HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

永遠をほおばる

2005年08月30日 | 音楽・映画・本
バインの田中くんって大胆だな~。永遠をまるのみ?いいな~。
私もおもいっきり永遠にかぶりつきたい。
自分の大事なものを永遠にほおばっていたい。
失いたく無い大事な大事なあの日あの時を・・・

もうあと一日で8月も終わりだ。
大好きな8月。
そして8は永遠に終わらない。ずっとずっと繋がっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TONKATSU ラプソディ

2005年08月30日 | Weblog
今日はとんかつを作った。きっと私はトンカツが好きだ。
いや絶対に好きだ。でもヒレじゃないとだめだ。脂身は苦手だから。

あの日なんであんなにたくさんトンカツを作ったのだろう?
あれは私自身のギネスだ。
揚げて、揚げて、揚げて・・・
お皿に山盛り・・・

あれはどういう心境だったのだろう?
ライブエイド?
お腹すかせている子たちに愛の手を?

食べてほしかった・・・それだけ?

もう2度とあんなことはないだろうな~。

まあ、本当はできたてのはもっとおいしいんだけど(笑)



ああ、いい思い出だ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィンス・クラーク☆

2005年08月29日 | 音楽・映画・本
この名を知っている人はおそらくかなりUKロックバカでしょう(笑)彼はディペッシュ・モードのオリジナルメンバーの一人であり、脱退後はヤズーを結成、そしてのちにイレイジャーを作って今にいたります。私が彼を知ったのはイレイジャーを知ってからなので、彼の前歴のバンドの音源はさかのぼって聴きました。ロックといってもどちらかというとダンサブルなロック。ついつい体がリズムをとってしまうような・・・(笑)

彼はシンセサイザー奏者なんだけど、そんな彼が相棒に選んだアンディ・ベル。彼は公然としれたゲイです。でも、独特の優しさと人当たりのよさがにじみ出ていて、彼の歌を聴いていると癒されてしまう。私は実はこのイレイジャーのファンでもあります(笑)イギリスに行けばわかると思うけど、彼らには根強いファンがいるんです。日本では想像できないほど人気ものなんですよ。ゆえに私は日本ではまったく知らなかったけど、イギリスでは毎日聴いていました。彼らはやはり感性も豊かで、PVなんかもアートになってしまっているんです。色合いとかが大好き。すごい美少年というわけではない、短髪のおっちゃんかもしれないアンディ。でも、瞳がきれい。いい人なんだろうな~って思ってしまうし、独特の魅力をかもしだしている人です。

そんな彼らのアルバムの中でいちおしなのが『イノセンツ』。といっても日本で発売されているのかな?あちらでは1位になったアルバムだそうです。これに入っている「When I needed you」という曲が最高に好き。

「もう一度子どもにもどれるなら、いろいろしたいことがある・・・・

 僕がもっとも必要とする時、もっとも友達がいてほしい時に君はどこにいたの?

 ねえ、どこにいってしまったの?」

というような・・・(といっても翻訳がないので聴いたかぎりなので間違っている可能性もある)ちょっとせつない内容なんだけど、心にしみる曲なんです。

日本で彼らのベスト盤は出ているんですけど、この曲は入ってません。

あとベスト盤にも入っている曲で「Little respect」や「Ship of fools」そして「Chains of love」もすごくいいです。なんていうのか、自分の体の奥底から魂をつかまれてひっぱりだされるような(って変な表現ですね・笑)・・・歌い方はあたたかくて、せつない感じなのにリズムはダンスしているんですよ、不思議と。泣きながら踊れちゃうみたいな(笑)

GLAYの『REVIEW』を聴いたころ「グロリアス」という曲がいいな~って思っていたら、サビの部分が妙にこのイレイジャーのある曲のサビによく似ていて、グロリア~スというとこまで同じだったのでがっくり・・・まあ、たまたまってこともあると思いますが、なぜかそこからざわ~って熱が冷めました(笑)

