HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Don't give up

2009年07月29日 | 細美武士/the HIATUS
私は地方在住なので細美くんのラジオはネットでしか聴けない。
だから音楽はほとんど聴けない。
BGMも次からどうなるかわからないらしい。

ネットで聴くのにも
私のパソコンはマックなので
BAYFMのネットストリーミングは聴けない。

ゆえに毎回ウインドウズの家族のパソコンに
繋ぎ直して聴くので、すぐには聴けない。

で、今日ぎりぎりのところで
13日に収録して、22日に放送した分を
聴いた。

そこで驚いたこと!

ほんと偶然ではあるけれど

この世に星の数ほどある音楽の中から
ピーター・ガブリエルの
「Don't give up」を
細美くんが選んでかけたことだ。


遠い昔好きで聴いていたんだけど

ある方のライブ音源を聴いたときに
この曲をなぜか思い出して
(ぜんぜん違うんだけどね曲調は)

その人に聴いてくださいと
とある別のブログにYOU TUBEから
その映像を貼付けたのがその
放送日前だったんだ。


自分でもすっごくなつかしいし
皆既日食をバックに歌う
この曲のPVをこのタイミングで
思い出すっていうのも
なんだか不思議だなぁ~って
思っていたんだけど


まさか細美くんがかけてくれるとは。


私はKATE BUSHが大好きだったから
彼女とピーターのデュエットって
最高だ~って当時思っていた。


Don't give up

あきらめないで


ほんと

今の私や

あなたや

いろんな人に

ふつうに届く言葉だよね。



私は落ち込んだときは

自分は闇の底に寝転んで上を見上げていると
想像する。

起き上がれない。

でもそのままでいいって自分を甘やかす。

太陽が遠いなぁ~って

光が遠いなぁ~って

もうだめすぎる自分がいるんだけど
それも仕方がないな~って

時間に身を任せる。

何日も続くときがある。


自分は孤独だなぁ~って
息してるだけだなぁ~って


でも、何日かしてくると
体が少しづつ光の方へ
ふわ~っと浮いてくる感覚になる。

上がってきたのかなぁ~って

そのうち音楽が聴こえてくる。

あ~音楽が迎えにきてくれたって。


とりあえず穴から出てみるかって
ある日その穴から顔を出す。


そしたらこんな言葉が出てくる


まっ、そんなもんだ自分は。

とにかく生きれるだけ生きて行こうって。



まだまだいい音楽がどこかに隠れているだろうから。


明日も気合いいれて仕事しようっと!


あと私にDon't give upを思い出させてくれた人とは
「釣り文学」の話をしてて、私は「釣り文学」が
好きだってことをだらだらと話してた。
で、私の好きなアーティストも釣りが好きな人が多いって
ことで、たとえば細美くんとかって話してたところに
この放送で彼が釣りの話をしてたのも偶然であったけど
うれしかった。

そういう空気感を愛する人が
私は好きなんだ。

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Play the Guitar in TOKYO

2009年07月28日 | JET LILY STAR
東京っていう街を好きな人もいれば嫌いな人もいる。
もう何年も行ってないので、今はどうなのかわからない。

私の仕事場からの帰り道に長距離バスの停留所があって
新宿行きが出てる。これにふらっと乗って東京へ行けたらな~って

地方から東京へ出た人が
東京を好きになるにはちょっと時間がかかる。

でも、ひとたび好きになったら
たびたび恋しくなる。

そんな街だ。

でも、きっとそれぞれの抱く東京は違うだろう。

なぜなら私の抱く東京は下町の東京だから。
それは私が育った東京だから。

カエルがゲロゲロ鳴く東京だから。

夏が似合う
浴衣が似合う東京だから

髪を束ねて今風じゃない
古風なアップにして
うちわをパタパタさせながら
ほうずき市に行くイメージだから


お台場でもなく
六本木ヒルズでも
H&Mでもない。


さて、そんな東京で今夜はJet Lily Starのライブがある。
イベントライブなので、何組かといっしょだ。

ときどき思うんだけど
彼らは迷い子になってここに来たのかな?って
彼らの対バンには
ガレージなパンクなバンドが実はよかったりするんじゃないかと。

たとえば、the Birthdayのようなバンドが集うようなイベント。
こういうところに彼らを連れて行きたいって思う。

ボーカルの真田さんが愛用しているギターはグレッチのテネシーローズ
これはブランキージェットシティの浅井さんが愛用しているギターだ。
また、グレッチといえばチバさんのギターでもある。


