちゃんと表彰状もらって一生家に置いておけるし、
皆にもインパクト強いものね。

だからさ、心のできてない体育の教師は威張るんだ。
もちろん、心もよく鍛えられた素敵な体育の先生も
この世にはたくさんいるんだけどね。

先生っていうのは私の考えでは
勉強でもスポーツでも芸術でも掃除でも
何かひとつその子のいいところを
思いっきり褒めてあげる人じゃないといけないと思うんだ。
そして、それを皆の前で言ってあげたりする人であってほしいんだ。
あるいは誰がなんといおうとその子のいいところは自分がわかってるって
しっかり伝えて、安心感を与えなきゃって。


そんな私は図書室に行くのはそういうナントカ委員会が
ある前の時間つぶしとか、友達を待ってたりとかの
ほんとたまにだった。本は好きだけれど
図書室では落ち着いて読めなかったんだ。


そこで出会ったのがレイ・ブラッドベリ。
きっと生まれて初めて図書室で借りたのは
彼の作品だったと思う。

不思議なタイトルと
不思議なお話。

宇宙だったり
オカルトだったり

なんだかわかんないけれど
すっげーかっこいい~って思ちゃったんだ。

でも、ここ数年読んでなかった。

で、また読もうかなって思ったのは

the HIATUSの細美くんが
インタビューであげた
影響を受けた本の一つにブラッドベリの本があったから。

彼も中学のときに図書室で出会ったって言ってて
なんかちょっと似てるなって


というか誰もがそうなんだと思うけれど
自分が好きになる音楽とか映画とか本っていうのは
それを作る人の通って来た道がどこかしら
交わるとこがあった人だと。

同じ音楽を聴いてたり
好きな映画が同じだったり
読んでいる本が似ていたり

それが音楽なり
映画なり
本なりに
遺伝子として組み込まれるから

自然と受け手は反応してしまうんだね。


伊坂幸太郎がブラッドベリを読んでいたかどうかは
知らないけれど、彼の「クリスマスと探偵と」っていう
短編読んでいたら、ちょっと読んでたかもって思った。


そうそう、「Quip」という雑誌があるんだけど
おそらく、私がこれを買うときっていうのは
いつもFoZZtoneの記事が載っている時だと思う。

で、最新号を買おうと思って発売日後2、3日経って
タワレコ行ったけれど、なくて
ネットでも見つからなくて
ようやくアマゾンで今は在庫ないけれど
入り次第買えるというので購入。

なんと届いたのはすでにオーダーメイドアルバムの受付
終了後だったという長いお待ちどう。

その記事に竹尾さんが
ガンズとかオジーとか言っても誰も知ってるやついなくて
でも、言い続けてたら違う学校のやつに芥川高校に
スラッシュがいるっていう噂になったという話をしてたのが
あった。

それ読んでいて、年齢が違っても境遇は同じ人いるんだなって。
私も高校時代クイーンとかthe Clashとか言っても知らない人ばかりで
でも、ひたすら言い続けてたら、卒業アルバム製作委員がまったく
知らない人たちだったのに私の写真の横には「私がクイーンだ!」
って書いてくれてた。笑うけれど。
そんなに言ってたかなぁ~って自分では実は自覚がない。

さらにそれは年を重ねても言ってたようで
いろんな人がクイーンの曲を聞くと私を思い出すと
言ってくれる。そんなものかな?

最近ではELLEGARDENを聞くと私を思い出してくれる人も
増えたんだけれどね。

少なくても、この3、4年では300人強にはエルレ聴かせたよ(笑)

もちろん、ここをご覧になられた方で
あまりにもエルレエルレとかthe HIATUSとか細美さんとか
書いていたので、ちょっと聴いてみようかと聴いて下さって
実際に好きになってくださった方もいて

それがなんかうれしい。



なんだかここまででもすっごく長くなっているけれど

もう嫌になった人は断念してもらってもいいですよ。

ここから本題なんだけどね。

今年の音楽的ニュースベスト10

1位 Jet Lily Star解散ライブ・・・これが一番悲しくて、くやしくて、でも心に残るライブだった。

2位 FoZZtoneのオーダーメイドアルバム・・・これは本当に楽しかった。きっと自分が老人になって
   この世を去るときにこのときのことを思い出してニヤニヤしてしまうだろう。それほど聴き手に
   充実感をくれた企画だった。そして彼らのライブも曲もすばらしいことを改めて感じた年だった。

3位 the HIATUSのアルバム「ANOMALY」・・・ 期待以上にすごいアルバムだった。本当のところ
   1位2位にもなりそうな感じだけれども、残念なことに今年まだ一度も彼らのライブを生で
   見れてない。チケット取れなくてだけれど。だから生ではどんなのかわからないから。
   でも、年末の30日にそのチャンスがやっとやってくる。たとえよくてももう順位は変えないね。
   今現在の順位ってことで。

4位 DETROXのライブ・・・なんといっても栄喜さんに会えちゃったこと。何年ぶり!ほんと
   かっこいいライブだった~。

5位 世界の終わりライブ・・・今はもうチケットとれないぐらいの人気になったけれど
   彼らをほんとうにまだ近くで見れたライブ。お話もできたくらいに。でも、そのときに
   すでにすごいパワーがそこから溢れていて、これはすごいバンドに出会ったぞ~って
   感じた。今年初めて出会ったバンドではダントツ!