私は今まで日本でイレイジャーのファンという人に出会ったことがありません。というか知っているという人にも・・・

まあ、騙されたと思って輸入盤でも一度手にとって聴いてみてください。とにかくくつろげます・・・いや、知らぬ間にリズムをとってしまうかも(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アシタヒカル☆

2005年08月27日 | 音楽・映画・本
今日は朝からボランティアに出て(笑)ある場所を美しくしてまいりました。その後、新調したメガネをとりに行きました。メガネを作るのはもう9年ぶりぐらい(笑)ふだんはコンタクトなので家にいる時だけだから、見えにくくなっていても構わなかったんです。しかしながら、やはり最近地震のことを考えて、万が一の時に今のメガネではだめだろうと外でもかけられるようなちょっとおしゃれな(ってどんな・笑)メガネでよく見えるレンズのものを買うことにしたんです。それができて、結構喜んで近所を出歩いてました(笑)

帰宅後は久々に自分が以前作ったインディーズバンドのDVDを順番に見ながら、いろんなことを考えてました。

皆最近元気かな~?って今日もあるバンドはすごいところでライブをやっているし、明日は明日で京都のある場所でかっこいいイベントに私の好きなバンドとアーティストさんが出ます。魂だけ飛ばして行かせてあげたいと自分で思うほど、ものすごく行きたいです。きっとすごく端々までアーティスティックで、不思議なイベントなんだろうな。それにあるアーティストのソロがすご~く聴きたい。一人ではどんな感じなんだろう。でも一人でも十分存在感のある人だから。緊張感もあると思うけど、君が歌う前には大きな海が広がっていて、今から航海にでるところ。どんな島が見えてくるのか、どんな人たちに出会うのかもわからない。でも、君の船は出航する。嵐に遭うこともあるだろうし、ゆったりした静かな夜もあるだろう。まぶしい太陽に照らされて、気持ちいい風に吹かれることもあるだろう。大雨にめげそうになることもあるかもしれない。でも、君が君の歌を届けようとする限り、かならず待っていてくれる人たちはいる。かならず・・・

アシタヒカル人たちへ・・・愛をこめて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デラシネ

2005年08月27日 | 音楽・映画・本
8/24にリリースされたグレイプバインの新譜。ほんと待っていたアルバム。ちょくちょく書いているけど、私の中でグレイプバインは日本のスペシャルなバンドの1つです。エルレガーデンのファンからするとなんかジャンルが違う感じがするでしょうね。でも、私はこの両者とも大好きなんです。私がスペシャルに好きになるバンドの共通点はメンバー全員というか一人一人というかが大事に思えるバンドなんですよね。皆が大好きなんです。シャムシェイドやAUDIO RULEZもそうだったし、エルレガーデンもジェット・ケリーもレミオロメンも・・・そしてこのグレイプバインも。

さて早速聴いて、それは期待を裏切らないアルバムでした。前作の『イデアの水槽』も好きだったけど、前作はややモータウンよりというかちょっとアクが強いというかマニアックなイメージの楽曲が多かったんだけど、今回はもっとシンプルになって初期の頃のような雰囲気もあって、前作よりはもっと聴きやすいアルバムになっているのではないでしょうか?

私には色とりどりのキャンディを一粒づつ味わっているような楽しさを感じるアルバムです。だって、バラエティにとんでいる曲なんですもの。

歌詞もやっぱりすごいです。私が以前書いた日本ですごいな~って思う詩人(バンドにおいての)にエルレの細美さんとレミオロメンの藤巻さん、そしてジェットケリーの真田さんをあげましたけど、彼らに出会うずっと前からすごいな~って思っていたのがこのグレイプバインの田中さんです。絶対に彼にしかかけない言葉の織物。この曲という反物を着物にして着れたとしたら、もう私は溶けてしまうでしょう(笑)もう大好きなんです。といってもシニカルでいつも怒っていたりする詩が多いんですけど、それでもいいんです。あまのじゃくの愛が素敵なんです(笑)

