HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

今年一年ありがとうございました☆

2015年12月31日 | 細美武士/the HIATUS
今年はあまりブログを更新してませんでした。
それなのにたくさんの方が見に来て下さり、本当にありがとうございました。

実はまだあと4つ。ライブレポをあげてません。
で、もう今年中は間に合いません。

でも、29日のTWIM BOMB NIGHTでアスパラガスのしのぶさんが
「できなかったら、来年に持ち越せばいい。」と言ってくれてたので
そうだなと持ち越すことにします(笑)

この名古屋ダイヤモンドホールでのイベントは
本当に素晴しいもので、また来年になりますが
レポをあげたいと思っています。

ブラフマンのTOSHI-LOWさんと細美さんの「プラシーボ」

これをやる前に
「レミーが死んじゃったよ。」っていうトシロウさん。
この日ロックファンに衝撃が訪れました。
思わず「え?うそ!」って感じでした。

知る人ぞ知る「モーターヘッド」のレミー・キルミスター。
ベーシストでリーダーのレミー。
今年のフジロックに来て(私は行けなかったけれど)
子供のように「レミーだ!レミーだ!」と仲間と
はしゃいで見たのに~ってTOSHI-LOWさんが言って
そんな友達といっしょに歌いますと
そこに細美くんが登場してこの歌が始まりました。

二人ともファンに持ち上げられて、支えられて会場内で歌ってくれました。
だから、そばで見れて感動です。

終わるとすぐに細美くんは一礼をして戻っていったのですが、
TOSHI-LOWさんはそのまま会場で持ち上げられたままで
いろんな話をしてくれました。

20周年の締めくくりに参加できて本当に幸せでした。

そして今年初のthe HIATUS
本当に素晴しかった。

これらについてはまた来年になってから。

それでは皆様にとって素敵な1年を迎えられますように。
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Summer SONIC 2015 at 大阪 舞洲

2015年12月28日 | 洋楽
2015.8.15(土)晴れ

今年は自分の中では参加したことに意義があるサマソニだった。

まず見たかったアーティストは日曜日ばっかりだった。
でも、仕事の関係でどうしても行けなくて
でも例年参加しているサマソニには行きたくて
だから土曜日に参加した。

今年から駐車場も離れた場所でそこでシャトルバスで会場に行くという
めんどくさい感じ。
まあ、シャトルバスはすぐに来たし、車止めた場所からすぐが乗り降り場だったから
よかったけれど。

でも、来たからには楽しまないとって

とりあえず、下記の順番で回った。


ゴールデンボンバー

My First story

the brilliant green

imagine dragons

Pharrell Williams

Olly Murs



金爆はさすがエンタテイナーだなって感動した。
ちゃんと自分たちの立場を知りつつ、洋楽ファンに対しても
丁寧に、そしておもしろおかしく、でも音楽は真剣に
(って鬼龍院翔さんだけが歌ってるんだれども)
それでもすばらしかった。

鬼龍院翔さんが歌う前に「では音楽再生お願いします!」って
言うところが笑えました。最初に「僕たち演奏してないんですよ。
ほら、ベース弦が3本だけだよ~って見せてくれたりして。」

西瓜を早食いしたり
トイレしてるシーンを見せたり

とにかく見せるし笑わせるし、
でも根本が音楽好きな人たちなのがわかった。

そしてヘドバンもできるようなハードロックもあって
観客もみんなノってた。

ある意味この日一番印象的だったかも。

My First Storyはワンオクのタカの弟がボーカルって
事で見たんだけれど、どうしてもワンオクの2番手って
感じがして、もっと新しい切り口でやらないと超えられないな
と思った。もちろんボーカルはうまいんだけれども。

そして、ブリグリ。トミーしかいないんだけれど
やっと見れたし、昔の曲たちをいっぱいやってくれた。

それにしても40代とは思えない白くてきれいな肌。
熱さには弱くて、日差しがだめだと言ってたトミーだけれど
やっぱりかわいかった。

見てた子たちが話しているのがおかしくて
「トミーがお母さんだったらヤバいよね。」って
そうか、みんなそういう年なのね。中学生か高校生なら
そうなのかもしれないね。

