HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ねじまき鳥

2009年09月29日 | Weblog
村上春樹ファンならきっと「ねじまき鳥」って見るだけで
きっと頭の中で「ムラカミハルキ」って浮かぶんだろうな。

急に思い出したんだけど、「ねじまき鳥クロニクル」の
第一部の最初の方に「指の6本ある人」っていうのが
出てくるよね。

もしかして前にも触れたかもしれないけれど
実際に6本指の人はいる。

彼のこの本の記述のように
小指の横に小さい指がついている人。

この指の人を最初に見たとき
(って人生で今のところ彼女だけなんだけど)
衝撃だった。

彼女はカリブの出身だった。
ご両親がカリブからイギリスへ渡ってきて
彼女はたぶんイギリスで生まれたんだと思う。

私がホームステイしてた家の奥さんの実家で
不幸があって、その留守の期間に、彼女は
やってきた。

そこで彼女は天使のようにかわいい
カーリーという女の子を連れてやってきた。

彼女はいろんな話をしてくれた。
ときどき、どうしてもその指に
目がいってしまった私だけれども
結局、その指について聞かなかった。

でも、ある日自分から
「これって遺伝みたい」というような
ことをさりげなく言った。

きっと気にしていたんだろうね。
本人も。

まだ若い彼女だったので、一度だけ
彼女の両親が様子を見に来た。
でも、その両親の指が6本だったかは
確認してないし、娘のカーリーは
5本指だった。

私はカーリーがまだ覚えたての
数字の5が言えるように
コーヒーカップの絵を
「one, two three,four,five」と
言いながら、よく描いたし、
彼女がなぜか指を描いてというので

「one finger, two finger」とか
言いながら、手の絵を描いた。

実際指は4本までfingerで
親指はthe thumbなんだけれど、

彼女は何度も描いて描いてと
言ってきた。


彼女にとってもお母さんの指は
不思議なんだろうね。


たよりなげに小指の横で
揺れている小さな指。

この指には何か秘密があるのかな?


そして、村上春樹氏もその指の持ち主に
実際に会ったことがあるのかな?



そんなことを思いつつ、


ま~ったく関係ないけれど

ZILcoNIAのブログで植田さんが

洗濯洗剤と柔軟剤について書かれてて

わかる~って思った。


最近、汗をよくかく仕事なので
柔軟剤が特に大事になってくる。

あるいは根本的に自分が
お風呂で使う石けんも大事なのかもしれない。


汗かけばかくほど、
洗剤の香りがする人にならないといけないんだ。

香水とかオーディコロンとか
なんかそういうので匂いをごまかす人が
いるけれども、今の職場では無理。

かえって臭いと言われる。


自然ないい匂いを持っていなければ
いけない。ある時に、職場の電気関係の
工事に来ている人がいて、その人は
いつもいい匂いがすると職場で評判だった。

それは洗い立ての匂いというのか
おそらく、柔軟剤の匂いなんだと思う。


以前は、あまり柔軟剤に凝ってなかった私だけれど
最近、いろんな柔軟剤を使ってみたりする。


多くの人に接する仕事なので
汗対策が本当に大変だ。


自然ないい匂いがする人になりたい。


今度、植田さんの御用達の2品も
試してみようかな?

ただ、甘すぎるのは現場には合わないかも。

それにしても外国産がお好きとは
飾るだけでおしゃれやん。


外国製の洗剤とか置いている家に
あこがれつつ、家ではスーパーで
特価の洗剤を買って使ってしまう現実。


そういう洗剤もおしゃれにするところから
ゆとりっていうものが生まれるのかもね。

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少しずつ少しずつ

2009年09月27日 | JET LILY STAR
Jet Lily Starのライブ情報が更新されて、また新しい未来が見えた。
ただ、UESAの方がライブ数が多いんだよね。まあ、それはそれでいいのかな。
そのUESAはいよいよ群馬と栃木と愛知でライブするんだね。
東京・神奈川・千葉の範囲よりちょっと遠くへ。