アルバムタイトルの『デラシネ』はフランス語で根無し草のことを言うらしいんですけど(フランス語を大学と社会人になってからも勉強してたくせにね・・・知らない私・苦笑)初めタイトルをカタカナで見た時「えっ?ダラシネー?」そうか「だらしないのか・・・」って(笑)よく見たら違って・・・「フランス語なんだ~」と。でも根無し草って、だらしない感じのイメージありますよね。もちろん曲はぜんぜんだらしなくないけどね。むしろトレビアン!ですよね(笑)

今年の私のバースディにはグレイプバインからも曲の贈り物がもらえてうれしかったです。ついでながら、くるりからも海外ではSUPER FURRY ANIMALSからも(笑)実はこの『デラシネ』自体、誕生日プレゼントにもらいました(笑)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

actors☆

2005年08月26日 | 音楽・映画・本
昨日というか正確には今日の0時に「トップランナー」の再放送をやっていた。ゲストはオダギリジョー。観ようと思っていたのにこの前の本チャンの放送はすっかり忘れていた。ゆえに何気なくチャンネルを変えてよかった。見れずに終わるとこだった。やっぱりなかなかおもしろかった。そして彼からジョニー・ディップの名が出たのがなんとなくうれしかった。

何を隠そう、今私が一番好きな日本の俳優がオダギリ・ジョーでアメリカで一番好きなのがジョニー・ディップなのだ。ただし、単にヴィジュアルが好きだからではない。映画人として好きなんだ。

オダギリ・ジョーとの出会いはまず、そのカタカナの名前からだった。その文字が妙にインパクトがあって「一体何モンなんだ」ということから始まる。そしてあるバラエティで初めてその名の人物を見る。「この人がオダギリ・ジョー?」どこかカル~イ雰囲気で、余計に「何者?」と思ってしまった。なぜなら、私は彼が仮面ライダーであることを知らなかったからだ。そうこうするうちにドラマで脇役で見かけるようになる。でも、なんか毎回新鮮なんだ。「この人っていろんな役ができる人なんだ」と見ていておもしろくなった。本で読んだのか、テレビで聴いたのか忘れたけど、彼がジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだというのがわかり、ますます彼のことが気になり始めた。というのも私もジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだから。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ナイト・オン・ザ・プラネット』とか雰囲気がすごく好き。最近ではホワイト・ストライプスが出ていた『コーヒー&シガレッツ』がある。彼の映画の音楽にはニューヨークのミュージシャンのトム・ウエイツの曲がよく流れるし、彼自身が出演する。私はトムの音楽も好きだし、まさに彼の曲のイメージにぴったりなのが、ジャームッシュの映画なんだ。ベースはモノトーンだったり、ブルージーな感じ・・・けだるさが漂うというか・・・ジャームッシュ監督は「ベルリン天使の詩」で有名なヴィム・ヴェンダース監督の助監督をしていたことがある。そのせいかどこか似たカラーがある。何せ私はヴェンダース映画が好きだから、その流れからジャームッシュのファンになって当たり前なんだよね(笑)

前にも書いたけど私は学生時代モノクロ写真を撮っていて、自分でフィルム現像から写真の焼きつけまで一人でしていた。といっても大学の中の暗室でだけどね(笑)ゆえにモノクロものに弱い。というかモノトーンにすごく惹かれる。だから、モノクロ写真を撮って写真集まで出しているヴェンダースを好きになるのは必然なんだよね。

なんかオダギリ・ジョーの話から飛びすぎだけど、彼にも同じカラーを感じる。もちろん、モノクロを上手に表現できる人はカラーを使うと驚くべき個性を発揮する。ゆえにヴィムもジムもカラーの使い方もすごく上手い。オダギリ・ジョーにもそんなところを感じる。モノトーンな演技もできれば、カラフルな演技も個性的で魅力的だ。