6位 片岡大志さんの唄会・・・UESAがゲスト出演した今年一発目の私の行ったライブ。
   片岡さんのライブが初めてだったのですごく楽しみにしていたし、実際に楽しかった。
   いつも私が行くライブとはぜんぜん違う世界だけれども、こういうライブに行くチャンスを
   くださった片岡さんと真田さんに感謝します。そして、片岡さんの短編小説のような歌が
   本当にすばらしいんだ。

7位 Sound Shooter・・・橋本累さん企画のイベント。お正月から誰が出るかドキドキしてたけれど
             すごいメンツで本当に楽しいライブだった。写真展にも行けたし、写真展を
             meaningのメンバーと見れたし(っていっしょにその場所にいただけなんだけど)
             ONE OK ROCKのライブも見れたし。

8位 Katy Perryの招待ライブ・・・FM802で見事激戦を突破して東京でのホテル代交通費ペアチケットをゲットした
                 弟子Aよりいっしょに行くはずの人間が行けなくなったので行ってくれと
                 言われ、いっしょに行かせてもらったライブ。最高によかった!
                 しかも、彼女は質問コーナーでもKaty直々に指さして選んでもらって会話できたから
                 隣にいた私も超ドキドキだったぜ~!次の日はお台場のめざましライブでも見たし。
                 よっぽど彼女の好き度が伝わっているのか、のちにアルバム買って抽選でもらえる
                 Tシャツまで当ててたよ。すごいね。

9位 UESAのワンマンライブ・・・ これはJet Lily Starの解散が発表されて、解散ライブまでの間にあったので
                 最初はとっても複雑な気持ちだったけれど、ここで聴いた「Where is love」で
                 私はこの2人について行こうと思った。

10位 ABSTRACT MASHの『Inside the running subway」・・・今年はアブストのアルバムが出たり、そのPVも見れて彼らの活躍が感じられた。
                               ライブもよかった。ただ、前半は見に行けたんだけれど、後半は関西に来たときも
                               見に行けなくて残念だった。来年はまた見に行くね!どうしても拓くんのスケジュールが
                               Nothing's carved in stoneを優先してしまう感じになるので、夏とかは辛かっただろうね。
                               ナッシングスももちろんいいバンドだし、好きなんだけれど、私としてはアブストの方が
                               もっと注目を浴びてほしいな。ナッシングスのファンの中にはアブストはっていう人も         
                               確かにいるけれど、心を白紙にして聴いてほしいな。だって、ナッシングスは大物ぞろいの
                               腕も確かなもうかなりの年数音楽だけで飯食って来れている人たちからなるバンドだ。
                               アブストは今進行形でやっている若いバンドなんだ。だから彼らにもっとチャンスを!

他にもいっぱいあるけれど
とりあえずこれ。

サカナクションとか
マイケミとか
Avenged Sevenfoldとかの
ことも書きたかったけれど、ライブ見てないから。


まだ他にも書きたいことあるけれど
今日はここで終わり。

かなり長いけれど
ここまで読んでくれた方
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

パート2は明日・・・かも!?


                 










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Wonderful X'mas 2010 at 福島2nd LINE

2010年12月25日 | 真田暎人/UESA
♪雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう~♪

そんな感じで今日は地元では雪が降ってました。

が、大阪はやっぱり降ってなかった~
寒かったけれど

久しぶりの福島セカンドライン。

あの5月のJet Lily Starの大阪でのLAST LIVE以来。

あの春風は今は木枯らしに。
新しい店とかも出来ていて
福島あたりもちょっと変化。

懐かしい赤いネオンが見えてきたときに

なんだか「ただいま」って感じがした。


クリスマスの日のライブといえば、
2005年12月25日
同じ福島セカンドラインで
Jet Kellyの出るクリスマスイベントがあり
その日のすばらしい時を今でも思い出す。
奇跡が起きた日でもあり、その日にずっと
スクリーンに流れていた映画
「ナイトメアビフォアクリスマス」のシーンが
今もよみがえる。

しかもその日が2nd LINEというライブハウスに
初めて行った日でもあった。
いうなれば、2nd LINEを知って5周年目というのが
今日なんだね。

そのあいだにいろいろお世話になりました。

さて、今日のイベントは3マンライブで

Basil
UESA
あすなろ

が登場した。

でも、5年前のようなクリスマスムード満開の
大プレゼント大会のような雰囲気はなかったけれど
それぞれのアーティストたちがステージで
クリスマスナイトを演出してくれた。