日本地図の白地図を広げて
いった場所を色鉛筆で塗りつぶして行く。
すべてが塗りつぶされる日が来たらいいな。

そんな中でも私の住む街はかなりあとの方になりそうだけれど。
そのうち引っ越したりして(笑)


真田さんの日記を読んでて思い出した。

子どもの頃にクイーンをすごく好きになったとき。
実際はすっごい年上の人たちで歴史の教科書に出てくるような
年号に生まれてて(彼らのバースデーで年号を覚えたので・笑)
でも、すっごく逢いたく逢いたくて

そんな時に夜空を見上げたら月が出てた。

月はこの世にひとつしかない

だから the moon

theはこの世にたったひとつしかないものにつく。



その月を見て、
この同じ、まるごと同じ月を
クイーンのメンバーも見てるんだ

そう思うと
胸の中がぽわ~っと熱くなって
なんともいえないうれしさと
幸せな気持ちが溢れた。

そこに今生きていることを
同じ星に生きていることを
あれほど新鮮にうれしく思えたこと
ってそうなかったなぁ~

まだ子どもだったからかもね。


そんな気持ちを真田さんのブログを
読んで、ふと思い出した。


ただ、彼は星を見てそう思ったんだけど。

思うに

星はロマンが溢れるけれども
月はちょっと狂気じみたものも感じる。

満月の夜をヨーロッパの人はあまり好きじゃないものね。
日本人は中秋の名月と言って愛しているけれど。


だから、ムーンウォークをしていた人は
少しただ者ではないオーラを出していたのかもしれない。

今ごろ本当の月でムーンウォークしてるのかな?


話が飛びすぎた。



まだまだ知らないたくさんのいい話が
Jet Lily Starから聞けるといいなと

逢える日まで元気に過ごして行きます。

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レコーディング

2009年09月27日 | JET LILY STAR
今 私の好きなバンドが同じ時期にレコーディングをしている。

ほんと驚くほど同じ時に。

まずはそのトップはThe HIATUS。
次にNothing's Carved in Stone。

そしてJet Lily Star。

それプラスNICO Touches the Wallsはすでにリリース日が
11月4日と決まってる。

またまたこの年末までの3ヶ月に
好きなバンドの音源がいっぱい聴けるかと思うと
すっごく幸せな気持ちになれる。


もちろん、レコーディングしている方は
大変だろうけれど、きっとみんな笑顔が出ていると
思う。細美くんの日記でも楽しそうだし、
NCISのそれぞれの日記でもそうだ。

Jet Lily Starはちょっとタイトなスケジュールだけれど
音源が手もとに届くというだけで、その約束だけで
ものすごくうれしい。


来週は月曜からかなり精神的にも肉体的にもハードな週だ。
その中で、かなり前から先行でチケットをとっていた
フォズのライブが金曜日にあるので、それはとにかく
何がなんでも行かないとって感じだ。

その日だけは仕事の付き合いはキャンセルだ。

その日があって、その向こうに大事なライブがまたあって
それに行くという目標が来週のハードな日々を乗り越えるエネルギー
となって、私を支えてくれる。

音楽は私の大事な見えない友達だ。



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EXTENSION

2009年09月21日 | 邦楽
久しぶりにタワーレコードに行っていろんな音楽を視聴してきた。
ってマンガの立ち読みみたいに長いこと聴いているわけではないんだけどね。
ちょっと聴いて、好きか嫌いかみたいな。

もちろん買いたい音楽があったから行ったんだけど
一番欲しかったMUSEのは買う直前に10月にDVD付きの
スペシャル盤が出るのがわかって、それを待つことに。
本当は今すぐにでも聴きたいんだけどね。

本当は欲しいのはいっぱいあるんだけど
予算というものもあるわけで、余計に
どれを優先すべきか悩むわけ。

ほんとうにまるで高価な電化製品を
買うかのように悩む。

きっと妙な客だろう。

しかもいつも買うCDの組み合わせの
ジャンルがバラバラだから。


今回結局買ったのは

Salyuの『EXTENSION』
Magic Partyの『エリナリ』
Pay money To my painの『Another day comes』
Arctic Monkeysの『Favorite Worst Nightmare』