そうそう彼はアメリカのアクターズスクールで勉強していたのだけど、その時に作ったという短編が「トップランナー」で披露された。スタジオの皆は「なんだかわからない」というのが大方の感想だったし、彼自身も自分ではわかっているけど説明するとそれまでだから言わないとコンセプトを教えてくれなかった。

タイトルは「フェアリー・イン・メソッド」というもので彼の親友という男性が森の中を無邪気に駆け回るような映像となっていた。

でも私は感じた。タイトルからもそれはイメージできた。その主人公は「パック」だ。シェイクスピアの喜劇に『真夏の夜の夢』というのがあるけど、その中の天真爛漫でいたずらっこの妖精がパックなんだ。裸で森の中でいたずらをする。私はこの短編を見て「パック」を思い出した。

もちろんそれが果たしてあっているかなんてわからないし、どうでもいいことだろう。でも、オダギリ・ジョーの奥深さを感じた。

彼の映画で見たことがあるのは『アカルイミライ』『この世の外へ・クラブ進駐軍』・・・これからも彼の出る映画が目白押しだ。楽しみだな~。そうそう彼なら『蜘蛛女のキッス』のウイリアム・ハートの役ができそうだし、見てみたい気がする。

そんな彼が刺激を受けるのがジョニー・ディップらしい。私は『シザー・ハンズ』ではなく『ギルバート・グレイブ』で彼を知った。そしてその演技に惹かれた。(そういえばこの映画でデイカプリオを知り、彼の演技力にも驚いたものだ。)それ以来、ジョニーの出る映画は見れるだけ見ている。『スリーピーホロウ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などほんといろんな役をこなす。

もうすぐ公開の『チャーリーとチョコレート工場』も楽しみだ。
これはティム・バートン監督の映画だけど、ティムの映画もなかなかおもしろい。中学の時愛読していたレイ・ブラッドベリのファンタジーと通じるものがある。『たんぽぽのお酒』とか『ハロウィーンがやってきた』『十月の旅人』とか・・・大人でもきっと楽しめるファンタジーですよ。まだ、夏だけど秋になったらレイ・ブラッドベリの小説をどうぞ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムーミン

2005年08月26日 | 音楽・映画・本
この前、ムーミン展なるものに行ってきました。すごく短い期間で、展覧会というよりグッズ販売の方がメインのものでした。ムーミンは今年で生誕60周年なんですって。そうそう戦後60周年とか機関車トーマスの生誕も60周年っていうのも偶然ですが、不思議な取り合わせですね。終戦後日本の子どもたちが生きるのに精一杯だった時に北欧のフィンランドではムーミンが産声をあげ、イギリスではきかんしゃトーマスが生まれて、子どもたちに夢や勇気や生きるということをそれ以来現在に至るまで本やアニメを通して語り続けているわけです。

でも、最近の日本の子どもたちは夢をどういう形でもっているのでしょう?なんか殺伐とした感じの子が増えている気がしてしまいます。

ムーミンもトーマスも共通しているのは世の中甘いことばかりではないということを話の中で語っていること。辛い事や嫌なこともいっぱいあるけど、それを乗り越えていく力を自分がもたないといけないことを教えてくれます。

話がそれましたが、ムーミン展ではジオラマとかを見て、あとは少しだけグッズを買いました。本当はイッタラというフィンランドのガラスや陶器で有名なメーカー製のムーミンの食器が欲しかったのですが、1つが高い。お皿が3000円台とかマグカップが2000円台とか・・・。まあ人によっては安いと思う人もいるでしょう。ウエッジウッドとかジノリとかのブランドが好きな人には・・・といっても最近はこれらのブランドも案外安価で手にいれられますけどね。

私はなぜかカップ類が好きなんです。和のものから洋ものまで。きっとお茶(緑茶も紅茶も)が好きだからでしょうね。ゆえにいつのまにか家にはカップが増えてしまってます。でも、そんな好きなカップで飲むお茶はすごくおいしく感じられます。