最初に登場したBasil

もちろん私は初である。
ひとりでアコギを鳴らして歌われていたけれど
ほんとうは相棒がいて、パーカッションを
やっているらしい。でも、今日は彼女とデートなので
いないとか(本当かどうかはわかんないけれど)

しいて言うなら、彼女がいるとか別れたとか
そういうMCより

「クリスマスといえばこんな名曲ありますよね。
とかこんな映画ありますよね。」みたいな
話の方がずっといい。人の彼女がいるとかいないとかは
個人的にどうぞって感じで、なんの収穫にもならないよ。

それよりいい歌を知りたいし、
いい映画を知りたい。


ちなみに今夜私のi-podがシャッフルしてたのに
ちゃんとクリスマスソングをセレクトしてくれた。
(帰りの電車の中で聞いてたんだけど)

It's good to know that you are home for Christmas~♪という
メロディの出てくるイギリスのバンド Travisの「Writing to reach you」

あるいは
なんとなくPVの雰囲気がクリスマス時期の子どもの発表会っぽい
snow patrolの「Signal Fire」(これは映画「スパイダーマン2」の曲)
このPVはほんとうにかわいくて、ほのぼのして心を温かくしてくれる。




あっちょっと脱線し過ぎた。


本題へ


そのBasilさんがクリスマスのために作ったというタイトルのまだない曲を
披露してくれた。そのタイトルをあとでアンケートに書いてくださいと
言われたけれど、そのアンケート用紙が見当たらず、結局書かなかったけれど
自分的にはタイトルは「Snow light」だった。
なんか聴いていて、雪に街の光があたって、キラキラしているイメージが
浮かんだから。

さて、2組目がUESA

その前に最後のあすなろについて


彼らのライブはJet Kellyの時代から
何度も対バンで見ているので
安心できる感じだ。

キーボードのシンちゃんは相変わらず
さわやかな感じで歌ってくれた。

ギタリストさんが交代したけれど
(サポートさんなのかどうかは知らないんだけど)
結構いい感じのギターの音だった。

彼らのライブを見ていたら

水族館でやったらいいだろうなぁ~って
漠然と思った。

なんか水槽をバックに歌うと合うような気が。

あすなろを今まで見て来て今日初めて思ったんだけど
オーストラリアの昔のバンドのエアサプライっぽい
ところあるかもって。

シンちゃんが会場を盛り上げようとしているけれど
みんなあまり大きな声で歌わなかった。
私も歌いたかったけれど声が出ないので
(風邪のためずっと声が出てなくて
ようやく昨日から声が少しずつ出て来たわけで
まだ、完全復活ではなかったので)
ちょっと残念だった。

さて、UESA

セットリストは

パパリーナ
マーチ
ホワイト
好きな人
フリスビー
誰かが君に恋してる
summer movie
クリスマスイブ(山下達郎カバー)


「マーチ」は2度目かな聴いたのは。

「いつでも誰かの思いやりの中を歩いている」

これって名フレーズだと思わない?

こういう言葉をいつも胸に置いておける人になりたいな。
そうしたら、いろんな人に優しくできるような気がするよね。

「お返ししなくっちゃ 一枚のビスケットを割って分けるように」

っていうところなんて、まさにクリスマスにぴったりだよね。

思うにクリスマスって別にキリストの誕生日とか
そんな宗教にこだわることはなくて
自分が日頃人からもらっている優しさを
他の人にお返しする日って思えばいいなぁ~って。

ディケンズの「クリスマスキャロル」っていう話なんて
まさにそれだよね。ケチなスクルージが少年からもらった
温かさに対してお返ししたように。

「ホワイト」を聴いたとき、この5年が走馬灯のように回った。
この「ホワイト」を聴きながら、どれだけの時をこの曲が
寄り添ってくれたかを思い出した。

家で仕事をしていた時
会社勤めを始めた時
転職した時

「僕の願いはいつも
君が笑ってくれること

本当の願いはいつも
君と笑っていれること

それでも今日笑う
それでも今日笑う
僕らは今を生きる
それでも今日笑う」

この精神というか
思いというかは
今もずっと真田暎人という人の中に
しっかりと柱となって立っている気がする。

これを聴いたときにすごく感情が高ぶった。
ちょっと泣き顔になりそうな。
そして、Jet KellyをJet Lily Starを思った。
でも、UESAの「ホワイト」もすばらしかった。



「僕もがんばるから」

「私もがんばるね」


新曲「好きな人」

片思いの曲だって。
でも、片思いの時の自分って
すごく愛おしいよね。
そんな愛おしさを感じる曲だった。

「思い出は横顔ばかり」っていうのが
響くよね。自分を見てくれない人を
一生懸命見ている自分がいて

「フリスビー」は何度目かな?聴いたの。

この曲を聞くと風を感じる。

「語り明かした夢の続き まだ諦めきれない」

そうだよ。諦めるなんてことはもう考えないでね。

生涯かけてUESAの2人は夢を叶えなきゃいけないんだ。


私は8月以来のUESAのライブだったので
その間の変化を今日は感じることができた。

植田さんのギターがよりエッジが効いて
力強くなっていたところだ。
もちろん8月のときもブライアンメイっぽいって
思ったところもあったんだけれど
今回はところどころマンドリンっぽく聞こえる
トレモロもあって、そこが印象的だった。

マンドリンの音ってすごくきれいなんだけれど
そんな音をアコギで表現できるなんてすごいよね。


真田さんの歌声もやっぱり8月のソロライブ以来だったので
やっと聴けたので、これで年を越せるって感じ。
やっぱり私にとっては必須アミノ酸のような存在だ。
彼の歌を定期的に生で注入しないと身体が調子悪くなる。
だから、最近体調崩して限界に来てたんだろう。
きっと明日から元気になるはず。


ラストに山下達郎の「クリスマスイブ」を
UESAバージョンで聴けたのは思いがけない
クリスマスプレゼントだった。

まるでブランケットに包まれるような
UESA版「クリスマスイブ」だった。


そうそう、あすなろもフルではないけれど
少しだけ「クリスマスイブ」のカバーしてくれた。

2組の「クリスマスイブ」が聴けたわけだ。


きっとJet Lily Starのファンだった人とか
UESAのファンの人とかは
最近、ぜんぜんこの日記に彼らのことを
書いてなくて、もう見に来なくなっちゃった人も
いるだろうけれど、書いてなくても
私がこれから先も彼らのファンでなくなる日は
はっきり言えるけれど

永遠に来ないってこと。


すなわち永遠に彼らのファンであり続けるってこと。


きっとまた当分彼らに会いにいけないと思うけれど

そしてこの2010年は辛いこともたくさんあったけれど
私は真田暎人さんがずっと音楽を続けてくれていたら
それで幸せだから。

彼自身の言葉を借りるなら

真田暎人っていう人と植田健一っていう人は

「ステージに立ってカウントした瞬間からスゲーから」


で、もしできるなら
来年のクリスマスには
ELLEGARDENの「サンタクロース」をカバーして欲しいな~。
このヒデトバージョンを是非とも聴いてみたいし
健ちゃんバージョンのギターを聴いてみたい。

絶対楽しいよ。

まあ、会場のほとんどが「ぽか~ん」としてしまうかもしれないけど。
でも、名曲だから。

あるいはUESAで「トナカイ」みたいな曲を是非。
「サンタ狩り」ではなくてね(笑)

明日もUESAは江坂でライブ。

残念ながら行けないけれど
きっと素敵なライブになるのは
わかってる。


来年もよろしくね!





















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PURE ARTとMusic Experiment

2010年12月19日 | FoZZtone
産経新聞の論説にビートルズのことが書かれていて、
そこである言葉を見つけた。

ビートルズの後期の「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
は単なるロック音楽というより「アート」の域に近づいていたと。

これはすなわち「大衆芸術(ポピュラーアート)」から「純粋芸術(ピュアアート)」
に転化したともいえる。

そして、ピュアアートともなると、聴く側にも「聴く耳」が
なければならない。

と、そんなことが書かれていた。


なるほどなぁ~って思いながら、

まず浮かんだのはthe HIATUSの細美武士氏。

彼のELLEGARDENの時代がポピュラーアートなら
まさに今のthe HIATUSはピュアアートなんじゃないかと。

それこそ「聴く耳」がなければ、受け入れられないのじゃないだろうか?

「聴く耳」って何?ってことだけれど

すなわち、バカほど音楽を聞いて音の貯金がいっぱいある耳のことなんじゃないかな?

あまり音楽聴いてこなかった人に突然「the HIATUS」を聴いてって
聴かせても、きっと戸惑うだろう。
それよりELLEGARDENを聴いてもらったほうが受け入れやすいかもしれない。


今の音楽業界はそんなピュアアートには結構冷たい。
the HIATUSは細美武士というすでに多くのロックキッズを惹き付ける
隕石のような人物がひっぱっていっているバンドだから
フォーライフも安心して彼らに力を入れているんだろうけれど

もし、細美武士っていうアーティストがthe HIATUSから始まっていたら
どうだったんだろう?ってときどき思う。

そこで始めて細美武士っていう人と出会っていたらって。

きっと2つの道があっただろう。

1つは音楽的に勘の鋭い、そして根っからの音楽バカがいて、
その人の後押しでやっぱりデビューできたっていう道。

もう一つはあまりにもアートすぎて
大衆受けせずに、セールスがふるわないと決めて
契約しないという道。

フォーライフさんだったらどっちだっただろう?

