HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

winnieと村松拓~Nostalgic Evolution Tour 2014 at 大阪 心斎橋Pangea

2014年11月22日 | winnie/ 99radioservice/
2014年11月21日(金)晴れ

久しぶりのライブ
仕事に追われまくりで平日は特に行けないライブ。
ところがこの日だけは午後から早めにお休みをいただける
年に2回か3回しかないラッキーな日と重なってロックの神様に感謝!

そういえば、夏の終わりというか8月22日以来のライブで
しかもそれも村松拓くんのソロ出演のライブ。
まさに村松拓繋がりである。半袖からコートの季節へと。

大阪のアメリカ村にあるLIVE HOUSE Pangeaは名前は知ってたけれど
行くのは初めてだった。いつからできたのだろう?
BIG STEPの前だ。

winnieのライブはまさに3年ぶり。
いつもタイミングが合わず、CDだけはしっかり買ってたけれど
やはり曲名とか忘れちゃったりもして、あれ?これはあれだって
思いながらもやはりライブに行ってないアルバムのはすぐに頭の中に
浮かんで来ないんだな~って思った。それよりずっと前にライブに
行って聴いたことある曲はすぐにわかるのにね。
ライブのインパクトっていうのは凄いな。

今回何よりもうれしかったのが村松拓くんが共演だったこと。
彼はナッシングスでいっしょに出たかったらしいけれど
私はこれがよかった。
それはabstract mashの時の共演時とメンバー全員ではないにしても
重なりはそのままだったから。

彼らの対バンを最後に見たのが約5年前。
あの頃の熱いものを思い出した。
私はアブストの対バンからwinnieを知り、なんていいバンドだろうって
惚れ込んだ。あるようでないロックバンド。唯一無二なサウンドとバンドメンバー。
もっと評価されていいのにっていつも思う。

メンバーの雰囲気は3年前とめちゃくちゃ変わったことはないけれど
Okujiさんがロンゲになっていて、Jinさんが茶髪になってたことかな?
(あくまで私が以前観てからの違い)
Ioriさんは相変わらずかわいくてきれいで品があって素敵。
パボさんはぜんぜん変わってなくて、なんかやっぱり優しい感じで。
このメンバーみんな素敵なんですよね。いつも。

さて、最初に登場は村松拓くん。

持ち時間は30分だったらしいけれど、Okujiさんにとにかく
しゃべってくれって言われてたようで、なんと歌った曲4曲!
これだと以前の802のイベントと変わんないや(笑)

MCの内容はこのイベントで何かおもしろいことやろうねって
Okujiさんと電話やメールでやりとりして、当日3時に待ち合わせって
ライブハウスに拓くんが来たのにまだ誰も来てなくて、しかたがなく
何か食べに行こうとアメリカ村をブラブラして食事して戻っても
まだ来てなくて、またマネージャーと何か飲みに行こうと出て
帰ってもまだ来てなくて、仕方が無いから先にリハしようとセッティング
してたら、winnieが来て「おはよう」って何もなかったかのように言われたので
メンバーをしかとしたっていう話。遅刻はだめだよって、まあロックスターには
許されるかなって。(私はやっぱり遅刻はどんなスターでもいろいろ危険だと思うけど)


でも、winnieとは初めて会った時から親しくなってアブストの時代はよくいっしょに
対バンしたって話や拓くんはwinnieのファンで彼らのメロディアスな曲が大好きだという
話もしてくれた。あと自分と同じコミ障(コミュニケーション障害)だと。

私としては音楽にぞっこんな人はみんなそれだと思ってる。特にロック好きは。
私もそうだと思う。だけれど、音楽に力をもらって年重ねていくと
そこから少しずつ脱却できていくから不思議。今じゃ、その反対の仕事してるから。
コミュニケーションで成り立つような仕事。だから音楽って素晴しいんだ。

そういえば、アメリカ村界隈はラーメン屋さんとたこやき屋さんが多いって驚いてた。

ちょっと話がそれるけれど
弾き語りのアーティストはいつもファイルに楽譜を入れて持ち歩いているのを観て
それが私はなんかリアルな感じで見るのが好き。

かなり昔だけれどUESA(植田健一氏と真田暎人氏)のライブの撮影スタッフをした時に
楽屋で真田氏がファイルの中を整理しているのを見てて、
なんか「ミュージシャンもふつうの人間」という当たり前なことを実感してうれしかった。
パソコンで歌詞を打って、コードも書いていれてるんだって。
フォズの渡會さんもTurntable Filmsの井上さんもそうだった。

セカイイチの岩崎さんは今どきのiPadだったけれど。

私的にはファイルを見て歌詞をさがしているのを見るのが好き。
今回の村松拓くんもファイルだった。

4曲やってくれたうち3曲はNothing's Carved in Stoneの曲なので
アコギバージョンはレアな気がした。

MCでアブストとナッシングスをいっしょにやっていた頃にすごく
好きな女の子がいて、その思いを綴った曲ですと言ってやってくれたのが

「Sleepless youth」

英語詩なので初めて聞いた人には内容はわからないかもしれない。
でもタイトルから想像してみたらどうかな。

「眠らない青春」ってどんなのか。

今の現状に落ち込んだり、苦しんだりしている時に
ふと昔の事を思い出すことがある。
あの、心の奥を熱くさせる感情はなんだろう。
いつもは眠っているのにそれは決してもうなくなっているわけじゃなくて
時として目をさまして「ここにいるよ」ってその存在を訴える。

昔読んだ大崎善生の「パイロットフィッシュ」を思い出した。

「一度出会ってしまった人とは、別れることはできない。
なぜなら心の中に深い記憶の湖があって、出会った人の記憶は湖の底に沈んでいるから」

というフレーズがこの小説には出てくるんだけれど、まさに好きだった人のことは
忘れることはできないんだね。

この「Sleepless youth」の歌詞からは
もうこの恋は終わっているのかなって感じるけれども
あの頃、彼は恋してたんだなって今振り返って思う。

abstract mashの当時出たばかりのアルバムの曲に
「Inside the running soul」というのがある。

♪can't think of rest and sleep inside the running soul

というフレーズがあるんだけれど、それとこの「Sleepless youth」が重なる。
その彼女との事やナッシングスとアブストとの間で揺れ動いていたのだろうか?

その曲のあとにioriさんとOkujiさんを呼び込んで
winnieの「Discolor and cloud」をいっしょに歌った拓くん。
これはとてもレアな共演ですよね。これが彼らが考えた企て。
3時から企てるはずが始まる前のちょっとの時間で決まったみたいだけど(笑)

そして4曲目にしてラストの曲はナッシングスの「Shimmer song」
ほとんどの歌詞はいつも拓くんが書くのだけれど、この曲は生形さんが書いた。
この曲はツアーを通してすごく深みが増した曲でどんどん好きになっていく
曲だから是非みんなに聴いて欲しいと歌ってくれた。
こんな事言ったら怒られそうだけれど今回のナッシングスのアルバムで
やっとボーカリストが中心のアルバムを作ってくれたと感じた。
村松拓があってのナッシングスだって。歌が大事だって。
だからこのアルバムは大好きなんだ。

shimmer.....陽炎

思うに結局人間というのものはこの壮大な宇宙のもとでははかない存在なのだけれど
それでも、生きようっていう思いは大事なのじゃないのかなって歌ってくれてる気がする。
はかないから適当に生きるのではなく、はかないからこそ自分の時を大事にしていこうって。

ちっぽけなものはちっぽけなりに自分自身を応援していこうって。

<村松拓 セットリスト>
Diachronic
Sleepless youth
Discolor and cloud with iori okuji
Shimmer song

トークイベント風ではあったけれども歌ってくれた曲はどれも深く
心に刻まれた。

そして winnie登場!

なんかメンバー全員をステージで見れてホームな感じがして
うれしかった。

もちろん以前Okujiさんが言ってたけれど大阪は難しいって。
それはトータルして関西が難しいのかもしれない。
それはwinnieだけじゃないから。

関西人のくせに関西をデスるのはどうかとは思うけれど、
関東ではソールドアウトのバンドとかが関西でやると
え?って思う動員数だったりする。

関西人ってロック好きじゃないのかなって思うぐらい。
もちろんホールとかでかい場所でやるアーティストのはチケット取れないのは
関西もいっしょ。でも関西人って有名じゃないとだめなのかな?って思う。
ブランド志向というのか。

音楽で聴くというより名前で聴く人が多いのかなとも思ったり。
その点、関東の人は音楽で聴く人が多いのかもしれない。

関西人へのロック教育をもっとしないとってえらそうにも思ってしまう。
これは昔から、自分が中学生の頃から思っている。
海外のアーティストだってなかなか関西に来ないもの。

もちろん関西にも音楽を音楽で聴く人はいて
でもそういう人たちも結局バンドを作ったあとには
関西ではやっていけなくて関東へと行って活躍していく。

これどうにかならないのかな。

くるりの岸田さんも一時京都に戻ってきたのに
やっぱりまた関東に戻っちゃったし。

考えようによっては音楽業界をまた活気づけるのには
関西をロックの街にすることかもしれない。

関西を制すれば音楽は不滅になるかも。

さて、話が違う方向へ行ってしまったので戻すと

Okujiさんのギターはやっぱり毎回素晴しくて
こんなに指動くんだって思うほど動く。
ioriさんの透明なきっとボサノバとか歌ってもいけそうな
ムーディーな歌声にヘヴィメタな早弾きギターが入り込むわけで
そのバランスが絶妙で他にない。
Okujiさんの長髪でスキッドロウとかガンズとかその時代のような衣装(というのか)
で、そこだけ観たらヘヴィメタバンドに見えるのかもしれないけど
上品さを漂わすioriさんとさわやかなパボさんとヴィジュアル系にもいそうな
Jinさんが合わさるとすごくゴージャスで品のあるバンドに不思議となる。

このままでレッド絨毯歩けそうな。

このバンドがなぜにまだ脚光を浴びないのかほんとくやしい。
演奏も上手いし、曲もメロディアスでかっこいい。

MVも素敵だし、グッズのセンスもいいし。

OkujiさんのギターがSIAM SHADEのDAITAさんの音の出し方に似てると
思って言ったら「町田の先輩です。彼は神みたいな人」っていうような事を
言われて謙遜されていましたが、私にとって日本で一番のギタリストは
DAITAさんなのですが、その音に近いものを出せる人には
そう出会ってなくて、そんな僅かなギタリストの一人がOkujiさんなのです。
ギターも弦楽器ですが、クラシックの弦楽器のヴァイオリンとか
のような音も出せるそんな感じです。ギターが歌っている感じになるそんな感じです。
(ここだけ文体変えてます。)


今回のツアータイトルになったアルバム「Nostalgic Evolution」の曲もどれも
好きだけど、crash and burnはもちろん大好きで、
たとえば、over the worldにも見られるメロディによるカタルシスというのかな
winnieの曲にはカタルシスの部分があって、そこで心が許されるというのか
一瞬で救われる感がある。nothing lasts foreverのように洋楽テイストが
溢れていて、ロンドンの空気が流れて来る。always knocking on your door
のベースラインがものすごく好きで、どこかfeederを彷彿する。
ドラムのタイミングとかもいつも「ここ」っていうところでビートが効いて
ほんとに気持ちのいい曲たち。

曲とは関係ないけれどJinさんはいつもおもしろいことをしてくれて
昔は手品をしてくれてたけど、今回は「ウエイ」というのをみんなと
いっしょに掛け合うのをやってくれました。

そうそう、Okujiさんの後ろにあったHughes & Kettnerに
オジーオズボーンのステッカー?が貼ってあったので「やっぱり」
って思っちゃった(笑)

そういえば拓くんはガンズのTシャツを着てたね。

winnieの時にも拓くんとの共演があって
私の好きなフーファイターズの曲をやってくれて
これも超レアだなって感動した。

数あるバンドの中からのフーファイ。
好きな音楽はこうして繋がって行くんだ。

アンコールでboys&girlsをやってくれたので
最後まで隙間なく感動をもたらしてくれたライブだった。
前のライブから3年たってまた同じ曲がアンコール。
なんかここでも繋がった気がした。

<winnieセットリスト>
1.crash and burn
2.over the world
3.sweep
4.enemies
5.who's dreaming deep
6.like a storm in the black
7.tomorrow's sign
8.traces of me
9.loveless
10.without you~reasons never die~without you
11.memories memories
12.dreaming dreaming
13.Everlong (FOO FIGHTERS) with 村松拓
14.suddenly
15.lightning strikes
16.this storyends
17.first class speed of light
---ENCORE---
18.boys & girls


ライブ後、拓くんと少しお話できた。
約5年ぶりなのに覚えててくれたし、
彼の人柄は変わってなかった。
しかもその昔に私に書いてくれた
言葉すら覚えていてくれて。

彼のステージにあがる時の思いとかも聴けて
ますます彼の人間的な面を感じられて
もっともっと彼を応援していきたいと思った。

有名になると人は変わるのかなって思ってたけど
彼はそんなことなくて、あの頃のままだった。
彼によって、そうじゃない人もたくさんいるのかもしれないな
って教えてもらった。

またwinnieと共演してほしいな。
関西で。

私は音楽でロックでどれだけの人と繋げてもらったかわからない。
決して出会うことのなかった場所も国も違ういろいろな人と
音楽だけで繋がって。まるで光のようだ。
遠い距離を瞬時に飛んで来るように。

私はあなたやあなたたちと出会って。
そして、心に「生きる力」をもらってます。


加えて、ライブに行っている間、Mステにかつてwinnieと
対バンしてた99radio serviceの元キーボード奏者のGoiさんが
Superflyのバックバンドで出てた。出るのを知ってたから
録画してたのを帰ってから見て、なんか感慨深かった。

かつて京都MOJOでいっしょにいた人たちが
同じ夜に演奏し歌っているっていうことが。
365日あるのにそのうちの一日にこうして重なって。

私はGoiさんが一番よくお話した人で、彼は演奏している時は
なんかコミカルなキャラクターで人を惹き付けるエンタテイナーな
感じの人なんだけれど、ステージ後はすごく丁寧な接し方をしてくれる
素敵な落ち着いた方でした。

またどこかで会えるといいな。

winnieとabstract mashと99radioserviceの組み合わせがまた見てみたい。
その時だけGoiさんが戻ってくれたらな~。

11月21日はほんとうに素敵なロックナイトだった。
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MUSIC CAMP~ ROCK KIDS 802 ラジ友夏祭り

2014年11月19日 | Nothing's Carved In Stone
2014.8.22(金)晴れ

心斎橋 Music Club JANUS

これは実のところ生まれて初めて帰りたいと思ったイベントだった。
誤解のないようにしてもらいたいのは
このイベントが悪いということではなくて
自分が場違いであったということである。

ついうっかり村松拓くんが出るのにひっぱられ
ブライアンもフォーリミも観たかったバンドであったうえに
ギリギリなのにチケットがまだあったという事で失敗したのだ。

出演バンドは以下。

Brian the Sun / 04 Limited Sazabys / 村松拓 [司会]落合健太郎

これは「夏祭り」であり、高校生大学生メインの祭りであったのだ。
そこを理解してないで参加したので、ほんと「あわわ~」であったのだ。

しかもひどいなと思ったのは
村松氏は3曲しかやらなかったのだ!

さらに一曲は浜田省吾の「悲しみは雪のように」のカバー。
まあ、それもレアなのかもしれないけれど3曲って何?って感じ。
MCでは関西の番組の「探偵!ナイトスクープ」が好きという話。
関東の人で知っている人がいるのが不思議なくらい。
この番組は関西では人気の長寿番組で、一般の人から
いろいろな疑問や悩みを受けて、それを解決する番組なんだけれど
意外と感動シーンが多い。

まあ、それはそれでおもしろかったけれど、トップバッターで
しかもすぐに次の仕事場へ移動ということでいなくなっちゃって
それでたぶんおっかけの人たちはそれについて行っちゃったんだよね
残りが若い人たちだらけ。

ブライアンも
フォーリミも楽しかったけれど、
とにかく自分の違和感が半端なかった。

お祭りなので引き換えチケットをもらえて
当て物とかドリンクとか交換してもらえたり
そば打ちをされていて、それを食べさせてもらったりは
したけれど、ほんと「いいの?私ここにいて?」って
感じだった。

もう途中から「いいや。もう楽しんじゃおう」って
クイズとかにも参加してた。

でも、音当てクイズではさすがに
最近のKANABUNとかそのあたりのバンドのイントロでは
太刀打ちできなかった。時代は進んでる。

落合健太郎さんは男前で優男で和の衣装がとても似合ってた。
ただ、最近ラジオをあまり聴いてないので
なんか声かけるにも嘘っぽいのでやめた。
すぐ目の前にいたりしてもね。

とにかく、これからはしっかりと何歳対象かを調べてイベントに
参加しようと思った。

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ACIDMAN~Broccasion Live Osaka "BACK DROP BOMB"

2014年11月16日 | ACIDMAN
2014.6.27(金)晴れ
 
大阪BIG CAT

大阪の地下鉄を心斎橋で降りて地上にあがるとまた街の様相が変化してるように感じた。
今年はライブにあまり行ってないから、久しぶりでちょっとドキドキした。
でもACIDMANをBIG CATで観れるっていうのが凄くうれしい。
この大きさのハコでは最近はあまり観れない気がするから。

連れが来るのを待つ間、やや廃れ気味の
ビッグステップでは時間をつぶす所がないので
近くのマクドナルドへ。
やはりACIDMANのTシャツ着た人たちがたくさんいた。

BACK DROP BOMBのイベントなんだけれど
やっぱりACIDMANのファン多いよね。

このイベントには

ACIDMAN、LITE、locofrank & BACK DROP BOMB

が出演。

ロコは2度目。彼らはいつもなんか悔しそうな感じを受けちゃうのだけれど
それはファンが彼らが盛り上がって欲しい時に盛り上がりきれないからだろうな。
彼らの曲の感じと他の出演者のファンはやや違う気もするから
仕方が無いのかなとも思うけれど、私はがんばりました(何を?)
あったかいバンドなんだよね。locofrankって。

LITEは惚れた。

ほんとインストのバンドなんだけれど華があるというのか
優雅なかっこよさがあるんだ。
前から気になっていたけれど
実際に観て、ほんと好きになった。
インストのその音楽に抱かれる感があった。
音に包まれる感覚が不思議だった。

バンドとバンドのセッティングの間にDJが入る。

そこでFLAKE RECORDSの和田さんがDJダワとして
いろいろ素敵な曲をかけてくれた。
知らない曲でいい曲があったので
あとでたずねたらちゃんと答えてくれた。
でも、もう解散しちゃってるバンドだったので残念。

出演順は
LITE
locofrank
ACIDMAN
BDB

ACIDMANをこんなに前で観れていいの?っていうぐらい前方で見た。
大木氏の顔がしっかりと見えるところ。
武道館からのここ。

ズームレンズでズームした感じぐらいの違い。

いつもとは違う意外なセトリで
なんか新鮮だった。

ALMAを聴かない初めてのライブだった。

<セトリ>

最後の国
EVERLIGHT
ストロマトライト
アイソトープ
Never Seem To Last
風、冴ゆる
ある証明

風、冴ゆる
とか聴けたのは感動だった。ほんとうはアンソロジーのライブ行きたかったけど
行けなかったので、ちらりとそれを体験できた気がした。

このビッグキャットで彼らを観ながら、昔ここで
インディーズバンドのライブ映像を撮らせてもらって
バックパスももらってステージの後ろから客席の方を見た光景を
思い浮かべた。こんな風に見えているのかなって。

楽屋もあそこかな?って

暴れている人達もいたけれど、思うほど激しい戦いはなかった。
でも、主役のBACK DROP BOMBも迫力あって演奏かっこよくて
キャリアが産むオーラが漂っていた。こういう機会じゃないと
巡り会えなかったなと。

ACIDMANってやはり演奏のすごいバンドをすごく見極めていて
そういうバンドをリスペクトして、そして繋がっているなって
改めて思った。確かな音楽感覚というのか。

ライブ後、いっぱいACIDMANのグッズを買ってしまった。
LEDのライトとかノートとか。

このライブは6月なのに11月の今、感想を仕上げている。
とにかく、時間がなさ過ぎて、やっと今。

だから忘れちゃっていることもあるだろうけれど
いいイベントだったのは心に残っている。
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SUMMER SONIC 2014 at 大阪 舞洲

2014年11月15日 | 細美武士/the HIATUS
2014.8.16(土)雨ときどき曇り

Summersonic2014は初の土砂降りに見舞われた。
毎年カンカン照りの下で日焼け対策をしながら
焼けるような熱さの中でかき氷を食べることがこの上も無く
極上な時と感じていただけに今年の雨には参ったって感じだった。

グッズ販売の時、私が買う時は雨は収まっていたので
サマソニTシャツとクイーンのTシャツとハイエイタスのTシャツと
マフラータオルと買ったけれど、これらすべてその日に着替えに
使うとはその時は思っていなかった。

フード付きのレインコートは持っていってたけれどもそれでも頭から水滴が
したたり落ちて、顔とかも濡れちゃうそんな雨だった。

グッズを買った後にまた雨が激しくなり、いったん車へ。
それから少しましになったのでオアシスで昼食を食べにいった。
ステーキ丼を食べた。おいしかった。
それから雨がいったんやんだのでLITTLE MIXを見にOCEAN STAGEへ。

まだファンキー加藤が歌ってたけれど、彼の歌っている時は雨が降ってなかった。
凄いな。ただ、彼の雰囲気はサマソニにあまりあってない気がした。

その後、LITTLE MIXを見るために前方へ。
待っている間、また雨が降ってきて頭から垂れて来る水が口に入って来そうだった。

でも不思議。ライブが始まると雨が収まって来た。
彼女たちの圧倒的パーフォーマンス。アメリカではなくイギリス!っていう感じが
溢れていて、スパイスガールズを彷彿した。男性ダンサーも出て来たりして
すごく大人のガールズだった。聴きたかった「Wings」も聴けて本当によかった。

ここでいったん車へ。
レインコートを脱ぐともうT-シャツがびしょびしょ。
汗なのか雨なのかよくわからないけれど、1回着替える。

次はMountain Stageへ移動。
そしてまずはELLIE GOULDING。

ELLIE GOULDINGは初めて聴いたけど、彼女の歌を聞いていて
「音楽って本当になんて楽しいのだろう」ってなぜかこみあげてきた。
まったく知らない音楽と出会って、でもそれが心を揺らす。国をも超えて。
彼女は素晴しかった。イギリスでは有名なので名前は知ってたけれど、
本物を前にして「音楽があるゆえん」を教えてもらった気がした。

音楽ってこれだよなって。

彼女はハードな衣装に身を固めていて、次の日の東京のサマソニを
テレビで見た時と対照的な出で立ちだった。大阪は黒で東京は白って感じかな。

ELLIEのファンらしき外国の人たちが結構前にいて、その時携帯で写真を撮ったりしてたら
係員から注意されて、英語で「なんで?信じられない。」って連発してました。
外国ではみんな携帯撮りまくりだものね。
でも、その人たちはちゃんと撮るのをやめていた。そういうのは素敵。

ELLIEのライブ中も雨は小降りになり、途中止んだりしてしっかりと見れた。

そして、次がthe HIATUS
エルレからthe HIATUSまで今年で15周年だというサマソニの中で
13回参加している私はどれだけここで細美くんを見た事か。
そして、毎回空の下でキラキラ輝く細美くんの笑顔に心を熱くさせてもらったことか。

ELLIEが終わったあとに最前に行くことができた。
細美くんの笑顔がまた見えた。
不思議とthe HIATUSの時も雨はほとんど降ってなかった。
セットしている時のチューニングにやっぱり細美くんは出て来て
Let it beを歌ってくれた。

ハイエイタスの時は雨は止んでいた。むしろ僅かであっても空に青空が見えた。

the HIATUSの歌を聞きながら、ステージから吹く風を手で受けながら、
まるで歌が手に触れてるような感覚になって、思わず掴もうとした。
音楽が空気となってすべてを包んで、その音楽の素晴らしさを思って泣けて来た。

世界中の人たちがその音楽というものと出会い、同じ音楽をいっしょに
共有したら、きっと心を通わせることができるだろうなって
ハイエイタスの歌を聴きながらそういう日が来ないものかと願った。

やはり彼らのライブは毎回感動を必ず残してくれる。
そして、私の心にまたそのシーンを刻んでくれた。

<セットリスト>違うかもしれない。
自分のメモ見て今頃感想を書いているから(今はもう11月)

Storm Racers
Monkeys
Thirst
Something Ever After
Deerhounds
Horse Riding
Silver Birch
Unhurt
Lone Train Running
Insomnia
紺碧の夜に

the HIATUSのあと、また着替えにもどった。
そして、ふたたびOCEAN STAGEに行った時には
すでにAVRIL LAVIGNEのステージは始まっていた。

丁度私がついた頃から初期の頃の歌を続けざまにやってくれた。
とても思い出深いHappy EndingやラストにはSk8er Boyを歌ってくれて
ああ、もう10年ぐらい経つのかと懐かしく、そして泣けて来た。
彼女の歌を初めて聞いた時を思い出した。

そして、いよいよ29年ぶりのQUEENだ。

QUEEN+Adam Lambert という組み合わせ。

どんな感じなのかとワクワクして待つ。

1985年のクイーンの来日がフレディ存命中最後で
そのラストのラストが大阪だったんだ。
大阪城ホールで。
まだまだガキンチョであった私が観れたフレディ最後の大阪。
その時はまだ存在すら知らなかった愛する人とこの日いっしょに
そのライブを楽しむことができているのはなんて幸せな事だろう。
もちろん、フレディがいないのはとても悲しい。
でもクイーンはこの日確かに蘇ったんだ。

こんな日が来るなんて想像してなかった。しかもサマソニ大阪で。

1985年に大阪で終わったように思えて、でもどこかまだ何か途中で
途切れたような感じだったまま時は流れて来たけれども、こうして
大阪でまた繋げてくれた。大阪でまた始まったんだ。

当時はまだ想像もしてなかった私の未来。
そして今自分の最愛の人といっしょにクイーンを見れた喜び。
あの日からこの日はすでに決まっていたのだろうか?

昔の私が今の私と握手したそんな瞬間を感じた。

NOW I'M HEREで始まったステージ。アダムは彼の持ち味を活かしながら、
決してもとのクイーンのファンをがっかりさせることもなく、
とても丁寧に素直に個性的に美しく歌い上げて行った。

間でフレディの映像が流れる。
アダムからフレデイそしてまたアダムへとボーカルが引き継がれて繋がる演出もあった。

ブライアンが一人で登場し、アコギで「手をとりあって」を歌ったあとに
みんなでいっしょにと「LOVE OF MY LIFE」を演奏すると会場が歌い出した。
私も歌った。不思議と若い頃に覚えた歌詞は完璧に残っているんだね。
最近はぜんぜんだめなのに。大合唱だった。フレディが生前ファンといっしょに歌った歌だ。
これを全員で歌ってラストの方にフレディの映像と声が流れて、ほんと涙が出た。ブライアンも泣いていた。


フレディはやっと日本に帰って来れたっていう気がした。
フレディは絶対にあのステージにいた。

アダムは最高だった。素晴しいアーティストだった。
フレディのような華やかさと色気も漂わせながら
高音ボーカルも素晴しく、それなのに「自分が」という主張はほどよく包んで
クイーンに溶け込んで、ブライアンとロジャーをリスペクトして
立てていく、本当に心憎い愛すべきボーカリストだった。

私が大好きだったドラムのロジャーも歌が歌えるんだけれど、フレディ死後に
ブライアンと作った歌をソロで歌ってくれた。
その時に大きなQをかたどったスクリーンに昔のクイーンや
フレディのいろいろな映像や写真が流れて、やはり涙が出た。

この大阪でのライブは申し訳ないけれど東京より思いがあると思う。
繋がった日だったから。私が1985年に見たのは2回目で1回目は前年の1984年だったんだけど、
その時は西宮球場(今もあるの?)だった。野外だったんだ。
だからこうして野外でクイーンを見れたのも二重に感動だった。

時を経ても彼らの曲ってなんでいつも新鮮なんだろうって思った。
今ある音楽のいろんな要素をすでに取り込んでいて、
エレクトロもヒップホップもダンサブルな曲もすべて網羅している。

レイザー光線とかが会場を幻想的にしていたけれど、
フレディがいたらもっとすごい演出してただろうなって思ったり。

時を超えて、音楽を聞き続けてきたら見えて来る景色もあるんだなって思った。

きっとクイーンのためにフェスなんかも参加したことのない往年のファンたちも
たくさんいたのだろうなって思う。しかも雨も降ったりの日で。
ただ、クイーンの時は少し降った時もあったけれどほぼ9割やんでいた。すごいな。

あんなに温かく、日本とクイーンの心の絆が感じられたライブは一生忘れられない。
終わって、二人で写真を撮ろうとしてもうまくいかないな~って思ったら、
よかったら撮りますよって声かけて撮ってくれた女性がいた。とびきり素敵な写真を撮ってくれた。

この日のサマソニは10代の時大好きだった音楽と今大好きな音楽である
クイーンとハイエイタスを繋げて

「あなたの音楽はこうして繋がってるんだよ。」って教えてくれた気がする。

細美君もきっと見てたはず。彼が最初に買ったレコードがクイーンだったって言ってたもの。
東京ではかぶってて見れないから。

ほんとうに15周年のサマソニは本当に素晴しい音楽に溢れていた。

<セットリスト>いただきもの。

1. now i'm here
2. stone cold crazy
3. another one bites the dust
4. fat bottomed girls
5. in the lap of the god... revisited
6. seven seas of rhye
7. killer queen
8. i want it all
9. teo torriatte
10. love of my life
11. these are the days of our lives
12. under pressure
13. i was born to love you
14. radio ga ga
15. crazy little thing called love
16. bohemian rhapsody
17. we will rock you
18. we are the champions
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