アークティックの新作を買おうと思って行ったのに
買ったのは前作。というもの前作を買おう買おうと
思いつつ、いつも買い損なっていて、いつかは
買うつもりでいたんだけど、今だけ¥1799って
いう値段で売ってて、少しでも多くCDを買いたい私は
そこで前作に変更。

PTPも旧作が15%オフだったので迷い無くゲット。

Magic Partyはタワレコ限定だから買うつもりで
最初から行った。また感想は別に書くと思うけど
こうしろう君の作曲アレンジなら間違いないって
思って買った。ポリシックスとかと同じ
ディスプレイに大々的に置いてあって
視聴にも入ってたので、ちょっとうれしかった。


Salyuは絶対に買おうって思っていたので
初回盤が少しだけ残っていてよかった。

この「EXTENSION」のPVを見たときに
以前のサリューが戻ってきたような気がして
うれしかった。いっときちょっと違うムードに
なっていて、少し離れていたから。

っていってもほんの少しだけで
いつも聴いているのは変わってないんだけど。

彼女の歌や歌い方は本当に心が洗われる。


大事なものが手のひらで包まれるような
そんな音楽。


コルテオの行列のライブバージョンが
また素晴らしかった。

あ~やっぱり大好きって思う。


彼女のライブはサマソニで見たきりだけれど
また行きたいな。



今回買い損なったCDにはJETの新作や
ピロウズのシングルがあったけど
これらもいつか買うつもり。

もちろんアークティックの新作も。

でももうすぐMAEの新作が出るんだよね。

ピロウズのアルバムも出るし。

あ~追いつかない。


そうそうImogen Heapの新作もあって
それが視聴したらまた良くて
欲しかったんだけど今回は見送った。

またチャンスがあれば買うつもり。

彼女の音楽の空気感はなかなか説明できないけれど
イギリスの空気感がいっぱい。

エンヤまでポップでもなく
KATE BUSHみたいに高音ボイスでもなく
スザンヌベガの雰囲気で
エンヤっぽいみたいな。

なんか妙な表現だけれど
もっとちゃんと聴かないとだめだね。
これでは説明にならないものね。

とにかく魅力的なイギリスの女性アーティストです。
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MAGIC PARTY

2009年09月19日 | MAGIC PARTY---AUDIO RULEZ(MILKRUN)
実は私の誕生日の日だった。
MAGIC PARTYというユニットのオフィシャルサイトがオープンしたのは。

このサイケエレクトロポップユニット(という風に紹介されてた)は
あのAUDIO RULEZ(MILKRUN)のベーシストの本田光史郎くんの
新しいユニットだ。

彼がいよいよ本格的に音楽の場に戻ってきてくれた。
結構待っているのが長かったよ~。

まだ少年のような表情だった光史郎くんが
渋くなって、こうして戻ってきてくれた。

最初に君のファンになって
ベースというものに興味をもった弟子Bは
今や本当にベースを弾いている。
そんな影響力をもっていた君のベースが
また生で聴けると思うだけで
ワクワクしてくる。

ボーカルのAIRIさんの声も好きな声で
どんな風な歌がこれから
MAGIC PARTYから飛び出してくるのか
すっごく楽しみだ。

ときどき、君の地元を通るけれど
今は遠い存在なのにいまだに親しみを感じてしまう。
たとえ、私のことを覚えられてなくてもね。

そういえば昔弟子Bは光史郎さんのお父さんに
「音楽っていいよ。がんばれよ。」って
声をかけてもらってました。

すっごく懐かしい。

そんなお父さんだからきっと新しい活動を
喜んでくださっているでしょうね。


そして、その同じ場所で出会ったJet Kelly,

現 Jet Lily Starを今とっても大事に思っています。

いつかまた対バンする日が来たらいいなぁ~って
願っています。

とにかくデビューシングル発売おめでとうございます!