Jet Lily Starがどういうバンドが好きで
初期衝動がどういう音楽だったかは
そのギターを見ればわかる。


以前にも書いたけれど彼らの「雷」という曲は
最高にかっこいい。

これをライブで聴けた日は
すっごくうれしい。

でも、最近はなかなかやってくれないけれど
また聴きたい。

iTunesでJet Kelly(Jet Lily Starのかつての名前)の「雷」で検索するとちょっとだけ視聴できるので
是非一度聴いてください。


とにかく、彼らはまだ多くに知られてないけど
すっごくかっこいいバンドだってこと。




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あなたを信じてるから

2009年07月27日 | 細美武士/the HIATUS
自分を責めるのは案外いつでもできるのだから

責める前にもう一度自分自身を愛してほしいな。

もっと正面からそんなあなた自身を愛してあげて下さい。

自分を大事に思うことで
あなたは周囲の人たちを幸せにできる人

そんな自分にお願いだから気づいてください。

すべてが台無しになんてならないから。
あなたの言葉に
ときどき皆は心配するけれども
結局はあなたを信じているのだから


あなたが手を差し出せば
誰かが必ずその手を強く握りしめるから


助けを求めたいときは
いつでもSOSを


そうすれば
あなたを助けにいくから

気がついてますか?

the HIATUSという文字の中に

USという言葉が含まれているのを


私たちはすでにあなたの描く作品の
1ピースになっているのですよ。


だから


しっかりと


あなたを支えますから



あなたを信じているから


親愛なる細美武士さま
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白いバラを一輪

2009年07月23日 | 細美武士/the HIATUS
昨日はいろんなことが重なって
人の気持ちも複雑に重なって
楽しいことと悲しい事が重なって

太陽と月が重なるっていうのは
こういうことなのかって

the HIATUSのライブのファイナルがあって
私はもちろん行けてないけど
この日は彼らにとって最高の日であったはず。
でも、一方ですごく悲しい日でもあったはず。

それはファンも同じ。


なかなかやっぱり現実として受け入れにくいよね。

マイケルといいアベさんといい。

そういえばマイケルのことを細美さんが口走ったとか。

マイケルが口パクとか。

これは私も思った。
テレビでやってたマイケルの30周年イベントライブ。

あれ?口パクじゃんって


なんか信じられなかったけど
口パクだった。


これを細美くんも見たのかなって。


かつてミュージックステーションに
ミッシェルガンエレファントが出た日。

彼らは正真正銘生でやってくれた。

ミュージックステーションは
口パクの人も結構いるから
たまにがっかりすることもある。

でも、ロックバンドは生だ。
当たり前かもしれないけど
彼らが口パクなんて許すはずはない。


細美くんは口パクするミュージシャンを
きっと信用してないだろう。
私もそうだ。顔だけ見に行ってるんじゃないもの。
って音楽は顔より音だもの。

最初は耳で好きになるものだから。


TMGEだって最初はラジオからだったもの。


ラジオでクラッシュが好きな人たちがいるって
ことから興味もったものね。

昔、何かでTMGEがバンド名は
フランスのメーカーの冷蔵庫の名前から
とったなんて、冗談で言ってたけど
結構それは受けたな~。


冷蔵庫といえば、細美くんはまだ
家に冷蔵庫をもっていないんだよね。

彼が欲しい冷蔵庫を見つけるまで
買わないらしいけど、

彼が見つけたいのはまさか
そのフランス製の冷蔵庫じゃないよね。


もうそれは永遠に見つからないから

別の冷蔵庫を探したほうがいいよ。



かつてジョーが逝ってしまったときに
アベさんが胸に一輪の白バラをさして
ステージに立ったことがあったよね。


私がいつかアベさんの立った場所に
立てたなら、そこに白いバラを
置いてこようって思う。


私はあなたを心からリスペクトします。
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嘘でしょ?