前者であってほしいな。


今の流行の音楽はピュアアートはほとんど切り捨てられて
ポピュラーアートの中でもうすっぺらいアートすなわち
大量生産できそうなワンパターンのコード進行でできた音楽ばかりで
それを初めて聴いたこどもたちは、それがすばらしいと思っていて
本当のピュアアートを知らぬまま大人になっていくんだろう。

マクドナルド(食べるけれど)で育った子どもたちが
本物の味を知るチャンスが少ないのと似ているのかもしれない。


自分からどん欲に食材を求めて、いい料理をさがしあてるように
どん欲にいい音楽をかき集めて、それから自分が本当に心を揺さぶられる音楽を
見つけてほしいといつも私は自分よりずっと若い人たちに望む。


FoZZtoneはデビュー当初からピュアアートだったものだから
耳の肥えた人たちにしかきっとわからなかったんだろうね、その良さが。

最近になって、少しずつ、耳の肥えた子どもたちが気がついて
聴くようになっているのがわかってきて、それがなんだかうれしい。

これはひとえに俵田教授のおかげ?

この教授のように洋楽などいい昔の音楽をまだ未体験な10代の人たちに
聴いてもらえるチャンスを与えることが大事だと思う。


彼のしていることはmusic experimentだと思う。

 
いろんな音楽を聞き、そこから自分で選択して
自分が何かを見つけて行く事。そして、それを見つけた人が
どうなっていくのかを彼のmusic experimentは
これから証明していくんだろうな。



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オーダーメイドアルバムへの道

2010年12月16日 | FoZZtone
想像している。

今、スタッフとFoZZtoneの3人が
1000枚をはるかに上回る
「この世界でひとつしかないあなたのアルバム」を
作っている姿を。

「MUSICA」の今月号でのKen Yokoyama氏とサカナクションの山口氏との
対談を読んだあとに、ここに渡曾氏もくわえてほしいなぁ~って思った。

この2人の対談で言っていることを
いちはやく、実行しているのがFoZZtoneじゃないかって
思ったんだ。


もちろん、山口氏が言うようにセールスっていうのも大事だろう。

だけれど、基礎固めっていうとなんだけれど
今回のオーダーメイドアルバムによって
フォズは1000人以上の濃厚なコアなファンがいるってことを
知ることができたわけで、これを基礎とすると揺るぎないことが
わかる。そう、ちょっとやそっとの地震では壊れない丈夫な家だと
いうのがこのアルバム受注で証明されたってわけだ。


だって、仕事があるような毎日夜10時11時ぐらいに帰って
ご飯食べるような人間がだ。(私のように)
朝の通勤電車の中でくりかえし、選曲用の曲を聞き、
帰りの電車でも駅のプラットフォームでも聞き、
家に帰ると、イントロアウトロでつなぎ目を確認し
歌詞から流れの言葉をピックアップして、
何パターンも選曲して、5つの8曲集を作ったあとに
最終的に1つを決めたわけだ。

どれだけ時間を費やしたことか。
仕事でよれよれになりながらも
これほど大事なことが他にはないかのように。

そんなファンが1000人以上もいたわけだ。

FoZZtoneを聴くファンが
単なるミーハーではなく、
真底その音楽を愛しているのがよ~くわかっただろ?


先日の大阪での彼らのライブを見てたときに
ふっと思ったというか
そういうシーンが見えたときがあった。

それは何か。

彼らの10年後。


一番に見えたのが竹尾さんだった。

彼の10年後が見えたんだ。
10年たった彼がステージでギターを弾いている姿が。

年とってるよ、もちろん。
きっと35歳過ぎたぐらいになると
そういう感じになってくるんだろうな。

でも、なんかかっこいいんだ。

彼はギターヒーローになれるよ。
正直、怒られそうだけれど
私は布袋氏より竹尾氏の音色の方が好きだ。

布袋氏はもちろん、日本を代表するギタリストだと思う。
B'Zの松本氏もだ。腕前もすごい。(実際にサマソニで見たし)

でも、彼らは私のギターヒーローにはならない。
なんか商業臭がどうしてもしてしまうからだ。

私は「ほんものの魔法使い」のような
「ほんもののギタリスト」じゃないといやなんだ。
だれにも媚びる事のない、世渡りヘタな
自分が好きだからギターを抱きしめているって
いうギタリストが好きなんだ。

伊藤大太氏はスペシャルとして
生形さんも好きだけれど
今20代では竹尾さんのギターが好きだ。
NICOの古村さんのも好きだけれどね。

竹尾さんと古村さんの性格は相反する感じも
しないではないけれど、好きな音楽は
きっと似ていると思う。

そういうロックを聞いて来た人だけが
弾ける音が2人にはあるから。


オーダーメイドアルバムの一曲目を何にしたのか?