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Yellow Monkey トリビュート

2009年09月19日 | Nothing's Carved In Stone
the Yellow Monkeyのトリビュートアルバムが出る。
なんとそこにNothing's Carved In Stoneが参加するんだって。
「バラ色の日々」を歌うそう。
拓くんの歌う「バラ色の日々」ってどんなのだろう?
エマさんのギターをウブさんはどのように料理するんだろう?
ヒーセのベースをひなっちはどんな風に描くんだろう?
アニーのドラムをオニィはどう表現するんだろう?

もう考えるだけでにやにやしてしまうほど
そして、サンタさんからのプレゼントをもらう前の
子どものような気持ちになってしまう。

「JAM」はトライセラトップス。
トライセラも好きなバンドなのでどんな風になるのか
楽しみ。

「球根」はバックホーンだなんて泣いちゃうかも


とにかく、イエモンとウブさんと拓くんが繋がったのが
すごくうれしい。

「プライマル。」はフラワーカンパニーで
「Burn」は椿屋四重奏

とにかく、ゴージャス。


すっごく楽しみすぎて
すっごくうれしすぎて

こういうことが
幸せって思える自分なら
まだまだいろんなことを
乗り越えられるかもって



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KANSAI LOVERS'09 後夜祭 ACOUSTIC LOVERS IN KYOTO

2009年09月17日 | JET LILY STAR
月曜日のライブというのはかなりの決断がいる。
だって一週間の最初の日ですよ。
第一日目ですよ。

ライブ曜日っていうのがあって
行くにはちょっとしんどい順を言うなら

月→日→火→水→木→金→土という感じです。

土曜日のライブが一番大好き。


ゆえに一番ヘヴィーな日のライブは
かなり気をつけないといけません。

外したりしたら、もうその一週間どん底ですから。

9月14日の月曜日

行こう!って決意したのはやっぱり
京都でという土地柄(職場に近い)と
お目当てはUESAであってもその対バンも
かなりのメンツであったということです。

このメンツなら間違いない!という

保証付きのライブであったからです。


前日の日曜日に大阪でKANSAI LOVERSという
野外のイベントがあって、その後夜祭ということで
京都でやってくださったのですが、

その野外イベントもいいメンバーが
出ていたのではないでしょうか?