もちろんカップだけでなく、器でも気に入ったものに出会うとどきどきします。そういう食器を扱うお店をウインドウショッピングするのも好きです。

たとえば、ある時、ある店でスカイブルーのミルキーガラスの手のひらサイズの器に出会いました。それを見た時、そこに白いバニラアイスを入れたらおいしそうだな~とか、京都なので白いダイコンでできたお漬け物「千枚づけ」とかを入れたらおいしそうだな~とか思って、いろいろテーブルの上のその器を想像するわけです(笑)

またまた話がそれましたが、私はムーミンの話が好きで、そのキャラクターたちが好きなんです。知ってましたか?実はスナフキンとミムラ姉さんとミーは兄妹とかミーはムーミン家の養女になっているとか・・・(笑)

私の夢はいつか北欧のフィンランドやスウェーデンやデンマークに行くことですが、特にムーミンの生まれた場所に行ってみたいです。

ちょっと支離滅裂な内容になりましたが、また北欧のことやらムーミンの話のことやらをちゃんと書いてみたいなと思ってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラグビーの日☆

2005年08月24日 | 音楽・映画・本
今日はラグビーが生まれた日だそう。だから私はラグビーを見るのが好きなのかな~。大学時代はよく試合を見に行ったし、友達もラグビー部だった。京都の地下街のポルタで真正面から出会ったのがあの平尾。すごくでっかくて、やはりかっこよかった。でも本当に大きかったな~。

今朝は通勤時にサブウエイズをまず聴いて、スピッツの古い曲を聴いた。相変わらず仕事が忙しくて、残業。当たり前の日が過ぎていく。でもそんな今日が私の誕生日。もう人に言えない年になった(笑)今年こそはある事をがんばりたいと思う。絶対にがんばる。さあ、ケーキを食べようっと・・・(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DEEP PURPLE

2005年08月23日 | 音楽・映画・本
今年のサマーソニックには彼らもやってきた。でも、残念ながら私の行った日ではなかった。そして当たり前かもしれないけど彼らのステージは見た事がない。もちろんBSとかCSとかではあるけどね。でも、いまだにハードロックといえば、彼らの「ハイウエースター」が流れる気がする。それほど長髪ロックの祖みたいなバンドなんだね。同時代にはレッド・ツェッペリンがいて(もちろんこれも生は見た事ないけど・笑)聴いたアルバムや見たライブ映像ではツェペッリンの方がバンドとしては好きだけど、パープルの方にもいっぱい好きな曲はある。パープルの特徴は実はキーボード。耳から離れないくりかえされるフレーズ。それが彼らの特徴だ。もちろん、高音ボイスに技術屋ギターもすごいけどね。メンバーチェンジもよくあって、どの時代が好きかというのもよく語られる。有名なギタリストにはリッチー・ブラックモアがいる。脱退後はブラックモアズ・レインボーとして活動している。

ボーカルであり、キーボード奏者でもあったイアン・ギランが脱退後ギランというバンドを立ち上げて、活動しているが、そのアルバムを1枚だけ持っている。それに入っている「ファイティングマン」という曲がすごく好きだ。静と動が顕著に表れる曲でキーボードもいい感じ。まあ、最近流行りの曲に比べると暑苦しさはややあるかもしれないけど(笑)でも、心が熱くなる曲だ。

パープルのアルバムを初めて聴いたのは確か中学3年の時。あるクラスメートがいいからと貸してくれた。実はその人は小学5年の時から好きだった人だった。大阪から京都に転校してきた私だったが、なぜか言葉は標準語だったため、クラスの一部から嫌味を言われていた。いじめには至らないけど、京都の人はどうも東京弁がいやみたいだ。東京の人は京都弁をいい風に考えてくれるのにね。特に私のいたところが京都でも特に伝統的保守的京都だったためかもしれない。そんな中、結構女子には嫌味をいい、野生っぽい(笑)人でおしゃべりではないけど存在感のある男子がいた。一見恐そうなんだけど、そんな彼が結構クラスで浮き気味の私にさりげない優しさを見せてくれた。今でもそんな何気ない一こまが思い出される。