いろんな人の選曲をHPとかで見たけれど
結構、私と違う人が多かった気がする。


私の1曲目は




「Jaguar in the stream」だ。

これを1曲目にもってくると
なんだか最初に配信された曲なので
安易にもってきたかのように
感じられそうだけれど
そうじゃないんだ。


私はこの「from the NEW WORLD」というアルバムを
絵を描くように曲をセレクトした。


自分に一番近い点から遠近法のように
広がるパノラマを選曲で絵にしてみたかった。


ここで今、まだどんな曲順で入れたかは書かない。
それは自分の手もとにそれが届いて、
ちゃんと音源でもう一度聞いてから
すべての選曲の理由を書きたいと思っている。

って別に興味ない人の方が多いと思うけれど(笑)

ただ、自分も同じ乗船員のような気分で
航海している気がしないでもない。


挫折からの復活というか
何が向こうで待っているかわからないからこそ
人は進んで行けるんだと思うし、
希望を見いだせるんだと思う。

最終的にたどりついた場所が
どこかより、そこへ行こうと
いろんな試行錯誤をしていることが
すばらしいんじゃないのかなって。

生きてるってことはそういうことなんじゃないかなって。

って大げさかな(笑)


そうそう「MUSICA」のDISC REVIEWに
しっかりFoZZtoneの「from the NEW WORLD」について
鹿野さんが書いてくれていたのがうれしかった。




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音楽その音楽

2010年12月13日 | 邦楽
今の世の中スキンシップが足りなさ過ぎ。

昔、自分の手で相手にタッチして捕まえた鬼ごっこも
今やコントローラーを駆使して、画面上で友達を捕まえる。

友達同士ですら、ぬくもりを感じにくくなってきている。

そんな世の中は昔、かなり存在感があって、しかも
丁寧に扱わないといけなかったLPレコードは
CDという実にコンパクトな円盤に代わり、
それが、今やダウンロードという形でもはや
画面上の鬼ごっこといっしょで、手に触れることなく
音だけを自分のi-Podとかパソコンに入れられる。

そう、手に触れないんだ。

ねぇ、本当に好きなものに触れたくない?

私なら、自分の好きな人に触れたいし
自分の好きなものを目で見える場所で
手にとれる場所で持っていたい。

だから、LPレコードはさすがに買わないけれど
CDは買う。どんなにダウンロードが安くても
CDを買う。あの開封して、ケースを開き、
歌詞カードを出すときの感覚。
あれはいつも新鮮だ。

でも、ゲーム世代で携帯世代のティーンエイジャーは
そんなCDへ対する思いなんてあまりなくて、
そういう感覚を育てていないことが多い。


だから、どんどんCDが売れなくなるんだ。

ライブはもちろん抜きん出てすごい勢いのあるバンドなどは
チケットはいつもソールドアウト。

でも、そんなのごくわずか。あとはなかなかソールドアウトしない。

最近思うのはまた小規模ライブハウスが増えてきているところ。
それは音楽の多様性に対応するためなのかもしれない。

大阪の心斎橋あたりでも、いろんなライブハウスが出来ていて
最近、始めて行くところが多い。

逆にいえば、ライブハウスが増えるとその日かぶるバンドなりが
多くなり、客が分散するってこと。だから昔みたいに
ソールドアウトをそう出せなくなってきているのでは?
ライブハウスが少ないとその日にやっているライブ自体少ないから
その少ないライブに客が集中して、ソールドアウトになるっていう仕組み。

サカナクションの山口さんは下記↓のところで今の音楽業界について
暑く語っているし、それに共鳴した。さらに、そこにもアドレス書かれてるけれど
Ken Yokoyama氏のブログも音楽業界について熱く語っているんだ。


http://www.nexus-web.net/column/sakanaction_yamaguchi/


山口さんが言うように

音楽をやる人が食えなくてどうするってこと。
衰退していくのを指をくわえて見てるってどうってこと。

山口さんの語り口を読んでいると、
彼にはやっぱり彼の父の血が流れているんだなぁ~って思う。

私が彼のお父さんを知っているわけではないけれど、
以前NHKの「The SInger Song Writers」に佐野元春さんの
ゲストとして山口さんが出たときに、彼が話した学生運動を
やっていたお父さんの持っている「何かを変えてやる。」精神が
今、音楽業界を変えてやるっていう思いを強く感じられる
山口さんにも流れている。

CD店はほとんど買い取りだから、売れないであろうCDをあえて
たくさん仕入れて、店頭に並べることはしない。もし、売れなかったら
損失になるものね。

でも、そんなのでいいのか?って話。

CDショップは採算よりまず、よい音楽を広める役割を担っているんだから
もっと、いっぱい視聴コーナーをもうけるべき。


で、何より、周囲に惑わされないで
自分の音楽を追究し続けるのが
大事である。


ミュージシャンの方達もどうか都合良く妥協する
バンドにならないでくださいね。

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「砂漠」の西嶋くん

2010年12月12日 | 音楽・映画・本
最近ごちゃごちゃに本を読んでいる。

どうなんだろう?

ふつう人は一冊を読み終えたら
次へと行くのかな?

私の場合、同時に2冊読むことがある。

そんなので話がぶつ切れしないのかって
心配されそうだけれど、頭の中のスイッチは
切り替わる。

帰りの電車とかでその日の気分で音楽を
聴くように、その日の気分で「今日はこっちだ。」と
本を選んで読む。

まあ、だいたいは一冊しか持ち歩かないけれど。

だから

伊坂幸太郎読みながら、
梨木香歩を読んだり、
村上春樹を読みながら
ポール・ギャリコを読んだり

作家の意思を無視してるんじゃないかと
思われるような読み方をすることがある。

でも、本を持ち換えると頭の中も切り替わって
まったく問題なく、スムーズにストーリーに
入って行くから、大丈夫なんだ。

すでに読み終わっている本で
以前にも書いた「砂漠」だけれど

ここに西嶋という暑苦しいイメージの登場人物がいる。

ちっともかっこいい感じじゃないのに
どこか妙な魅力があるやつなんだ。

そして、驚くべきことに
この人物の趣味というかが
この私とかぶっていたりして
いいのか、悪いのかわかんないけれど
こういう趣味の人を伊坂氏は
好意を持ってみているのなら
私ももしかしたら、気に入ってもらえるかもしれないと
単細胞な頭はおめでたく考えてしまうもんだ。

どこがかぶっているかというと

「人間の土地」が愛読書であること。
the Clashが大好きなこと。
ジョー・ストラマーをリスペクトしてるところ。


「砂漠」という作品だけでなくて
伊坂氏の本を読んでいると
自分が好きなものが飛び出してくる事が結構ある。

好きなものというより
青春時代というか過去に自分が通り過ぎてきたものが
そこに顔を出してくる感じ。

三島由紀夫
島田雅彦
沢木耕太郎
ジョン・アーヴィング
中上健次
重松清
マーク・トゥエイン
サン・テグジュペリ
アーネスト・ヘミングウエイ
カフカ

とか読んで来た本が彼とかぶる。

映画もそうだ

マイケル・チミノ監督の「ディア・ハンター」
スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」
ジョージ・ルーカス監督「スター・ウォーズ」
アルパチーノ主演の「狼たちの午後」
ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン天使の詩」
小津安二郎監督「東京物語」
ジョン・フォード監督「駅馬車」
ウィリアム・フリードキン「エクソシスト」
チャップリン

結構古い映画だ。もちろん見たのはテレビやビデオなんかで
その映画ができた時代に見たわけじゃないけれど
だからこそ、余計にそういうのを探して見てきたあたりが
伊坂氏と同じだなって。

もちろん「駅馬車」とかは東映に通ってたころに
テキストとしてシナリオを勉強したんだけれどね。
そこで伏線というのを勉強したんだ。

伊坂氏の作品にはいつも伏線がはりめぐらされているよね。

音楽においても
私も彼と同様に昔にさかのぼって聞いたくち。

ビートルズ
ローリングストーンズ
the Who
ボブ・ディラン

そのあたりもいっぱい出てくる。

ちょっと思い出したんだけど
私はロックの古典として最初に買ったアルバムは
実はビートルズじゃなくてローリングストーンズだったってこと。

「Made in the Shade」というアルバムが最初だった。

そのアルバムに入っている「ブラウンシュガー」とかが
伊坂作品にも出てくるんだ。


彼の作品は多く映画化されている。
その主人公たちが結構、私の好きな俳優がやっているから
それも驚く。

たとえば金城武
あるいは加瀬亮
あるいは堺雅人など

ついでにアニメでいくと

きかんしゃトーマスとトム&ジェリー。
これもかなり見ているので
登場する歌とかも知ってるわけで。

なんだか、ここまで書いていると熱烈な伊坂ファンみたいだけれど
本も音楽といっしょで、私にはいっぱい好きな作家がいるので
あっち行ったり、こっち行ったりして
いろいろ読んでいます。

そうそう、

ここでまたまた思い出したんだけれど

以前、FoZZtoneのオーダーメイドアルバム用の曲の
「HELLO, C Q D」のことを書いたブログに↓

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/28b6d1e583776820643ee3e17a0148da