スムルースとかかなり懐かしい。

このブログを初期の頃から
読んで下さっている方は
スムルースにはまっていた頃も
ご存知だと思いますが、
最近はあまり聴いてませんでした。

どのアルバムだったかな?
まだ4人の時代のアルバムを買った後に
急に気持ちが離れちゃったんです。

ある意味怖いですね。

アルバム一枚で心が離れるって。

あんなによく聴いてた時代もあったのに。

また久しぶりに聴いてみようかな。


さて、後夜祭のメンバーはすごいです。

アンダーグラフ
UESA
plane
ANATAKIKOU

ただ、ANATAKIKOUは聴いたことがなくて
名前からしてヘヴィメタではないなというのは
わかりましたが。


この日はやっぱり月曜だけあって
バタバタした一日で
かなり心身ともにくたくた直前でしたが
なんとか仕事から脱して
四条にある京都MUSEにやってきました。

正直、アンダーグラフが出るのだから
すっごい量の人が外で待っているんだと
思っていたら

意外とふつうだったので
驚きました。


会場に入ってからもびっくり。
ここ何年ぶりいやもっとか
椅子が並んでいるライブなんて。

あのMUSEに椅子がきれいに並べられていたんです。

想像ではファンがギュウギュウで見るというイメージ。
そのために体力を温存せねばと職場で力入れすぎないように
控えてたのに、その雰囲気に一気にゆったり気分。

椅子たちから

「お疲れ~!」って

言われているような気持ちになりました。


Thank you ! Chairs!っていう感じでした。


さらに出演順に驚き。

トリだと思っていたアンダーグラフが一番バッター。

これは彼らが遅刻してそのためにあみだくじに
参加できなかったためらしいですが、
これは関西ならではかもしれないなぁ~って
思いました。


後夜祭ということで司会にセカンドラインのU.G.さんと
毎回ステージチェンジごとに各バンドの1人がペアで
登場して会場とのトークを繰り広げてくれました。


すごいゆる~い空気感が流れていました。
大学の学祭的な。


トップバッターがアンダーグラフ

彼らのCDを少しは持っているのですが
今回やってくれたのはどれも初でした。

私はこのバンドの4人の雰囲気が以前から
好きで、特にドラムの谷口さんのファンです。

あののほほんとした雰囲気。
癒されますよね。がっついてないというか。
いつも控えめで、ニコニコしてて。

アコースティクセットだったので
カフォーンが登場し、久しぶりに
カフォーンを見ました。

誰かがちっちゃいおっさんが
カフォーンには入っていると
昔言ってたな。


カフォーンといえば
やはりAUDIO RULEZを思い出します。
浩士くんが叩いてましたね。

私はロックな時の彼らも好きですが
実はアコースティックセットの時は
すごく好きでした。4人ともボーカルが
とれるので、ハーモニーが最高で
しかもギターテクもすごくて
かなりのレベルの高さに驚いたものです。
また本当は聴きたい!

無理だろうけどね。


話はそれましたが、

アンダーグラフの
ベースの中原さんのベースを
ずっと見てました。あのベースは
チェロっぽくてクラシカルな雰囲気が
素敵だし、中原さんの弾き方が
素敵でした。真戸原さんを見ているより
きっと中原さんを見ている方が多かったと
思います。

その中原さんの天一事件もおもしろかった。

ギターの阿佐さんのギターの弾き方もかっこよかった。
大人な雰囲気がして、こんなにアンダーグラフって
大人だったっけ?って年月を感じました。

真戸原さんはテレビのドキュメントとか
その他のインタビューとかPVのイメージだと
どちらかというと無口でとっつきにくい人かと
思いきや、よくしゃべる自然体の人でした。

ここまで書いてきて
なんか曲はどうなん?
演奏はどうなん?っていうぐらい
ライブ自体について書いてませんね。

おそらく、私は彼らについては
どちらかというとロックバージョンの方が
好きだと思います。アコースティックバージョンも
もちろん、プロだけにレベルが高いし、演奏も
安定しているんだけど、私は彼らのロックが
好きな気がします。

ただ、レアな演奏だから
それはそれで大事に聴こうと思って
心を集中させてました。

しっとりとした歌は
疲れた体をゆるめてくれました。


さて、最初からゆるんでしまったわけですが
次はANATAKIKOU。

3人組かと思ったら、ベースの女性はサポートさんでした。
でも、この女性ベーシストさんの弾き方好きでした。

曲はやや私のタイプではありませんでしたが、
なんというタイトルかわからないのですが、
一曲、すごく心に響く曲がありました。


そしていよいよUESA登場です。
が、その前にトリのplaneについて

とにかく菊地さんの
「あっ、わからなくなった」って
途中で歌うのをやめたのがすごくインパクトありました。

こんなゆるやかな時間ってあるの?って感じで。

マックブックを置いて、何を見ているのかわかんないけど
まるで楽譜を置いているオーケストラの奏者のような
感じで、キャップをかぶりながら歌う菊地さん。

私は改めて彼に心を奪われました。っていっても
誤解しないでくださいね。ミュージシャンとしてですよ。

すごく歌声と曲がいいんです。
聴くたびに好きになっていくというか。

彼らを好きになるのに何年かかってんだ!っていうことに
なりますが、何せ4年ぐらい前から知っているわけですから。

でも、一度も嫌いだなんて思ったことないし
ずっと好きだったと思うけど
この日さらに好きだと思ったわけです。

アコースティックセットなのに
ロックの匂いがプンプンしてて
そこがぐぐぐっと迫ってきました。

彼らがトリで本当によかったって思うほど。
もちろん他のバンドさんたちも最高級なんだけど
ロック色という点では彼らが一番でしたから。

あ~どうしよう。
はまった。

CD思わず買ってしまった。


またそのCDについての感想は
いつかどこかで。

さて、3番目のUESAについて話を戻します。

ちょっと漫談風な登場の仕方でしたが、
それが似合わないお二人です(笑)
いや、それがまたいいのかもしれません。

とにかく結成してから間もない時に一度見て以来だったので
どんな風に2人がなっているのかすごく楽しみでした。

他の3バンドはすべて打楽器があったのですが
UESAだけギターオンリーなので
余計にその演奏と歌が浮き上がってきました。

「何も混ぜてません。」っていう
すべてのものを排除して大事なものを残したっていう
ような感じかな?

それが潔いぐらいでした。

これもこれもこれもっていうぐらい
そり落としてて。

濃い4Bぐらいの鉛筆で描いたデッサンのように
輪郭がはっきりあって、でも色は無いっていう。
鉛筆一本だけで勝負!みたいな。

セットリストがあっているか
まったく自信はありませんが。
なにせ、あまりUESAの曲を知らないので。


星のリンダ
いつか世界樹の下で
僕のすべて
真っ赤な糸
フリスビー
everybody needs somebody

かな?って


星のリンダのアコースティックバージョンにまず驚き。
こんなにもシンプルになるんだって。

背景なしの舞台で
役者が一人芝居をしているような
歌が完全なる主役であって
その歌声がすべてであるような
そんな風に聴こえました。

「いつか世界樹の下で」だと
思った曲は
4年ぐらい前にヒデトさんが
「これ出来たばかりの曲なんです。」って
歌ってくれた曲でした。

あの曲が今こうしてここで成長し続けているんですね。

「僕のすべて」はおそらく初めて聴いたんだと思いますが
とても心に滲みる曲でした。

そして新曲の「真っ赤な糸」はご本人もいい曲ができたと
書かれていただけあって、素敵な曲でした。

フリスビーについては前回の日記を見て下さい。

最後のeverybody needs somebodyはJet Lily Starのライブで
聴いたことがあった曲でしたが、やっぱりUESAだと
また違う雰囲気でした。


ここまで書いてて
相方の植田さんのギターについて触れてませんでしたが、
彼のギターの弾き方は職人さんのように緻密で繊細だと感じました。
途中で弦が切れちゃったけれど、見事にその曲はやり通して
次はどのバンドだったか(わすれちゃったけど)ギターを
借りて演奏を続けてくれました。

弦のチェックというのは絶対にしていると思うから
この日はやっぱりどこか力が入ってたのかなって
思いました。

彼の弾き方は彫刻師のようでもあり
音を刻んでいるっていう風に感じました。
いいギタリストさんですよね。
彼がこれからますますギタリストとして
深い領域に入っていくのが楽しみです。


UESAをこうして見て、
正直、Jet Lily Starとは別物でした。
ELLEGARDENとthe HIATUSが別物のように
比べることはできないし、世界観も
ちょっと違う気がします。

ヒデトさんが「ポップな面はUESAで」という
のがわかる気がしたけれども、ロックとポップという
違いではなくて、線で描かれた絵がUESAで
絵の具で塗られて描かれた絵がJet Lily Starだと
感じました。

だから、ふと「真っ赤な糸」に色を塗ったら
どんな風景が見えるんだろうって
Jet Lily Starバージョンも聴きたくなりました。
ドラムがここで入ったらとか
ここでベースが鳴り続けたらとか

なによりも楽しそうにリラックスして
歌っているヒデトさんがこうして
ずっと歌い続けてほしいなと思いました。

♪思いもよらないところから新しい君をさがすから♪

っていうフレーズがこの曲にありますが

UESAから新しい君が見えましたよ。


でも、Jet Lily Starでも新しい君を
どんどん見せてくださいね。


このイベントの最後には全員登場して
最初一本締めっていうことを言われたときに

真田さんが5本締めしようって言われて
それをすることになりました。

いつもトーク様式が不思議な真田氏ですが
展開の早い司会にも向いている話上手な植田氏より
つっこまれつつ、それはそれで
パフのような話っぷりは真田氏にしかできない技です。