間で車に戻って着替えたりして、水分も補給し
食事もしたり、かき氷を食べたりして
イマジンドラゴンズは全部は見れてなくて、
そのあとのファレルにすっごく期待して
happyを生で聴くと意気込んでいたのだけど
まわりの人達があまりにパーティーピーポー過ぎて
もうこの空気感いやだと飛び出して
ファレルか迷っていたオーリーの方に移動。
で、最初からオーリーにしてたらよかったと後悔。

そんな感じでなんか燃えきれなかった今年のサマソニ。

去年はクイーンで最高だったのにね。

来年も日程的にだめな日程が決定してた。
なんで前みたいにお盆より前にしてくれないのかな?
私が唯一いけるフェスだったのに。
ロックインジャパンはどう考えても若くもなく
関西にいる人間にはハードルが高過ぎる。
行くのにまず一泊。さらにそこから会場でテントか
宿の大部屋で雑魚寝とか無理だし。
もっと宿泊施設をちゃんとしてくれたらいけるんだけれど。
フジロックも仕事の関係で7月は行けないし。
8月の後半以降のフェスも仕事で全部だめだし。

もうフェス引退しないとだめなのかな?

老後まで無理なの?

あ=どうか行かせて!
音楽の神様!

ってな感じでかなり遅れたサマソニレポでした!
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MONOEYES Cold Reaction Tour 2015 at Zepp Namba

2015年12月28日 | MONOEYES
2015. 12. 3(木)くもり 大阪

Zepp Nambaにて

やっと念願のMONOEYESのライブに行けた。
年齢が年齢だけあってエルレの時みたいに前方にぐわ~っと
行けない感じなので、しかも仕事で入るのが遅くなった時のために
2階席を取った。とりえあず取れたことに感謝。

物販にも間に合ったけどiPhoneケースは売り切れだった。
Tシャツ等買って着替えてスタンバイ。

最近はこの場所に来る比率が高いな。
で、開場前にちらっと細美くんの車を見た。
あのドキュメントで作っていた運転席の後ろの木の仕切りが
見えた。

で、ゼップの側に南海電車が走っているんだけど
あのスターウォーズ仕様のラピートが走っていった。
もともとラピートの顔がダースベーダーっぽいものね。

で、MONOEYESの登場前のBGMがスターウォーズのテーマ曲って
なんかできすぎる偶然。

とりあえずほんとにほんとに初めてのモノアイズのライブ。
すべてが初聴き。

ライブ始まる前に一瀬さんが登場し、前説を。
きっとハイエイタスからのファンではパンクのライブを
未体験の人がいるからかもしれないし、エルレからのファンは
結構年齢も重ねているしで、怪我があったら大変だからだろうね。
注意事項を。
でも、バンド側から注意事項を言うのって今迄で初めて。
会場でのアナウンスやイベント主催者からのは聴いたことがあっても
ミュージシャンからのは初めて。
でも、これはいい変えるとモッシュもダイブもOKだよってこと。
ゆえに自己責任でと最初に言ったんだね。

私は上からだったので、モッシュダイブがよく見えたけれど、
さすがにもうあそこには入れないなと思った。
(っていざとなるとわかんないけれど)

ライブが始まるとシンプルなステージで体を動かしながら
演奏するメンバーたち。

懐かしい感じがした。
エルレの時をやっぱり思い出した。
でも、当たり前にやっぱり違うわけで。

「End of story」聴いた時はエルレがちらついた。
あの空気感が漂った。

比較したらだめなんだけれど、
やっぱり求めているんだね。


うれしかったのがアリスタの曲が聴けたこと。
そしてスコリバのHOMELY GIRLも聴けたこと。
スコットのボーカルで。

スコット~!って会場から声がかかると

細美くんが「スコットじゃないよ、スコ==ッだよ。」というような
発音を指摘、でスコット自身が「please repeat after me」って感じで
みんなで言うシーンが楽しかった。

間でスコットがいじけるシーンとかも。

またある曲の終わった時に細美くんが「ありがとー!」って言って
自分で「なんか今のありがとうの言い方ホリエアツシみたいだったね。」って。
ゴッチにしてもホリエくんにしても細美くんにしてもみんなが
いつもライブの時にそれぞれを思っているのがわかる。
誰かの名前が出るもの。
昔、この三人がアウトドアで焼き肉しながらの番組あったの
どこかでまた見れないかな~。

ブラウン管テレビからの騎兵隊の話。
いわゆる下ネタの話ですが
無邪気に話をしてそれゆけ騎兵隊のふりまでやって
あまりにもリアルにやるものだから
悪いけどその時を想像してしまった私ですが(恥ずかしい)
なんてキュートな人なんだと思った。


MCで印象に残っているのは

「今日完璧じゃない1日だったかもしれないし、いろいろ
あったかもしれないけど、どうせ俺たちばかなんだから、
ここでは頭の中を空っぽにして楽しもうぜ」

で終わりにも
「今日は頭の中をからっぽにできたよ。」って

「俺らは汚ねぇ路地裏のライブハウスにずっといるから」
「また会いたくなったら来て」

グラニートがすごく好きでこれをラストにもってきてくれたことで
この曲が締め曲なんだなってなんかうれしくなった。

で、本編が終わってみんなアンコールの手拍子してるんだけれど
声が出てなかったからかステージがかたずけられ始め、2階席にいた
私たちのところには会場のスタッフが「アンコールはありませんので
出て下さい。」と言ってどんどん外に出していく。

私はいっしょに行った子と「え、ないの?」って半信半疑ながら
仕方がなく1階に降りて行った。なんかまだ出たくなくてゆっくり
してたら突然会場から細美くんの声が。

で、慌てて1階の入り口から中へ。

すると上半身裸の細美くんとメンバーが。

スタッフはかなりかたずけていたんだけど。

細美くんが「今日はもう全部やりきったつもりだったんだよ。
声も出てなかったし。あれだけライブ中声出してたおまえ
もっと声だせよ!(笑)(ってライブ中何度もみーちゃんって叫んでた男性に)
僕らは20代のバンドマン達みたいにサービスでやったりとかしない。
裏で見てて、みんな全然帰ろうとしないし、スタッフはどんどん
かたづけちゃうし、どうしよう、どうしようって言ってたんだけどね。
だからこんな格好ででてきちゃったって。
もうコードつながってない?っていうことで
一瀬さんがこのままやる?って。
スコットがギターは?って言ったら細美くんが
自分でとってこいよ!って。
バランスは悪いけど、こんなのでいい?って会場のみんなに言ってくれて
もちろん会場は大興奮。私も1階でも彼らが見れて大興奮。

素材をそのままのような新鮮な音で
会場の電気は明るくついたままで
「My Instant Song」をアンコールでやってくれた。

こんなに素敵なアンコールは初めてだし、
これが本物のアンコールなんだと思った。

お決まりのやりとりではなく
ミュージシャンとファンの心が繋がった時に
成り立つアンコール。

このアンコールのシーンは一生忘れられないだろうな。

いや過去に一度あった。
もうライブは終わって楽器も片付けられ始めた時
細美くんがもう一曲やろうかとまたやってくれた
滋賀県のハックルベリーでのライブ。

エルレ時代だったけれど、帰った人たちもいたけれど
会場でぐずぐず帰れずいたファンのためにやってくれたんだ。
本当に幸せだった。

今年はレディクレも行けなかったし、
だからモノアイズはたった1回きりだったけれど
来年もっと観に行くぞ!

細美くんとは明日名古屋で今年の締めくくりに会える。
本当に幸せだ。

なんばのパークシティではクリスマスのライトが
キラキラしていた。

でも、ステージのライトはLEDではなくて
蛍光管を使ったんだって。
その方があったかいからって。

なんかわかる気がする。

とにかくめちゃくちゃ笑顔の細美武士がみれて
ほんとうに私も幸せになって次の日からの
仕事がんばれた。



<セットリスト>

Cold Reaction
Like We've Never Lost
End Of The Story
Somewhere On Fullerton [Allister]
Wish It Was Snowing Out
What I Left Today
Remember Me
Run Run
明日公園で
When I Was A King
Just A Little More Time
Get Me Down
Do I Have To Bleed Again
HOMELY GIRL [Scott & Rivers]
My Instant Song
グラニート
アンコール:
My Instant Song
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サナーソニックat心斎橋酔夏男

2015年12月27日 | 真田暎人/UESA
2015.12.23(水)祝日

くもりのち雨(でも、私は傘をささずに済む
→かなりの晴れ女なので外に出た時は雨が小降りか降っていない)

クリスマスイブ直前なので大阪は人人人。
プレゼントを買う人たちでごったがえしていた。

心斎橋大丸が立て替えるというので
その昔を感じる内部をライブ前に少し見て来た。
レトロなエレベーター前の時計や表示板や
壁の彫刻なんかを見ながら
遠い昔母親に連れられてクリスマスの時にここに来たなと
懐かしく温かい思い出がよみがえった。

そんな気持ちを抱きながら
酔夏男へ向かい、そしてbye-bye circus休止後
初の真田暎人氏のサナソニを見て来た。

この日はリクエストしたら、やってくれるかも
しれないと言うことで私も事前にリクエストを。

やってくれるかどうかわからないにしても
本当はもっとリクエストしたかった曲があったわけで
それを他の人がきっとしてくれたんだろう、何曲も
そういう曲が聴けて本当にうれしかった。


何も言わずに突然始まった「スターダストラブソング」
これはUESAの時の曲。リクエストを考える時についつい
Jet Kelly時代のを考えてしまっていた私だったけど
この1曲目で「あ、UESAの曲でも好きな曲がいっぱいあった。」
と体が一瞬にして熱くなった。
この曲大好きだった。
UESA時代に♪忘れるな~と歌いながら真田さんが
カッと目を見開いて圧倒的な目力で
情念を放つように体を使って歌う姿を今も忘れない。
その曲が一発目なんて、なんというセレクト。

もうそこで完全にやられて、それから始まる曲と曲の間にMCがあったとしても
まったく気がそれることなく、ずっとずっと最後まで集中力を
欠く事なく真田ワールドにこの日は入り込んでしまっていた。

そして、二、三曲目がbye-bye circusの曲の中でもとりわけ好きな曲のオンパレード
「good night」と「キャッチミー」

これをソロバージョンで聴くのとバンドバージョンで聴くのでは違うのだけれど
この曲たちがもともとの素材が新鮮というかよいものなので
ソロでやろうがバンドでやろうがその鮮度はまったく落ちないというのがよくわかる。

そんなバイバイの曲のあとに
Jet Kellyの初期の頃の曲が来るなんて。
泣かせる選曲。

「地平線」と「明日が近い」

なんて素敵な二曲。

この曲のイントロのまるで足音のようにつま弾かれる音が
すごく好きだ。

この曲でも感じるのだけれど、彼、真田暎人の曲に惚れ込んだ初期感動は
これなんだ。奥行きを歌で表現できる人。そこなんだ。

2Gではなく3Gなんだよ。
ひらべったくなく、立体的なんだ。

彼の歌は最初から広がりをもって私の360度に歌で世界を作り出して来た。
まるでディズニー映画の魔法のように
アナと雪の女王のエルサが足を地面にコツンとしただけで360度放射線状に
雪の結晶が広がって行くように
ヒデトさんが歌い始めるとその360度放射線状に彼のメロディが物語を
作り出していくんだ。



♪休まずに思うままに毎日をひた走ったよ~

その歌のとおりだよね。真田さん。

♪あ~明日が近い そう思えた僕は無限大

おさまりのつかない僕の思いは誰かに届くだろうか♪

今もなおおさまりのつかない真田さんの思いは多くの人に伝わり続けて
そしてそういうあなたは無限大。

実はこの曲のJet Kelly時代のギターのイントロがすごく好きだった。
クイーンのブライアンメイのような旋律でほんとうに懐かしく
温かくなる音だったから。

そのあとの「夕焼けをみた」は初めて生で聞いた曲であり
「永遠少女」は最近UESAでやった新曲ということだった。

この「永遠少女」はどこかサマームービーを思い出させた。

そして、ここから他のアーティストのカバー。

「白いカイト」から始まるとは意外な感じがした。
マイラバ。懐かしい。曲は好きだった。

次は大好きな椎名林檎の「ギブス」
こんな風に真田さんが歌うと真田暎人の「ギブス」になるんだ。

♪I wanna be with you~そばに来て
っていうところがすごく身にしみて来た。

そして、そして「Funny Bunny」
この曲が真田氏バージョンで聴けて本当に本当にうれしかったし
幸せだった。

この曲はthe pillowsの曲。
そしてELLEGARDENがカバーし、
そしてFoZZtoneの渡會さんもソロでやってくれた。

そして、真田さんが歌ってくれた!

私には好きなアーティストは何人もいるけれど、
この三人だけは特別枠で譲れないのが
細美武士さん
渡會将士さん
そして
真田暎人さん

この三人がみんなこの私が愛してやまないこの曲を
歌ってくれたんだ。

もちろんthe pillowsのも生で聞いた事があるのはいうまでもないけれど。


私のこのブログを立ち上げた時の初期衝動。
音楽を愛する人をずっと応援し続けるという思い。
それをこのHPネームにこめて
私はfunny bunny 17と名乗ってきた。

それがどうなの?

ってことだけれど、

個人的に秘かにうれしいということで
ただ、それだけ。

それだけ。

でも、このブログを続けてきてよかったと思った。

2004年12月12日から始めて今年で11年。
真田氏と出会ってからも11年。

彼がMCで36歳とか言って、
なんという時の長さ。

私は出会ってから1、2年の頃転職し、
新しい仕事について最初の頃は本当に
「もうやめたい。どこかに逃げたい。」
と思うような苦しい時期があった。人生でも特に
苦しい時期があった。
そんな時に真田さんが大阪のSecond LINEで
「いっしょにがんばりましょう!」って言ってくれた時を
今も忘れません。

本当に泣きそうだったあの瞬間。
あの時の彼の笑顔がずっと心に残っていて
そして彼の音楽があって
今もその仕事を続けてられるし、そこで多くの人と出会い
音楽で繋がり、音楽を伝え、今では少し責任のある仕事も
もたせてもらって後輩に指導したりもしている。
もう10年近くもその仕事しているんだから
成長してないと困るんだけれども(笑)

話はそれたけれど

真田さんのMCによれば年間に1500曲ぐらいは
勉強のために聴くらしいけれど、自分が好きでくりかえし
聴くのは10曲ほどらしい。

でも、Funny Bunnyはいい曲だと感じてくれた。
私はこの曲を彼に聴いてほしかったんだ。
歌うか歌わないか別にして。
ただ聴いてほしかった。


特に
♪君の夢が叶うのは誰かのお陰じゃないぜ
風の強い日を選んで走って来た

というフレーズを彼に送りたかったんだ。

ずっとずっと彼の活動を見て来て、
彼はいつもあえて大変な方を選んで
音楽へ向かっている。

夢がどのようなものかわからないけれど
彼が何かを為した時はそれは誰かのお陰じゃなくて
彼自身の努力や音楽への情熱の賜物だということだ。

この歌には「道化師は素顔を見せないで」という言葉もある。
ここにbye-bye circusとの繋がりも感じている。

彼は辛い時も決してステージではそんな顔をしない。
最近フィギュアの羽生くんを見てて、真田さんを思った。
しんどくても公の場では笑顔でいる彼と重なった。

そして驚いたカバーが
中村一義の「キャノンボール」のカバー

この曲をやるにあたって真田さんは
この曲の歌詞の世界観が一番自分に似てるから
よく聴いたというような話をしてくれた。

この曲は予想外の私にとっては飛び上がるような
セレクションだった。

2002年に発売されたこの曲。
私も何度聴いたことだろうか。もちろんシングルで持っている。
まだ真田さんと出会う前だった。
その約2年後の2004年12月20日に京都MUSEで初めて
Jet Kellyのライブを見た。
なんか繋がっていたんだなと今さらながら思う。

♪愛が待つゆえに
というフレーズが何度も何度もくりかえされる

これが真田氏に響き、当時の私にも響いていた。

そして
♪僕は死ぬように生きていたくはない

という言葉もずっと響いていた。

私はブログ始めたぐらいの時にはこの中村一義氏の事を
書いていた。すごく好きなのに結構書いてなかったなと
でも、CDは結構持っているんだ。100S時代のも。
そう最近「SHIKIBU」を出した池ちゃんといっしょ時代の。
池ちゃんの「SHIKIBU」ももちろん買ったけど。

最後のカバーはヒグチアイのカバー。
これはおそらくご自身で選んだんだろうな。
いやリクエストあったのかな?
私は関西のライブしか行かないので関東での
彼女との対バンは見た事がないし、どんな人なのかも
知らない。でも、bay-FMでバイバイが担当の時に
彼女の歌も聴いた。素敵な歌だった。
だから、彼女の曲をカバーしたいと思う気持ちがわかる。
これは耳コピだったそう。でも、これを歌っている時の
彼はもはやカバーというより自分の曲のように歌ってた。
それだけ思い入れがあったんだろうね。

それにしてもbay-FMってなんて素敵な放送局。
細美くんの番組もここだし、bye-bye circusも呼んでくれたし。

そうそう東京ではエルレの「サンタクロース」をカバーしたのを
知り、聴きたかったな~って思ってたら、あとでUstでやってくれた。
ヒデトさんだとこうなるんだと不思議な感じだった。

この「サンタクロース」についてもこのブログの初期の頃に
よく書いていたなと。でも今でも毎年クリスマスには
必ず聴いてる。ゆえに真田さんバージョンも聴けて幸せ。

カバータイムが終わり、
またもや泣かせてくれる思い出の一曲の
「アイスクリーム」

そして、ずっと聴きたいと思いながらも
一度も聴いたことがなかった「シャロン」
がやっと聴けてほんとうに感動。

ロッソ(ちばさんのバンド)にも「シャロン」
という曲があり、それがものすごく好きな私だけれど
それとはまったく違う(当たり前)「シャロン」
なのだけれど、素晴しく素敵な曲だった。
CDで欲しい。

「あいをうたう」は最近の真田さんのソロからで
これは新しいファンには大事な曲なのかも
しれない。

そしていよいよ待ちに待った
「白い朝」をやっとやってくれた。
やっと生で聴けた。

これはJet Kellyと出会った頃に何度聴いたことか。
前の職場に通う朝に毎日聴いていた。
朝の空を見上げながら、この曲に背中を押されて来た。
この歌詞がとにかく素晴しい。

メロディももちろんだけれど


♪人を詰め込み過ぎた鉄道が橋を渡って行く
知らない人同士こんなに集められたもんだな
長距離のトラック夜を縫い
遠くに響くよ寝息たてて♪

満員電車をこのように表現した人を他に知らないし、
なんか淀川を渡る電車を思い浮かべた。
そして、トラックのあの走る抜ける音を寝息と表現したところ
には拍手しかない。

結構朝早く起きて、冬場だと真っ暗な時間に家を出る
私にはこの表現がすごくすごく響く。


こんな表現できるなんて。
この歌の歌詞ひとつひとつが映像となって目の前に現れるんだ。

ほんとうにこの曲を聴いた時凄い人だと思った。
もちろん今も思っている。

ここからの「最たるもの」このCDを手にした時のことを
今も覚えている。
そして、この「最たるもの」をはじめ、このCDに入っている
曲は名曲ぞろいだった。

ラストにやってくれた「さよなら少年」もそのひとつだ。

「新世紀のビートニク」
「ナイトライダー」
「ラブソングフロムリビングデッド」
は比較的最近の曲。

その間に「星のリンダ」
「空に風、声は羽根」
とJet Kelly時代の曲が挟まれて
新旧が素敵な味わいを出してた。

この二曲はJet Kelly時代の定番曲だった。

そしてアンコールでオリーバーズの曲を
やってくれた。もちろん初めて聞いた。

そしてラストが「さよなら少年」
この曲のベースがすごく素敵で
ソウさん元気かな~って

もちろんこの日はソロなのでそのベースの部分も
ヒデトさんがパフォームしてアコギをかき鳴らしてくれた。

♪そうさ昨日との訣別

♪吐き出したものは夢、理想、その速度
君の見てる方に 君の見てる方に

これを最後にもってきたのには意図があるのかわかんないけど
新たにやっていくぞという思いを感じられた。


まるで一気に読み応えのある本を読み終えたようにこの日のライブは
最後まで素晴しかった。
あとで東京でのセットリストを見た時に関西の方が昔の曲を
たくさんやってくれた気がした。きっと古いファンが関西の方が
多いからなんだろうな。リクエストもそうなったんだろう。
両方行かれた方がうらやましい限り。
でも、この一夜を最高に感じられている今、私の心は温かい。

真田さんに伝えたい思いを代弁してくれるのがFunny Bunnyの次の歌詞

♪飛べなくても不安じゃない地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう君ならそれができる





<セットリスト>(真田氏のHPより)

スターダストラブソング
good night
キャッチミー
地平線
明日が近い
夕焼けを見た
永遠少女
白いカイト(my little loverのカバー)
ギブス(椎名林檎のカバー)
Funny Bunny(ピロウズのカバー)
キャノンボール(中村一義のカバー)
まっすぐ(ヒグチアイのカバー)
アイスクリーム
シャロン
あいをうたう
白い朝
最たるもの
新世紀のビートニク
星のリンダ
ナイトライダー
空に風、声は羽根
ラブソングフロムリビングデッド
楽園の宴
さよなら少年
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