中学に入ってからも彼のことを思いつつ、告白などするわけもなく、やがて親友が彼のことを好きだと知り、完全に心にカギをかけた。相変わらず、男っぽいその人は女なんか・・・って感じで誰とも付き合う事もなく、マイペースでいたけど、音楽は聴いていたみたいだ。たまたま中学3年の時同じクラスでしかも席が隣になったことがあった。しかし、その頃中2の時に同じクラスになってロックの話で気があって、よく話をしていた子のことが私が好きだと勘違いしたみたいで、それが私にはせつなかった。「ほんとはあなたが好きなのに・・・」しかも親友は私に「どう告白するか」を相談しにくるし。

そんな彼がある日、ほんとは持ってきてはいけないけど、パープルのアルバム「ライブインジャパン」を持ってきて、貸してくれた。すごくうれしくて、大切に聴いた。

時は流れ、大学時代に一度だけ、祇園祭の宵山ぐらいの昼間に彼と偶然出会った。やや距離があったけど、お互いにわかった。そして二人とも会釈した。

それ以来、一度も彼と会っていない。今は何をしているんだろう?

ディープ・パープルにはこんなほろ苦い思い出もあったりする(笑)

番外編だけど、音楽弟子Aは今もしどこかのバンドがDEEP PURPLEのコピーをするから、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリードギターをやってほしいといわれたら、弾ける。そんなAは今はグッド・シャーロットの曲を練習中だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピアノマン

2005年08月23日 | 音楽・映画・本
ビリー・ジョエルの曲に「ピアノマン」というのがあるけど、最近世間で人を騒がしているのはイギリスで保護された記憶喪失という話だった「ピアノマン」。イギリスだけではなく、世界中も巻き込んで、取材されたというか話題となった人だ。記憶喪失だけど、ピアノの演奏がすごく上手くて実はすごい音楽家ではないかとか、いろんな人が彼を知っているとか、いろんなエピソードが飛び交った。でも、結局、彼はふつうのドイツの若者で、仕事がうまくいかずに海に飛び込もうとイギリスまで来たという。なあ~んだって世界中の追っかけテレビ局なんかは思ったのだろう。彼に対する今までの扱い方と違って、自分達の無駄足にやや恥ずかしさなんかもあって、一応結果報告だけはするけど、彼に対するコメントはあまりない。

結局、皆が描いた妄想がピアノマンをスターにしてしまっていたわけだ。ゆえにピアノマンを責めるのはややおかしい気もする。嘘をつくというより何も言わなかっただけの彼。周囲が勝手にストーリーを作り上げただけ。でも、それは彼に実は魅力があったからではないのかな?ゆえに彼にロマンを人は求めた。

ふつうの人だっていいじゃない。彼はある意味新しい命を得た。事実がわかって、それで周りやマスコミが彼を責めてはいけないと思う。それでまた落ち込んで命をたとうなんて思ったら大変だ。これだけ世界の人を惹き付けたんだから、彼は自分に自信を取り戻せばいいと思うし、家族も彼のフォローをしてあげてほしいな。どこかのニュースキャスターでも誰でもいいけど、彼のそういうところを言って、彼の味方になって、これからの彼の人生が充実したものになるようにささえてあげてほしいと思うのは私だけかな?

世界が騒いで困惑したのはきっと彼だろう。別に私は彼のファンでもないし、世間が抱いた妄想で夢もみていない。ある意味「そんなニュースもあったな~」って感じだった。でも、今はちょっと違う。実際は描いたストーリーではなくても、それからイマジネーションをそそられた人はいっぱいて、それこそドラマだって作れたわけだ。それでいいのではないのかな?実際は違ってもそんな物語があってもいいのでは?

彼はまだ20才らしいけど、心のケアを誰かしてあげてほしいと願いつつ、久々にビリー・ジョエルの曲が聴きたくなった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする