HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

2007年12月30日 | Weblog
今年ラストに手に取ることになったアルバムがコブクロの『5296』とは。自分で買ったのではなく、いつも私が心配をかけどおしの人生かけてお世話になっている音楽の師匠が買って渡してくれたんだ。来年の初めはこのアルバムにも入っているこの「蕾」という曲をコピーしてとある人たちに聴かせてあげるんだって。

最近は忘れていたんだけど、この曲はドラマの「東京タワー」で使われていたんだよね。そして、今日偶然、テレビのチャンネルをかえたら、コブクロがこの「蕾」を歌ってた。レコード大賞とったんだね。

レコード大賞の価値とかそういうのはよくわからないけれど、私は彼らの「エール」という曲が大阪のFM802でオンエアされていた時から「なんて心に深く入ってくる曲なんだろう」って思っていた。もちろん、その頃はおそらく東京の人たちとか彼らの存在なんて知らなかっただろうね。でも、その歌の力に彼らの未来が見えるような気がした。彼らを知らないなんて、残念なことだと当時は思ってた。

そして、今や日本中に彼らの曲が流れている。


そんな彼らの曲の何曲かは私の思い出のひとときを彩る曲として、いろんな場面に残っている。


この曲もそうだけれど、といってすべて彼らの曲を知っているわけではないけれど、彼らの曲で好きな曲はいつも「遠くにいる誰か」に対して歌っている曲のような気がする。


そう、ぜったいすぐに会えるようなところにいない人へ。


そして大切な人へ。


それは男女問わず、年齢問わず、友達でも恋人でも家族でもあって。


でも、今そばにいない人へ。




私がこの「蕾」を初めて聴いた頃を思い出す。


その時私は


東京や京都や大阪にいる

君やら
あなたやら



を思った。


それぞれ、私のいる場所から遠く離れていて

そして夢を掴もうとしている人たち


♪ビルの谷間に埋もれた夢も いつか芽吹いて
花を咲かすだろう 信じた夢は咲く場所を選ばない♪


私はあなたたちを信じてる


そんなあなたたちに
ほんの小さな花びらの一枚のように
そっと降り注ぐだけかもしれないけれど
側にいつまでもいたいと
心から願います。

そう、遠くにいるけれども

心はいつも側にいたいと。




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この一年パート2

2007年12月28日 | Weblog
今年もCDをいろいろ買ったけれど、今年出たものの中で自分でベスト5をあげるとすれば

1.Avenged Sevenfold  by Avenged Sevenfold
2.LINEAR   by ストレイテナー
3.DON'T YOU FAKE IT  by THE RED JUMPSUIT APPARATUS
4.GOOD MORNING REVIVAL by Good Charlotte
5.CHANGED THE WORLD by Start From Scratch

他にもASHとかグレイプバインとかGOOD 4 NOTHINGとかいいアルバムがあるんだけど、思い出深いアルバムということで上の5つをあげた。

とにかく、去年はマイケミとの出会いがすごかったけれど、今年はAvengedとの出会いが衝撃的だったし、実際のライブはすごくよかったし、昨日MUSIC on TVでサマソニの特集で改めて彼らのステージを見ると、本当にすごいと思う。ここまでの技術とボーカル力とスター性を兼ね備えたヘビーロックバンドはなかなか出てこないと思った。しかも曲もメロディアスですっと入ってくるし。素晴らしいバンドに出会えたことにほんと感謝。


ストレイテナーはもう本当に好きなバンドのひとつだ。隅から隅まで好きって感じかな(笑)ただ、まだ一度もライブに行ったことがない。来年こそ是非行きたいな。ホリエくんとエルレのホソミくんはダブル「ホ」あるいはダブル「H」という心になくてなならない二人でもある(笑)

「ホ」は音階でいうならミの音
「H」は確かシの音(ギターコードではBになっているけど)

イメージ的にホソミくんはミの音すなわちEコードのイメージ
ホリエくんはシの音すなわちBコードのイメージ

きっと私はこれらのコードが好きです。


レッジャンことTHE RED JUMPSUIT APPARATUSはパンクスプリングで見たけれど、私は良かったと思うし、CDも何度聴いても飽きないし心にぐっとくる。ちょっと日本では評価がいまいちだったようだけれど、私はこのアルバムについては大好きです!何度聴いたことかわかりません。


グッドシャーロットの新作はぐっと大人ロックになってはいるけれど、すごく気持ちのいいロックでほんとかっこいいサウンドです。AvengedのシニスターとMシャドウズが参加している「The River」も最高だし。ライブも本当によかった。


そしてStart From Scratch。彼らとの出会いは偶然だったけれど、彼らを地元の京都VOXHALLとサマーソニックという大舞台で同じ年に見れたことがすごくうれしい。まだまだこれからのバンドかもしれないけれど、突き抜けるような明るい青空の見えるサウンドをこれからも鳴らし続けてほしいと願ってます。


そうそうマイケミのアメリカの公式HPにはなんとAvenged Sevenfoldの新作が出た日に自分達のNEWSのひとつとして載せてましたよ。友達のアルバムが出ました!って。素敵なことですよね。こうして喜びを分かち合える仲間って。そして、好きなバンドがこうして繋がっていくこともリスナーとしてファンとしてとてもうれしいことです。


インディーズのバンドやアーティストさんのライブもいくつか行かせてもらいました。山口茂さんやVelvet Mellowさん、vanillamanさん、フォギーメランコリックさん。でも、今年は行く機会はすごく少なかったです。フォギーさんは一月だけだったので、私が行ったことすら記憶にないことでしょう。でも、応援はしているんですよ。これでも。ただ、なんか会うと「ついでに来てる」みたいに思われているのかな~って感じることもあって、そう思われてもしかたないな~って。

だって、単独でフォギーさんだけ見に行ったことは最近無いんですものね。いろんな事情があってもそれをいちいち説明することもできないし、したところでどうこうなるわけでもないし、それはフォギーさんだけでなく、ほかのバンドやアーティストさんにもいえることです。

少なくても「ついでに」見ることはありません。

どれも一度ファンになったバンドやアーティストさんは「観たいから」ライブを見るのです。誰かのイベントにたまたま出てたから、ではなくて「あなたのステージも見たいから」行くのです。


まあ難しいですよね。


残念ながら、velvet mellowさんも来年早々に解散されます。それはある意味次のステップに向かうためなんです。もっとビッグになるためなので、これからもそれぞれのメンバーの動向から目が離せません。ただ、このメンバーをもういっしょに見れないというのは寂しい限りです。


山口さんもこれからもたくさん素敵な曲を書き続けて、あの場所に立たれることをずっと願ってます。あの場所ですよ。


vanillamanさんも次のステップに入られていると感じてます。それが来年こそ形になればいいですね。そうなると信じてますから。


今年京都のプリンスのお1人で詩人のChoriさんのステージを初めて観て、すごく心に響きました。まだその次を見てませんが、彼も今変化の時期にいらしているようで、来年の新しい活動が楽しみであり、またチャンスを見つけて彼の言葉を全身に浴びにいきたいと思ってます。



そして、TOKYO DROP。

今年は4回ライブに行きました。最初は復活ライブ。このときは本当に「戻ってくてくれてよかった」って泣けてきました。命それを感じました。

そして、行くたびに力強くなっていくライブに心を打たれました。


そういえば4つとも会場が違いましたね。
江坂ミューズ
福島セカンドライン
心斎橋ミューズ
心斎橋クラブクアトロ

それぞれにそれぞれの味の出たライブでした。

26日の今年大阪ラストとなるライブは誰がなんといおうと最高中の最高でした。


真田さんがワンマンの日にたとえ同じ時にリンキンパークとかそういうバンドがライブをやったとしても、自分たちが一番と思えるライブがしたいと語ってましたが、26日のライブは私自身にとっては地球上その瞬間行われているどのライブより「ここにいてよかった!」と全身全霊で感じられるライブでしたよ。ほんと雷がズガ~ンと心に落ちてきましたから。


こうして私の一年もあとわずかで終わります。


今年はあまりちゃんと日記書けませんでしたが、それでも読みに来てくださった方本当にありがとうございました。

来年も皆さんにとって素敵な充実した一年となりますように。

よいお年をお迎えください。




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この一年

2007年12月28日 | Weblog
昨日テレビのふつうのニュースで「オダギリジョーさんが香椎由宇さんと結婚されます」とアナウンサーがトップニュースのように語っていた。突然だから、びっくりはするけれど、素敵なカップルだな~って思った。

そう日記にもときどき登場するけれど、私はオダギリジョーが好きだ。もちろん俳優としてだが、人間的にも彼のインタビューとか本とかCDレビューとか読んだら惹かれる部分は多々ある。きっと私の価値観と多少近い部分のある人なんだろうな~って厚かましくも思うわけで(笑)ジム・ジャームッシュの映画が好きで、写真が好きで、トム・ウエイツが好きで・・・・・

そんな彼のファンでもあった私は実は香椎由宇ちゃんに対しても「ポリシーのある子」だな~って以前から思っていて、ある意味ファンだった。写真も彼女は撮るし、その作品も心に触れるものだった。


この一年を振り返るというか、年のせいか、いろいろすぐに忘れるので少しだけ1月の日記を読み直してみた。

するとびっくりした。


なんと同じ日の同じ日記(1月9日)にオダギリジョーと香椎由宇ちゃんをいっしょに並べて書いているんだよね。私・・・・・。偶然だろうけどなんか不思議だ。


他にも1月の日記を読んでいるとなんかこの一年を予測するような記述がときどきあって、自分自身で驚く。何気なく感じて何気なく書いていることが、未来に繋がっていく感じで。きっと意識していてはだめなんだろうね。無意識で書きたくなって書くことが、何かの糸口になるんだろう。

今年を表す漢字に選ばれた文字はあまりいい文字ではなかったね。

そしていろんな人はそれぞれに自分の一年を表す漢字を思い浮かべたかもしれない。


私もいろいろ思って選んだのは


「光」


という漢字だった。


それは光溢れた一年だったというのではなくて、「光」を求めた一年だったということで。


不思議なんだけど、1月の日記には「光」という言葉が何度か出てきているんだ。すでにそこから「光」を探す旅は始まっていたのかもしれない。


一月の時点ではまさか会社を辞めて違う職業につくなんて予想もしてなかった。それが8ヵ月後突然やってきた。ほんと急な話だったけれど、自分自身は喜んで新しい場所へ行った。ところが、思う以上に困難極まりない状況で、苦闘し、今も決してそれがなくなったわけではない。まだ4ヶ月ぐらいしか経ってないのに1年以上はいるぐらいの分厚い日々だ。苦しくて、でもそれを見せられなくて、八方塞で、「もうだめだ~」って暗闇に落ちていきそうな時、いろんな場所からいろんな人が「光」をともしてくれた。


「大丈夫だから、君の側にいるから」
「泣きたいときは泣けばいいんだよ」
「ずっと友達だから」
「いっしょに頑張ろうよ」

言葉だったり
音楽だったり

そのひとつひとつの「光」を手がかりに暗闇を歩き続けた。


そしてあるひとりの子に出会った。その子は決して真面目でいい子とはいえない。
評判もそんなによくない。でも、ひとつの音楽が私とその子を繋げてくれた。まだ、ほんの子どもだ。でも、その子は私をいろんなときに助けてくれた。もちろん子どもなのでいつどう心変わりするかわからない。でも、少なくても今年は助けてくれた。君も私の「光」だったよ。ありがとう。


忘れてはならないのは家族。
私は本当に素晴らしい家族に助けられて生きていると思う。どんなときも応援してくれて、どんなときも愛情を注いでくれる。こんなにも愛おしく思ったこともないぐらい、今年はその家族の絆を強く感じた一年だった。




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Terra69 後編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
今年を締めくくるのに最高のライブでした。
昨日のTokyo Dropのライブは。

真田さんが何度も「地球を揺らせ」と言ってましたが、このイベントのタイトルはまさに地球ロックですよね。

何から書いていいのかわかりませんが、久しぶりにクアトロで、着いてそうそうチケットを受け取るところでセカンドラインの今富さんを見て、いきなりの遭遇で結局挨拶もできず・・・・・でも、ちらっと見ただけでも素敵な方でした。

さて、ディズニーランドのような(笑)蛍光のワッカ(笑)を戴いて、その色がその日の私のカラーのブルーとマッチするブルーでうれしくなりました。

そんなのどうでもいいですよね。

会場に入ると「あ~これがクアトロだ~」って思いました。MUSEのライブの時を思い出しました。あのステージに白いグランドピアノを置いて、赤いバラの花びらを投げまくったあのステージだ~って。

そのステージで大好きなTOKYO DROPが見れるなんて、なんかすごくうれしくてワクワクしました。このステージでやると何か奇跡が起こるような気がして・・・・・


そして、彼らのステージが始まりました。

セットリストは

アイスクリーム
タイムマシン
ナナ
東京
彼女のショコラ
心臓のインベーダー
空に風、声は羽根

楽園

東京と彼女のショコラあたりはちょっと怪しいですが、順番が。
東京っていう曲もあっているか怪しいですが・・・何せ聴いたのが2度目なので。

忘れっぽい年齢に入っているので許してください。


とにかく今回泣きそうになったのは「雷」を聴けたことでしょう。これが聴けるなら弟子たちを無理にでも連れてきたのに~。後でいうと弟子Aはくやしがってました。行ったらよかったと・・・・・

すごくロックな曲でこの曲はきっと男性ファンをかなり引き付けると思います。特にミッシェルガン系バースディ系お好きな方。でも、それよりもっと広いファン層をつかめる曲です。

オープニングの「アイスクリーム」も思い出深い曲のひとつです。セカンドラインのクリスマスイベントでやってくれた2年前を思い出します。冬なのにアイスクリームです。その歌詞の深さ、冬が浸みる言葉とメロディの透明さ。冷たいはずなのに温かいその歌が、白く今年も心に降り注いできました。心はその歌で浄化されました。ありがとう

「タイムマシン」は何度聴いても私をハイにします。すごく高揚してきます。なぜだかわかりませんが、とにかく大好きです。

「ナナ」はもう欠かせない曲となりましたね。会場がひとつになる曲。人と人が繋がる曲です。

「東京」はいろんな思いがこもっている曲なんだろうな~って思います。

東京には2つの価値観が存在していると私は思っていて、それをある小説を最近読んで改めて再認識しました。

それは見えるものと見えないもの。形のあるものとないもの。それのどちらを選ぶかという価値観。

その小説の作家は「形のないもの」を選ぶと言い、私も東京での思い出は形のないものが残ってます。

その空気感、風、空、ビルの谷間の朝、夜のネオンの下を歩く不安な自分・・・・・

私が音楽を好きなのは・・・・・・目に見えないもの、形のないもの、つかめないものだからなのかもしれません。


TOKYO DROPの「東京」を聴きながら、そんなことを思いました。きっと真田さんも東京の空気感というか、そういうものを住むことで感じられてきて、その中でいろんな曲をまた生み出されているんでしょうね。


「彼女のショコラ」相変わらずおもしろい曲です。♪見えない明日をショコラショコラって食べちゃえ(ちょっと歌詞混乱してますが)♪というあたり、ほんと感動してしまいます。どうやったらこういう流れの言葉つなぎになるのか。「溶ける」っという言葉も印象的で、これがいろんな言葉に繋がって言葉を膨らませていくんですよね。すごいな~って思います。

なんかこれ辛いことがあったときにチョコレート食べながら口ずさみそうです。


「心臓のインベーダー」聴けば聴くほどいい曲ですね。これも聴いていて体が熱を帯びてきます。

「空に風、声は羽根」これは彼らのライブには欠かせない曲という感じです。でも、最近聴いてなかったので、聴けてすごくよかったです。

♪ベイビーここが君のいるべき場所です♪っていうときに正式加入した薮内さんにその言葉を送った真田さんになんかジ~ンときました。

そうです。ついに4人目のメンバーが決まりました。正式にギタリストの薮内さんが加入されました。

そういえばセカンドラインでのライブの時に帰り際に薮内さんに握手してもらったときにためらっていた彼を思い出しました。自分はメンバーじゃないのにいいんですか・・・って。今思えばなんか感じたんですね。私にはあなたが4人目になるってことが。だから握手してもらえてうれしかったです。ありがとう。ちょっとワイルドですが、そういうところがTOKYO DROPにいい意味でのエッセンスを加えてくれるんでしょうね。

「楽園」で締めくくられたライブ。
この曲はきっと私にとってはJET KELLYそしてTOKYO DROPとしっかり出会うための重要な曲でした。この曲の歌詞の「手を伸ばし36度探した」というフレーズ。これでノックダウンでしたから。こんな人いるんだろうか?こんなすごい言葉を歌にしていける人が・・・・・って。「カーテンで白い朝隠した」っていうところもすごくリアルでそのとおりで、でも言葉にはなかなかできないんです。その描写力に完敗でした。

この曲はライブで4人のギタリストで聴くことができました。やっぱり初代の葉山さんは最高でしたが、それぞれの味があって、そんないろんな味の「楽園」が聴けたことを幸せに思います。

でも、これからは薮内さんの「楽園」のギターを大事にそして、どんどん曲に溶けあっていくギターを弾いていってほしいと願います。どうか、TOKYO DROPになくてはならないギタリストさんになってくださいね。


そして、この日のライブの勢いそのまま、それ以上に来年は多くの人の心を揺らしてください。

We are TOKYO DROP!って


終わりの終わりに

演奏の音量を静めて

会場と「ららら」で

「楽園」を歌ったひととき



あの心に触れる思いが伝わるひととき



生涯忘れないでしょう。



あなたたちは最高です。


ありがとうTOKYO DROP。

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Terra69 前編

2007年12月27日 | TOKYO DROP
昨日は有休をとり(といってもこれは実は職場の関係でこのあたりにまとめて取るように指示されるわけです、実際のところ)、今年最後の大阪でのTOKYO DROPのライブがあるということで心斎橋クラブクアトロへ行ってきました。

Hippogriffが主催するイベント『Terra69』というイベントで、オープニングアクトのchaqq、FREENOTE、TOKYODROP、そしてHippogriffというラインナップでした。

まず、こんなこと言っていいのかわかりませんが

イベントになぜにオープニングアクトがいるの?

っていうのがあります。


それがなかったら、もっと早く終われるのに~って


私は大阪からかなり離れた場所に住んでいるために終電との戦いが毎回イベントライブのたびに起こります。せめて10時にはすべて終わってほしい。

昨日も10時の時点で最後のイベントのトリのHippoの前半が終わったところ。でまだ後半おそらく30分ぐらいあったでしょう。しかし、それを見ることなく、後ろ髪を引かれる思いで会場を出た私です。

これって悲しくありません?


同じチケット代で見たいバンドが見れなくて、見たくないバンドを無理に見せられる・・・・・ってこれはちょっときつい言い方ですね。すいません。


まあ、オープニングアクトのchaqqは初めて聴いたし、曲調はとても聴きやすいバンドだと思います。FM802のイベントにも参加されるそうですし、それなりの評価があるバンドさんなんでしょうね。


でも、昨日のライブに関して言わせてもらえば、ギターボーカルさんとリズム隊が溶け合ってない!バラバラ。

すいません。私は確かに昨日は体調がいいとは決して言えませんでした。それゆえに余計そう感じたのかもしれません。

ベースさんのずれ具合がすごく気になるし、ドラムさんのシンバルの叩き方がすごく気になりました。まるで火事のときの「カンカンカン」という音のように聞こえてくる音に悩まされました・・・・・・倒れそうになりました。とにかく、ドラムもベースもギターもボーカルも全部別々の場所に存在しているかのように単独で耳に入ってくるんです。


溶け合ってないんです。少なくても私の中では。

久しぶりでした。溶け合ってないバンドサウンドを聴いたのは。

あと、激しいバンドなのかと思ったら、ふつうなところが「どっちかにしてくれい~」って感じもありました。私は激しいパンク系も好きだし、歌もの系のバンドも好きですが、そのどっちつかずは困ります・・・・・乗りそこなうというのか。



もしchaqqのファンの方やメンバーさんが見られたら、ごめんなさい。


それは私の体調不良のためにそう聞こえたのかもしれません。

今回だけでchaqqさんをこうだと決めつけることだけはしませんので、また次回に期待したいと思ってます。


さて、オープニングアクトの後に登場したのがFREENOTE。
確か、ロッキンオンジャパンで目にしたことがある気がする名前だったのでどんな感じなのかな~って興味がありました。名前からジャズの香りがするのかな~って思ったり。

ボーカルさんが女性ですごくキュートで雰囲気のある素敵な方でした。グリーンのTシャツというラフなスタイルで、歌の感じもある意味、初めて感はありませんでした。でも、歌はうまいし、とにかくボーカルさんに引き込まれます。キーボードも弾かれるし、いろいろ才能のある方なんだな~って思いました。

「あおいくま」が印象に残ってます。

実際のところ、私の中では彼女が素敵だっただけにこのジャンルにいるのはもったいないな~って思いました。この感じのバンドは結構今の日本にはたくさんいると思うからです。その一つ上というか超えた何かがないとメジャーで旋風を巻き起こすことはできないだろうな~って。

でも、惜しいな。申し訳ないけれど、私は心のスクリーンで勝手に彼女を映して彼女を別人に仕立ててました。そう、髪の毛は真っ黒。化粧はエヴァネッセンス風。服装はシド・ヴィシャス風。ってな具合で。彼女をハードロック系のバンドのボーカルにしたら、すごいだろうな~って。めちゃくちゃかっこいい女性ボーカルが日本にも誕生するのにな~って。

まあ、妄想はここまで(笑)

この次に登場はTOKYO DROP。

彼らについては後編で書きますので、

先に主催者のHippogriffについて書きます。

最初彼らの曲は初めて聴くと思ってたら、ずっと前に買ったセカンドラインのオムニバスアルバム『HELLO!!』の1曲目が彼らの曲だったのを思い出した。あの彼らか・・・・・・

でも、すっかり記憶から抜けていたので改めて真っ白な気持ちで聞く体制に。

そして始まる。



・・・・・・・・確かにかっこいい。
・・・・・・・・だが、どこかアジカン
・・・・・・・・・ときどき、ゴーイングアンダーグラウンド

その印象は真っ白な気持ちにふんわり出てきた素直なものなので怒らないでくださいね。私はアジカンもゴーイングも好きですから。最近ぜんぜん聴いてなかったから久しぶりに思い出したかんじでした。


アジカンと思ったのはちょっとアジカン独特の名詞で言葉を閉じるというのか、韻を踏むというのかが似ていたからかもしれません。ゴーイングと思ったのはちょっと切ない感じというかキュンとする感じというのが似ていたからかもしれません。

でも、演奏力とかボーカル力は素晴らしかったです。特に私はギターさんばかり観ておりました。なんかこの人の音運び、私の大げさにいえばDNAに記憶がある・・・・ってそんなことありませんが、好きでした。ゆえに家に帰ってからもらったリーフレット見て名前を確認。へえ~竹内さんっていうのか~って思いながら、なぜか久々に『HELLO!!』を聴こうかな~って聴きながら、メンバーの名前見るとその時のギタリストと名前が違う!

そうかメンバーチェンジしたんだ・・・・・

言い換えれば、今のギターの方がいいんだ。私としては。だってこのときはあまり印象に残らなかったのに昨日はすごく印象に残ったもの。

Hippoを聴くついでにこのアルバムで気に入っていたバンドをいくつかピックアップして聴いてみました。


そして、the storefrontというバンドの曲を聴きながら、作詞作曲のところを見てびっくり!この名前、昨日のHippoのギタリストさんといっしょだ!

偶然の一致なのか。
同一人物なのか。

確かめないとわかりませんが、確かにこのバンドの曲に出てくるギターインストと昨日聴いたギターインストと共通なものがあるんですよ。


私の好きなタイプのギターフレーズだから印象に残っていて。ループやカッティングもあって、アークティックモンキーズっぽいというか、素人の私がいうのでまあ、適当に聞き流してもらって結構ですが、いい感じなんです。

なんかファンになりましたね~。

なんかまた聴きたいですね~。あのギター。



もっと聴きたかったな~。
あと半分。どんな曲やったのかな~。



ゆえに昨日は帰宅したとき、ちょっと荒れてました私(笑)

ただ、TOKYO DROPのライブは素晴らしくて。ある意味そこだけで抜き出して、永久保存版としたいぐらいのライブでした。後編へ続く・・・・・








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君の言葉に包まれてメリークリスマス

2007年12月25日 | Weblog
25日仕事。
いつもどおり。
でも、今日は仕事関係で調べていたときにいい話と遭遇。
それは遠い昔、子供のころ読んで感動した話だった。


それは第二次世界大戦中のヨーロッパの話。あるルーマニア人の主人公がドイツ兵に捕まり、護送される途中で逃走し、やがて無事に我が家に辿りつく話。

そんな彼の力になったのは1人のユダヤ人の老人がくれた、ハンカチに包まれた一切れのパン。そのパンを飢えと戦いながら逃走する主人公がどれだけ食べようとしたか・・・でも「あと少し」と踏ん張って、結局最後まで食べずに我が家に辿りついた。

疲れきって座った瞬間ハンカチが落ちて、中から転がり落ちたのは・・・・・




一切れの木切れ



彼はどれほどその老人に感謝したことか。



*********

「一切れのパン」という話。


改めて「言葉力」というものを思い知った気がする。


人の言葉だけでどれほど人を力づけるか



もうだめだ
もう自分なんて
もう情けない
もうやけくそだ
もう消えちゃいたい


そんな自暴自棄になっている私に


言葉をそっと渡してくれた



あなた



それがどれだけ私を踏ん張らせたことか




でも、まだきっとハンカチは全部開いてないよ。


いつかどこかのCDショップから
どこかのラジオ局から
とにかく街のどこかから


あなたの優しい言葉とメロディが流れてくる日まで

いえ

その次もその次も

ずっと永遠にあなたの言葉とメロディが流れ続けてくれる限り



私はきっと踏ん張れる。



まだまだハンカチは開いてないって・・・




メリークリスマス☆
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もうすぐ

2007年12月20日 | ONE OK ROCK
クリスマスだというのになかなかそのモードにはいりません。

かなりブログも書いてなくて、開店休業状態で自分としてはそういうのが嫌な人であったのに、そうなってしまってます。


今の仕事は単に愚痴とかそういうのでは済まされない様々なことがあって、それで肉体的にも精神的にも参ってしまってます。家に帰るとほんとすごい脱力感で、ぐた~ってなってしまってパソコンに向かう元気すらありません。

さらに家にお持ち帰りの仕事もあるし・・・


なんか今更ながらの修行って感じです。


日々忍耐


まあ、こんな感じなので帰りにタワーレコードによるとか、そういう気力が出てきません。まあ、前の職場に比べて遠いというのもあるのですが。


でも、やはり音楽を聴かない日はありませんね。

今日もi-Podをシャッフルしているとなぜか、ストレイテナーの曲がよく登場しました。やっぱりいいな~。

そうそうまだCD買ってないや。


そういえばマイケミのレア盤も出たんだ。


まあ、曲自体はシングルのカップリングなのでほとんど持っているんだけど、でも欲しいですよね。ファンとしては。



あと、ONE OK ROCKのCDも欲しいな。なんかSIAM SHADEを思い出すんですよね。彼らの曲を聴いていると。ギターマガジンだったかな?ここのギタリスト君がPRSのSEを弾き較べるコーナーが特集されていました。なんか身近に感じました。まあ、家にあるギターがポールリードスミスのSEだからかもしれません。


こんな日々だから友達とも連絡をとれてなくて、皆元気かな~って思う日々。


ELLEGARDENの細美くんは今曲製作中なんですよね?早くアルバム出るといいな~。その前にシングルかな?

でも、今でも地元のライブハウスの近くを通るたびに「ここに彼らがいた」って思うだけで、なんだか幸せな気持ちになります。ここの駅前で高橋さんが歩いていて、きっとあのスーパーでメンバーはなんか食料を買ったんだろうな~とか。

あの小さなハコでの一体感。生涯で一回だけのことでしょう。でも、そんな一回を体験できて本当によかった。


そして、私の大事なバンドのTOKYO DROPは新しいステップを上り始めました。すごくワクワクします。


私の地球は今日も音楽で回っている。

またあなたに会いたい。

あなたの音楽を聴きたい。

そう思って毎日回っている。

苦しみも喜びも引き連れて・・・・・

ただ、あなたの夢の行方を見届けるために

コメント (3)
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Music and Me

2007年12月09日 | 洋楽
まだマイケル・ジャクソンが10代前半だった頃の歌に「Music and Me」というバラードがある。とてもいい曲なのでチャンスがあれば聴いてみてください。


音楽と私

なんか雑誌のタイトルみたいな感じだよね。



でも、何歳になってもやっぱり音楽は私の大切な存在だと、より最近思うようになった。


音楽がなかったら・・・そう思うと自分の存在すら危うい。



気づくと12月になっていて


この前サマーソニック見たって思っていたのはずいぶん前で



いつの間にか季節は冬になって



京都駅ビルには恒例のでかいクリスマスツリーがきらきらしていて



あ~前の職場のときは毎日のように見ていたけれど、今の職場になってからは昨日ひさしぶりに見たな~って



今の仕事に変わってから、まだ3ヶ月が過ぎたところなのに、もう1年ぐらいいるような気持ちだ。とにかく毎日が、毎時間が長い。隙間がない。心が途切れることがない。頭が休まることがない。帰りに寄り道する元気すらない。


でも、私は携帯を握り締め、そこに実は詰まっている言葉と音楽をお守りにしてる。


大丈夫。


音楽があるかぎり


君達がいるかぎり



私はきっと元気でいられる。


絶望にたたずんだとしても光を見つける道しるべを君達が教えてくれるから



きっと今年を楽しく終えるだろうし、来年に希望を持てるだろう。


君達が新しい歌を届けてくれるかぎり


ライブをし続けてくれるかぎり
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なんだか

2007年12月06日 | TOKYO DROP
こみ上げてくるもんがある。2004年12月20日に初めてJET KELLYというバンドと京都のMUSEHALLで出会って、もう3年も経つ。私がこのブログを始めたばかりの時だ。そうこのブログも最近は滞っているけれど、3年が今月の12日で過ぎようとしている。

その間にJET KELLYはTOKYO DROPとなり、ELLEGARDENは驚くほどビッグなバンドになってしまった。

TOKYO DROPはこの12月3日に東京でワンマンライブを見事に成功させて、新たな大きな一歩をまた進み始めた。


WE ARE TOKYO DROP!


って真田さんが言ったんだって。


それを行かれた方から聞かせてもらって、本当にうれしかった。私の思いが勘違いかもしれないけれど、届いたって思った。


そうあなたたちは


まさにTOKYO DROPなんだよね。


大阪生まれのTOKYO DROPが東京で


「TOKYO DROPここにあり!」って胸張って


多くの人たちに感動を与えたんだ。




すごくうれしい。本当にうれしい。


これからももちろん変わらず永遠に応援していくから。



でも、同様に京都で活動しているソロアーティストさんの山口茂さんやvanillamanさんやバンドのvelvet mellowさんを変わらす応援していくことを改めてここに書かせてもらいます。

あなたたちのことをいつも思ってます。

自分のことで今はいっぱいながらも、忘れたことはありません。


私はTOKYO DROPを始め、こんなに素敵なアーティストたちと出会えたことを毎日神様に感謝しています。

つぎはぎだらけの今の私の心に再生という力をくれるのはあなたたちです。


ありがとう。 
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