最後まであんこの詰まったたいやきのような
満足感のある後夜祭でした。

ゆえに今週あと一日ですが、
なんとかもっています。

頑張れています。


シルバーウイークまであと少し。


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フリスビー

2009年09月15日 | JET LILY STAR
昨日記念すべき私にとって第2回目のUESAのライブに行った。
イベント名は『KANSAI LOVERS'09 後夜祭 ACOUSTIC LOVERS IN KYOTO』っていう
結構長いタイトルのものだ。その前日に大阪城音楽堂で『KANSAI LOVERS』という
野外ライブがあって、その後夜祭だった。それには残念ながら参加できなかったけど
後夜祭には参加できてよかった。

さて、今日はまだこのライブの感想を書かない。
その前に書きたいことがあるから


このUESAというのはZIlcoNIAの植田さんと
Jet Lily Starの真田さんとの
まあ映画でいうならスピンオフのような
課外活動のようなユニットだ。

もうかなり長いことバンドと平行して
やっているのにまだ2度目で
それはなぜだと思うかもしれないけど

その理由はさほどたいしたものではない。

時間と場所が合わなかったからだ。


さて、この後夜祭の前日に
何気なく見たZIlcoNIAのHPで
その植田さんが
脱退を表明していた。

彼はこのバンドが嫌いになって
やめたのではないのは
明らかにわかるんだけど
ファンの気持ちは想像できた。


私はほとんど彼のことは
真田さんを通してしか知らないし
ライブも2度目なので
そこから感じる彼しか知らない。


一度だけ会話をかわしたけれど
ほんの数秒でそれは通り風のように
彼の前を過ぎ去っただけで
まったく覚えられてないのは確かだ。


UESAのライブが始まって
2度目は1度目とどれだけ違うかと
結構ドキドキわくわくしつつ

「フリスビー」という曲になった。

もちろん初に聴いた曲だ。

でも、その曲を聴きながら

なぜか植田さんのことを思った。


「彼はフリーになるんだ。」
「彼はフリスビーになるんだ。」
「政党でいうなら無所属になるんだ。」

そう思っていたら、なんだか
彼が広い世界に羽ばたくイメージが浮かんだ。


彼にもし会えるとしたらこういう風にいいたいな。

「自分の人生は自分のもの。誰のものでもないから
誰にも強制されはしない。

Now is the time!

と感じたなら、それが正解。失敗するかしないかなんて
本当のところちっぽけな話だ。

周りから見てこんな時にと思っても
本人が今と思えば今なんだ。


絶対にそれを後悔する日は来やしない。

むしろしんどい決断ほど
あとでよかったって思うから。


楽に行く道はあるし
慣れた道もある。

でも、そこで満足してたら
やっぱり自分に妥協してしまうのが
耐えられないこともある。

だから今を選んだ君に乾杯!」


って実際にこんなこと言葉で言ったら
ドン引きされそうだけど

まあ記述だから許してね。


ただ、これは自分が今まで生きてきた中で
さほど自慢できるようなことはないけれども
何度か決断をして、周囲をびっくりさせて
飛び出したことを後になって
後悔なんて一度もしなかったことだけは
胸張っていえるから。

それを彼に言いたいんだ。
いいえ、彼だけじゃなくてこれを
ちょっとでも見て下さっているあなたに
言いたい。


失敗だって結局無いんだ。
っていうか失敗なんてどこにも
溢れていて、そんなことは当たり前で
それを恐れているのはばからしいってこと。


失敗上等!

そんな感じで

周りを泣かせつつも
振り回しつつも
やってきたことで

それこそいろんな世界と触れて
いろんな人とのまた出会いがあって

それなのにやっぱりふつうに生きているわけで

自分はどうこうしても
こうなんだなぁ~って思いつつ

その経験は決して無駄じゃなくて
むしろ自分を支えてくれる。

フリスビーのように
結局遠くに投げても
また戻ってくるんだけど

その間にいろんな場所を
ちゃんと見てくるから
同じじゃないんだよね。



この「フリスビー」っていう歌詞の
最後の方に


♪心のままに僕は行くよ
いつかまた逢えるだろう♪

っていうのがあったけれど

この日聴いてて

植田さんの歌だなぁ~って思った。











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Jet Lily Star

2009年09月13日 | JET LILY STAR
固定概念っていうものを持ったら負けだ。

人からの話も半分は信じても半分はやっぱり自分で確かめなきゃ。

100人いて99人がこれがいいって言っても自分はそう思わないなら
それでいい。

反対に99人が気がつかなくても自分がその良さに気がつけば
それがすべてだ。

その感じたものはこの地球を抱きかかえてしまうほど
すごいものだ。


私にはいろんな好きな音楽があって
いろんな好きなバンドやアーティストがいて
一筋ファンには反感買いそうな時もあるけれど
どれにも一筋なんだ。

というか自分からその音楽への思いは
まっすぐだ。

フランスのパリに凱旋門がある。
そこを中心に道が12本放射状に伸びている。
そんな感じだ。

ちなみに凱旋門からの道のの形が地図上で光り輝く「星=étoile」のように見えるので、
この広場は「星の広場(エトワール広場) la place de l'Etoile」と呼ばれていた。
そのため、「エトワール広場の凱旋門」の意味の「Arc de triomphe de l'Etoile」との正式名称がある
らしい。

そう私にとって、CDの売り上げとかメジャーインディーズとか
そんなことはまったく関係なく、どのバンドも星なんだ。

The HIATUSも
Jet Lily Starも
FoZZtoneも
Abstract Mashも
山口茂くんも
vanillamanさんも
NICO Touches the Wallsも
Avenged Sevenfoldも
My Chemical Romanceも
Jetも
Detroxも
ストレイテナーも

12本の道よりもっともっと多くの道が
私の心から放射状に好きな音楽へ向かっている。


そんな音楽の中で
今日はJet Lily Starのライブ映像をここに

ただ、これだけで判断するのは待ってほしい。
実際に自分の目で体で彼らのライブを
体感してから判断してほしいと思う。






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FoZZtone

2009年09月12日 | FoZZtone
今彼らはツアー中。ゆえに渡會将士氏のブログはお休み中。
ライブに専念したいということで。

正直寂しい。
彼のブログはまるでエッセイか小説のごとく
読んでいて、読み応えがあるから。

「新学期の怪人」もいよいよ最終回。

あ~終わってほしくない。
これを本にしてほしい。
あのイラスト付きで。

イギリスに行かずによくあれだけ
行ったかのように表現した彼の想像力に脱帽。

そう、小説家になるには
誇大妄想的な深い想像力が必要なんだ


って彼は音楽家だったね。



「NAME」のPV見たけれど、
あれを見て、もやもやと泣けてきそうになるのはなぜ?

私は見て見ぬ振りをする人になってしまいそうで
それが悲しい。そういう自分が悲しい。

手を差し伸べる人なのかどうか。

実際にそういう場面に出くわしたことはないので
わからないけど。


もちろん、あのPVは心象風景を表現しているのであろうけど
そんなことをふと見てて思った。


私は今回のフォズのアルバムがどれだけ売れているのかは
知らないけれど、最初からど~んと売れていなくても
ロングセラーであってほしいと思う。


こういう音楽が朝起きた時、昼下がり、夕方の帰り道、
夜空を見つめる時、ベッドに入る時にあると
温かい人間味のある日々を生きて行ける気がする。


朝起きて、一杯の水を飲むように
彼らの音楽を聴いていきたいと思う。


きっと音楽にはそれぞれの役割がある。
というか細胞のように音楽が私を
作り上げているのかもしれないって
ときどき思う。

ELLEGARDENの歌はこの部分で
The HIATUSの歌はここで
Jet Lily Starの歌はそこで

というように
そのひとつでも外してしまうと
きっと私は粉々に崩れて壊れてしまうんだと

最近、そんなことを思う。


FoZZtoneのワンマンが楽しみだ。
コメント
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