バージニア・ウルフの作品を思い出すみたいなことを
書いたけれど、伊坂氏もどうやら彼女の作品を
読んでいるみたいだね。


フォズの渡曾さんが伊坂氏の本が好きなのは
どこか共通因子があるからかもしれない。







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絶対に出会うべきだ。

2010年12月08日 | Weblog
固定概念っていうのが嫌いだ。

人が「あの人はこういう人だよ。」っていうのを
そのまま素直に受け取ることはできない。

自分が実際にその人に接するまでは。


人の見方と自分の見方がいっしょっていうのは
あり得ないのだから、他者のフィルターで見たものを
そのままだと思うのはおかしい。


海外の人たちについてもそうだ。

今中国のことがメディアでやたらと取り上げられている。
ときにはぜんぶが否定的に言われることもある。

でも、実際に中国人の方とあなたはお話しましたか?ってこと。

そのときにその人はあなたにひどいことをしましたか?ってこと。

確かに日本人を嫌っているし、憎んでいる人もいるだろう。
反対に日本人でもアメリカ人を憎んでいる人もいるかもしれない。

でも、それがすべてじゃない。

私が困っているときに、そっと助けてくれたのが
中国人の人たちだったし、いっしょに勉強したときも
すごく真面目で、いっしょにいると安心感すら覚えた。

それは中国の方だけに限らず、イタリア人でもスペイン人でも
インド人でもフランス人でもアメリカ人でもイギリス人でも
アラブ人でもアフリカ人でも

話したことがある人たちはみんな友好的であり、
偏見はなかった。


だれでも、話さないとわからない。

誰かが伝えるニュースばかりを信じ込むのではなく
まず、自分の目で見て、耳で実際に聞いて判断しよう。


そうしないと、国境を超えた人間同士の
繋がりを感じることはできないんだ。

そうなるととても残念だよね。


だって、それはとってもすばらしいものなんだもの。

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Golden Slumbers とNorwegian Wood

2010年12月06日 | 洋楽
ゴールデンスランバーもノルウエイの森も
ビートルズの歌だ。

そして、伊坂幸太郎の本のタイトルが「ゴールデンスランバー」で
村上春樹の本のタイトルが「ノルウエイの森」

きっとどちらもビートルズが好きなんだね。
ってビートルズ嫌いっていう人もそういないと思うけれど。

そして、村上春樹が好きな人は結構、伊坂幸太郎も好きなんじゃないかと
最近思う。っていうのも自分が好きだからかな?

この2人の作家に共通するのは
完全に何かが解決するっていうのがないところかもしれない。

どこか曖昧なんだけど、なんかそこに希望がある感じがして
こちらに癒しをくれる隙間があるんだよね。

何事も隙間がある方がきっと居心地がいいんだろうな。


このところ、FoZZtoneの歌ばっかり聞いていた。
それもオーダーメイド用の曲ばかり。
かなりの回数だった。だって、選曲して順番を決めないと
いけなかったんだもの。

イントロとアウトロをチェックしたりもした。
ライブ音源だと、違う曲が間にちらっとはさんできたりして
流れが途切れちゃうから、何度もアウトからインの流れを
聞き直したりしてた。

自分が作った曲でもないのに
こんなに真剣に考えるんだから

実際に作られたミュージシャンたちは
どんなに悩むかと想像する。

できたらオーダーメイドのしめ切ったあとに
フォズのメンバーのそれぞれの選曲と曲順も
聞いてみたいな~。

あと、自分とまったく同じ人がいたら
どんな人か会いたくなっちゃうね。

それにしても、このフォズの曲を聞き過ぎた後遺症っていうのか
昔、初めて「ノルウエイの森」を読んだ後の感覚に似ている。

あまりにその世界に入り過ぎて、微熱を帯びる感じ。

その微熱状態から脱するためにその時は島田雅彦の本を
読んだ。結構、これで微熱状態から正常にもどった記憶がある。


そして、今日はフォズの微熱から脱するために
SIAM SHADEのトリビュートを聞きまくった。


これが案外、効いてきた。

本当にまったく違う世界に行けちゃうから。

しかも、海外の有名どころがカバーして
英語で歌われているから、すごく濃厚だし、
正統派のど派手なハードロックなわけで、
すばらしいんだよ。

これは絶対に聴くべきアルバムだ。

完成度がかなり高いトリビュートだから。

昔、クイーンのトリビュートを買ったら
あんまりよくなかったんだけど

それに比べて、こちらの方が完成度が
半端ない。

リッチー・コッチェンとか
エリック・マーティンとか

一流どころが歌の良さをしっかり出して
歌ってくれているんだ。

そして、今はビートルズの「アビーロード」から
ゴールデンスランバーなどを聞いている。
このアルバムもやっぱりいいね。

自分的には「ホワイトアルバム」が一番好きなんだけどね。
ビートルズはどれもまっすぐに入ってくるから
音楽の基本形なのかもしれない。

それにしても
ラウドパークみたいに

「SIAM SHADE fes」みたいなのをやってくれないかな。
このトリビュートのメンツをみんな呼んで、そして
SIAM SHADEもそのとき再結成して。

すっごいフェスになるだろうなぁ~。
コメント
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