2009年07月22日 | 邦楽
今ニュースで知った。
ミッシェルのアベさんが逝ってしまった。
なんかよくわからない。

ただ、涙が止まらない。

いったいどうなってんだ。

気が動転してる。


リアルにまだ受け止められない。
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音楽は嘘がない

2009年07月21日 | Weblog
テレビのニュースで流れる政治家たちの醜い話
どこかの始末の悪い会社役員の話
ひき逃げしてるのに知らぬという容疑者の話

そういうのを見ながら
ある人がつぶやいた。

「音楽は嘘つかないからいいなぁ~。
 音楽やってるやつは
 嘘つかないでいい仕事だからいいなぁ~。」


ほんとうにそうだなって。

音楽の効力ってどれくらいあるんだろう?
薬とかみたいに副作用の心配もなく
それを一曲でも聴けば
不思議と元気が出たり、
悩みがやわらいだり、
もう一度やってみるかと思ったり。


そういう音楽をやれる人って
有名無名にかかわらず
やっぱりうらやましいし
すばらしいと思う。


だから自分がひとたび
誰かの薬となる曲を作れたと
確信したなら

どんなことがあっても
やめちゃだめだ。


それでひとりでも救えるなら
立派な名医と何も変わりはしない。


続けることで
今日も誰かが救われる。

そして長生きできる。
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Trash We' d Love Tour 2009 at Osaka (追記)

2009年07月20日 | 細美武士/the HIATUS
このようなブログをこんなにたくさんの方に見ていただいてもらっていいのか?
っていうほど来ていただいたので、少しドギマギしています。

なので、あまり適当な事は書けないと思い、ひとつだけ確認させてもらいます。

ピアノを打楽器といいましたが、正確には

「弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種」で

打楽器と言い切る楽器ではありません。

たしかに

「鍵を指で押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る。」(ウイキペディアより)

楽器なので、打楽器といえないわけではないのですが、
自信はありません。無難なところでもし音楽のテストなんかがあれば

「鍵盤楽器」と記して下さい。


************

さて、まだあのライブの余韻が残っていて

あのLittle Odysseyのときにギターをもたずに
マイクだけで歌っていた細美くんの姿が
何度も何度も目の前に浮かんできます。

何かを掴むようなしぐさ
パントマイマーのように

見た事のない細美くんのパフォーマンス

それが深く心に刻みついて
ふわぁ~っていまだに
目の前によみがえるんです。

何を彼は思っていたんだろう?
何を心に描いていたんだろう?

この歌詞自体を読んでいたら
思い出したのは
「2001年宇宙の旅」


細美くんの詩には
なんだかよく星が登場するなぁ~て

星だからやっぱり夜空も多い。

そういえば「Trash We'd Love」のアルバムの
多くが夜の作品だよね。

詩を書いたのが夜中だったのかな?


あと、「Centipede」に登場する3人組って
誰なんだろう?見失った3人組って。


好きだとどんどん掘り下げて考えたくなって
困ったもんだなぁ~って自分で思う。


最近読み終えた梨木香歩の「裏庭」の
キーワード「庭」すなわち「ガーデン」

the HIATUSのライブのちょっと前まで
読んでいて、読み終えたんだけど

細美くんのMCとか聴いてて
この本はこのタイミングで読むべき本
だったのかな~って
すごく縁みたいなのを感じた。

少女は心の中に庭をもっている
っていうような解説が最後に
あったんだけど

これって
ELLE(彼女の)GARDEN(庭)
といえるなぁ~って

そう思うとなんかの暗号のように
感じて、この「裏庭」の主人公の旅が
男女という枠を超えて、
細美くんのthe HIATUSへの旅にも
思えてきたから不思議。

ここまで思うと

「ちょっとあなたおかしいんじゃないの?」

って意見言われそうだけど

実はゾクゾクきたことがあったの。


その中にこんな言葉が出てきた。

「是も非もない。今はもう自分がそういう人間だという事を
引き受けるしかしようがなかった。」


なんかわかんないけど、これと似たような言葉を
細美くんから聴いたような気がした。
それはもっと前のことだけれど。

逆に「the Flare」の歌詞を聴くとこの物語を
思い出す。

この不思議なリンクの中で

ちょっと昨日書いた感想で
訂正しようって思ったのがあった。


昨日書いたみたいに
the HIATUSとファンが
がんばっていいライブを
作り上げたんじゃなくて


いっしょに育てていったんだって
いう表現に訂正したい。

なんか頑張るって変だもの。
なんのためにがんばるのって。

まだまだこれからも育て続ける
だろうし、

長いツアーっていうのは
毎回ファイナルで1つの
花を咲かせるために
どこの会場もどのファンも
絶対に欠けちゃだめなんだって
思った。

1つでも欠けると
ファイナルまでに枯れちゃう。

だからみんな養分みたいなもんだ。
土臭いの(笑)

でも、きれいな花が見れるんなら
土臭くても構わない。


ってこれも私のたわごと。


何言ってるんだお前っていう人も
いるだろうし、いて当たり前。

でも、ある意味ここは私の「裏庭」だから
自由にさせてくださいね。


ここまで読んで下さった方
ほんとうにありがとうございます。


正直、自分でもなんでこう
あ~だこうだって書くのか
わかんない。


言葉病だろうね、きっと。









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Trash We' d Love Tour 2009 at Osaka パート2

2009年07月18日 | 細美武士/the HIATUS
パート1の方は深夜に帰ってすぐ書いただけに
感情が先走って慎重さにかけている感じもあるけれど
でも、それがほんとうにそのとき感じたことだから


パート2ではthe HIATUSのメンバーそれぞれのことを
ライブのことをもっと落ち着いて書こうと思う。

私はどちらかというとmasasucksの方にいたから
どうしても彼のギターを見てしまう。

あのNavigator masasucksモデル

あのブルーがやっぱりすごくきれいだった。
やっと実物見れたから感動した。

紺碧ってこういう色かなって思ったり

あるいはときどき思い出すんだけど
イタリアのカプリ島の青の洞窟の中の色

「紺碧の夜に」って

あんな色の夜なのかな?って・・・



たまに思うんだけど

細美くんの感情の表し方って
イタリア人みたいだって思うことがある。

イタリア人のイメージって
プレイボーイとかそういうのが
あるかもしれないけれど

それは作られたもので
もちろん人間として
どの国の人がこうっていうのも
ないのかもしれない。

でも、私の知るイタリア人の人の多くは
人に対してそんなにベタベタしないし
いかにもって感じでフレンドリーに仰々しく接してもこない。
一方で、自分の感性や感情をすごく大事にするし
友達や家族をすごく大切にする。

押し付けがましくないのに
さりげない言葉や行為に
あったかいものがあって
イタリア人の友達に
なんか心が救われることが多々あった。

留学中、いろんな国の人の中で
イタリア人と一番心が通わせられるような
気がした。留学中に一番価値観が似てたのが
イタリア人の女の子だったし。

話が脱線しすぎた。

で、Masasacksのギターはかっこよかった。
うぶさんとはまったく違うから
このギターと細美くんが絡むから
新しい化学反応が起きるんだなって
改めて思った。

本物見て、彼のこともっと好きになった。

またあのギター弾いてる彼が見たい。

ってサマソニで見れる!
幸せだなぁ~

ウエノさんはほんとマイペースって感じで
もくもくとかっこいいベースを弾いていた。
でも、ミッシェルとは違って
昔みたいなパンク感はちょっと薄れて
たとえはよくないかもしれないけど
the JAMのときはパンクだったポールが
時を経て大人のロッカーになって
サマソニで見せてくれた渋さのように
ウエノさんの大人の渋さが溢れてた。

ある意味細美くんといっしょにいるのが
不思議な感じもした。悪い意味ではなくて
こういう同じ系統ではない
異文化感覚のメンバー構成が
新しい音やグルーブを作っていくんだろうね。

隆史君は昨日のライブ後にTOEのライブがあるって言ってたよね。
一日に2つのバンドのライブをやるってスイッチ切り替えるのが
大変な気もしつつ、おもしろいかもって思った。

そんな隆史君のドラミング見てて
やっぱりすごいな~って
そのワイルドさに
ある意味けものっぽさに
彼がthe HIATUSにその色をつけているのが
わかった。

一葉君のキーボードはやばかった。
こんなに打楽器を意識させてくれる
キーボードはあまりライブで見た事が無いので
すっごく新鮮だった。

私のよく知る人で
同じようにピアノ弾きだけれど
エルレをカバーしてるときに
ピアノでメロディはもちろんだけど
ベースとドラムを表現している人がいた。
その人が私に
ピアノは打楽器だからねって言ってたのを
思い出した。

そんな彼のLittle Odysseyのときの
音は本当に心に染み渡った。

そういえば細美くんが

「今日はもうひとりのキーボードの堀江さんも来ている」

って言ってたね。一目会いたかったな。


そして細美くんはあの見覚えのあるレスポールを
弾いてた。もちろん間でチェンジはしているけれど
あのギターがやっぱり細美くんに一番似合う気がする。


そんな細美くんを

「正義の味方なんじゃないかと思います」って

masaが紹介した。


ほんとにそうだよね。

何に対しての正義の味方かっていうことだけど

それは正直者が正直すぎて
世渡り下手で
辛い目にあっても
それでいいんだよって
おれはお前の味方だからって
いつも歌で言ってくれてる
そんな人だからね。
細美くんは。


セットリストは
アルバム1枚しか出てないから
それしかないし
想像できるだろうし
他の誰かのHPみたら
わかると思うので書かないけど

Lone Train RunningとThe Flareが
2回も聴けて最高だった。

♪Away now~

っていうところで皆で歌う。

でも、その歌詞の意味とは相反して
心は遠くどころか
こんなにも近くに
多くの心が集まってきてる。

Away~ って歌うたびに
どんどん近くなる。

みんながまるで細美君の中に
入っていきそうな感覚だった。

The Flareで
 
♪Hands out~
からのくだり

もうほんとうにそこにいる人たちの
感情が炎になって空にのぼっていくような
そんなぐらい感情がステージに
届けられていたように思った。

もちろん私もだけど。

まるでドラゴンボールみたいに
みんなが感情を燃えさせて
投げてるの
ステージに向けて。

「ユニコーン」のあの英語の部分が
特に好きだ。これも泣けてくる部分だった。

これからもずっといっしょにいてよねって
ほんと思った。

細美くんの音楽がないと
やっぱりやってけないよって。


「紺碧の夜」の歌詞に

♪たったひとつ

っていう言葉があるんだけど

「たったひとつ」

この言葉を細美くんはどこかで
いつも心にもっているんだなって
思う。

昔から

同じものなんてないし

あるいはそのひとつのために
ずっと悩んだり
喜んだり

でも、それは結局
すべてのものは
この地球を司るすべてが
細美くんも言ってたように
つながっていて
どんな人も欠けてはいけないって
ことなんだよね、きっと。

たったひとつ

欠けたら何も無くなる。
自分も欠けたらみんな無くなる。
だから
自分も
皆も
大事なんだよね。

話をちょっと機材の話に戻すけど
ORANGEのアンプが印象的に目に入った。
masaさんの後ろの方に見えてたんだけど

あとライブ前のセッティングのときに
細美くんの前にセットされたフットコントローラーが
気になった。


細美くんが

昨日のライブは最高のオーディエンスだと
言ってくれたことはすごくうれしいし、
そんなライブに自分も存在しえたことが
しあわせだった。

「おまえらと対等な付き合いができるような気がする」
って言ってくれたこと。

これって

The HIATUSが始動して
やっとファンとバンドがひとつになれたって
ことなんじゃないかって思った。

もちろん、他の場所がいいとか悪いとかではなく
やはり新しいバンドが生まれて
1からライブを始めて
最初から一体感を会場ともてるなんてことは
絶対に無いと思う。
もし、あるとしたら
それはうそっぱちだ。
見かけだけだ。

それをライブを重ねるごとに
ファンといっしょに心と音を
通わせていったんだ。
すこしづつ。

で、The HIATUSもファンも
がんばってきたんだ。

そして、やっと昨日そのレベルに
達したんだと思う。

だから、昨日があるのは
今までのライブに参加したすべてのファンの
音楽への愛の結果だと思う。

昨日だけなんじゃなくて
今までの積み重ねが
昨日を作ったんだ。

私はそう感じた。

だから、東京での残りの2本は
もっとすごいことになるかもしれない。

でも、それをうらやましいと思うんじゃなくて
自分たちもそれの一員だと思って
誇りに思いたい。

だから今までライブに参加した人すべて
誇りに思ってほしいな。

みんなが昨日の夜を作ったって。

バンドと会場がひとつになる瞬間を
昨日この目で見れて、この体で感じて
この心で受け取った気がした。

これから

もっと

もっと

このThe HIATUSが

すっごいバンドに進化する手伝いを
みんなでアリンコみたいでもいいから
ライブに行けなくても
音楽聴くだけでもいいから
いっしょにできたらいいね。


そんな風にライブ後の会場を見ながら思った。


みんなですべての星を見つけてやろう!って
いう勢いで

Silver Birchの歌のように










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Trash We' d Love Tour 2009 at Osaka パート1

2009年07月18日 | 細美武士/the HIATUS
拝啓 細美武士様

やっぱりあなたの笑顔は最高です。


2009年7月17日(金)

大阪・なんばHATCH

今日は雨だと天気予報で言ってたけど、
ひどい雨ではなく、パラパラ降っては止み
開場前にはいつの間にか空に光さえ見えてきた。

朝6時前に起きて、職場に出かけて
仕事を全力投球でやったあとに
HATCHへまっしぐら。


到着したら物販もかなりの人だったけれど
欲しかったものは手に入れた。


私は600番台だったんだけど
1000番台の人もいっぱいいて
ここってそんなに収容できるんだって
思った。


どうせひとりだから
番号呼ばれたら行こうって感じで
ちゃんと並ぶかんじではなく
適当に立ってたら
めずらしく声かけられた。

そう君だ。(笑)ってここを知るすべもないから
永遠にわかんないだろうけど。その彼は岡山出身って
言ってた。今は神戸の大学生さんだそう。
そんな彼は同時にそばにいたやはりひとりで来てた
男の人にも話しかけて、なんとなく3人でお話することになった。

正直、ひとりでライブに来ているときに誰かと話を
するっていうのはかなり私にしてはレアだ。

でも、その2人の話を聞いてて思った。

彼らはほんとうに細美武士っていう人物を愛してるんだって。

その大学生君の細美くんに対する思いの表現がピュアで
こちらまですぐに初心に戻れるかんじだった。
もう1人の方も細美くんに会える喜びをまたまたまっすぐに
話してくれて、細美くんの言葉を借りるなら

おまえら、最高だぜ~。

って感じのファンの方たちだった。


細美くんがライブ中に

みんな無理してなくて、でもすごく楽しんでて・・・って
言うような言葉を会場に向けて言ってくれたけれど、

まさにそれだと感じた。


エルレがでっかくなって、なんだかファンの雰囲気も
ちょっと違う流れが入ってきた感があった。

でも、先週みたNCISもそうだったけれど
The HIATUSのファンもちょっとエルレのときとは
流れが変わっているように感じた。
ほんとうに音楽が好きでしかたがないって
細美くんの言葉が好きでしかたがないっていう
純粋培養のような音楽魂をもったファンが集結している
そんな印象だ。

MCで細美くんが

細美武士という見せ物みたいな人間から
やっと音楽やる人になれた気がします。

って言った言葉はまさにそこだと思った。

ファンが音楽人である細美くんに会いにきているんだ。


だから単に暴れるためだけに来たんじゃなくて
心底音楽を浴びて楽しもうって来ているんだ。
それぞれが自分の楽しみ方でね。


今回のゲストは8otto(オットー)だった。
ドラマーがボーカルっていうのは
日本ではあまり浮かばないけれど
海外ではイーグルスのドン・ヘンリーや
ジェネシスのフィル・コリンズが浮かんだ。

生でライブが見れたのはよかったし、
なんかたくさん聴けたような気がした。
時間的には40分弱だったかな?

ライブ終了後に
物販で見た彼はまたまた
あのサマソニで見たときと同じ
ユニクロのキューピー柄のTシャツを
着てて、ついつい確かめてしまった。

きっとなんじゃこいつって思ったと思うけど
ごめんなさい。どうしても自分の記憶が
正しかったことを確かめたかったの。
で、人違いではなかった。

ついでにottoの意味を聞いたら
イタリア語で8のことで
8には無限大とかいろんな意味があるって
すっごい短時間なのに深い言葉の意味を
話してくれた。

そういえば私は8月生まれで
来月またひとつ年を重ねるんだね。
できれば年齢も年を重ねないように
同じ年を無限にぐるぐるまわしてほしい。
まあ、どの年を回すかが問題だけど。



さて、ゲストのライブが終わって
セッティングに時間がかかるのかなぁ~って
思ったら、思いのほか早かった。

そうそう8ottoもthe HIATUSも待ち時間のBGMが結構充実してた。
聞いてて楽しいから待ち時間も苦じゃなかった。

Jetやレッチリ、アークティックモンキーズやブロックパーティなど
とにかくカラフルな選曲。誰がしたんだろう?


細美くんがステージに現れたとき、
そして曲が始まった時、

本当にやっと君に再会できたって感じで
泣きそうだった。いや泣いてた。
自分だけわかるように。

長かったよ。

ほんとうに。

君が消えちゃったらどうしようって思っていた不安は
君の生き生きとした姿を見た時、すう~っと消えた。


細美くんが

人間って生まれたときからすっごくかしこいのに
誰も何に役に立つかわかんないから悩むんだよな

みたいなことを言ってたけれど

私がまさに今日ライブの直前まで読んでいた本の主人公が
「自分は生まれてきて誰かの役に立っているのか」
と悩んでいた少女で、でもその少女はいろんな旅をして
最終的にこう結論づけたんだ。

誰の役に立たなくてもいいんだって。


それの裏を返せば


あなたが存在してくれているだけでいいってこと。


誰かの役に立つことばかり考えなくていいんだってこと。


あなたがこうして全力で音楽を放つことで
なんの呪縛や強制もなく
空気のように酸素のように
わたしたちのもとにその歌やメロディが
呼吸とともに入ってくるんだ。

それが


生きてる


ってことだ。


そう、細美くんだって今日言ったよね。


生きてるって。


笑顔で「生きてる」って言ってくれた君を見てると
ほんとうに君に出会えてよかったって心底思った。


細美くんの前では嘘や裏切りも溶かされていくよ。
その音楽と愛で。


リトルオデッセイをやってくれた時に
一回やり直しをした。

音が作り物みたいでいやだって、PAさんに
なにかを切ってくださいと言ってから
歌い直しをした。

そういうところが細美くんらしいなって。
ふつう流してそのまま続けそうなものを
ストップしちゃうところ。

こちらとしたら2パターンが聞けたんだけど。

でも、これを歌ってくれているとき
また涙が視界の邪魔をするんだよ。

細美くんの姿をしっかり見たいのに
滲んじゃってさ。
すっごく困る。

でも、ほんと心に滲みた。


アンコールのときに
会場から新曲は?っていうと

細美くんはそんなのないっていいつつ

♪乾いたパンツは心痩せさせる~

ていう歌を数秒歌った。

まあ、もちろんお遊びだけれど
なんか細美くんには珍しい気がした。

そういう余裕も出てきたんだって。


今回は細美くんが何度も深呼吸をしながら
体にぎゅっと気合いいれるかのように
力をいれる行為をしてて

それは「興奮してる」からって言ってたね。
そんなこと。

私自身のかつて緊張から震えがとまらず、
体に力をいれるようなしぐさをしたときを
思い出した。

細美くんの場合は緊張ではなく
むしろ最高の気分から来たものだと
彼の言葉から感じられた。

だとファンとしてはすごくうれしい。


一生懸命やるって楽しい。


まさにそうだよね。


一生懸命やっている人のライブを
一生懸命見るのは最高級の幸せだ。


セットリストはまだ書くのはどうかと思うので
書かないけれど、今日はアンコールを2回も
やってくれた。

そういえば、私が初めてエルレのライブに行ったときも
2回してくれたし、今回のthe HIATUSの初ライブも2回。

なんかすごくうれしいし、細美くんの素敵な言葉も聞けた。

まだ興奮が覚めてなくて
きっと妙な言葉の羅列になっていると思うけど、


最高っていう言葉すら満たせないくらい
「生きててよかった」って
「生まれてよかった」って
思う時間だった。


Thank you the HIATUS!
















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8otto

2009年07月17日 | 細美武士/the HIATUS
エルレの時から通算しておそらく10度目の正直ぐらいで
やっと抽選で取れた明日(今日)のライブ。

今からまるで子どもの頃の遠足のように
ドキドキなんだけれど

ゲストの8ottoのサウンドを久しぶりに
聴こうって思って聴いたらかなりやばかった。

すっごく好きになりそうな。


しかもすっかり忘れてたんだけど
YOU TUBE見て思い出した。

私はここのドラマーさんをサマソニでふつうの
客席側で見たことあったんだって。

去年の日記にちらりと書いてるし。

でも、去年何かのテレビで見たときは
いまいちサウンドにピンと来てなかった。

それが今日聴いたら

すっごい

って思ってしまった。


これは私がちょっと成長したのか?


それにしてもどこかで人ってやっぱり
無意識に一度会って、また再会するんだね。


しかも細美くんといっしょとは。


ほんと近くにいて、
でも、すごく存在感があって

「誰だろう?」

って思ってた。

あとでテレビ見て
8ottoのドラマーさんだってわかったんだけど

まさかその彼のパフォーマンスを生で見れるとは。
しかも偶然に。

数あるゲストの中から
8ottoの日が当たるとは。


もしかして8ottoさんがゲストのおかげで
当たったのかもしれない。

なあんて思ってしまう。


あ~明日は倍楽しみが増えた。


音楽でいろんな結び目ができてくるね。
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